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最終投稿:2019年03月23日 (土) 19時46分

[217] 君と歩む物語U プロローグ (リリカルなのは×ユーノ憑依) 
三日月 - 2007年11月24日 (土) 14時16分








私の名前は八神はやて、そこらへんにいる普通の小学3年生。


私はずっと一人だった、幼いころに両親を事故で失い。

広い一軒家で一人で暮らしとった。両親の親友だったグレアムおじさんのおかげで、日々の暮らしに

困る事は無かったけど、足の悪い私は学校にもロクに行けず、一人、家で本を読んどるだけだった。

だけど出会いがあった、小さい時、気づけば側にあった本、その本から私の新しい家族が出てきたんや。

突然の事であったため、恥ずかしいんやけど、私は本から人が出てきたという時点で気絶してもうたんや。

あ〜、もう恥ずかしいなあ〜、コラ!そこ笑うんやない。

その後、色々あったけど、私はえ〜と守護騎士<ヴォルケンリッター>やったかな?その子達を家族として

迎え入れた。

ううん、家族になってもらったんや。

ずっと孤独な旅を続けたこの子達のどれくらいになるか分からないが、羽休められる時間になると思った

から。

そして、今日も私はこの子達との日常を楽しく過ごしてます。






















「ほら、シャマル、早よ行かんとお店のタイムサービスが終わってしまうで」


その言葉に二階の部屋から急ぎ降りてくる金髪の女性、五人中五人に問えば美人と答えが

返ってくるであろう程の容姿を持つこの女性の名はシャマル、この家の主であり、シャマルを

含む他三名のヴォルケンリッターの主でもある少女、はやての家族だ。


「ご、ごめんなさい、着替えに手間取っちゃって」

「ええよ、まだ時間まで余裕あるし…ほな行こうか」

「はい!」


はやての言葉に嬉しそうに返事するシャマル、はたから見れば世話の焼けるお姉さんと落ち着いた

妹の姉妹のような情景だ。はやては足が悪いため車椅子に乗りシャマルに後ろから押してもらっている。

さて、二人が目指す場所は海鳴商店街内にあるスーパーだ。

なにせ家には食欲旺盛な子がいるのだ、その子の名はヴィータ、赤い髪の活発な少女だ。

素直でいい子で、多少人見知りするキライがあるけど、とても良い子だ。

その子を知る人はみんな口を揃えて言うだろう。

将来は美人になるだろうと。







商店街に行く道の途中、スーツを着た老紳士が道に這うように何かを探していた。

その顔があまりにも困っていてので、つい、はやては話しかけた。


「あの、どないしたんですか?」

「ん?おお、眼鏡を落としてもうてな、なにぶん目が悪くてな視界がぼやけていて何も見えんのだよ」


困ったように笑う老紳士にはやてはシャマルと視線を合わせて笑うように頷いた。


「せやったら私も探すの手伝います」

「私もお手伝いさせてもらいます」


二人の言葉に老紳士は目を丸くし、そしてニッコリと微笑んだ。

その後、周辺を探していると電柱の影に隠れるように落ちていたのをはやてが遠目で発見し、シャマルが

老紳士に渡す。

眼鏡をかけなおした老紳士は二人に深々と頭を下げた。


「ありがとう、助かったよ」

「いえいえ、困った時はお互い様です」


頭を下げる老紳士に微笑むように手を振るはやて、老紳士もはやての謙虚さに目を細めるように

微笑んだ。


「何か例をしたいのだが…」

「ええですよ、そんなつもりでやったわけじゃないですし」

「ふむ、おおそうだ」


そう言って老紳士は懐から一枚の紙切れをだす。

紙切れには『福引券一回分』と書かれていた。


「先程、買い物をした時にもらったものでね、これを君にあげよう」

「でも、そんな悪いですよ」

「なに、気にしなさんな、お嬢さんは地元の子だろう?ワシはここには立ち寄っただけだからのう、この
福引券も今日までと書いてあるが、ワシはそろそろ隣町に用があって行かねばならん、そうするとこの
福引券ももったいなかろうて、じゃからほんの礼と思って受け取ってはくれんか?」

