【広告】Amazonからファッション秋のお出かけタイムセールまつり20日開催


皆様如何お過ごしでしょうか。

Dream On!

■■ 利用について ■■
投稿作品の題材・文量は一次・二次創作系含めて基本的に自由です。
例:”短編『先生、起きたら家族が19人増えたんですけど』≫ベイビー・プリンセス”
タグの使用も可能です。PassWord設定によって投稿作品の校正・加筆も可能です。

いわゆる残虐・成人指定系の描写が過度な物語の投稿は危険です。
怠け管理人が極めて問題と判断した作品は時所構わず除去してしまう可能性があります。
全ての文章(&画像)について、作者以外の無断転載を禁止します。
I'm sorry. This BBS is described in Japanese. Link free.

ダレモイナイ コウシンスルナラ イマノウチ(ペ∀゚)ヘ
投稿者名
MAIL
HPアドレス
作品名/件名
内容
Icon /Link
画像用URL
/
PassWord COOKIE
作品投稿etcはこちらにカキコして下さい
注:編集&削除用のPassWord(英数字8文字以内)は必須です
一般的なSS/短編の文量であれば概ね一括掲載が可能です。
ダメだった場合(もしくは段落分けしたい場合など)は前文を一度投稿し、
その作品ツリーにレスする形で続きを投稿して下さい(20以上のレスが可能です)。

上の投稿フォームを使用すると
こちらの作品に感想投稿をすることができます
(URL記載による画像掲載(直Link)機能も有ります)

[145]SS『Gリーグプロサッカークラブを作ろう!第2話』>>シスプリ: しょうじ 2002年10月18日 (金) 21時47分 Mail Home

衛が右のコーナーにボールを置いた。
両手で包み込むように位置を調整した後、ゆっくりと二歩三歩と後ろへと下がる。
右手を挙げる、と同時に笛が短くピッ……と吹かれた。
助走を付けた衛の右足がボールを振り抜き、蹴られたボールが白黒のパターンを目まぐるしく入れ替えながらファー側へと弧を描いていく。
「可憐ちゃん!」
衛が叫んだ。
そのボールの落下点に可憐が走り込む。と同時に守備側の春歌と白雪が、シュートコースを塞ぐべくカバーに入った。
可憐がちらりと二人を見た。
「咲耶ちゃん!」
前方のコースがふさがれているのを見て、可憐がヘディングでボールを後ろに流す。
そこへ詰めてきた咲耶が、ワンバウンドしたボールを豪快に右足で蹴り込んだ。
僕はそれをクリアしようと必死に飛んだがわずかに届かず、ボールはゴールネットを揺らした。
「ピピーーーーーッ!」
審判担当の花穂が笛を高らかに鳴らした。
「やったぁ!」
「やったね咲耶ちゃん!」
可憐と咲耶が抱き合って喜ぶ。僕はその光景を見ながら、腰に手を当て苦笑した。
「やれやれ、入れられちゃったか。」

「はいでは本日の練習はこれで終了です、後は各自クールダウンして上がって下さい。」
コーチ兼任のじいやさんがみんなに声を掛ける。
「はぁい皆さん、姫特製のハチミツのレモン漬けですの♪」
白雪がみんなにそれを配る。
僕もそれをもらい、口の中に放りこんだ。独特の酸味と甘みが口の中に拡がり、疲れを癒してくれる。
「兄やさま、ちょっと……」
そこにじいやさんがやってきた。
「はい、なんですか?」
「今後の予定についてお話ししたいことが。」
僕は選手兼監督兼オーナーという肩書きを持っている。つまり選手としてだけでなく、経営者としての仕事もあるのだ。
「じゃあみんな、明後日の試合に備えて明日は練習は休みにするから。」
「うそ?」
「やったぁ!なにするなにする?」
妹たちの嬉しそうな声を背中に受けながら、僕とじいやさんはクラブハウスへと向かった。

