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最終投稿:2019年05月23日 (木) 09時48分

[182] 君と歩む物語 番外・U (リリカルなのは×ユーノ憑依) 
三日月 - 2007年11月19日 (月) 13時15分















ジュエル・シード事件も終えて、こちらにしばらく滞在する事になったユーノ。

その事に関してはなのはも大喜び、しかし歓迎できない部分も存在した。

それは毎朝の特訓である。





今日もなのはは頑張っています。

早朝に起こされ、もはや毎朝の日課となったマラソン、ジョキングのように軽く流すのではなく

毎日、決まった距離を決まった速度で決まった時間で走りきる。もしタイムアウトしたら……


「ほう、タイムアウトだな…ニキロ追加な」


時間内より早く走りきると……


「へえ、まだ時間に余裕があるな…ニキロ追加な」


どちらにしろ追加である、故に先も言った通り、決まった距離、速度、時間を走らなければいけないのだ。

いずれしろユーノが鬼である事に変わりがないのだが。

ちなみに特訓時は元の姿に戻っている。わざわざフェレット形態でいる必要が無いとの事。

マラソンが終わると次は座禅である。

精神的な意味合いから集中力をつけるための修行だ。

座禅の方は唯一ユーノがなのはを褒める修行で、こちらの方はかなりの出来だとの事。

いつも厳しいユーノのお褒めの言葉になのはも顔を綻ばせる。

褒めた後、ツインテールがピョンピョンハ跳ねるのはもはや愛嬌といってもいいだろう。

そこでふと、なのははある事を思いつく。

それは…………ユーノの修行時代の事だ。


「ねえ、ユーノくん」

「ん、なんだ?」

「ユーノくんにもやっぱり、こう修行時代みたいなものがあったのかな?」

「あったも何も今も俺は修行中の身だ」


そう言いながらユーノは手に持った魔道書のページを読み進めていった。

題名は『魔力の陽性と陰性の関係』と書いてある。もはや11歳の少年が読む本では無い。

まあ、中身は大人なのだが。


「う〜〜、そういう時は、修行の参考に出来るように話してくれるものだよ」

「むっ、修行時代と言っても大した事など話せんぞ?」

「そ、そんなこと無いよ、わ、私はユーノくん話ならいくらでも……」


恋する少女は複雑なモノです。その感情をまだ理解してない少女にとって好きな人の過去とか

は知りたいものの一つだ。

無自覚ゆえの行動は何とも愛らしいものである。

その言葉にユーノは自身のハニーブロンドの髪をかきあげて、持っていた魔道書を閉じた。


「まあ、いいか」


こうしてユーノの激しくも壮絶な修行時代(トラウマ)の過去語りが始まったのであった。























修行時代<入門編>



当時のユーノはまだ四歳、その時から既に持ち前の聡明さを発揮していた。

中身が大人なのだから当然であるが。

ただ悩みは絶えずに持っていたが。例えば、子供の身体ゆえに魔力がうまく扱えないとか。

魔道師関係の医者には魔力の核、リンカー・コアの成長がユーノは人より遅いとか、その代わり

魔力初期保有量が多いのは唯一の救いか。

無論、当時からスクライアが所蔵している腐るほどある魔道書やらを浴びるほどに読んでいたユーノ

には理解していた。

暗にこう言われているのだ、リンカー・コアの成長が遅い者は魔道師として大成するのは難しいと。

通常、リンカー・コアを持つものの速度は年を経るごとに肉体に合わせて成長していく。

そして肉体の全盛期が訪れた時にリンカー・コアの成長が止まり(個人差があります)、

そこで完成となる、あとは成長する事は無い。

しかしリンカー・コアの成長が遅い者は肉体の全盛期に辿り着いた時点で止まるため、リンカー・コア

が未成熟のままの場合が多いらしい。

なるほどアニメ版のユーノが戦力外として後方に消えた訳が分かった。

だが、それで納得出来るほど子供ではない。いつだって必要なものは自分の手で掴んできた。

