Gehen wir!「小話掲示板」へようこそ。
エヴァに関するショートショートショート、つまり小話を自由に書きこんでください。
もちろんLASだけに限らず、エヴァネタだったら何でもOK。
作品に関する感想もお気軽に書きこんでくださいね。
[969] 題名:アヤエさんなんだ 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年03月17日 (土) 22時52分
アヤナさんじゃなくw
綾波さんは何だかんだである意味シンジ君より我が強い気もするんだよなぁ。
エゴグラムサイトで、脳内エヴァキャラ測定してみたら、シンジ君はそのまま作りやすかった・・・
(イメージ通り出たのはシンジとアスカ、微妙だったのがレイ、カヲル、
なかなか思った印象通りにならなかったのがトウジ、ケンスケ、ヒカリ。
今度は司令あたり試してみようかな)。
>Kioaさんとこのシンジ君、結局全然本当の事言ってないw
[968] 題名:クラブ銀世界に、司令がやって来た 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年03月17日 (土) 21時53分
【クラブ 銀世界】
「いらっしゃい。お久しぶりね」
「ここ最近、忙しかったのだ。すまんな」
熱いおしぼりを、このクラブの看板ママから受け取った。
眼鏡の当たる鼻の横を拭く。
ここのママは、赤木くんになんだか似ているのだ。
髪が栗色で、黒子も逆だが。
今日も趣味の良い着物を着ている。
この店は最近のお気に入りだ。落ち着いた雰囲気も良い。
BGMが多少古いが。
「ん?」
奥のテーブルにかけている、新人らしいホステスに気がついた。
小紋の着物を着て、客が5〜6人ほどの席についている。先輩のホステスが応対しているのを、本人は不慣れだが、熱心に見守るという風情だった。
私の目は釘付けになった。
似ていたからだ。
「レイ…?!」
「はじめまして。アヤエです」
***
「一体、あんなところで何をしていたのだ」
店を抜け出し、喫茶店にレイを連れ出し叱責する。
「アルバイトをはじめました」
「誰の許しを得てそんなことを!」
「勤務時間を終えたのちは、わたしの自由時間です。聞き入れて下さらないのなら…」
「なんだ」
全く動ぜず、極めて冷静に応える。
手元の革製のバッグから、アヤエ、いやレイは、何かを取り出した。
黒革の手帖だ。
擦り切れて黒光りしていた。
「2014年6月、150。同年7月、200。8月、第三フジ建設より、400。9月1日料亭一ノ瀬にて、内閣執務室秘書官の×田氏と密会。2015年、冬月副司令の架空口座より入金。計2500。…単位は万円です」
いつもの冷静な口調で、淡々とレイが読み上げた。
手帖を覗きこむと、細かい数字と日付け、人名がびっしりと書きこまれてある。
「なんだそれは…」
身に覚えのあり過ぎる数字と日付けに、内心動揺した。
「わたしの、黒革の手帖です。たとえわたしが何人目になろうとも、この手帖は引き継がれます。司令とゲヒルンとネルフがなさったこと…。わたしとこの手帖に記されたお金の流れがみんな知っています」
「なぜこんなことを!!」
「やってみたかったのです。松本清張の『黒革の手帖』」
======
※こわー。
※綾波さんに必要なのは、王子様の助けでも、人間としての自我でもなく、まずは黒革の手帖。とにかくつけとくべきだ。
※メイリンちゃんもう出ないのかー
[967] 題名:実は喜劇 名前:Kioa MAIL URL 投稿日:2012年03月17日 (土) 20時22分
「オーナー!」
いつもは冷静沈着なCafe Kioaのマスターが血相を変えてシンジに詰め寄る。
「な、何ですかマスター?」
「どうする気ですか、ここ数日、白髪の男性と金髪の女性が、メイリンに会わせろと通い詰めて来てますよ!」
「ええっ?」
シンジがたじろぐ。
「まずいですよ。正体がばれたら大変なことに」
「いや、もういいです」
「へっ?」
「父に全てを話して、NERFに『裏』の事業を委ねます」
* * *
「というわけなんだ、父さん」
「むぅー。まさかお前が裏社会の『オーナー』だったとはな」
「というわけであとはよろしく。裏も支配しておけばいろいろやりやすいでしょ? だから僕のことは見逃してね」
