[894] 魔法使いになろうとする男(リリカルなのは×転生)1話 |
- 加哩居 - 2009年08月11日 (火) 13時50分
皆さんは転生という物をご存知だろうか? 転生とは簡単に言うと死んだら赤ちゃんになってましたー って感じです。 そんなことあるはずない?そうだね普通信じないよね。 でもね実際しちゃった僕はどうすればいいの? とりあえず喜ぶか、うはーwラッキーw
なわけねぇだろ… ども、僕です。最近転生しちゃった有名人です。 いきなり赤ちゃんポストに入れられ、施設で虐待された僕です。
「誰と話してるんじゃ、正樹?」
「いや、ちょっと自己紹介をね…」
このじいさんはドクターG。 俺の新しい保護者だ。名前は気にしないでくれ。 実はこのじいさん、ただ者じゃない。 なんでも魔法の世界にいったらしい。まだボケてはいない。 じいさんは感動したらしい。そしてすぐ自分の世界に戻って 誰でも魔法が使えるアイテムを30年掛けて完成させたらしい。
まぁ、俺も最初は信じてなかった。 でもアレを見たら信じるしかなかった。 G3システム。どっかで聞いた事あるなー これを使えるまでに何年かかったことか…
「なぁ、正樹。少し外で遊んでくれないか?引越したばかりだから部屋を片付けねばなるまい。」
「りょーかーい」
ふぅ、さてこれからどうしよう?
「なんでこうなるかなぁ…」
俺はため息をついた。だって仕方ないだろ? 廃ビルの中で美少女が男達に囲まれているんだぜ?
「まぁ、俺のやるべき事は一つか…」
さいわい、G3システムは持ってきてる。あんな奴らに負けるわけがない。
「装着!」
俺の体が銀と青の装甲で包まれる。
「さぁ!開幕といこうか!」
俺の戦いが始まった……
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