【広告】楽天市場からブラックフライデーセール11月217まで開催中


分からない事はネットで知っている人に聞いて相談しましょう!

ホームページへ戻る


質問・相談
投稿者
メールアドレス
タイトル
内容
重要度
削除キー 項目の保存


質問:素人ですみませんが
投稿者: みうら


アノミーと新興宗教の流行のつながりについて勉強しているんですが、どなたか詳しい人、色々教えていただけませんか?

記事番号:111

重要度:☆

2003年12月13日 (土) 02時10分 質問に対して答える

答え:
投稿者: 巫梨鋤亥


はじめまして。
管理人の巫梨鋤亥と申します。

アノミーになってから(「なる」という表現が正しいかどうか自信ないですが)新興宗教に流れていく人の心の動きは、神学というよりも心理学の分野なので、かなり門外漢になってしまい、ご希望の回答はできないかも知れません。あと、もう少し論点(ネタ)を絞っていただければ、私もがんばれるかもしれません。

私個人としては、「自分も知りたい」分野なのでこれからいろいろ勉強してみます。

記事番号:112

重要度:☆

2003年12月16日 (火) 22時15分
(1) (1)

答え:こんなんでました
投稿者: 高西忠清


新興宗教はもともと現代社会に適した既存の宗教から分かれたものと見ています。その分かれた部分も既存の宗教が現代社会に無理に適合した結果生まれたヒヅミだと思うのです。だからある程度、新興宗教にアノミー化の原因の一部があるのは当然のことと言えませんか。もちろん全ての原因が新興宗教にあるとも思えません。

巫梨鋤亥さん、この考え方はおかしいですか。

記事番号:113

重要度:☆★☆★☆

2003年12月20日 (土) 12時55分
(1) (1)

答え:長!
投稿者: 巫梨鋤亥


>高西忠清様
 新興宗教がなぜ生まれたのかと言えば、「情報の多様化」が第一のポイントと言えるでしょう。

 かつて、「宗教」というものはとかく秘匿されていたものです。衆人の目からそのシステムを隠して、神秘の部分だけを晒していました。それが時を経るごとにその根幹が外部に露呈していき、今では誰もが書籍などで宗教の全容を理解することができるようになっています。
 そんな世の中で、既存の古き宗教達を盲目的に信仰することができなくなっているのは事実です。
 ひとつのものが行き詰まれば新しい流れを作ろうとするのは自然なことです。それは今や誰にでも出来ることになってしまっています。

 第二に「人の生活が個人化している」ということが挙げられます。かつて、人は集団でしか生活ができませんでした。日々の糧を得るのにも隣人と手を取り合う必要があったわけです。隣人と仲良くするためには規範や観念を共有する必要もありますし、そういった中で宗教などの大きなものを拠所にするのは人間の知恵とも言えます。ムラ社会などがその例でしょうね。
 が、現在にはそれがない。その必要がないとも言えます。今は個人の裁量で生きることができるようになりました。それに伴って、わざわざ隣人と共有する必要のあるものがなくなっています。他人に併せることのないマイペースな生活です。
 信仰もそうです。出来ることなら自分にだけ都合のいい方がいいですから。だからこそ、新しい観念を個人で生み出すことが容易なのですね。

 第三に「日本人の宗教観念の問題」が挙げられます。
 諸外国と日本の「新興宗教」というものには大きな違いがあります。
 それは「一貫性」です。
 キリスト教圏の新興宗教にはキリスト教の派生・亜種、反キリスト教、キリスト教の神を宇宙人としたものなど、どれもが自分たちの持っている信仰から生まれたものです。
 しかし、日本の場合、そうあるべき古来の信仰である神道が戦時戦後の折に国民から切り離されてしまっています。そのため、戦後生まれの人々はベースになるべき信仰がない状態になっています。
 そこから作り出される新しい宗教は、もはや寄せ集め。オリジナルと呼ぶには少々無理があります。一神教の神を多神教の感覚で崇め、またその逆を平然と行う、基礎もへったくれもない信仰ですね。
 まぁ、それでも機能するのが日本の奇妙なところなんでしょうが。

 以上のことから、新興宗教が現代に適応しているのは間違いありません。が、これらを一様に「ヒズミ」と呼んでしまうのはいささか乱暴かと思います。

記事番号:115

重要度:★☆

2003年12月25日 (木) 13時45分
(2) (1)

答え:新興宗教
投稿者: 高西忠清


「新興宗教」とはいったい何なのですか。
例えば「浄土宗」にしても、鎌倉時代のはじめ頃では新興宗教だったとか、「天理教」にしても、江戸時代のすえ頃では新興宗教だったとか、と言う使い方だと思っていました。

記事番号:118

重要度:★☆

2003年12月27日 (土) 14時47分
(1) (1)

