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小学生も大学生もよく似ていると思うのですが |
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ヤマユリ
(1984)投稿日:2009年02月22日 (日) 21時07分
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広島のN先生の大学での授業改革のためのワークショップに行って健康教育の対話の実践を報告しました。 対話といっても、授業中の会話のやりとりはほとんどなかった6年生の女子が、ノートにはしっかり思いを書いてそれを学級通信に書いて交流し意見を深め合ったということなどを話しました。 小学生ではこんなに自己表現ができても中学、高校と受験学力をつけることだけに追われて、なかなか働きかけても表現できなくさせられてきている、「導火線がかちかちで火がつかない」状態だと言われました。 でも、小学校でも高学年にもなるとはじめは似たような感じでした。「不思議だと思わないの?」と聞いてもシラ〜としていて授業には全然興味がないという感じでした。疑問を持つこと、それを聞くことをしない子どもたちに何とか疑問を出させようと努力して、こんなに疑問を出すようになったという報告もしましたが、大学の先生方は、大学では難しいと感じておられるようでした。でも学生とキャッチボールができていないことへの問題意識は持たれていました。小学校では、子どもや親との信頼関係をつくることにエネルギーをかけざるをえない状況ですから無意識のうちにしています。 大学も変わってきているのだなと思いました。N先生の研究室の学生さんも参加してくれて、N先生との信頼関係ができていてすてきな学生さんばかりでした。同志会の鹿児島大会にも来ていたそうです。元気で前向きな学生さんとの出会いもよかったです。大阪の子らしいえんぴつ対談がおもしろかったと喜んでくれていました。 広島に来たからにはと原爆ドームと平和記念館だけ見学して、急いで大阪に戻り、箕面の青年フェスタに参加しました。講演の那須さんの話がちょうど広島の原爆の事だったのでぴったりでした。 なぜ広島に落とされたか?の4つの理由(那須さんの仮説も含めて)に納得しました。でも日本も核兵器を開発していたことや、ドイツが原爆を作ったことを喜ぶ新聞記事を出していたことを、先日9条の会の講演会で島本慈子さんから聞いていたので、こういう真実も伝えていかなくてはいけないと思いました。 青年フェスタも若い先生たちの熱い教育実践が聞けてよかったです。 くまさんのエイズ実践も、好調ですね。休み時間まで質問攻めにあったといううれしい悲鳴を電話で聞いて安心しました。タバコでも活躍(?)したNくんがまたまた、いい役割をしてくれてます ね。卒業までエイズ実践で子どもたちとの対話を楽しんでください。
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