書籍：『言葉屋』のご紹介

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書籍：『言葉屋』のご紹介

真木柾鷹 2009年12月12日 (土) 21時40分 No.179

●『言葉屋』　　　安孫子良

“わたくしが　心をこめて　言葉を紡いでさしあげます”

あなたの心のなかには　だれかに伝えたい思いはありませんか

伝えられない想いはありませんか

それらを言葉にして伝えてみませんか

伝えなかったことを悔やまないために

宇宙の端っこのような商店街の片隅に、水曜日の夜に「言葉屋」がひっそり店を
出す。傷心の遥子は以前から気になっていた言葉屋に思いきって話しかける。
その人の温かさにふれ、しだいに遥子は惹かれていく。男とも女ともわからない
まま恋心抱く。しかし翳のあるその人は、心に大きな悔いを抱えて生きている人
だった・・。

『透けてゆく人』に続いて性を越えた、人間としての愛を描いた『言葉屋』の
謎めいた登場人物ミツロウ。その人の性を決めるのは読者のあなたです。
もちろん、決めなくともかまいません。愛情は男と女が感じるのではなく、人間
と人間が感じあうものですから。言葉で伝えることの大切さ。生と死。人を愛す
るとは。太宰治賞選考過程で健闘、様々なテーマを描いた意欲的作品集です。

その他、『フェザー・ガール』『サクラ・ガール』『星のきらめき』『接吻』
『ヴァニラアイスが食べたくて』『茉莉花茶が飲みたくて』の短編六編も収録。
いずれもWebで好評を得た作品を1冊にまとめました。寒い夜に炬燵に入り、
温かいお茶でも飲みながらお楽しみください。

★書籍のご購入は以下よりどうぞ

・アマゾンhttp://amazon.co.jp ほか各Web書店

・パレードブックスhttp://books.parade.co.jp

・安孫子良ホームページ「平成道行考」http://www.minazukiukon.com

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