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最終投稿:2024年11月24日 (日) 11時35分

[543] 蒼穹の絆 17 (リリカルなのはStS×オリキャラ)
月咲シン - 2008年03月11日 (火) 21時56分


 声が、した。

 意識が暗闇へと黒く沈む中で、夢のような朧な世界の下に。

 白く粉雪が舞い……澄んだ鈴の声が、場に響いた。

 どこかで聞いた、誰かの声が。


―― 諦めるのか? ――


 それは、深い、怜悧な声。

 問いかける言葉は厳しくも、どこか情愛の篭る口調で。

 まるで子どもの悪事を叱咤するような、芯の強い声色だった。


―― もう一度問う、諦めるのか二代目よ? ――


 声の主が誰なのか。それはきっと、知識がなくとも本能的に理解できること。

 二代目。自分をそう呼ぶ者など、一人しかいない。この感覚は、一人しかいない。

 内から問いかける声色は間違いなく――自分の敬愛する姉にして、先代祝福の風・リインフォース。


(わたし…は……そうです、わたしは――)


 夢でありながら、これが夢だと理解したような曖昧な意識が覚醒する。

 感覚的に繋がった意思が、ソラの“消滅”を辛うじて食い止めて。

 その夢魂の中で、ソラは現実世界のことを思い出した。

 声の語り部の意味。そして、現実の世界での直面した死に、己がどうなったのかを想定して。

 死後の世界を体験しているのだろうかと、感情とは裏腹に思考はクリアに馳せ――先代の問いは、紡がれた。


―― お前には帰るべき場所がある。待つべき主が、家族が、友が大勢いる。
……それなのに、生きることを諦めるのか? ここで終わりを受け入れるのか……我が分身よ ――


 その声色は、失意と落胆を入り交えた、どこか儚く、悲しい問い。

 諦めたのかと問われる意味に、時間が停止したかのような刹那の中で、ソラはすかさず反駁する。

 違う、――と。

 先代の期待を無碍にするような行いを自分は望んではいないと、問答を強調して返した。


(私は――)


 生きたいと、そう告げる。

 たった四日間だけど、自分に真摯に接してくれた相馬とシアを、助けたいと。

 親愛なる主と、その家族と、優しい友の元へ、帰りたいと。

 言葉でなく気持ちで分かり合える両者の下で、二人の祝福の風は時を交わす。


 力が、足りない。


 伴わない実力が、思いを適える能力が……自分には、ない。

 主のような、守護騎士達のような、星と雷の友のような――そして先代のような力が、自分にはない。

 そのことを歯痒い思いで、泣きそうな表情をして己の非力さを嘆き、訴える。

 子どもだから仕方がないとか、そんなものは戦場では関係ない。甘い考えは、通じない。

 自分の力と可能性を信じた先に、その時を迎えずして超えられない壁に直面に、裏切られたようなどうしようもない無力感が
ソラを襲った。


 弱肉強食。それは世の真理であり、覆りようのない理の真実。


 しかし、だからといって――諦められるはずが、ない。

 認められるはずがない。それで人を傷つけていい理由になど、なるはずがないから。

 悲しみを減らすために振るう力が、喩え弱くとも……間違いであるはずがないのだ。

 嗚咽の零れる括弧とした信念の主張に、先代リインフォースは静かに聞き入れ……そして、頷いた。

 二代目に、自分の分身に、己の妹の答えに――満足げに微笑んで。

 温かな風が一陣、ソラの頬を撫でた。


―― ならその想いを、望みを、叶えよう。
汝に祝福の風が吹くその時まで……私が風を凪ぎ、標を繋ごう ――


 ソラの流した涙が、思いへと変わり、力へと顕現する。
 
 失われたアインの自我が浮上し、防衛プログラムとして作動する。

 途端、両者の浮遊感は消え、自己は再形成を果たし、足元に確かな質量を感じた。


(生きて……いるのでしょうか、わたしは?)