「これが今月の収支報告です。」
じいやさんが差し出した報告書に目を通す。
「今月は赤字か……」
「はい、なにぶんリーグ戦も始まっていませんから……」
鞠絵がため息をつく。
クラブの最大の収入源は、やはり観戦料によるものが大きい。現在それがない以上、赤字になるのはやむを得なかった。
「はやいとこ開幕してもらわないとなぁ……亞里亞の家にいつまでも世話になるわけにも行かないし。」
現在のクラブは、亞里亞の家の財力に頼りっきりだった。スタジアムの建設、クラブハウスの管理運営、各種設備に練習場、などなど。
幸い亞里亞の家の財力はとてつもないものだったので、この程度の負担は痛くもかゆくもない程度らしいのだが、それでも自力で運営できないというのは不味い状況だった。
「しかし兄上……オーナー、開幕戦のチケットは完売御礼ですし、付属の施設もリーグ戦が始まれば売り上げも今よりかなり上がりますから心配することはないと思いますが。」
「まあね。」
そう、スタジアム完成と同時に開店した、白雪監修の創作料理レストランは開幕前から連日好評だし、グッズショップはファン(大きなお友達中心)に、好調な売れ行きだった。
「それと兄やさま、こちらを。」
じいやさんがもう一冊の報告書を差し出した。そこには「センチFCについての報告」と書かれてある。
「やっと届いたか。」
それを手に取る。これがあれば相手に合わせて戦術やシステムが工夫することができるはずだ。
「センチFCは4−3−3を採用しているようですね。」
「主人公は?」
僕は尋ねた。このリーグのルールとして、必ずゲームの主人公がフィールドプレイヤーとして参加しなければならないというのがある。
その主人公がどのポジションなのか、それは戦略を立てる上で重要なことだった。
「3トップの真ん中で、くさび型の下がり目の位置です。」
「ということは点取り屋兼司令塔……というわけか。ずいぶん欲張りなポジショニングだなぁ。」
3人のFWのうちの一人が下がり目の位置にいて司令塔を兼ねる、つまり4−3−3といいながら実際には極めて4−4−2に近いシステムということになる。
「センチFCは、ヒロイン同士の連携がいまいちですから、主人公のカリスマ的な統率力でまとめあげるという戦術を採っているのではないでしょうか?」
鞠絵が言った。
「なるほど……それなら合点がいくな。戦術はどうだった?」
じいやさんの部下のメイド軍団が、センチFCの練習を偵察に行っていたはずだ。それも分かればとれる作戦のバリエーションも増える。
「4バックのサイドからの上がり、それとDFからFWへのロングボール中心の攻めだったようです。」
「サイド攻撃とダイレクトプレーか……」
フィジカルを活かしたサイドからのセンタリングと、連携の弱さをカバーするためのDFからFWへのダイレクトパス。
長所を生かし、短所をカバーすることの出来る見事な戦術だった。
「こいつは苦戦しそうだな……」
「しかし兄やさま、わたしたちには彼らにはない『連携の強さ』があります。それを活かして戦えば……」
僕は頷いた。
「そうだな。前線でしっかりプレスをかけてロングボールを蹴らせない、ショートパスをしっかり繋いでグラウンダーで抜く……それをしっかり出来れば勝機もある……」
「はい、私たちは兄妹です。お互いの絆の強さは誰にも負けませんよ。」
鞠絵がにっこり微笑みながら言う。

「よし!やるぞ!」

決意も新たに、シスプリFCは開幕戦に向かって走り出したのであった。


[146]続きものだったのかよ!(三村ツッコミ兼あとがき): しょうじ 2002年10月18日 (金) 21時56分

ということでシスプリFC第2弾です。

……すいません、思いっきり趣味に走ってしまいました。
多分4−3−3やら4−4−2やら、サイド攻撃やらダイレクトプレーやら書かれてもサパーリ分かりませんよね(汗)?
ていうか既にシスプリである必然性さえ無いという(爆)。

個人的には一番最初のコーナーキックのところがお気に入りだったりします。
書きながら、自分はほんとアクション好きなんだなぁ……と再確認した次第で。

とまあそんなこんなで失礼しやす〜


[148]おまけ:センチFC: しょうじ 2002年10月19日 (土) 22時50分

ということでセンチFCのメンバーと、そのシステム&戦術についての解説をば。

センチFC

スタジアム:センチメンタルスタジアム(24,500人収容)
チームオーナー:主人公(名前変更可能)
システム:4−3−3
戦術:右サイドアタック

メンバー

秘書:杉原真奈美(メディカルドクター兼任)

チアガール:長倉えみる

GK:安達妙子

DF(センターバック):松岡千恵、七瀬優
DF(サイドバック):森井夏穂、星野明日香

MF(ボランチ):保坂美由紀
MF(ウィングバック):綾崎若菜、山本るりか

FW:主人公(名前変更可能)、遠藤晶、沢渡ほのか

配置及び戦術

DFはセンターバック2名を置き、やや前がかりの両サイドに2名のサイドバックを配置。
相手の2トップをセンター2名とサイド1名によってカバーすることで数的優位を保ち、1名は攻撃要員として余らせておくことが可能。
同様にMFはボランチを下がり目に配置し、両ウィングバックがDFと同じくサイド攻撃のために両サイドに配置されている。
中盤の人員が少ない分、FWの真ん中がやや下がり目の位置でトップ下を兼任することになる。
ここが欠点であるが、司令塔である主人公のポテンシャルが高いため実現可能と判断されている。
また、DFからのロングボールを中盤を飛び越してFWに直接パスする、豪快なダイレクトプレーもこのチームの特徴といえよう。

高さと、そのフィジカルを活かしたサイド攻撃とダイレクトプレーの鋭さは、Gリーグ最強とも言われている。


[149]いえ続き物でモチのローンですよ!(ボク、誰?: 武蔵小金井 2002年10月20日 (日) 11時01分 Mail

 おおっ、全国のお兄ちゃんが待ちに待っていた「Gリーグプロサカつく」の続編ですねっ!(笑)
 もうダッダッダーっと読ませていただきました。

 冒頭の妹たちの動きとか、アクションながら情景がほのぼのっとしていて頬が緩みます。スタジアムやその他の施設も稼働したシスプリFC……大きなお友達(笑)には、大笑いしました。
 いよいよ次回は開幕戦、運命の対決!?でしょうか。もうドキドキです。
 個性&地域固有技を誇るセンチFCと、同じく個性爆発&お兄ちゃんラブのシスプリFC!うーん、楽しみですね。
 次第に広がりはじめたしょうじさんのシスプリFC(Fanではなく、Foorball(笑))ワールド、これからも楽しみにしてます〜♪(笑)

 追記、おまけのセンチFC紹介……ビックリしました。もう大笑いです。センチメンタルスタジアムとか、特に(笑)。

 ああっ、これもしょうじさんのサッカー/サカつくへの大いなる愛ですね。あ、それとも妹姫&センチへの愛でしょうか(笑)。

 双方とっても楽しかったですっ。それでは〜♪



Number
Pass

このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板