「ま、待て! そういえばメイリンはどうした?」
「・・・彼女はアスカを拉致しようと狙っていた中国のスパイだったんだ」
「な、なんと、あの可憐な歌姫が!」
「てなわけで、彼女は始末しておいたから」
「シ、シンジよ、お前はいつからそんな非情な男になったのだ・・」
「・・・父さん程じゃないよ」
シンジは悲しげな顔を浮かべながら、部屋を立ち去った。
* * *
「役者ですねオーナー」
「父さんには悪いことしちゃいました。ハードボイルドが、実は喜劇だったのですから」
「これでオーナーも肩の荷が下りましたね」
「いえ、これからもアスカがいれば、穏やかな日々などやってきません」
そう、シンジの闘いは続く。
* * *
「くぉら! バカシンジ! 味噌汁が薄い!」
今日も落ちるアスカの雷。
(いっそわがままアスカを、某国に拉致してもらった方がよかったかも)
アスカを愛しいと思いながらも、心の中でちょっぴりそう思ってしまうシンジであった。
[966] 題名:司令、上機嫌 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年03月14日 (水) 22時33分
「ふーふんふーふーん、ふふふふふーふふーん♪」
「・・・司令、随分と御機嫌ですわね、鼻歌なんてカヲル君みたいですわ」
「そうだな、珍しいぞ、碇」
「今日、行きつけのカフェに、新しく入った娘がいてな・・・中国から来た歌姫だそうだ」
「ほほう」
「その歌姫って、どんな娘でしたの?」
「うむ、なかなかかわいらしくてな・・・ああ、ユイの若い頃に似ていたな」
「おお・・・それは会ってみたいものだ」
「そして何より選曲のセンス・・・私と気が合いそうだ」
「ま・・・まあ!」
「ふむ・・・メイリンとやら、若く見えるが、実は私と釣り合う年齢なのかもしれんな・・・」
(こ、これはライバル偵察をしなきゃいけないわ・・・!)
* * *
「オーナー!」
「な、何ですかマスター?」
「どうする気ですか、ここ数日、白髪の男性と金髪の女性が、メイリンに会わせろと通い詰めて来てますよ!」
*銀世界のチェーン展開は一体どこまで行くのやら。
*何はともあれ、何処さんありがとう〜♪
*・・・ごまめさん的には、やっぱりサパークラブが本体かい、ちっ・・・。
[965] 題名:さては 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年03月14日 (水) 19時56分
あなたも60年安保とか経験してらしたのね…
[964] 題名:これでどうだっ!! 名前:Kioa MAIL URL 投稿日:2012年03月14日 (水) 10時25分
「むぅー」
「どうされたんですか指令?」
「いや、今そこにシンジがいたような」
「なんやて?」
「まっさかー。シンジは部屋にいるはずよ」
「お、もしかして嘘ついて綾波とこっそりデート、やったりしてなあ」
トウジがからかうように言う。
「ぬあんですってー、た、確かにあいつ『何時頃帰ってくるの』とか聞いて様子がおかしかったし。ま、まさか2人で隠れてるんじゃ」
(ま、まずいっ)
奥の部屋で3人の様子を伺っていたシンジは息を潜める。
アスカを各国のスパイやマフィア、テロ組織から守るため、父親にも内緒で、若干14歳で裏社会を牛耳るようになったシンジ。ここで正体がばれてはまずい。
なんとかごまかす方法を考える。
(そ、そうだ! 確かここにマスターの変装道具が)
シンジは慌ててカツラをかぶり、チャイナドレスを着る。
「くぅおらー! シンジー! 出てきなさい!」
アスカが奥の扉を開ける。
「イッツソー、フライデ、フライデ、チャイナタウン♪ 真夜中の人ごみに〜♪」
泰葉の『フライディ-チャイナタウン』を歌う美少女がそこにいた。
アスカは慌てて扉を閉める。
「な、何今の?」
アスカは目が点になった。
「ま、マスター、なんなんやあれ?」
トウジがあんぐり口を開けながら尋ねる。
「え、えーとですね。(何やってるんですか、オーナー!!!)」
マスターは答えに詰まる。
「そうか! この店の歌姫だなマスター! いやあ、この店は夜もなかなかいい店だが、ショーがないのが残念に思っていたのだ。あんな美しい歌姫を雇うとはな」
「そ、そうなんです。碇司令!」
(マ、マスター、何言い出すんですかっ!)