 気が付けば辺りは一面、黒を白く塗り潰すような雪化粧と化していた。

 雪原。

 過去においてどこかで、見たことのある光景。

 胸を痛める――切望の場所。


(ここは――)


 白銀が、舞う。

 中央に一つ、人影を宿らせて。

 実体を抱くかのように粉雪は結晶化し、そして模った幻想が、一つの姿を照らし出す。

 白き世界の中、雪の導きと共に足跡を着けながら、近づいてくるは祝福の風。

 終わりは、ここで。

 そして、始まりも……ここで。


―― それが私の、罪の償いともなるだろうから…な ――


 銀髪紅眼の女性が、自分の横を交差する寸前……一度頭を撫で、通り過ぎた。

 後に温かさを残して、黒を白へ、絶望を希望へと、塗り替えるために。

 二人は唱える、奇跡の言霊を一つにして。


「「――Unison in」」


 夜天の王が、戦場へと舞い戻る。





 蒼穹の絆 17.Flowing providing





 闇夜を切り裂く月の光が、戦いの終着を遂げる勝利の宣告となって解き放たれる。

 身の危険を晒し、敢行したゼロ距離からの一斉射撃は、絶望を消し去る清光の如く燦然と場を輝かせて。

 敵の不意を衝く起死回生の一撃は――凱旋へと繋ぐ架け橋となり、謳うように煌いた。


「っ――」


 余りの光量に視界が白く染まり、相馬は数歩後退する。

 確かな手応えと策の達成感に、緊迫が僅かに途切れ、内心で勝利に酔い知らず安堵の息を吐いて。

 敵との力量の差は一目瞭然。故に、此方が勝つ(生き残る)には相手の虚をつくしか勝機はなく。

 絶望の状況下の中で苦肉として掴み取った一縷の勝機が、見事――剥奪された生存性を、取り返した。

 不受理で理不尽な暴力を打ち砕くべく、シアの魔法が、トーレへと直撃して。

 ……いや――


「……え?」


 ――直撃したと、そう思っていた。

 回避など不可能だと、防御も無意味だと、そう確信を抱けるほどの一撃に。

 だが、その答えは――白く染まる視界が一転し、朱へと染まることで……結果を色鮮やかく告げていた。

 鮮血舞う、生命の赤によって。


「シィ――」


 頬に、温かな粘液が付着する。

 眼前に、崩れ落ちる小柄な背中が映る。

 今ではもう、見慣れた愛しい少女が……地へと墜ちる姿が、垣間見えた。

 血を、舞い上がらせて。


「――ァアアア゛ア゛ッ!!」


 慟哭する。途切れた緊迫感が一瞬にして、沸点へと変わる。

 シアがそうなった理由も経緯も関係なく、留まっていた足が神速で動き出す。

 無意識の内に手を伸ばし、《瞬歩》を発動させ――


「――ッ!?」


 閃光(悪寒)が、奔った。

 白煙を裂く一陣の風。斜線に迸り、相馬の身を一刀せんがために放たれる脅威。

 瞬間、“それ”を感じ取ったのは脳による理解ではなく、咄嗟の防衛本能が機転を働かせたという他にないだろう。

 踵を地面に沈ませ、急停止。意思とは真逆に崩れ落ちるシアに踏み留まり、脚力を強制的に停止させる。

 だが、加速の着いた速力は完全に留まらずに――


――胸元から血が、噴出した。


 事態を脳で理解していなかったために、反射的な防御も回避も碌にとれずゆえに。

 相馬は目に映るシアと同じ道を……駆け足で、辿ることとなった。


「……ぁ?」


 飛散する血液が地面へと付着し、膝が折れる。

 意思とは相対するように四肢の力が抜け、『アルテミス』が掌から零れ落ち、虚脱感が身に襲う。

