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Gehen wir!「小話掲示板」へようこそ。
エヴァに関するショートショートショート、つまり小話を自由に書きこんでください。
もちろんLASだけに限らず、エヴァネタだったら何でもOK。
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[979] 題名:女の子とボンボン 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年03月20日 (火) 17時35分

*これはラジオフランス語講座で知ったんだ、リアルタイムじゃないぞ、ないんだぞー(力説)。


「ねねねねね、みんな、シャンソンを歌ってみる気はないかにゃ?」

眼鏡をキランと光らせ、ニンマリと笑うマリ。

「シャンソンってフランス語? 難しそうだけど・・・」
「フランス語・・・巻き舌がよくわからない・・・」
「あたし、英語すら苦手なのに〜」

困惑した表情を浮かべるのは、ヒカリ、レイ、マナ。

「でも・・・大人の世界って感じです」

意外にもマユミは少し乗り気だ。

「あたしにかかったらフランス語もお茶の子だわ、別にいいわよ」

アスカはさらりと言った。

「た、だ、し・・・オトナの怪しげな歌じゃないわよね?」
「そ・・・そうだったわ、不潔よ、真希波さん!」
「いやあああ、そっちのオトナは嫌ですぅ〜!」
「私が歌わなくても・・・代わりがいるわ」
「・・・ねえ、みんな・・・まだソッチ系って決まったわけじゃないからさぁ・・・」

突然喧騒に包まれる一同に、マナは苦笑いした。

「ふっ、わかってくれてるのは君だけだよ霧島クン!
 アチシは別に、24時間365日、シモネタを愛してるわけじゃにゃいのだからね!」
「そう・・・そうだったの・・・知らなかった」
「地味にキツイにゃ、レイちん・・・」

マリは苦笑いすると、「再生!」と一言。
のんびりとしたテンポにかわいらしい声の曲が流れる。

「そんなに早口じゃにゃいから、初心者でも歌いやすいはずだし〜、今度、男子共に聞かせてやるぞー!って事で!」


――数日後。

「・・・なあ、真希波」
「何かな、チンタ君」
「だからチンタ言うなって・・・アイツら、この歌詞の意味、知ってるのか?」

ケンスケの問いに、薄笑いを浮かべたまま首を振るマリ。

「ううん、女子にはフランス語の歌詞だけ配って、チミ達男子には日本語訳だけ配ったのさ、ぬかりなく!」

ケンスケは「アニーとボンボン」の歌詞に改めて目を落とす。

「・・・シンジとトウジがあっちで固まってるぞ」

部屋には、何も知らない少女達の歌が響いていた。
♪アニーは棒つきキャンディーが大好き・・・

「メタファーはいいねぇ・・・リリンが生んだ文化の極みだよ」


*想像つくかと思いますが、歌詞を通して見たら、色々と最低です(爆)。
*最初、何もわからず歌っていた女性歌手は、後に真相を知って引きこもりになったそうな、嗚呼。
*何処さんのマリたん見てたら、急にその逸話を思い出したんで、ゲンズブール化させてみた。


[978] 題名:【涙】 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年03月20日 (火) 08時15分

ふああぁぁ〜…やれやれ残業終了〜、さあてお家に帰れるわぁ。ビールビールビールっとお。

鼻歌交じりに私は愛車に乗り込み帰宅の徒に就いた。

「たっだいま〜♪ビールビールビールうっ♪」

ガタンバタンガチャンプシッ!ゴッゴッゴ…ん?

「うっうっ…」

え?声が…何の声?アスカ?何そんな隅っこで…ええっ!アスカが…泣いてるうっ!?