今も前世でも、なら成長が遅いと言うなら自身で促進させるだけである。

こうしてユーノの修行時代が幕開けしたのであった。






最初に行なったのは苦行だった。

ここ魔力素の濃い世界にて一ヶ月にも渡る断食しつつ、魔力素のもっとも濃い場所で瞑想をした。

口にしていいものは水と塩だけと、まさに苦行だ。

しかも、この世界は魔力素があまりにも濃いタメ、住んでいる生物も総じて魔力が高く、独自の

魔法に似た力を使ってくる。

その上………凶暴なモノが多い。

何度か襲われディナーになりかけたものだ。

まあ、そのおかげか俺のリンカー・コアの成長が人並み以下から人並み以上に跳ね上がったんだけどな。

件の医者も驚いていたよ、その方法を話したらおもいっきり顔を引きつらせていたが。

しかし、出来ればあの修行はもう勘弁願いたい。

あ、知ってるか?魔力素を濃く含んだ水は結構うまいんだぜ。














修行時代<根性編>



あれはとある世界の遺跡の発掘をまかされた時だったかな。そん時は確か六歳くらいかな?

俺に任せてみようとの話があがり、その試験的な部分も含めてこの世界で発見された遺跡を任された。

その世界は旧時代にそれなりに栄えていたんだが、魔法技術のなんかの実験に失敗し、異常気象が

引き起こされ、それから万年極寒の世界になってしまった。

そんな日も差さない世界に人が生きていけるはずも無く、その文明は滅び去ったわけだ。

その世界に来て一つの事実が分かった。

それは……暖をとっても滅茶苦茶に寒いのだ。

凍え死にそうなくらい寒いのだ。

マシな暖房機を寄越せーーってくらい寒いのだ!!!!!

何か悪意を感じるのは俺だけなのだろうか?

眠るたびそのまま永眠しかけたが、半年も遺跡の発掘をしながら暮らしているとそれなりのコツが掴めて

くるものだ。

常に弱めの結界と障壁を薄く身体に張るのだ。それで寒さがシャットアウトされる、最初はフルパワーで

張っていたためすぐにバテて消失、そのまま凍死しかけた。

ペース配分がなかなか大変だったが、それのおかげで魔力のやりくりががうまくなったな。

遺跡の発掘も済んだ。あとは一族のみんなが迎えに来るのを待つだけだった。

そこで不幸が訪れた。天候が更に悪化したのだ。同時に自身の魔力も尽きた。

魔力が尽き、その上、仮設テントが豪雪&吹雪によって吹き飛んでどこかへいってしまった時は

流石に死を覚悟した。

ただでは死ぬまいと早急にそして頑丈にカマクラを作った。

その中で手元に残った荷物だけで、死の夜を越えた。

その時、作り置きしていたココアを温め、予備食料として残して置いといたクラッカーをちびちび食いながら

どうにか生きる気力を失わずにすんだ。

正直カマクラは温かかった、そしてココアとクラッカーが涙が出るほどうまかった。

涙は流さなかったが、だって凍るんだもん。

翌朝、救助に来てくれた一族のみなの補給を受けて無事遺跡の発掘は終了した。

ついでにハングリー精神もついた気がするな。
















修行時代<熱血編>



極寒の世界から帰還した俺は、戻って早々と次の遺跡の発掘を任された……単独で。

任された遺跡のある世界は砂漠だった。

文字通り砂漠の世界、これまた旧暦時代の魔道実験の暴走の結果だ。

やっぱり悪意を感じると思う俺は心が狭いのかな?かな?かな?誰か答えてくれよ。

クソ重たい発掘道具とキャンプ用具を入れたリュックを背負い。馬鹿みたいに広大な砂漠を彷徨い歩いた。

なんでも遺跡の中に存在するであろうロスト・ロギアが原因なのか砂漠のどこかに出現しては蜃気楼の

ように消えるそうだ。運が悪ければ一生遭遇する事は無いそうだ。

要するに見つかるまで帰ってくるなと?死ぬまで彷徨えと?

よし、帰ったら俺に極寒&灼熱の発掘を任せた馬鹿を消そう、そう思った俺を責めないで欲しい。

この炎天下なんて生ぬるいほどの業熱の陽光が俺の中の殺意を確かにするのだから。

ちくしょう、なんで夜も暑いんだよ!!普通は寒くなるはずだろう!?