 月色の広域型殲滅魔法を放ってから、ここまでコンマ数秒の刻々。

 シアと相馬が血に濡れそぼつ地面へと、膝を着き、身を崩れ落ちるのは……同時だった。


「が、はッ……!」


 吐血する。思考が空白へと染まって。

 胸元に手を当て、痛みに歯を喰いしばり、苦痛に顔を歪める。

 鈍付な動きで痛みの走る箇所に目を向けると、そこには一筋の朱の斜線痕。

 シアと同じ、肩から肺に掛けて一太刀、断たれていた。

 これは、これは――


「――この任務では、ISは使わないでおこうと枷(安全装置)を着けていたのだが……そうもいかなかったか」


 ゾッとする、芯の底から響く冷淡な声。

 死神の言が頭上より耳朶に届き、背筋が一瞬にして凍りつく。

 それは一瞬、このような状態(重症)でありながらも痛覚が忘却するほどに、驚きに目を剥いて。


 言いようのない、威圧感。


 肌を突くような冷感な気配が、ドッと両肩に圧し掛かる。

 それはまさに、力の塊。形持つ殺意。死の具現化としての、絶対的な圧迫感。

 反射的に零した『アルテミス』を掴み、喉の渇く恐怖に身構えるのは人ゆえの生命本能か。

 “さきほどまで”とは桁違いの相手に、逃げろ、と切実に本能が告げ、警鐘がけたたましく鳴り響いていた。


 十二の戦人、ナンバーズ。戦闘機人gV・トーレ。

 リミッター制限が解除され――AAランクからSランクへと、戦気が跳ね上がった。


「いささか、侮りすぎたか。最後の最後であのような失態を犯すとは……正直、あの一撃には肝を冷やしたぞ」


 刻々と告げられる言葉。

 だが、その言葉の裏腹に、相手に賛辞を贈る気持ち(心)など欠片となく。

 自問するような小の声は、まるで自分自身の愚を苦々しく咎め、叱咤するような自戒な言だった。

 睥睨する眼の先、頭上を仰ぐ瞳の先、金銀の視線が宙で交差する。


 ――ポタリと、赤い雫が地へと浸透した。


 滞空するトーレの両腕、地へと滴れ落ちるは赤い液体。

 それは、展開する『インパルスブレード』の光刃から零れる、左腕にはシア、右腕には相馬からの、血液。

 一転して大地は朱に染まり、地面へと倒れるシアと相馬の境界線をなぞるように……二種の血痕が描かれていた。


「て、めえ……!」


 そこでようやく、事態を理解する。元凶の経緯に。

 この化物はどういうわけか、超スピード的な動きでシアの一撃を躱し、それどころかカウンターの要領で反撃に転じたのだと。

 その結果がこれだ。咄嗟に踏みとどまった相馬でさえ意識を保つのがやっとの状態と化し、シアは一瞬のうちに意識を絶た
れた。

 その事を理解し、眼前の化物(トーレ)に対する恐怖が、痛みと憎しみ、そして怒りによって凌駕し、自身の胆力を据わらせて
ゆく。


「っ……!」


 纏った魔力を傷口に集約し、不慣れながらも治癒魔法を行使。顔色を蒼白にしながらも苦しげな呼吸を繰り返し、擦れる声で
怒号を漏らす。

 だが、それまで。相馬が如何に強大な魔力を内包するとはいえ、今、その魔力は蛇口を捻ったかのように抜け落ちている。

 修復と、制御の劣化によって。仮に体勢を立て直せたとしても……先ほど以上の化物に、どう抗えというのか。


「……たいした生命力だな。息があるだけではなく意識を保つとは。通常なら……いや、低位の魔導師ならば即死ものだが」

「う、る…せえよ…!」


 体は死んだ。残るは人を形成する魂と不屈の精神力のみ。

 唇を噛んで途切れそうになる意識を無理やり繋ぎ止め、怨嗟を込めてトーレを睨みつける。

