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書籍紹介

パーキンソン病の本から様々なジャンルまで、 あなたのご存じの本、お薦めの本、気になる1冊をご紹介ください


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私もパーキンソン病患者です。――高齢障害者医療や介護保険制度の行く末

著者: 柳 博雄 出版社: 三五館

本書は、「ヤール重症度W」と診断された名筆記者が、薬によって1日に1〜2時間だけ動かすことのできる手で300日、「記者魂」と残された力のすべてをこめてまさかの「わが老後生活」をルポした驚異的なノンフィクションです。
(四六判並製・336頁 定価(本体1,600円+税)2013年12月刊)


柳博雄氏は朝日新聞の記者時代に『夫婦の親』というルポで、実父の介護をめぐる妻との心の機微を絶妙な客観性をもって著したジャーナリスト。

その著者が68歳で突然、パーキンソン病に倒れました。
そこで初めて知ることになったのは、医療現場のことであり、社会福祉の現実であり、日本という社会の制度疲労でした。

進行する「弱者切り捨て」と固定化する「格差社会」について、ユーモアとペーソスを混えた自身のルポの後半には、最新の医療福祉情報が収載されています。

●目次●
まえがき――「一部の人」の問題ではないのです
第1章 突然の喪失 
第2章 病院劇場
第3章 自立への闘い
第4章 希望という名の
第5章 風前の重度訪問介護
第6章 風の仲間たち 
あとがき

・毎日新聞社・医療情報室の永山悦子次長との対談「希望について語ろう」
・特別寄稿・iPS細胞研究の可能性とその最前線――永山悦子(毎日新聞社・医 療情報室次長)
・介護保険サービス一覧
・社会福祉・障害者問題関連年表
・参考図書

おすすめの1冊です。


松本千夏|2014/01/22 [143]


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