ロッド・キャメロンは本編で「ジョン」または「サンズ」と呼ばれていますが、2つの場面で「サム」と呼ばれています。賊たちがテキサスの地図を広げ、移動中のジョン・サンズのことを指して「サムはこの様に移動して云々」と会話しています。また、ジョン・サンズが賊の町に到着して程なく反賊の町人から「サム」と呼び止められます(この町人はジョン・サンズの過去を知っていた様子で会話の中に「 3 times 云々」とのセリフが出てきます)。 賊たちの地図を用いての会話の際に「ビリー・ザ・キッド」「ウィリアム・ボニー」という言葉が出てきます。さらに、賊の一味のひとりとロッド・キャメロンの会話の中で賊の方が「ビリー・ザ・キッド云々」と話すのですが、ロッド・キャメロンが対決した事を言っているのかどうかは判りませんが、賊一味としては比較して考える程のガンマンだったのでしょう。
ジョン・サンズはメキシコからテキサスへ入ると3人の保安官の追跡を受けます。何か罪を犯して身を隠していたのでしょう。だからガンマンとして「サム」というあだ名があったのかもしれません。「goo 映画」での役名の「サム・トリッガー」なんていかにもガンマンの名前ですよね。ちなみに、ジョン・サンズは追いすがるジューンを残して雨の中に去って行きます。「I'll be back」とのセリフから察して罪を償いに行ったのでしょう。