答え:
投稿者: 巫梨鋤亥


学術上では
「新興宗教」とは
明治維新後〜第二次大戦前までに作られた宗教の事を言います。
ちなみに、戦後以降は「新新興宗教」と呼ぶそうです。

記事番号:119

重要度:☆

2003年12月28日 (日) 23時51分
(2) (1)




質問:難問 3
投稿者: 高西忠清


保食神は天照大御神の御子で、大宜都比売神は伊邪那岐神と伊邪那美神とから生まれた御子で、豊宇気毘売神は稚産霊神の御子と聞きました。しかし、保食神と大宜都比売神と豊宇気毘売神は同体とされていたと思います。どうしてですか。
保食神の母が天照大御神であり、天照大御神の父が伊邪那岐神であり、伊邪那岐神の子が大宜都比売神であり、伊邪那岐神の子で大宜都比売神の弟が火産霊神であり、火産霊神の孫が豊宇気毘売神であったと思いますが、いかがです?

記事番号:107

重要度:☆★☆★☆

2003年11月26日 (水) 17時25分 質問に対して答える

答え:
投稿者: 巫梨鋤亥


 それらは、すべて過去の意図的な情報操作によるものでしょうね。まぁ、情報操作と言ってしまうのもちょっと違うかもしれませんが。

  保食神・大宜都比売神・豊宇気毘売神は全て穀物神です。これが共通点であり、ポイントです。

 例えば、自分の信仰する神様を他の諸宗に負けぬよう、強化していきたいと思った場合、その際に他の神様を取り込むという作業が入ります。
 祀っている神をAとして、実はBとCはAの別の姿で、同じ神なのだ。一番偉いのはAなのだという論法ですね。
 この作業を行う際には、全く無関係の神を取り込むことは難しいので似たような属性を持った神様を選んでいくわけです。

 これは大国主と大穴持と八千矛神が同じ神であるとか同じでないとかというレベルとはまた別の話になります。
 神道の神典である記紀をを見れば出自が違うことは一目瞭然ですので、同じ神である事は元よりありえないおはなしです。

記事番号:110

重要度:☆

2003年11月29日 (土) 01時41分
(3) (2)




質問:神徳
投稿者: 高西忠清


少名毘古那神は医学・薬学・温泉・酒・農業の神とありましたが、祀れば具体的にどのようなことがあるのでしょうか。
また、天兒屋根命も天満宮も学問の神ですが、学問の神としての両者の違いはなんですか。

記事番号:105

重要度:☆★☆★☆

2003年11月26日 (水) 11時55分 質問に対して答える

答え:
投稿者: 巫梨鋤亥


 祀れば祀っただけのことがあるの「かも」しれません。

 いつも私の回答は、神学的な視点というよりは宗教学的な視点で答えさせていただいてます。
 故に、信仰によって発生する神秘的な力の有無については語る言葉をもちません。


 何故神に「特定のご利益」があるのかを考えてみます。全ては、信仰する人間が「効果がある」と考え、思い付いたからであって、決して神からのアプローチがあったわけではないのですね。

 つまり、神のご利益と言うのは人が決定したものであって、温泉の効能よりも曖昧なもので、少名毘古那神が医学・薬学・温泉・酒・農業の神とは言っても、実際に効果があるかどうかは分からないわけです。天兒屋根命・菅公も同様ですね。人が決めている以上、性質上の違いは無いと思います。

 神様からすれば、少々迷惑な話ですよねw

記事番号:108

重要度:☆

2003年11月29日 (土) 01時22分
(3) (2)




質問:分祀祭用の祝詞
投稿者: 高西忠清


分祀祭用の祝詞を上げてもらうと普通はお金を払うものですか。
また普通はいかほどになりますか。

記事番号:102

重要度:☆★☆

2003年11月19日 (水) 11時04分 質問に対して答える

答え:
投稿者: 巫梨鋤亥


神社ごとに基準になる価格が違いますが・・・
おそらく、出張扱いになるので少々値が張るかと思われます。
安くても一万〜ぐらいでしょうか。

ちなみに、神社に収める金銭は「初穂料」と呼びます。

記事番号:103

重要度:☆

2003年11月19日 (水) 21時09分
(3) (2)




質問:なにをする人ぞ 2の2
投稿者: 高西忠清


国之常立神を主祭神にする神社もあると聞きましたが…。

記事番号:100

重要度:☆

2003年11月18日 (火) 08時44分 質問に対して答える

答え:
投稿者: 巫梨鋤亥


ありますね。
名前のある神様には須らく祀っている神社はあるものです。
先のレスにも書きましたが、吉田兼倶の吉田神道では国之常立神を最高神に祭り上げているので、室町後期あたりからメジャーな神様として一時期もてはやされたのは想像に難くありません。

「重要度が低い」というのは神話の構造や神話の意味を考える上でのことです。
ちょっと言葉が足りなかったようです。
すいません。

記事番号:101

重要度:☆

2003年11月18日 (火) 20時24分
(3) (2)




