投稿日:2011年04月24日 (日) 15時57分
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本作はワイルド・ビル・エリオットのリパブリック映画で1947年製作の西部劇です。どうも未輸入の作品のようですね。
エリオットのほか、ヒロインにヴェラ・ラルストン、共演はジョン・キャロル、仇役はアルバート・デッカー。物語は牧場主とネスターの土地を巡っての争い。当然、有刺鉄線ですね。しかし面白いのはこの映画、悪は牧場主でなくネスターの方アルバート・デッカーが先住の牧場主を相手に、土地を奪おうと**(確認後掲載)計を巡らせます。
ラルストンはエリオットの妻と娘の2役を演じます。キャロルはその恋人役。東部の学校に行っていたのだが、学業を終え帰宅します。その初めての牧場見廻りの時、キャロルは彼女にフェルトのステットソンを贈ります。彼女のお返しは黒のダービー・ハット。困ったキャロルは傍にいたカウボーイ二人にその帽子を交互に被せます。そして年寄りのカウボーイに被せるのですが、もう1人の若いカウボーイが何んとベン・ジョンソンでありました。
セリフは無いのですが、帽子を被せられて照れ笑いをします。IMDbにもターナー・クラシック・ムーヴィーにもベンの名前は載っていないので、ベンのシンパの私としてはこちらの西部劇に関しましては大変権威あるWWWのこの項に謹んで記載をしておきます。
映画はお馴染みのリパブリック西部劇ですが、出演者が良いね、いいほうには”ギャビー”へイス、トレバー・バーデット、ロイ・バークロフト、悪いほうにはグラント・ウィザース、ハリー・ウッズ。ポーカー・テーブルに並んで座った、デッカー、ウィザース、ウッズの面魂はそれは迫力有りましたです。 |
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