「せやったらもらいます、おおきになお爺さん」

「ああ、本当にありがとなお嬢さん」


老紳士は頭をもう一度下げると、駅に向かって歩いていった。

こうしてはやては一枚の福引券を携え商店街に向かうのであった。











商店街にて買い物を終えたはやてとシャマル。

帰り際に老紳士にもらった福引券を使おうと指定の場所に移動した。

商店街の入り口付近に張られたコテージに福引が行なわれていた。

何というか店員の姿が面白い。紅白の三角帽子に渦巻き眼鏡、ちょび髭に赤のインクか何かで描かれた

丸ほっぺとギャグメイクを施している。

両手には黄色のメガホンとミニラッパを携えていた。


「あの、福引一回お願いします」

「おお!?いらっしゃい!!さあさあどうぞどうぞお引きください!!」


えらいハイテンションな店員にシャマルはたじたじ、はやては関西気質を持っているのか何やら楽しそうだ。

周りを歩いていた人たちもなんだなんだとこちらに視線を向けている。

ガヤガヤと野次馬が集まり、はやてが福引のバーを握ると同時に辺りに静寂が満ちる。

はやては真剣な目で福引を回す。ガラガラと小気味良い音が響く。

コロン、福引から飛び出した玉が下に用意された皿に転がり落ちる。

その色は………金色だった。


「お、おおおおおおおお!!!おめでとぅおおおおおおおおおお!!おめでとうございます!!一等、一等
でございます!?」


店員が手に持っていたミニラッパがけたたましく鳴り響き、黄色のメガホンで叫ぶように祝福のエールを

送ってくれる。


「やりましたね!はやてちゃん!!」

「あはは、大当たりやな」


まわりの野次馬達も拍手を送ってくれる。

その拍手に照れるように顔を赤くするはやて。


「え〜、一等の商品は…最新のパソコン一式とネット半年間無料体験付です」

「はあ、パソコンですか?」

「パソコンはお持ちで?」

「いいえ」

「でしたら御心配無用!接続等はパソコンを提供してくれてる会社から社員が派遣されてやってくれ
ますので」


こうして八神家にパソコンが導入される事になったのであった。


















そして数日後、業者とともに社員が来て、パソコンの接続をしていく最中、社員がはやてに質問する。


「あの失礼ですが、学校の方は?」

「え?ああ、私、足が悪くて今は休学しているんです」

「それはそれは…さぞかし大変でしょうね」


すまなそうに頭を下げる社員にはやては微笑むように手を横に振る。


「本日は我が社のパソコンの御利用マコトにありがとうございます」

「ええって、福引で当てただけやし」

「いえいえ、当社の製品を使ってもらえるだけでも我が社の誇りです」


実に誇らしげに言う社員にそばにいたシャマルも笑っている。

ヴィータはパソコンに興味があるのか繁々とパソコンを眺めている。

ピンクのポニーテールの女性、シグナムはパソコンに付いてきた取り扱い説明書を読み、蒼い犬ザフィーラ

は興味がないのかフローリングの床の上で寝そべっている。


「そうそう、今我が社の系列でこういうのを扱ってるんです」


社員が懐から出したものは一枚のチラシだ。

チラシにはフェレットが空に指差す絵と通信教育と書かれている文字が描かれている。


「学校に行けないとなると、自宅で勉強しなければなりません、ですが一人ではやはり限界もあるでしょう」

「まあ、確かにそうですけど」


確かに自宅で勉強しなければならない、が分からないとこを教えてくれる教師は学校だ。

おのずと限界が見えてくる。休学しているとは言え、将来のことを考えるなら勉強しといた方がいい。


「でも、こういうのって高いんじゃあ」

「いえいえ、月々…大体二千程で済みますし、もし受けてくださるなら……そうですね半年間無料で講習し
ますよ、それで続けるか続けないかを決めていただければ、それに自慢になってしまいますが、講習して
くれる先生はなんと有名大学を合格したものばかりです、教え方もうまいですし、勉強もさぞはかどるかと」


