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最終投稿:2018年01月23日 (火) 19時17分

[644] 夢幻月譚 第二話
はるば〜ど - 2008年04月17日 (木) 16時53分











幼い頃はよく不思議な空間にいた。

むしろ現実にいる時間よりもこちらの不思議空間にいた時間が多かったのが少し悲しかった。

母親の愛情表現に俺は気がつけば見知らぬ教室にいたり、やはり見覚えのない道場にいた。

そこでの出来事は現実に帰還すると何故か覚えていない。

むしろ覚えていたくないような気さえする。

眼鏡やら化け猫、虎とブルマ……ええい思い出すな俺!!


























ふと戦いの最中に視線を感じた。

それはビルの陰に隠れるようにこちらの様子を見ていた少年の視線だ。

その少年を見たと同時に脳裏に警報が鳴り響いた。

あれは危険な存在だと、ここにいる誰よりも危険で厄介な相手だと長年の経験と勘が烈火の将シグナム

に訴えかけていた。

優先するべきはあの少年だ、その判断をシグナムは信じた。

すぐさまに排除しなければ後々の禍根になりかねないと、そう思わせる得体の知れない何かをあの少年は

感じさせたのだ。

まるであの瞳に魅入られたが如くシグナムは少年に斬り掛かる。


















シグナムの斬撃が少年に振りかぶられる光景をその場にいた全員が見た。

殺意の篭もった剣に敵だけでなく味方にも困惑を与えた。

殺しはしないと決めていたからだ。

だがそれ以上に驚かせたのは、その少年がシグナムの斬撃を懐から出した短刀で綺麗に受け流したのだ。

それはあまりにも鮮やかな受け流しだった。

流水のような、風が緩やかに流れるような、それはとても自然な動き。

そして、切り返すように短刀をシグナムに走らせる少年。

その斬撃は鋭く、速かった。

シグナムの斬撃が烈火の如き炎雷ならば、少年の斬撃は無機質なより鋭く、速く、精確、そして異質な疾風。

シグナムへ走る斬撃、その斬撃を紙一重で避けるシグナム。

頬に血が一滴流れる。その光景に周りにいた全ての人間が驚きを隠せなかった。

何故なら魔導師には常に魔力障壁が展開されていて、魔力の篭もらない一般人の攻撃など通らないはずなのだ。

だが現に少年の一撃は通った。魔力の発現さえ感じられなかったのに。

それだけでなくシグナムが本気だと分かるほどに殺気を醸しだしているのを感じさせた。


「お前は何者だ?」

「ってかいきなり襲ってきて、第一声がそれかよ」

「私が質問をしている、お前の質問を許可した覚えは無い」


それは冷たさを感じさせる言葉。

この場にいる者でシグナムだけが少年の異質さを本質の一部を感じ取っていた。

そう少年の中に流れる闇よりなお深き深淵の闇、並みの魔獣など比べ物などならない特上位級の魔人。

その力をシグナムは感じたのだ。

まあ、シグナムが警戒するのはしょうがない事である。

相手は七夜の血統と真祖の姫君の血を引く、退魔と魔の混血児。

魔導師としての能力で言うなら間違いなくダブルSランクに匹敵する。

それを感じ取ったシグナムもまた凄いのだが。
























ここ最近になって拠点を構えたマンションの一室にて現場を中継した映像を見ながらリンディは驚きを隠せなかった。

なぜなら今映像に映ってる少年に見覚えがあるのだ、それも今日会ったばかりだ。

確か隣に引越してきた少年。

遠野って名乗っていた少年。不思議な雰囲気を纏った少年…があの少年に会った時の第一印象だ。

だが何故、彼があそこにいる?

現在あの場所には局員達が展開した結界が張り巡らされている。

一般人はおろか魔導師さえ強行突破しなければ入れない状態だ。

いずれにしろ状況が変なとこで複雑になった事に変わりない。

今は状況の推移を見守るしかない。

リンディはふとダイニング・キッチンに置いてある少年からの引越し祝いに目を向け、再び中継映像に視線を向けた。



























あとがき

遅れながら二話め更新しました。
ああ、あの不思議空間と縁があるなんて、レキくん哀れだ(笑)
でもレキくんは強い子ですww
あの不思議空間に負けない…はず、た、多分。
次回の更新でまたお会いしましょう。


2016 6/19はるば〜ど
ども一応生きてます。何か知り合いからお前の作品パクられてねって言われましたww
確認したところハーメルンで確かにパクられていたわ。一応細々と続きを書いてるんだけど。
仕事が忙しくて8年放置してた私が悪かったのだろうか。
とりあえずしばらく様子を見て削除されないようだったらハーメルン運営に要請します。
仕事をいつか辞めたらまとめて別のとこに完結まで出す予定。ここだともう投稿できないみたいだし。
それではいつかお会いしましょう。





[645] 感想
謎の食通 - 2008年04月17日 (木) 19時32分

もう少し戦闘シーンが欲しいです。それは、さておき続き頑張って執筆してください。
つうか良く考えてみると、月村家の皆様方がレキ君に出会うと恐怖するのでは?
レキ君って、混血や吸血鬼にとって天敵な方々の息子ですし、しかも遠野だし、月村家の情報力ならそのぐらい調べれそうだしね。

[646] 災難は続く
トト - 2008年04月17日 (木) 20時18分

読ましていただきました。

いやはや、彼の周りは怪物だらけですな
そして、レキの力量を見抜くシグナムもすごいです

それでは、続きを楽しみにしています

[647]
応援団 - 2008年04月18日 (金) 09時20分

なるほど
今までは死にそうとか、死ぬ思いをしてきたわけでなく
「死んでからやり直した」
ということですねw
流石は始祖の息子、タフネスだw

[869] レキの女難の始まり。
陰陽 - 2009年05月10日 (日) 00時33分

相手は七夜の血統と真祖の姫君の血を引く、退魔と魔の混血児。
>最強と呼ばれた退魔の一族『七夜』の血統と魔の最高位『真祖』は白き姫君の血を引く、混血児(ハイブリッド)

魔導師としての能力で言うなら間違いなくダブルSランクに匹敵する
>これでもし魔導師としても覚醒し、仮にリインT(アイン)を相棒にしたら最強というかある意味反則(チート)の塊だね。



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