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不安な国日本著者: | 出版社:日本の福祉は外から見ると
この本は私がこれまで英国で体験し感じてきたことをずばり的確に指摘しています。 あなたも文句言いになりましょう。 1200円 一部紹介 「日本の社会福祉を考える場合、与える側と受ける側という二つがまるで対立するもののように、または上下関係にあるかのように思われる」 生活保護を受ける場合、 「(昔)手当ては係員から個人的にもらうものではないし係員は裁判官ではない。生活保護を受ける人は罪人ではないのに、まるでそう思われるような雰囲気だった」 「(日本には)老人であれ身障者であれ人間としてフルに生き楽しむのが当然、そのために国や地域の役所が必要な手助けをするという思想はどこにもない。」 「「日本風の」とか「日本の風土と歴史に合った」とかの言葉が、制度や思想の本来持っている価値を切り崩すために利用されてはいけない」 そして「日本の福祉政策にはビジョンがない」。涙が出ます。マークス寿子さんは、英国生活が長く、英国国籍をおもちです。日本の秀明大学で教鞭をとられていらっしゃるようです。 なお、原文の抜粋はこれから出版社に聞いてみます。 投稿者:ともこ 投稿日:2003年10月11日(金)20時41分4秒 管理人raisin|2006/02/18 [8]☆
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