しばし考えるように俯くはやて、そしてニッコリと微笑むように顔を上げた。


「そうですね、うん、面白そうですし受けてみますわ」




































パソコンの使い方の講義を軽くし、八神家を出る社員。空は赤くなりっつあった。

ふと後ろを振り向くと手を振ってくれる車椅子の少女。その少女に手を振り返す。

しばらく離れた公園に入り、社員はネクタイを緩めた。


「ふう、疲れた」


そう呟いた社員に淡い緑の光が包み、そこから現れたのはハニーブロンドの髪をした少年だった。

少年の名はユーノ。

一応この物語の主人公?だ。


「正直、はやてはともかく、ヴォルケンズを欺くのは苦労したな」


なんせ相手は百戦錬磨の猛者だ。その厳しい目をかいくぐるのは至難の業だ。

老紳士から始まり、福引店員になりすまし、パソコンの会社員になって八神家に入り込む時はかなりの

緊張をしたものだ。

なんせ最初は必ず警戒してくるのだ。怪しいモノを持ってないかとか敵ではないかとか。


「まあ、なんにせよ、これで八神家の繋がりは出来た」


そのタメの仕掛けもできたのだ。

あとは闇の書事件が始まるまでの半年間の八神家の動きが多少なりともわかるはずだ。

ふとユーノは暗くなりつつある夕焼け空を見上げた。


「闇の書か……」


この世界での俺には何と闇の書に因縁があった。

アニメではユーノになぜ両親がいないのかは結局不明だったが。この世界に来て分かった事はこの世界の

ユーノの両親は闇の書が原因で死んでいる。父親は管理局員で母親がスクライアの考古学者。

十年前の事件で父親はリンカー・コアを強制蒐集され、死亡。母親は父の死に耐えられずに病に伏せ

そのまま衰弱するように死亡、当時一歳だった俺は両親の顔を知らない。

死んだ後に憑依したのだろう。だから顔を知らないのだ。

この話は俺が9歳の頃に族長であり、俺の育ての親である長老から聞いた話だ。

別に恨みがある訳ではない、冷たい話だが、両親を知らない俺にとって顔も知らない両親のために

憎んだり悲しんだり出来ないだけの話なのだ。ただ、せいぜい自分も関わりがあるだけだなと思っただけ。

思えば俺とユーノに共通しているのは両親がいない点かもしれない。

前世の俺は生まれてすぐに駅のロッカーに捨てられ孤児院で育った、ユーノも両親がいなく、一族のもとで

育てられた。

似たもの同士だったから憑依したのかは俺には分からない、そもそも何故、この世界にこの身体に憑依した

のかさえ未だに分かっていないのだ。もしかしたらいつか分かる時が来るのかも知れないし、もしかしたら

永遠に分からないのかも知れない。

ただ、いまは、全力で今できることをしよう。

まだまだ先は長く、物語は始まったばかりなのだから。


















あとがき

どうも三日月です。

As編が始まりましたww

今回はいろいろと無印編では触れなかったユーノ個人の過去設定を使用してみようかと。

何気にユーノくん闇の書に関わっている!?

アニメ版だとユーノくんは十年前には産まれてないのにたいして、こちらでは二年早く生まれている。

ならば!!そんな裏設定をつけちゃおうww

ゆえに少しばかし長くなりそうだ(Asの内容が)

ちなみにAs後の外伝(番外ではない)の内容の構成も完成していたりする。

外伝内容はユーノくんが完全主役のお話で、えらいダークだったりシリアスだったりします。

アウチ!?やばい!外伝が早く書きてえww

ではではAs編もよろしく読みに来てやって下さい。

それでは次の話でお会いしましょうww

























おまけ 

Fate風 ステータス表<As編>

真名・ヴィータ

属性 中立・善

筋力A+     敏捷C

魔力AA     宝具A+

耐久AA    対魔力B

幸運D

技能 突貫(S)、魔法(AA)、不屈(B)、勇猛(B)