「!?ち、ちょっとどうしたのアスカ!?一体何があったのよ!?」

「うっうっ…ミ、ミサト?う…うっうっう…汚れた…汚れちゃった…どうしようシンジ、あ、あたし汚れちゃった…」

「なあんですってえっ!?」

ゴトン!ブシャブシャブシャ〜…

◇◆◇

「はぁ…あたし、穢れきってしまったのね…」

「ブハッ!?」

「嗚呼戻らぬ穢れ亡き思春期よ…はっ!嫌な女に成長したわ!女の子にはもう戻れないのよ…純情可憐か。今やあたしは掏れて掠れた汚れた女…」

「ゲホゴホゲホ!ミ、ミサト朝から一体どうしたの!精神崩壊!?…まさか…精神汚染!」

「…リツコか…違うわよ…ちょーっちブルーになっただけぇ…」

「一寸じゃ無いわよ!一体何があったの!?」

「…アスカがさあ…マリに又からかわれて泣いてて…チンタぐらいでシンジ君の名前呼びながら泣くなよ全くう…これだから恋する乙女は全くぶちぶち…」

「…は?」


[977] 題名:トゥーランドット 名前:Kioa MAIL URL 投稿日:2012年03月19日 (月) 11時00分

氷の心を持つ紫禁城の皇女トゥーランドットが、異国から来た王子に謎かけをする。

「では、シンジ、じゃなかった。異邦人よ、この謎を解いてみよ」

「わかりました。アスカ、じゃなかった。皇女トゥーランドット」

「では第1問。あらゆる人の友であるが支配者でもあり、始めでもあるが、終わりでもあり、慈愛に満ちているけれど情け容赦なく、父と呼ばれるが母にも例えられるものは?」

「はい。それは万物を創造した神です」

「正解!」

「・・ずいぶんとノリのいいトゥーランドットだね」

「まあ、私が冷酷なトゥーランドットだという点で無理があるわね。まあいいわ! 続いて第2問!」

「はい」

「これの中に母がいて、母の中にこれがある。さあ、これとはなんだ?」

「えっと、それは海です」

「その心は?」

「海という漢字には「母」があります。フランス語の母、mèreには、海、merがあります」

「なんでそんな簡単に答えるのよっ」

「だ、だって国語の時間に習った詩にあったじゃない? それに間違えたら僕、首をはねられちゃうし」

「ちっ、まあいいわ。それでは第3問!」

「はいはい」

「はいは1回!」

「はい」

「 凶暴だけれど優しく、嘘つきだけれど誠実で、口が悪いけれど心根は良く、いじっぱりだけれど素直なのは?」

「はい。それはアスカです」

「碇司令、じゃなくて皇帝陛下、こいつの首をはねてください」

「な、なぜだ?」

皇帝が予想外の皇女の言葉に驚く。

「誰が凶暴で、嘘つきで、口が悪くて、いじっぱりよ!!」

「ア、アスカが自分で言ったんじゃないか!」

「違う! この問題を作ったのは宰相のミサト、じゃなかったピンポンパンよ!」

「アスカ、じゃなかった皇女様、これは正解です」

「ひどいじゃない、ミサト。皇帝陛下、この酔っ払いで裏切り者の宰相とこのバカの首をはねて盆にのせてください」

「むぅー。それだと話が続かないので却下だ」


[976] 題名:もう1回て・・・ 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年03月19日 (月) 07時47分

アスカはともかくとして、他の連中、「トム・ソーヤー」を1回でも読んだ事あるのか怪しいと思うんだ、委員長・・・


[975] 題名:マリマリごしごし 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年03月19日 (月) 04時54分

「うっうっうっうっうっ…」

きゅこきゅこきゅこ

ここはネルフ司令執務室。どう考えても無駄の極致的だだっ広さを誇るそこを、ピンクのジャージ姿の少女がモップ掛け中…

「うっうっ…さむいよ〜ひもじいよ〜広すぎだよ〜終わんないよ〜…」

きゅこきゅこきゅこきゅこ

その姿を一人の男が執務机の向こうからサングラスを怪しく輝かせて眺めている。

「うええ…碇司令〜、もう止めていーですかぁ〜?つ、続きは明日やりますからぁ…」

「駄目だ。」

「あ、やっぱ却下っすかぁ〜?とほほ〜(;´д`)」
「未だマルクトまでしか磨いて無い。無駄口を叩かず手を動かせ。早く終わらせれば早く帰れる。」

「へ〜〜い〜(;´д`)」
きゅこきゅこきゅこ

「…モップ掛けは嫌か?」

「あんまり好きじゃ無いっす〜」

きゅこきゅこ

「モップ掛けは嫌…モップ嫌…」

ガチャガチャガチャバッシャーンン!