シンジは心の中で叫んだ。
「是非紹介してくれないか、マスター」
「わ、わいも見てみたい! めっちゃ可愛い娘やったし!」
「アタシも! 何か面白そう! 出てきてよ! 歌姫さん!」
(ど、ど、どうしよう・・・で、でも逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ・・)
シンジは覚悟を決めて扉を開ける。
「ニイハオ! アタシ、中国カラ来マシタ、『メイリン』デス!」
シンジはいかにもインチキくさいエセ中国娘、メイリンになりすました。
「おおおお! めっちゃ可愛いやん! メイリンちゃん言うんか?」
「ちょっとトウジ、ヒカリに言いつけるわよ!」
「な、べ、別に委員長とはなんでもあらへんし」
トウジが慌てて答える。
「メイリンさんとやら、もう一曲聞かせてもらえないか?」
碇司令がニヤリと笑いながらリクエストした。
(うっ、な、何を歌えば、そ、そうだ、父さんの18番の!)
「ワカリマシタ、ソレデハ歌イマス。 Love is over, 悲しいけれど〜 終わりにしよう〜 キリがないから〜」
「いよっ! メイリンちゃん! 色っぽいで!」
「うむ。なかなかいい声をしているな」
「メイリンさん! もっと聞かせてよ〜」
(うう、そんなに歌える歌ないのに〜)
「哀れ春風に〜 嘆くうぐいすよ〜 月の光に〜 におーう イェーライシェン〜♪」
「なんやこの歌?」
「ふっ、若いものにはわかるまい。李香蘭の夜来香(イェライシャン)だ」
「きーみがーみむねーにー、 だかーれてきくはー、ゆーめーのーふなうーた、とりーのーうーたー」
「あ、これは私知ってるわ。蘇州夜曲ね!」
結局中国娘『メイリン』ことシンジは、1時間も歌わされた。必死にごまかして、何とか正体がばれずにすんだのだった。
「ただいまー」
「あ、アスカ、おかえり。遅かったね」
「ど、どうしたのシンジ? 声がかれてて、顔色も悪いわよ」
「ちょ、ちょっと体調悪くて」
「無理しちゃだめよ、今日は中華でも出前とりましょ?」
シンジは「中華」の言葉にびくっとした。
[963] 題名:優しいね何処さん 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年03月14日 (水) 00時17分
「せやから、なんも考えることあらへんやん!ふつーに飯食って、喋って、またな。言うて、支払い済ませてしまいや!」
「そうよ!司令は難しく考え過ぎだと思います。気軽にいらして下されば、それでいいんです。それにしても、あんたさっきから、支払いにこだわりすぎよ!」
(…チンピラと外人の女性にやくざの中年が絡まれています…店長…)
「ああ…だが、しかし…」
「何がしかし、ですのん」
「…そんなとき、どんな顔をすればいいのか、わからないのだ…」
困り果てた表情で、司令のおっちゃんがつぶやいた。
「・・・・・・・・。」
司令は、席を外した。
トイレらしい。
「…なっ?司令のおっちゃんは、なんか知らんけど、妙〜にかわいらしいやろ?」
「うっ…。まあ、シンジほどじゃないけど、なんだか可愛いかもしれないとは思ってしまったわ…不覚にも」
小声で会話する、ジャージと外人。
バタン。
トイレから司令が出てきた。
「おっ、失礼……?」
「!!い、いいえ!こちらこそ」
「気のせいか。階下に降りて行った今の男、シンジに似ていたような…」
=======
↑こういうことかい?
※どっちにしろ、綺麗ポジションとっとるやないか!なあ、サパークラブ銀世界さん。
[962] 題名:クラブ銀世界 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年03月14日 (水) 00時00分
う〜いよっちまったわよ〜っ…う〜い。
シンちゃんは帰ったしアスカはマヤちゃんとこにお泊まりだしぃ、さあて夜はこりからこりからぁ♪ひっく!
…ん?新規回転?あ、開店ね。うむうむこりは一丁寄ったりますかぁ…ひっく!
からーん♪
「…いらっしゃいませ…」
ん?え?は?ええっ!を、をををををっ!?
