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IDDMの甥がいます。甥は現在小学四年生で、小学校に上がる前に発症しました。遠く離れた所に住んでいるため、甥の様子は電話などで知る限りなのですが、なかなか血糖のコントロールが上手くいかず、不安定な状態が続いているようで、月一の検診でヘモグロビンA1Cが、着々と上がり続けていて、今回は10%台になってしまったようです。育ち盛りのため栄養コントロールも必要だと思うのですが、やはり食事制限も必要なのかと・・・!?母親である私の妹は仕事が多忙のため、食事など日頃の世話は、祖母である母が(同居中)やっているのですが、なかなか血糖が安定しないことで悩んでいるようです。子供のうちはインシュリンでコントロールし、食事制限はあまりしない方がいいのでしょうか?みなさんは、どうしているのでしょうか?何かいいアドバイスがあったらお願いします。
>ペンギンさんはじめまして当サイト管理人のいたばです。このたびは、HPを見ていただきありがとうございました。甥っ子さんが、IDDMですか。基本的には、一般的な意味での食事制限は、この病気にには必要ないのです。ただ、インスリン追加によって、血糖値を管理しているので、血糖値を安定させるためには、なるべく、炭水化物の変動の少ない献立の方が血糖管理しやすいのは事実です。今は、少し前までと違い、食事の中で、血糖値にすぐ影響の出る、炭水化物(たとえば、ご飯やパン、麺類など)の量に合わせて、インスリンを決めていくやり方が主流になっています。(カーボカウンティング)なので、食事の際、ご飯だけでも、計って毎食のご飯の量を一定にするだけでも、食後血糖値の安定に寄与すると思いますよ。ごはんに限らず、市販のお菓子には、たいてい、炭水化物量が表示されています。まずは、1カーボの炭水化物に対して、何単位のインスリンが必要なのかを決めて、炭水化物量に合わせて、インスリンを追加するといいと思います。さらに、1単位のインスリンで、血糖値がいくら下げられるかも把握しておくと、高血糖時の是正に役に立ちます。主治医の先生に、カーボカウンティングについて聞いてみられるのはどうでしょうか?またいつでも書き込みしてください。
久しぶりの書き込みです。前回のインシュリンコントロールの件では、適切なアドバイスをありがとうございました。早速そのことを、食事管理をしている祖母(私の母)に話したところ、「その炭水化物が好きなのよね」との返答でした。確かに正月に里帰りをした時に、甥はパンやご飯、麺などを好んで食べていました。それに外食や来客がある時などは、ここぞとばかりに好きな物を、好きなだけ食べる始末で、周りが心配して注意をしても聞く耳持たずです。その気持ちも分からなくはないのですが、難しいですね〜。ところでインシュリンを使用していて、飛行機で移動する旅行に行く場合、空港でのセキュリティチェックで注射針などはチェックに引っ掛からないのでしょうか?それとも回避する術があるのでしょうか?
炭水化物おいしい食材が多いですよね^^お子さんのお気持ちわかります。育ち盛りなので食事制限は以前も言ったように必要ないのです。炭水化物的な食品を多く食べるのであれば、その量に応じて、食前の超速効型インスリンの量を調整してやればいいのです。小学校4年生くらいなら、そろそろ自分でインスリン調整を覚えていくことも大切です。「食べたいなら、食べたい量に合わせてインスリンを調整していこうね」という感じに持っていけるといいですね。大切のことは、炭水化物量を制限するのではなく、食べたい量の炭水化物量にインスリンを合わせることです。これができないと、血糖コントロールはなかなか改善できないと思います。甥っ子さんも、おばあ様と二人三脚でうまく血糖管理覚えていかれるといいですね。それから、飛行機搭乗の際、血糖管理グッズはもちろん機内持ち込みとなるのですが、この頃はテロ対策で、持込制限が厳しくなっている航空会社が多いので、ご利用される航空会社に事前に問い合わせをして、必要であれば、主治医の診断書や機内持ち込みするための証明書等(航空会社によっては、決まった用紙に書いて提出する必要有り)を提出することになります。昨秋、オーストラリアへ娘が修学旅行へ行った時には、カンタス航空を利用しましたが、所定の申請用紙を使う必要があるとが直前に発覚、すでに主治医の先生の診断書など出したあとだったので、その証明書を使ってもらい事なきを得た次第です。まずは、問い合わせされることをお勧めします。
ご無沙をしてしまいましたが、先日はインシュリンの有効活用方や食事についてのアドバイス、更には旅行の際の搭乗についてのアドバイスと、色々とありがとうございました。今のところ甥の(飛行機を使っての)旅行予定はないのですが、セキュリティチェックが厳しくなっているこの頃、どのように対処するのかと疑問に思ったもので・・・テロなどと言う理不尽な行為が、世の中に存在しなければ、こんなにチェックも厳しくなる事はないのでしょうね。もうすぐ5年生になる甥は、一段と生意気になり、親や祖母の言うことを、聞かなくなっているようです。血糖のチェックやインシュリンの投与も、ぐずぐずとしてなかなかやってくれないとか・・・この先、インシュリンを打ったなどと嘘をついて、実は打ってなくてなどと言う事が起こるのではないかと、家族は心配するところのようです。なかな難しい病気ですが、もっと世間に情報が浸透し、世の中の人達が理解してくれるといいなぁと思います。