せっかく用意した暖具が無駄になった。

前回の件を省みて魔力はとことん節約することにしたのだ。それが裏目に出た気がする。









そして約二ヶ月ほど砂漠の世界を彷徨った俺はようやく遺跡を発見、そのまま遺跡に八つ当たりするが

如く突貫、遺跡のトラップを根こそぎ解除ではなく破壊、警備機械をこれでもかってくらいにスクラップ。

しまいには遺跡の奥深くにあったロスト・ロギアを回収、最終的には遺跡を破壊した。

なんか俺どこかの遺跡破壊者(トゥーム・バスター)みたいだなと思ったのは気のせいだ。

気のせいと言ったら気のせいなのだ。

















修行時代<地獄編>



七歳の誕生日を迎えた俺は念願のデバイスを完成させた。

聖樹の賢杖<ユグドラシル>、俺の生涯のパートナーになるデバイスだ。

俺はユグドラシルの性能テストを兼ねて、今までは警告などで見逃していた遺跡荒らしを

実験台にデバイスを起動させた。










結果、数十人いた遺跡荒らしを捕縛に成功した。

ただ、ヘンなトラウマを植えつけた気がする。

だって俺を見る目が怯えた小動物みたいになっていたし。

う〜む、手加減なしの殺傷設定攻性魔法の乱打はやり過ぎたか?一応当てはしてないんだけど。

多少掠りはしたけど問題はあるまい。

















修行時代<総まとめ編>



遺跡荒らしを練習相手に日々修行に余念のない俺、そんなある日、俺が九歳のとき、

どこぞの馬鹿が、遺跡に封じられていた魔獣の封印を解いてしまった。

俺が遺跡の発掘中に発見し、わざわざ『危険!!この封印解くべからず』と紙を貼っておいたのに。

その馬鹿は即行に喰われたけどな。

封印から出てきた魔獣は、七つ首の合成獣(セブンヘッド・キメラ)だった。

獅子の頭、怪鳥の頭、一角馬の頭、蛇の頭、昆虫の頭、口しかない頭、目しかない頭で、身体は

四足歩行の大型獣の肉体なのか、とてもデカイ。

正直勘弁してくれと思った。

なんせ見た目がグロイしキモい。ヘンな粘性の液が身体から染み出しているのが嫌です。

その腐臭からしておそらくは失敗作、肉体面と精神面での結合がうまく出来なかったのだろう。

肉体は腐り、その苦痛に精神が耐えられずに凶暴化、誰だって意思のあるまま肉体の腐っていく

感覚に耐えられるはずがない。まして実験体にされた者ににとってはなおさらだ。

それゆえに制御も効かなく、製作者も処理に困ってそのまま封印処理を施したと言った所か。

作るなら前もって計画的に作って欲しい。

大昔の魔道師は総じて突発的に作る奴が多いのか、遺跡から出てくる封印物はそのほとんどが

失敗作が多い。

その処理をやるこちらの身になって欲しいものだ。








さて現実逃避は止めて、目の前の現実に立ち向かうとしよう。

魔獣ランクだけで言うなら、間違いなくAAA級の危険度だ。

逃げるにしても些か状況が悪すぎる、逃げるには広い通路を背を見せながら走りぬけなければならない

上に、これまたデカイ階段を登らなければならない。

流石にそこまでは見逃してはくれないだろう。ならどうするかって?決まっている戦って勝つしかない。

目の前の魔獣から感じられる魔力はおそらくオーバーS、生きて帰れるか微妙な線だ。

俺はそう思いながら、大きく息を吐いてそのまま魔獣へ突貫した。








獅子の口から吐かれる炎、、怪鳥の口からは破壊音波だ。蛇は言わずがな毒だ。

一角馬の頭は突進の際にその鋭い角を、昆虫の頭はギザギザの口鋏で何でも噛み切り、口しかない

頭は何でも喰った…文字通り何でも喰ったのだ。そう魔法も。

目しかない頭は厄介な事にあらゆる方向の視界を他の頭に伝え、どこに隠れようとも複数の目の内に

透視または魔力を見る力があるのか俺をすぐに捕捉。

はっきりいって死闘だった。

勝つか喰い殺されるかの戦いだ。正直きつかったな。




















修行時代(現代>






「え、その後はどうなったの?」

「俺がここにいる、それが答えだ」


そう不敵に笑うユーノくんの顔を私はカッコいいと思ったのは内緒。

でも、ユーノくんって昔から無茶してたんだね。

私だったらさっきの話の流れを経験したら生き残れる自信が無いよ。

話を終え、一息つくユーノくん。ユーノくんの強さはそういった経験を積み重ねていった結果だったんだ。

生きるか死ぬかの瀬戸際で強さを獲たユーノくん、ユーノくんが言うには私にはそんな必要が無いくらいの

才能がある。今やっているこんくらいの修行はソフトなものだと。

確かに今聞いた内容に比べれば可愛いものだと凄く納得した。

そして持っていた魔道書を懐にしまい込み、立ち上がるユーノくん。


「さて、そろそろ帰るか」

「うん」


そういって私も帰り支度をする。

途中、実に爽やかな笑顔でユーノくんは言った。


「あ、今日話で浪費した修行の時間は明日に上乗せな」


あう〜〜〜〜!?!?!?