「リリリリリツコああああんたがなななな!?」
「?ええ、私利津子と申しますが?」
「はあ?だだだだだって…え?」
…あり?良く見ると…髪の毛栗色だし黒子も逆だし…
「あ、あははー!ご、ごみんなさい、し、知り合いにあんまり似てたもんだからして…しちれいちまちたぁ!あ、あは、あはは…」
「…はあ、そうですか…それは良いんですが…失礼ですが貴女、折角素材は良いのにその口調は頂けないわ。日本人として文法上の問題はいくら酔っていても正すべきね。」
「は、はぁ…(いかんこら中身もリツコだわ…)」
◇◆◇
「でっさあ!その親父ってのがほんっっっ…とをぉぉぉにぶっっあいそうな奴でさあっ!」
「解る!解るわ!それは確かにその…シンジ君?可哀想よねえ!大体恋する二人をわざわざ同居まで許しておいてその扱いは酷すぎよ!」
「でしょー!で、その女の子が又色々複雑なかてーのじじょーでさぁ、…なぁんかほっとけないのよね〜…余計なお世話だとは思うんだけどね〜…たはは…」
「…何か判るわ…私はお客様に、貴女は多分その娘やシンジ君に自分を見てるのよね…」
「ゔ〜…あんたさぁ、ほんっっっとをぉぉにリツコって親戚とか兄弟姉妹にいないのを?なぁんか言い方までそっっっ…くりなんだけどをっ!」
「そんなに似てます?でも私文系だから理系の方とはあまり…」
◆◇◆
「う〜…おあよ〜リヅゴを…」
「あらミサト、珍しいわねこんな早い時間に。ん?…あ、貴女朝から何アルコール臭漂わせてるの!さては又朝まで飲んで宿直室に泊まったのね!全く良い大人が何よ全くだらしないわね!いい加減年相応に社会人としての自覚をねえ!」
「り、リツコお願い騒がないで二日酔いの頭に響くぅ…あ〜、やっぱあのリツコさんとは違うモノホンリツコだわ…痛たたぁ…」
「は?」
*銀ちゃんリツコ似にしてみました(笑)*次はごまたんリツコ化計画(笑)それともマヤちん似か?(笑)*あ、いややっぱり黒ユイ似か(爆)*マリ似とかレイ似だと…あかん、メランコリーになっちゃう(笑)*ボンバイエはスルーの方向で*お好み焼き出来る時点でミサトは無し*
[961] 題名:はーどぼいるどぉ! 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年03月13日 (火) 22時34分
くそぉ、Cafe Kioaだけかっこいい黒落ちの仕方じゃないかw
いや、よく考えたらBAR D,Cも結構かっこいい気が・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
うちも改装してやる(ぶつぶつ・・・)。
・・・そもそも、うちの本体って、おっさんお姉さんがいるサパークラブか、無理くり若作り感満載なガールズバーか、どっちなんかね?(汗)
[960] 題名:Cafe Kioa Darkside 名前:Kioa MAIL URL 投稿日:2012年03月13日 (火) 10時21分
午前2時
カランカラン♪
「いらっしゃいませ」
昼間はおしゃれなオープンカフェは、上等な酒と葉巻が揃えられた大人の雰囲気漂うバーへと変貌する。
昼間は童顔で人懐こいマスターは、サングラスをかけ、冷徹な裏社会の人間へと変貌する。
「オーナー、ご足労いただきありがとうございます。それでは参りましょう」
2人はカフェの裏へと入って行く。隠し扉から高速エレベーターで地下へと向かう。
建物の地下には地下カジノがあり、莫大なお金が動いていた。この地下カジノには無数の「秘密の通路」があり、高級ホテルやレストラン、バーへとつながっている。
ラウンジには肌を露出したセクシーな美女と、ギリシャ彫刻のように美しい美男子がソファーに座っていた。今宵ベッドを共にする紳士淑女の指名を待っているのだ。
2人は秘密のオーナールームへと入っていく。
「どうですか、うまくいっていますか」
「ええ、順調ですよ。オーナー」
「そうですか」
「『マドンナ』を拉致しようとしていたロシアの工作員ですが、『ハデス』に始末させました。日本の警察は事故死で処理したようです」
「マスターに任せておけば安心です」
「オーナー、今日『マドンナ』が店にいらっしゃいましてね」
「そうですか」
「早く仲直りなされては・・」
「マスターにはかないませんね」
それまで冷徹で無表情だった『オーナー』と呼ばれるその少年は、年相応の人懐こい笑顔を見せた。
ごまめさん、銀世界さん、何処さん、
私腹黒大好きですw