[274] いつか見た明日へ プロローグ (リリカルなのは×Fate) |
- イーグル・ソード - 2007年11月29日 (木) 14時06分
偽善でもいい。
届かない理想は遥か遠く。
もとより叶わないユメ、それはどこまでも果ての無い旅路。
歩き続けた男は傷だらけになりながらも、その歩みを止めない。
その果ての無い旅路の果てに男は辿り着く。
自身が信じるもの。
自身が信じたもの。
その正体が無想と知った。
それでも、男は歩み続ける。
答えなど無いと、もとより分かっていた。
それでも追い駆け続けると決めたのは男自身だったから。
なら止まる必要は無い。
それに果ての無い果てにあったのは、さらなる道。
道があるのなら歩もう、たとえ道が途切れようと歩み続けよう。
抱いた理想を捨てぬ限り、彼は止まらない。
故に、彼は歩み続ける。終わりなき道の果てを。
そう……その体は剣で出来ていた。
I am the bone of my sword.
Steel is my body, and fireismyblood
I have created over athousand blades.
Unaware of loss.
Nor aware of gain
I have no regrets. This is the only path
―――My whole life was “Unlimited blade Works”
彼は歩み続けた果てで一つの夢に出会う。
それは歩み続けた彼を見続けたモノが与えたちっぽけな…在りえざる奇跡。
世界でなく星が与えた奇跡、星に愛され、精霊に愛された孤独な剣が、その果てに与えられた
とてもちいさな、とてもおおきな、奇跡の物語。
そこで彼は理想の答えを得ることが出来るだろうか?
それは、誰にも分からない。
あとがき
始めましてイーグル・ソードと申します。 初めての投稿で、なにぶん初心者ですが、どうかよろしくです。 このSSはFateとなのはのクロスです。 最近増えつつあるクロスですが、もしよろしければ読みに来てください。
|
|