英国に住んでいます。新しい患者の役割というのは、私も興味があります。まだ読んでいません。
取り寄せてみます。
英国のパーキンソン病協会のすごい点。
ただし、これはチャリティの意識が日本とは違い、それに伴う財政的なバックグラウンドが違うため、日本と英国の状況を比べることはできないと思います。
英国は確かにすごいけれど、本当にすごいのは、チャリティを支援している行政が、福祉政策の目的をハンデのある人がハンデがなかった場合の生活のレベルに近いものにしようとしていることです。
健常者にはそこまでやるのはかえって不公平のようにも見えると思います。そこまで福祉政策が強靭なのは人権の意識が非常に高いためではないかと思います。
・200人以上のパーキンソン病専門看護婦を協会の資金で育成した。
・エジンバラ支部の場合、公立病院内にパーキンソン病クリニックを支部の資金で設立、毎週一回運動療法、作業療法、言語療法を無料で行っている
・若年支部が独自の雑誌を出し、独自の大会を開き、雇用問題、家族との関係、夫婦関係など若年性に特に深刻な問題の相談会や新しく病気の診断を受けた人への相談会などを各地で行っている。
・給付金の専門の相談員を協会が患者さんの要請で自宅に派遣している
・月曜日から金曜日までヘルプラインを設置している
・リサーチに対し、医者に数億円規模の財政支援をしている
・マスコミを使ってパーキンソン病への理解を積極的に社会に求めている
・ロンドンマラソンへの患者チームの参加を支援、また、患者にやる気を与えるよう、個人の夢をかなえるなどのために資金を出している。
新しい患者の役割の方はチョットお時間をいただけますか。
投稿者:tomoko 投稿日:2003年 4月17日(水)07時26分43秒