 はき捨てるように反駁し、指摘される意味合いに嫌なほど身に染み実感して。

 実際、意識が朦朧として視界が霞むだけでなく、異様に体が重い。体温が下がっているためか、寒気も嫌に酷い。

 意識して修復に専念しているものの、シアと違い、相馬では簡易的な止血と治癒魔法が関の山だった。

 辛うじて踏みとどまった間合いと、バリアジャケットとの二つに一つでも欠けていれば、確かに即死ものだったであろう。

 しかし、相馬にとって懸念するは“そんなこと”ではなく――


「シア…から、離れ…やがれ……ッ!」


 ――目の前の苦しむシアを助けることこそが、先決だった。

 微かに擦れた呼吸音が風に乗って耳朶に届く、即死には至らなかったようだが瀕死には間違いない。

 念話を使い呼びかけものの、応答はない。そして、あの体躯でその出血量は不味すぎる。

 なら、助けなければならない。救わなければならない。

 立ちはだかる脅威を切り裂き、もう二度と、大切な人を失わないために。

 元よりこの剣は、ソラと、シアのために執ったのだから。


「……」


 トーレは寡黙を通し、静かに相馬を睥睨する。

 吟味するかのように上から下へと一視して、地へと脚を着ける。

 そして、瀕死の様態でありながらも力強く輝くその銀の双眸に……トーレは確信に近い述懐を、抱いた。


――危険だな。


 相馬の評価を改めて再認し、格下に対する拘束や拿捕といった謙虚な念を、忘却させる。

 シアを人質にとって詰問と言う名の拷問を行おうとも考えたが、眼前の光景に自身の記憶の蟠りを押さえ込む。

 この程度で死ぬようでは大したものではないとそう判断し、確固たる脅威を誘う敵として、自らが排斥させるに値する人物だ
と見出した。

 しいていうならばトーレが相馬に送る賞賛の念は、この動機。

 培った経験から芯に警告を放つ危惧を憂い、対象に明確な殺意を向ける。


「……後顧の憂いは、断たせてもらう」


 そう言って言葉を終え、動作に入る。

 何の感情も感慨も抱かない殺人機械と化し、目を細めて。

 今は小さく儚い存在であろうとも、後に手の付けられない猛獣(危険分子)となると想定して。

 絶望の闇は暗く、黒く、どこまでも深くと……相馬の希望の色を、閉ざしていた。


「――っ」

 
 『アルテミス』を掴む拳の握力を強め、威嚇するように激昂の眼差しでトーレを射抜く。

 しかし、それだけ。状況は悪化傾向に変化し。どれだけ四肢に動作を念じても、この脆弱な体は主に応えてはくれない。

 無理やり立ち上がろうと心がけ、止血した傷口が再発し、血が噴出することに再度膝を着いた。


 出血量が、酷い。

 呼吸一つで苦しみ、手足が棒のように硬く、体が鉛のように重い。

 
 無理に動かせば、それだけで生命に関わるだろうと否応なく体に訴えられていても……それでも動かなければ、どの道“死”
しか残されていない不受理で残酷な選択肢があるのみ。

 掠れた苦悶の吐息を漏らすシアの表情に怒り心頭するものの、反面、体は思うように働いてくれなかった。


――動け、よ……ッ!


 念じる、幾度となく発する命令に、根性なしの体を叱咤して。

 ここで自分が死ねば次にシアが、ソラが、殺されてしまう。だから、立ち上がらねばならない。

 今、万に一つでも彼女達を救えるとしたら、助けられるとしたら、自分だけなのに……力は沸き立つところか逆にドンドンと抜け
落ち、時を経つにつれ死を身近にさせていった。