    戦闘続行(C)

宝具 鉄の伯爵<グラーフアイゼン>(ランク・A+)

ヴィータの愛用ベルカ式デバイス。

一点突破に対して絶対的な力を誇るデバイス、このデバイスに砕けぬものなし

と謳われ、文字通り数多のモノを打ち砕いてきた強力なデバイスだ。

接近戦の破壊力においてはおそらく世界トップクラスだろう。

ただし接近戦に向いている代わりに、遠距離戦などの攻撃方法が少ないのが欠点。













次はシャマルですよww




[221] 君と歩む物語U 感想
sin - 2007年11月24日 (土) 17時18分

ユーノが父親似だったら
シグナムかシャマルあたりが
気づく、もしくはデジャヴを感じそうですね。
しかし更新ペースが速いですね!!
外伝の内容の構成まで考えているなんて!
読む側としたらこれほど嬉しいことは
ないですね。
外伝共に次回を楽しみに待っています。


[222] 君と歩む物語U感想
G - 2007年11月24日 (土) 18時43分

初めて感想書かせて頂きます。と、いうか此処を偶然この間知ったもので。

憑依モノは割と数あれどサイキョー系になりがちな中、この飄々としたキャラの所為か楽しく読めせて頂いています。

いよいよA'S編突入ですが既に大分色々とずれが出ている様子。
どう、「ユーノ」が対処するのか。更新も早いので次を楽しみにしています。


PS:オマケに突っ込むのも何ですが。FATE風のSTS表示だと属性:中立/善と秩序/善は仲が悪くなるのでは…?



[223] なんだってぇぇぇ!?
D, - 2007年11月24日 (土) 19時48分

 ユーノ…あんた何処の工作員だよ!!
 てか超古代文明を探索する凄腕って…何処のスプリガンですか!!??
 あと気になるのは、お弁当箱や食材の調達や、PCと通信の代金はどっから…てか管理外世界でココまで個人で介入は既に犯罪では…まぁコノユーノなら『なのは…罪は立証できなければ罪じゃ無いんだよ…』とか言いそうですけど…
 コノ後このネットによる家庭教師でのユーノとはやてとの交流でどんなフラグが立つのか楽しみです!!!

[227] As開始おめでとうございますw
イリス - 2007年11月24日 (土) 21時29分

どもイリスです。

それにしても始まりましたAs,始まって早々にはやて登場

・・・・・つかユーノくんまさか八神家潜入とは・・・・・やりますな三日月さん・・・・・・

それにしてもユーノくん多彩ですねぇ
あるときは魔道師あるときは老紳士、福引店員、パソコンの会社員になりすます変身の達人またあるときはフラグマスターw・・・・・・その正体はフェレット!!!!!

ではなくユーノin現実来訪者だ〜〜〜〜w

では次の話を楽しみにまってます。

[242] 感想返事
三日月 - 2007年11月26日 (月) 14時15分

どうも三日月っすww

sinさん

うぬ、実はユーノは顔と瞳が母ゆずりで、髪だけが父ゆずり。
ゆえに気づくかな〜〜、うむ、そのネタは面白そうだww
外伝はAs終了後に投稿しようかとww

Dさん

実はユーノのデバイスは精神感応金属<オリハルコン>!?
すいません冗談です。
ちなみにユーノは某工作員より性質が悪いですww

Gさん

ぐはぁ、確かに属性の相性を忘れてた。
そ、そこはノリで見逃してください。
きっとStS版のステータスになったら秩序に変わってるかもww

イリスさん

ふふ、意表を突けたなら幸いですww
今回は微妙にAs流れのユーノよりな内容になるかも?(多分)
まあ、そこは読んでのお楽しみという事でww


ってな感じで感想ありがとうww
それでは次の話でお会いしましょうww








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