「つ…つまんねー!ち、力一杯下らねー!」

絶叫し、一頻り暴れた少女に宣告が下る。

「…又汚れたな…やり直し。」

「ウガー―ッッ!いい加減にいっ!」

「…夜食の牛丼は特盛卵付き…」

「さあて掃除掃除っとお!」

ごしごしごしごし


◇◆◇


「?なあ碇…朝はこの部屋が随分綺麗になっとる様だが?」

「…そうだな。」



[974] 題名:メランコリック・まりーまきゅまきゅの冒険 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年03月19日 (月) 00時19分


「さて、何故こうなったかよく分かっているはずだな?マリよ」
「うぇーい…」
「返事はちゃんとしろ!」
「へーい…」
「まあいい。とにかく、日が暮れるまでにちゃんと塗るんだぞ。この壁を」

うららかな日曜の昼下がり。
高校の壁の前に真希波マリと加持リョウジがいた。
真希波はピンクのジャージ姿で、足元にはペンキの缶と刷毛がある。

「不満気な顔をするなよ。副司令の大切なヅラ…いや、ジオフロントを突然お前が奪って隠したりするからだ。当然ペナルティーぐらいあるさ。教育的指導ってやつだな。…って聞いてるか?」
「わかったよう。気が散るからもうほっといて欲しいんだにゃ」

早速、ペンキを刷毛に浸して塗り始めるマリ。

「全く、問題児め。夕方に見に来るからな。それまでにちゃんとやっとけよ」

そう言い残し、加持は去って行った。

***

「うう…めんど臭いにゃあ…」

ぺった、ぺった。
いかにもやる気なさそうにマリがペンキを塗りつける。

そこに通りかかる人影。

「よう。真希波。叱られたのかよ」

ニヤニヤ笑いながら、相田ケンスケが現れた。首からカメラを下げている。

「お前の情けない姿、撮影してやろうか?けけっ」
「…チンタか」
「チンタ言うな。そうやって、いっつも俺のことからかったり、山岸や惣流にセクハラ三昧してるからだぞ。ざまあ」
「…えっ?何言ってるの?相田」
「だって、お前、叱られてお仕置きでペンキ塗りさせられてるんだろ」
「はあ?!あー…イタタぁ…。それだからチミはいつまでたってもエヴァに乗ることも近寄ることすら出来ないんだよ!情けないね〜」
「なんだと」
「これが、どーやったらペナルティーに見えるってえ言うのさ!?」

先程とは全く違う手つきで、上から下、下から上へとなめらかに刷毛を動かす真希波。

「ただのペンキ塗りじゃねーか」
「ち・が・う。これはな。エヴァのパイロットだけに許された、精神集中のための新しい訓練なんさ」
「嘘つけ!」
「信じないんだ。だからいつまでたってもチンタなんだよ。情けない。エヴァに選ばれし運命の子にはわかる。…こうやって、ペンキをいかに美しく、まろやかに、波動を感じながら塗ることに意識を集中させるか…。いいか。こうやって…ハアー…」

「……」

瞳を閉じて、深呼吸しながらペンキを塗りつけるマリ。
まるでヨガか何かだ。

「臍下丹田に意識を集中し、なおかつ、美しく仕上げられた壁を想像する。これすなわち、無駄なく美しい戦闘をこなすための訓練にほかならない。…おわかり?無理か。チンタにゃとーてい理解出来ないよね」

「そ、そんなことねーよ!」

「はいはい。さっ、訓練の続きしよう。お前と話してる時間が惜しいさ。あぁ…気持ちいいにゃ」

うっとりと、壁を塗り進めるマリ。

「…ああ…。こうしている間にも、あちしにはエヴァとシンクロしてるのが感じられる…。」

上へと。下へと。
ペンキ途切れた。
缶につける。
そしてまた上、下。
横。横。

「……。」

「これを終えた後には、あちしのエヴァの戦闘力はまた上がっている…ふふ」

「…なあ。それ、俺には出来ないもんなのか…?」

「ええ?!嫌だよ!こんなすごい訓練を」

「だって、特に何かの機械を使ってるわけじゃないし、お前ジャージ着てるじゃないか。それだけでエヴァとシンクロできるなんて…よく考えたらすごいことだ」

「MAGIで練りに練った極秘中の極秘の最新技術の成果だよ。絶対に秘密だからね」

「わかってるよ。…な。ちょっとだけやらせてくれないか」

「だって、これはあちしが強くなる為のチャンスなのに!」

「か、代わりに出せるもんは出すよ。頼む。ちょっとだけ…」

「ううーむ。しょうがないな…。ぢゃあ、あの角のコンビニのプレミアムメロンクリームエクレアをおごってくれるなら…。少しだけならいいよ」

「やった!ありがとう!買ってくるよ!」

***

「お、おおーっ!これが、エヴァか…。俺は今、エヴァとシンクロしてるのか…?」

「そうだよ…。感じることが出来るだろう?この、相田の刷毛が壁をなぞると、エヴァンゲリオンも壁を塗っているんだよ。わかるはずさ。なんだか、体があたたかくなり、少しずつ腕が重くなるのを…」

