[331]虚無
ケイト
MAIL
HOME
薄暗い夜の灯の下でひとり 目を閉じればやはり暗く何も見えなくて どうしてだろうと思えば雨も降り出して 傘はないから近くで雨宿りして待った
ただ待つのは別に嫌じゃないから構わない こんな時は思い出やこれからの夢を考え それがいつになるか分からないから冷めて 気付けばまだまだ待ち続けるんだと諦める
もうどれくらいだろう全てが枯れたのは あらゆる薬を飲み続けてるのは何時からだろう 傷付ける場所さえなくなってしまった 誰も気付いてくれないのはどうしてだろう
消えた思いは数限りない もっと遠くではまだ沢山の声が聞こえる 雨は止んだが光は届かない まだ待つのは何故か分からないんだ
[2012年02月29日 (水) 21時55分]
|