質問:なにをする人ぞ 2
投稿者: 高西忠清


天之常立神と国之常立神はそれぞれ何の神なのですか。

記事番号:97

重要度:☆

2003年11月17日 (月) 14時34分 質問に対して答える

答え:
投稿者: 巫梨鋤亥


天之常立神も国之常立神も記述が少なく、詳しい事は分かっていません。諸説は多いのですが・・・

天之常立神は天之御中主神と同一であると言われていますし、国之常立神も吉田兼倶の説によって大神に祭り上げられているもののその正体は判然としていません。

天之常立神・国之常立神・宇摩志葦牙比古遅神は別天津神と呼ばれており、イザナギ・イザナミが登場するまでに現れた神ですが、そのポジションは重要ではありません。一説には、日本の神観念は夫婦神を尊んでいるために、独神(ひとりがみ)の別天津神は重要視されていないようです。

記事番号:99

重要度:☆

2003年11月17日 (月) 20時49分
(4) (3)




質問:なにをする人ぞ
投稿者: 高西忠清


宇摩志葦牙比古遅神とは何の神なのですか。

記事番号:96

重要度:☆

2003年11月17日 (月) 14時29分 質問に対して答える

答え:
投稿者: 巫梨鋤亥


宇摩志葦牙比古遅神は葦から生まれた地祇の祖と言われています。

記事番号:98

重要度:☆

2003年11月17日 (月) 20時38分
(3) (2)




質問:相談
投稿者: 高西忠清


他所で祀られている神様を自所へお迎えするのは「勧進」ですか。
その時、他所に坐す神はもうその他所にはいなくなりませんよね。
また、その時の作法のようなもの・ことはありますか。

記事番号:94

重要度:★☆★☆

2003年11月14日 (金) 14時02分 質問に対して答える

答え:
投稿者: 巫梨鋤亥


「勧進」は仏教用語ですね。
神道の場合は神座を分けると言う意味で「分祀」と言います。

通常、神社同士で分祀を行う場合には「分祀祭」というものを行います。分祀によって分けられた神座は、分けられてもその力を変えることは無いとされています。

ちなみに、丸ごと神座を移す事は「遷座」と言います。

ご自宅などでされる際には、お近くの神社の神職等に依頼するとよいでしょう。分祀祭用の祝詞を上げてもらえると思います。

記事番号:95

重要度:☆

2003年11月15日 (土) 13時17分
(4) (2)




質問:難問2
投稿者: 高西忠清


天津甕星がどうして悪いのか、教えてください。
天津甕星とは一体なんの神様で、武甕槌神の従者であること以外になにをしましたか。

記事番号:92

重要度:☆★☆★☆

2003年11月09日 (日) 17時21分 質問に対して答える

答え:
投稿者: 巫梨鋤亥


天津甕星は箒星、つまり彗星の象徴です。
中国では、彗星は凶兆として疎んでいます。
そのイメージが定着したのでは無いでしょうか。
天津甕星はまたの名を加賀背男と言います。

ここからはちょっとうろ覚え知識ですが、加賀背男と言う神は天孫光臨の先駆けとして葦原中津国に降りて、国津神に天津神への服従をさせるための伝令役を仰せつかったのですが、役割を放って国津神の女神と駆け落ちしてしまった、というエピソードがあったようなかったような・・・

記事番号:93

重要度:☆

2003年11月12日 (水) 01時59分
(3) (4)




質問:難問
投稿者: 高西忠清


霊の真柱(著・平田篤胤)には速須佐之男命とありますが、これは建速須佐之男命のことですよね。
ならば速須佐之男命と月読命が同体となっていましたが、現代のいろんな本を見る限りには建速須佐之男命と月読命とは兄弟で別のものと思っていました。
いったいいつから別々の存在になったのですか。
また、今でも同体で私が間違っていただけなのでしょうか。

記事番号:90

重要度:☆★☆★☆

2003年11月07日 (金) 12時04分 質問に対して答える

答え:
投稿者: 巫梨鋤亥


結論としては最初から別々でしょう。
なぜならば、双方の役割が全く違うからです。
須佐之男命は海や嵐などの自然を模した自然神です。
月読命は月や暦を模した農耕神です。

平田篤胤が同神としたのは、おそらく保食神(うけもちのかみ)のエピソードが原因かと思われます。

保食神は穀物が生まれたエピソードに欠かせない神です。彼女が殺害され、その死体から五穀が生まれたとされています。
この保食神を殺害した神は古事記と日本書紀で違っています。
古事記は須佐之男命、日本書紀が月読命となっています。

この辺りをして平田篤胤は同神と判じたのでしょうが・・・

記事番号:91

重要度:☆

2003年11月07日 (金) 22時34分
(3) (2)







Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】楽天市場からブラックフライデーセール11月217まで開催中
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板