「た、確かに!刷毛を持つ腕に重みを感じる。左手に持った缶は重い!そして、体は熱いぜ!」

「(運動してるからね)だろう?さあ深呼吸するんだ。フォースを感じて…」

「さっき、波動って言ってなかったか?」

***

夕食の買い物を終えたシンジとアスカがそこに通りかかった。

「何してるの?!ケンスケ」
「ペンキ塗り?」

「シンジに惣流か!ちげーよ。これはな…」
「内緒だって言ったろ?!相田!」
「す、すまん」
「内緒ってぇ何よ!気に入らないわ。教えなさいよ」



「強くなる訓練〜!?」
「ウソに決まってるわ!」

「信じないならご自由に。これを終えたときには、確実にあちしは強くなっている。あちしだけの特別プログラムなんさ。選ばれしチルドレンの中から更に選ばれしあちし。つまり選ばれしの二乗。すごいぞあちし」

「そんな…マリだけなんて許せないわ!あたしにだってやる権利があるはずよ」

「でもこれ危険だからな…」

「ええっ?」

「実はいつ精神汚染がはじまるかわからない。気を抜くと使徒に乗っ取られるかもしれないんさ」

「そんな!」

「そーならない為には、集中力を途切れさせず、美しく壁を仕上げなければならない。つまり自分との闘いさ」

「そんなの…望むところよ!」

そう言って、アスカはジャケットを脱いだ。

「アスカ、本当にやるのっ?」

上着を受け取ったシンジ。

「とーぜんよ!」

「犬くんはどーすんの?彼女が危ないかもしれないんだけど…黙って見とく?」

「納得出来ない!アスカを危険な目になんて合わせられないよ。見ていることしか出来ないなんて、そんなのもうイヤなんだ」

買い物袋を置いて、シンジも上着を脱いだ。

***

「君達、何をしているんだい?」

優雅に散歩を楽しむ渚カヲルが通りかかった。

相田君と、シンジ君と、アスカ君が懸命に壁にペンキを塗っている…。

「しっ。話しかけちゃダメ。今、彼らはとっても集中しているんさ」

「やあ。マリ。君が食べてるその薩摩揚げは、今夜のシンジ君ちのおかずじゃなかったのかい?」

「もらった。この極秘訓練にどーしても参加したいって頼むから」

「極秘訓練?」

「そう。神秘なる日本のリリンの文化特有の精神集中の極意。ミスターミヤギという伝説の仙人も提唱したという、ペンキ塗りの秘術…」

「リリンの文化?仙人?ミスターミヤギ?それ、僕知ってるよ。こないだディスクで観た。あの映画で描写されていた日本のリリンの文化はまさに的確だったよね」

「(カクッ)う、うん。今、犬くんたちは、まさにその極意を体験しているってわけさ」

「そんなの、ぜひ僕にも体験させて欲しいな」

「タダじゃ駄目だよ」

「これ、どう?レイと食べようと思って買ってきた第三デパート限定のバームクーヘン」

***

「あなた達、何してるの…?」

洞木ヒカリが通りかかった。

4人の少年少女が、一生懸命に無言で高校の壁にペンキを塗っている。

その横の木の枝に、真希波マリがもたれて、うまそうにバームクーヘンを丸かじりしていた。

どー見ても、マリが4人をうまく使って仕事をさせてるようにしか見えない。

「ヒカリ!」
「アスカ!ペンキがほっぺについてるわよ?」
「あっ。でもいいの。これは訓練だから」
「訓練〜?」
「実はね。これは仙人の秘法なんだ」
「はあ?また何を言ってるの渚くん」
「しゃべっちゃダメだよ!カヲル君、アスカ!」
「さすが、シンジは真面目だなっ。俺も負けちゃいられないぜ…」

