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学校はチエック機関なのか? |
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森のくまさん
(2026)投稿日:2009年11月26日 (木) 21時45分
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今年度、うちの学校は管理職の強い提案で毎日(毎日ですよ!)、生活点検を10項目近くしています。会議の場で2度ほど、意見を出しましたが、今年度はとにかくやってみるという強い管理職の希望と職員の中にも生活点検を毎日することで、成果はあがるという考えもあり、生活点検用のファイルまで生活指導部で用意され 、校長便りと生活指導部とダブルで生活チエックに関する保護者向けの手紙が出されました。 しかたがなく、うちのクラスでもやるはめになったわけですが、Fちゃんのお母さんから、、九時までねるという項目で1分でもおそくなったら守れなかったと泣き出すという話を聞きました。Fちゃんは、何事にもまじめに取り組み、正直な子どもです。 Tちゃんはお母さんが病気がち、S君はお母さんが猛烈に忙しい、どちらも、シングルマザーでめいっぱい働いておられ、生活点検の用紙どころではありません。親のサインの欄はもちろん何もありません。私は、Fちゃん親子にはそんなに無理しなくていいよということと、Tちゃん、Sくんについては、チエック表が計画された時点で予想ができました。だから、子どもごころにサインしてもらえないことに傷ついてないかとそちらの方が心配になります。 2学期になり、みんどこの実践も順調にすすんだので、元気が出て、再度、生活指導部の長(二十台の若い先生です)と校長と日を変えて、高学年と低学年でしたふたつの実践を持って、睡眠についても時間のチエックだけでなく、保健の授業でもっと踏み込んだ学習をしていったらいいのではないかという話をしにいきました。生活部会の長も校長も、生活チエックは一生懸命取り組んでいるし、けっして無駄ではなかったという気持ちは強く思っておられるので、できるだけ具体的に話もしました。どちらも、学校がチエック機関どまりではいけない(私は上からのチエックは害すらあるとまで思っているのですが・・・)、もっと踏み込まなければという考えもあるということはなんとなく理解してくれたと思います。校長は、総括の時にでも、意見だけでなく、その実践を印刷して職員にくばり提案してくれたらいいと言ってくれましたが、「その時にそんな元気があったらまたそうします。」と言って帰ってきました。今までずっと心にためていたことが言えたことはいいけど、話してもなかなか伝えきれない面がありどっと疲れました。
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□何でも数値化/ヤマユリ
(2027)投稿日 : 2009年11月26日 (木) 22時57分
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生活点検といいながら、何でも数値化して評価するという管理の仕方で教師と親が対立する関係になるのは、私達が健康教育でしてきた対話の授業とは正反対のことだから、ほっておくわけにはいきません。だからくまさんが、対案を示して真っ正面から反対意見を主張したことは当然だと思いますが、よく頑張ったなあと思います。総括で提案する前に職場の中で対話をして理解してもらえる人を増やしいくことも必要かなと思います。あきらめずに気長にがんばってください! |