あとがき

ってな訳で、ユーノくんの修行時代の話@でした。多少独自設定を使っていますけど

面白いと思っていただければ幸いです。

そのうち続編でも書くんで楽しみに待っていてくださいね。

この内容は無印編が終了した後の内容です。だけどラストをとっとと書けや!と

せっつかないでww

今現在は、ラストパートに向けて絶好調に執筆中、ですので近いうちには投稿します。

次回の番外予定はユーノがジュエル・シードの発掘をする少し前の話、発掘への流れと出会いを

書こうと思っています。

それでは次回の話でお会いしましょうww













[185] 感想
イリス - 2007年11月19日 (月) 14時07分

うわ〜〜〜〜〜〜

なのは以上にユーノががんばってますねぇ
つか修行マニアか?
しかも考古学者なのに遺跡を破壊するって・・・・(おいっ!
なんかこっち見ると外伝1のなのはの修行がスポーツに見えてきますねぇw
さらに断食のときに生命維持に大切な塩と水は摂取するところとかすでに大人だしw(そこまでしますか・・・修行を)

一番笑ったのはキメラですかねぇ
古代の遺跡(しかも魔法のある世界)で『危険!!この封印解くべからず』って書いてあるのにあけちゃうって・・・ほんとに考古学者か?
・・・・・・・・・わからなくもないですが(おい!

「あけるな」と書いてあるとあけたくなる人間の真理〜〜〜

では、次回サクを楽しみに待ってます。

[187]
エビフライ - 2007年11月19日 (月) 19時01分

修行入門編の辺りを読んでて山伏の格好をしたユーノを幻視したw

>やっぱり悪意を感じると思う俺は心が狭いのかな?かな?かな?

何で3回も言うのかな?かな?かな?かな?

次の更新楽しみに待ってます

[190] なのは一歩リード?
D, - 2007年11月19日 (月) 22時37分

 ユーノの過去を少し知ったなのは…後でフェイトに無自覚に自慢しそうですねぇ…
 でも…ヤバイ物ばかり出てくるってのは滅んだ文明故では?(ーー;;
 なんせ自滅してる文明ばっかですから…(^^;;;
 あと!人の姿でなのはと行動ですか…早朝とは言え、誰かに目撃されて『朝一緒にいたの誰?』とか聞かれてあたふたしそうですねぇ…
 それと!A'sではユーノも一緒に学校に編入希望!いざとなったら短期留学とか!!!
 では続き楽しみにしています!!

[191] 感想返事
三日月 - 2007年11月20日 (火) 12時34分

感想ありがとう!!三日月です。
この寒い季節、ちと風邪を拗らせてしまいました。
でも大丈夫!それでも俺の執筆は遅れねぇぜ!!
さてさて返事を……



イリスさん

開けるなと言われれば開けたくなる心理、確かにww
ちなみに開けた馬鹿は遺跡荒らしさんのリーダーです。
アホがおる〜〜!?


エビフライさん

ふふ、かな?かな?かな?、は某セミネタです。
どこぞの田舎町の鉈を持った可愛いもの好きの少女…ゲフンゲフン。
とまあそんなとこです。(知るぞ人が知るネタです)
山伏と聞くと私はシャーマンキングがでてきますwww


Dさん

ぬぅ、恋愛バトル勃発か?悪かないな〜〜。
三日月そう言った内容は好きですし、はちゃめちゃどたばたラブコメは恋愛の王道かとww
まあ、純愛も捨てがたいですけど。

転校or留学生か、ありかも、あ…でもこのSSのユーノって
なのは達より二つ上だ。
それにアリサやすずかにはフェレット姿での名前が知られている。
く!?どうする俺!!



と以上です。
それではまた次の話でお会いしましょうww





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