「一体、どうしたのよ?」



ひととおりの説明を聞いたのち、委員長が溜息をつきながら言った。

「あなた達…。『トム・ソーヤの冒険』ってお話、もう一回読んだ方がいいと思うわ…」

「おおっ!素晴らしい出来だな!よくやったぞマリ…って。一体何をやってるんだシンジ君たち…」

「加持さん!」

「真希波マリー!何をしたんだ!何故こんなことを!副司令のヅラを暴いたり、お前は一体なんなんだ!」

「あちし?あちしの正体は実は女ロボットだにゃ」

「またホラか!」

「母なるマザーコンピュータ。MAGIの外部出力機関。それがこのあ・ち・し」

「何を言って…」

「あちしの名前は、真希波・マリ・イラストリアス!すなわち…」

「……マギなみ・マリ・イラストリアス……?」

「ぴんぽんぽん!」

「ダジャレかあっ」

***

♪M・A・R・I・E 〜
まりー♪まりー♪
♪M・K・Y・U・E〜
うぇいうぇい♪


まりーん!

まきゅまきゅ☆!

=======
※この板の歌における平均年齢は高めなので若返りを図ってみました。(大丈夫かな…。)
※ミスターミヤギって、「ベストキッド」って映画に出て来る拳法の達人。確か、あの映画で描写される日本は、めちゃめちゃ変だった。
※本当に女ロボットだったら面白いですね。(なんでもありだな)


[973] 題名:嗚呼、ケンスケ 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年03月18日 (日) 12時05分

・・・そのまま言われていいのか、フエガムまで賭けて。
何だかんだで幸せなヒカリちゃんと、それはそれでやっぱり幸せそうなマナちゃんに噴いた、焼き芋w


[972] 題名:メイリン復活! 名前:Kioa MAIL URL 投稿日:2012年03月18日 (日) 06時28分

裏社会から足を洗ってカタギになったシンジ。しかし彼は知らなかった。再び「メイリン」に扮する日が来るとは。

ある日シンジは、レイにCafe Kioaに呼び出される。

「碇くん」

「な、なに? 綾波?」

「・・・メイリンに会わせて」

「な、何故その名前を」

手元の革製のバッグから、レイは黒革の手帖を取り出した。

「オーナー、マスター、ハデス、ギデオン、エステル・・」

「ま、待って!  君は一体・・・」

「私は『プロビデンティア』」

その名前にシンジは凍りついた。

「な! 『全てを見通す』と言われる裏社会のエージェント! で、でも何故メイリンに」

「それは、碇君を困らせたいから」

レイが無表情で言う。

(あ、綾波は何を考えているんだ)

シンジの受難は続く。


[971] 題名:さて、そろそろ出番かのう(笑) 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年03月18日 (日) 02時24分

*そうか、そんなに下ネタ書かせたいか(笑)/ゴマたん*※下品注意※*子供は読んじゃ駄目*久々お二人様救済出番へご案内〜*き…救済(笑)銀さんに又突っ込まれるなこら*


【二人の哀・乱・慟】


「…おかしい…」

ん?

相田くんが一人首を捻っている。

「…どうしたの?」

「いや、何時もならそろそろ又汚レな役が来る筈なんだけど…」

…相田くん…可哀想に…すっかり今の立場に慣れちゃって…でも…

「あ、あたしは泪目で“嫌ぁぁ!”とかより出番無い方が有難いって言うか…」

「…無理だろうなぁ。君のキャラそっち方向に固定されて来てるし委員長も妙な方向に…」

「…でも相田くん、良くあーゆー扱い受け入れられるわね…」

「仕事だと思うんだよ、生活懸けてるって。じゃ無きゃ無理だよ。」

「…やな仕事…」「…言うなよ…」

「「はぁ」」

「…にしても相田くんのあ…あの呼び方は酷いわよね…」「だよな。」

ヒョコッ

「どの呼び方なのかにゃ?」

「げっ!?」「ま、真希波さんっ!?」

「んっふっふっふっ、最近のチミ達の出番の無さと影の薄さ救済の為にあちし参上!ジャン!」

「で…出た…」「な、何のご用ですかぁ?」

「良ーくぞ聞いてくれたぁ!ぬっふっふ、パパパパーン!こりからマユたん言葉責めターイム!」

「えええっ!?」「…すっげぇ嫌な予感…」

「さあマユたん!今からあちしの質問におっっ…きい声で答えるにゃ!チミのいうこいつの“あの呼び方”って…何かにゃ〜?( ̄ー ̄)」

「ヒイッ!?」「ま…又こいつは…」

「おやぁ?チミは聞きたくないかい?マユたんが真っ赤になって“い、言えませんそんな事ぉ!”とか涙声で“嫌ぁ…”なぁんて所を…プクククッ!」

「そ、それは…興味無いとは言えませんがねぇ…」「えええっ!?」
「!?じ、冗談だよ冗談っ!し、しかし真希波、お前本当何考えてんだぁ!?」「こんな時冗談言わないで下さーい!」

