最近の質問で最も多いのが、都知事選で誰が新都知事になるのか?という問い合わせです。
先日も勉強会で3人の分析を出しましたが、最終的には2人の戦いです。現職は中央社会から動乱期に夢を与えてくれる人物でした。2007年からは時代の変わり目で、世の中の動きが変わり、人の意識も変ります。前進力の衰えなく、強い仕事への執着心を持ちながらの引退となって自然の流れを作るのではないでしょうか? 浅野氏、石原氏の「人格DNA」は大変良く似たものを持ちますが、石原氏の方が芸術性が強く、特に演説などは弱点となります。浅野氏のようなストレートに発言出来ないという、強い人を前にしては、中に引っ込む所が出ます。 又、1995年の国会議員を辞めた年と今年は同じ状態です。そういう面からも、忍耐の年になるのでは?
浅野氏の頭脳は「庶民的な知恵の構造」とでも言いましょうか? プライドは高くても、常に発揮されるものではなく、自分の範囲をよく心得、職場、家庭とそのテリトリー内での役目役割意識になり、普段は庶民に馴染みやすいもので好感を持たれたりします。又、2007年は浅野氏にとって、今年からの10年が大きく変わる年ですし、社会状況と本人の志が一致し易い状況であると言えます。現実的なので、物の考え方も着実堅実です。他力運ながら勝算のない勝負はしない人物です。 この度の都知事選は、「夢を見ていたい人」と「現実優先の庶民」との、有権者数で決まる選挙となるのではないでしょうか?
[38] 2007年03月26日 (月) 23時42分
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