 奇跡を願い、望み、無様なほど地を這ってでも、助けたい者がそこにあるのに――この手は、届かない。


「くっ…そ……!」


 流れる涙は、悔しさゆえに。

 目の前で死神の鎌が天空へと、掲げられる。

 まるでそれはギロチンのように。刃は咎人を裁くべく直下し、この首を斬首して。

 数秒後には無情にも、容赦なく、何の良心の呵責にも苛まれずに振り下ろされる兇刃の刃。

 受けることも避けることも叶わぬ状態で、望まぬ死が生命を無残に略奪するだろう。

 理不尽なほどにあっけなく、この首をコルクのように切り落とし、光を断って。

 一人の少年の人生など、なんの価値もないかのように――


「終わりだ」


 それは静かに――振り下ろされた。


「ぁ――」


 間抜けで、呆然とした声だけが自身の抵抗か。

 周囲の光景がスローモーションへと変わるのを認知して。走馬灯の如く“観る”だけの心的現象へと誘われる。

 なすすべもなく矛盾した時間の流れを体感し、瞬きすることさえ叶わぬ一瞬の映像を。

 袈裟に一閃。首に迫る凶器は、食らえば確実に絶滅することを予感させる殺意が込められていた。

 だが、避けられない。躱せない。防御も回避も元より動かぬ体では、最早適わぬ思い。

 手加減など無用だと、そう雄弁に語る一撃に――


「…ダ…メェッ!!」


 すんでの処で意識を取り戻したシアが――最悪のタイミングで、間に割り込んできた。

 血に濡れそぼつ、瀕死の様態で。

 相馬に被さるように、無防備な背中を敵に晒して。

 臆することなく真っ直ぐに、切り崩しの魔力を消耗して――死地へと飛び込んできた。

 一心に、主のために――。


「――!?」


 双方が認識した時、それはどうしようもなく手遅れだった。

 相馬は動けずにいて、トーレに至っては気付いたところでそのまま二人まとめて切り裂くよう力を込めるだけ。

 最悪の構図が脳裏に巡り、スローモーションのままで世界がモノクロ(白黒)へと変化する。


「――ぁ―」


 シアは、逃げない。

 逃げられないのもあるが、逃げるつもりなく立ち塞がっている。

 己の主を護るため、盾にもならない小柄な身で――身を呈して、自身を庇うために。

 喩えそれによって……自分の命を、失おうとも。


「―ぁあ―ぁ―」


 相馬の記憶の中で、過去の光景がフラッシュバックする。

 一際、鼓動が熱く高鳴り、目に焼きつく光景が“あの日”の夕焼け空と重なる。

 記憶の中に宿る一つの情景は、眼前に存在する類似する一人の背中と、交差して。


 己の主を護るため、盾にもならぬ身で自身を庇う光景は――

 ――己の想い人を護るため、盾にもならぬ身で両手を広げて庇う光景と。


 視界に映る、10年前のあの背中と――同じ、だった。


――どうして、そうもお前達は…俺を――


 嘗て……いや、現在においても。

 相馬は誰よりも、何よりも――速くなりたいと願った。

 どんな時でも、どのような状態でも――手が届くよう、俊足の脚を望んで。

 そのために、走って走って走り続けて、もう二度と届かない背中がないよう、懸命に手を伸ばし続けて。

 あの時、届かなかったあの背中に――もう二度と離れないために。

 そして――


「ァ――」


 ――もう二度と同じ過ちを繰り返さないために。今度こそ間に合うようにと。

 懺悔のように請い、求めたのは……そんな、有り体。

 だからきっと、今は――


「――ァアアアアアアア゛ア゛ア゛ッ!!」


 動かなければならない。掴まなければならない。あの背中へと手を伸ばして、大切な者を二度と死なせないために。

 『アルテミス』の刀身に赤い紋様が刻まれるのと、頭の中で“何か”が切り替わるのは、同時。

 轟く咆哮が……眠れる獅子を、解き放つ。





〈後書き〉


 17話、「流動する定め」、終了ー。

 うん、まあ突っ込みどころ多いでしょうが(特に文頭)、そうなった経緯説明も全部次回に。

 本当なら今話で戦闘が終わる予定だったのですが、アクシデント発生。データが消えました。(ぇー

 14〜16までの改正版をも書いていたのですが、本体を掃除中に落としてしまい、パアに。これなんてコント?