「ん〜?チミチミ、嘘はいけないよを。本当はチミも聞きたい癖にい。ちょーっち想像してみなさいにゃ、アチシとマユたんの会話を。」

「そ、想像?」「い、嫌な予感しかしない…」

「“そんな事って何かにゃ〜?”“い…嫌ぁ…”“さぁさぁ言ってみそ、何て言うか。一回だけで許したげるから”“い、一回だけぇ?”“そうそう、一回だけ。さ、言ってみそ。”“え…あ、あのその……”“あ゙〜?聞ごえ゙んにゃ〜!”“だ、だからその…チ…チ…嫌ぁぁぁぁっ!”てゆー感じで」

「…(蒼白→真っ青→真っ赤)…」「一寸待てえ!お前は鬼かそれとも悪魔かあ!?」

ズダダダダダッッ!スパパーーン!!

「ストッープ!ストップストップストー―ップ!あんたら掲載取消されたいのか馬鹿あっ!」

「そ、惣流さん!?」「痛ってえ…な、何で俺までぇ!?」
「〜ったあー…おやアスカちん。よっす!」
「よっすぢゃねーっつーのよをっ!一体何をやってんのよあんたは!」

「何してたって…マユたん恥辱の隠語ぷれいだにゃえっへん( ̄^ ̄)」

「威張るな馬鹿ーっ!こ、こんな危ないネタで引っ張るなっ!だ、大体何よそのち…ち…」「恥辱」「そう!恥辱プ…待てこらおい。」

「?何か用かな惣流さん?」

「(ま…又ややこしいのが…)」「(い…いつの間に…)」

「な…な…な…」

「な?」「…何かとは何よと言う反論+何をしに来たのかと言う疑問兼質問+何故今こいつがと言う絶望+嘆息…それが今の三回の“な”の意味…恐らく。」

「…まあこいつが出没した時点でアンタが現れるのは予測できたけどね…レイ。」

「で、真希波さん。恥辱プレイって何?」

(((ズデデデッ!)))「「?」」

「クククッ、良く聞いてくれたにゃレイちん。さあてちょいとアスカちん、この哀れなカス野郎の「おい!」渾名…おっきな声で言ってみそ?「ガン無視かよ!?」」

「え?こいつの渾名?渾名ってこいつの…渾…名…って………チ……!?嫌ああああっ!Hスケベ変態馬鹿馬鹿馬鹿あっ!」ボカッ!

「!?」「うわぁ…」「い、痛そう…」「な、何でお、俺が…」ガクッ

ゲラゲラゲラ!

「さ、さぁっすが被害担当っ!美味しい、美味しいわぁ良い仕事してるうっ!で、アスカちん何で言わないのを?」

「い、言えるかあっ!何言わせようとしてんのよあんたわあっ!!」

「だからこいつの渾名。さささ言いにゃさい、言わないなら言えない理由を説明するにゃ!なぁんで言えないのを?」

「!?な、何でって…(真っ赤)」

「…言わされるにきな粉餅」「同じくチロルチョコ」「痛てて…然り気無く酷いなお前ら。俺も言わされるにフエガム。」「あ…あたしもう帰って良いですよね?」

〇〇

アスカのピンチなその時!
…ヒカリはトウジとお好み焼きを焼いていた。

マナは焼き芋を食べていた。

リツコはオペレーター達と一服していた。

ミサトは泣きながら書類と格闘していた。

加持は飛行機に乗っていた。

親父は爺と悪巧みを計画していた。

…我等が主役碇シンジ君は…

久々のプライベートタイムを満喫しのほほんとしていた…



※ああ下品(笑)※さて次は…サパークラブか(笑)※


[970] 題名:黒革の手帖では 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年03月17日 (土) 23時52分

ヒロインが「ハルエ」という源氏名を名乗っていたのさ…




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