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再び大祓詞からの質問です。「高山の末 短山の末より 佐久那太理に落ち多岐つ速川の瀬に坐す瀬織津比賣と言う神 大海原に持ち出でなん」のうち、@「高山、短山」とはなんですか。またその「末」とはどういうことですか。A「佐久那太理」とはどこですか。B「多岐つ速川の瀬」とはどこですか。また「瀬織津比賣」とは誰をさすのですか。C「大海原に持ち出でなん」とは、(瀬織津比賣が)大海原に持ち込んだということですか。
記事番号:158
重要度:☆★☆★☆
@「標高のある山・標高のない山」を示します。 「末」は「尾根」とか「麓」という意味ですね。A「佐久那太理」は川の上流の方の谷の間を流れて居る部分です。B「多岐つ速川の瀬」は、川の中流の枝分かれの多い部分です。「瀬織津比賣」は以下の通りです。瀬織津姫 せおりつひめ大祓詞に出てくる川の神。罪や穢れを洗い流す力を持つ。祓所4神と呼ばれる存在の1柱。早池峰山の女神で養蚕を伝えたり、熊野の那智の滝の女神であったり、伊勢神宮内では天照大御神の荒御霊であったりと、方々で活躍する女神。川に流れ落ちた罪や穢れを河口まで運ぶ役割を担っていた。 Cその通りです。この部分は大祓詞のクライマックスの部分ですね。瀬織津姫・速開津姫・気吹戸主・速佐須良姫の四柱が協力して、人の穢れを山から川へ、川から海へ、海から気吹戸(黄泉と現世の間)へ運び、最後には消滅させるという穢れに関するシステムが語られています。
記事番号:159
重要度:☆
「天の御蔭、日の御蔭」と「高山の伊褒理 短山の伊褒理」と「天つ罪、国つ罪、許許太久の罪」もどういった意味がありますか。
記事番号:160
重要度:★☆★☆