 それでもういっそ書き直すならば、アインルートも混ぜてプロットに組み込もうかと思いまして執筆をば。独自の設定も踏まえ
てGOです。

 なんせ四月からは研修でパソコンとは疎遠になりますので、それまでにあと何話か書きたいと思います。(バイトで余り
時間がありませんが……

 それではまた、次回の後書きで会いましょう〜ノシ

[544] 感想ですさww
三日月 - 2008年03月12日 (水) 03時15分

うお〜〜、待ってましたww

どうも三日月です。

現在ダチの家のPCで書き込んでいます(注・無断ww)

私もデータが消えたのでその痛みはわかります(苦笑)

あれは結構テンションが下がりますねww。

でもめげずに頑張ってください。

お互いに頑張りましょうww

ではでは失礼致す。


[546]
あっきー - 2008年03月12日 (水) 10時42分

待っておりました。更新お疲れ様です。

いよいよ主人の秘密のひとつが明らかになるのですね。

がんばってください

[547] どうも、お久しぶりです
魔法陣改 - 2008年03月12日 (水) 14時32分

更新お疲れ様です。
久々に読んだ所為か、記憶を辿りながら読んでしまいました。

では、感想を・・・・

まさかのアインルートとは・・・お見逸れしました(土下座)
これを見た相馬が、どんな反応するのか楽しみですね。
なんというか・・・大・幼と両属性を持ったまさに究極。
・・・えっ、なにこの萌えデバイス?
――――みたいな感じです。

あと、我らが主人公の相馬が次回覚醒?
もしかしたら、眼が金色になったりして?
さすがにそれは、深読みしすぎですね(笑)



今後は、更新も大変でしょうが最後までがんばって頂きたいです。
いち読者として、応援しています。

[549] 感想返事
月咲シン - 2008年03月12日 (水) 23時16分

>三日月様、ご感想ありがとうございます。

PCのデータが消えたとき、真っ白になってそのまま灰になってしまうかのような気分でした。

明日のジョーって、きっとこんな気持ちだったんだろうなぁ(シミジミ

お互いにがんばっていきましょう〜!


>あっきー様、ご感想ありがとうございます。

次回で相馬の力が覚醒。本当はもっと先の予定だったのですが、ズルズルと引きずるのもなんなので。

まあ、主人公最強系といった作品ではありませんので、まだまだ弱っちい相馬君です。

シアのほうが強いのでは? という突っ込みは主人公が引きこもってしまうかもしれませんのでご勘弁を(笑)


>魔法陣改様、ご感想ありがとうございます。

アインルートにいたしましては、反発されるかなぁと思っていたのですが、現在時点ではありませんのでこのままでいこうかと。

私自身が先代好きーなので、こよなく愛するキャラクターです。です。

仲良し姉妹はいつも一緒。

相馬の覚醒に至っては浅はかだった私の力量不足になりそうですorz


皆様、本当にありがとうございます。

もし、ホームページを作成することができれば、その時は全話修正版としてもっときれいに投稿したいと思いますので。

その際は、眠っている作品や、14〜17話に至って別ルートでやってみようかなどなど。

まあ、パソコンに詳しくない私には時間もありませんし何年先になることやらですが(´・ω・)−3

それではまたのご感想、心よりお待ちしております(ペコリ



[550]
名無し - 2008年03月13日 (木) 03時04分

相馬ISのヨカーン(・∀・)!

[552] 感想返事
月咲シン - 2008年03月13日 (木) 16時28分

>名無し様、書き込みありがとうございます。

ど、読者の期待に応えるのが、我々の役目!(ぇー

早急に本編キャラとの邂逅もしないとですしね。

それでは、またのご感想お待ちしております。



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