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エヴァに関するショートショートショート、つまり小話を自由に書きこんでください。
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[989] 題名:あ、あ、あんな事良いなっ!ででで出来たら良いなっ! 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年03月25日 (日) 17時09分
「ん〜…フワワアァ〜、今朝も良い天気ねーっと…」
伸びをして窓の外を眺める妙齢の美女…何故かメイド服姿、おまけに猫耳付き、ご丁寧な事に鈴付きチョーカーまで…色々痛いよねその装備…
「さぁて、今日も世界平和と未来の為二人の幸せ支援事業スタートするかっ!」
【ミサえもん】
「ミサちゃーん起きたー?朝御飯出来てるわよぉ?」「!はーいママさん只今ーっ!」
…ドドドドドドドドッッ!
「あら、今朝は早いわねぇ。」「…ああ…」
ピンポピンポピンポピンポー―ン!
「ゼハーゼハーお、お早うござ…ゼハーゼハー、お早うございますおば様、お、おじ様も…ゼハー、お、お早うございます…つっっ!」
「あらぁ、大変ねぇアスカちゃん。はいお水、落ち着いて飲んでね。」
「あ、有り、難うご、ざいますっ!」
ゴクッゴクッゴクッ…
「…っはあっ!はぁ、はぁ…!シ、シンジはもう起きましたかあっ!?」
「フワワワあ〜、おっはよーございまーすう…」
「出たわね泥棒猫!」
「?ねえミサちゃん。シンジは未だ寝てるのかしら?」
「はぁい、昨夜は私とあーんな事やこーんな事を手取り足取りじっくりねっとり」ドダダダダダダドテン!
…ダダダガラッ!
『こっっ!この馬鹿シンジいっ!とっとと起きろっ!起きてきちんと昨夜の出来事説明しなさーいっ!』
「…ねぇミサちゃん、アスカちゃん又転んだみたいだけど大丈夫かしら?」
「あの怒鳴り方なら大丈夫じゃないですかぁ?」
「…毎度同じ事を聞くが、シンジに昨夜は何をした?」
「はぁ、毎度同じ様な答えですが例によって宿題任せる道具が欲しいと抜かしたシンジ君に教育的指導をちょっち…」
「あらあら。」「…今回の極め技は?」
「はい、ヴルドッキングヘッドロックからグランドコブラへ移行し、タップが入り見事私の勝利でした。その後宿題を三問間違えると四之時固め、五問不正解で蠍固め、全問正解でアスカちゃんと二時間二人っきりと言う条件でさせた所一問不正解、シンジ君泣いて悔しがってました。」
「うむ。見事な極め技だ。」「でもミサちゃん、二人っきりは未だ早くない?おばさん心配だわぁ。」
『キャーッッ!あああんた何朝から変な物見せてるのよH馬鹿変態不潔っっ!』バッチーン!
『痛あっ!し、仕方無いだろ朝なんだからあっ!』
「…あの様子なら…」
「ああ…問題無い…」
「…みたいねぇ…」
『こっっ!こっっ!この馬鹿あっ早く着替えなさいよおっ!』
『あ、う、うんごめんアスカ…その、し、下で待っててくれるかな?』
『!は、早くしなさいよっ!』
「しかしその…何だ…」
「今の時点で尻に敷かれてますよね…」
「…孫はまだまだ先になりそうね。さてとミサちゃん、朝御飯にしましょ。今朝は納豆と塩鮭ですよ。」
「はーいっ!」
*タイトルは“釣り”です(笑)*嫌だなあ、ここにあるのはお子様も見れる真っ当な話だぞお(笑)*おっきいお子様自重(爆)*
[988] 題名:魔法使いアスカと火の悪魔 その2 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年03月24日 (土) 13時34分
*よく考えたら、続編の男主人公はシンジっぽかったんだった・・・まあいいや、続編は3姉妹の出番少なくてつまらんかったし
そういうわけで、僕――シンジ・ハッターは、魔法使いアスカの家で、料理と掃除を担当する事になった。
「えーと、じゃ、暖炉の掃除を・・・」
「それは駄目!」
アスカは鋭い声で言った。
「そこにはあたしの心臓があるんだから」
「心臓?」
「そ、火の悪魔と契約して、あたしの心臓を預けてるってわけ」
暖炉を覗き込むと、何か赤い塊が動いた。
「火の悪魔のエヴァンゲリオン弐号機よ!」
・・・えっと、弐号機って何?
疑問には思ったけど、あまり関わり合いにならない方が良さそうだって事で、追及しなかった。
僕は、暖炉以外の掃除をして、料理を作ってアスカに出した。
「すっごくおいしいわ!
アンタって不思議ね・・・こんなに繊細なまでに掃除と料理が出来るのに、見た目は髭面」
うううっ・・・だって、僕は本当は髭面じゃないんだ!
でも、アスカが若い男の心臓を食べるって噂が、本当の事を言えなくしていた。
いざとなったら、やっぱり僕は怖かったんだ、生きていたくなったんだ。
心臓を食べられたら・・・もう弟達に会えないじゃないか!
アスカに心臓がないって噂は本当だったし、きっと心臓を食べる方も真実なんだ。
でも、僕は今、幸か不幸か若い男じゃない・・・だから、平和に数日間が過ぎて行った。
「あら・・・珍しい、このお城にお客さん?」
数日後、裏口から入って来たお下げにそばかすの女の子は、目を丸くした。
「違うわよ、掃除と料理のために雇った奴よ。
あ、紹介するわ、この子、あたしの弟子のヒカリ。
コイツは・・・あれ、名前、何だっけ?」
・・・僕の名前なんて聞いてもいないんだから、知らないはずだよ。
「シンジ・ハッター」
「そう、よろしく、シンジさん」
ヒカリは、親切そうな顔をにこにこさせて握手してくれた。
こんな素直そうな子が、どうして怖いって評判のアスカの弟子なんかに・・・。
「それにしても、こんなに部屋が片付いている・・・って事は、シンジさんの腕前って凄いんですね。
だったら、何もわざわざここで働かなくっても、いくらでも行く所あったんじゃないですか?」
「あ、そう言えばアンタ、呪いについて聞きたい事があるとか言ってたわね」
う・・・もう思い出さなくてもいいのに・・・。
「ひょっとしてその髭面、呪いのせいとか?」
うわあああああ、嫌だあああああ、僕、心臓食べられたくないよ!
助けてよ、父さん、カヲル、トウジ・・・。
「あの・・・シンジさん、もしかして、あの噂の事、心配してます?」
ヒカリがひょいと僕の顔を覗き込んだ。
「だったら大丈夫ですよ、それ、私が流した嘘の噂ですから」
・・・へ?
「ほら、うちのアスカ先生って、すっごく美人じゃないですか、依頼にかこつけた求婚者が殺到して困ってたんですよ。
何とかしろって言うから、適当に怖い噂を流して、誰も寄り付かなくしたんです」
「だって、何であたしが、見ず知らずの奴のお守りを一生しなきゃならないのよ」
アスカはふんぞり返った。
「でも・・・アンタは便利だから、代わりに呪いの事、調べてあげるわよ、シンジ。
とは言っても・・・それ、見た所、荒れ地の魔法使いのキール・ローレンツね・・・かなり厄介だわ」
アスカは僕の顔を覗き込んだ。
「とにかく、今日はシンジの事を調べるわ。
ヒカリ、戻って来たんだから、今日はアンタが料理してよ」
「ええ!」
そう言うとヒカリは、持っていたカバンから、鍋釜杓子を次々と取り出した。
「・・・アンタ、また新しい金物買って来たの?」
「だって・・・すごく使いやすそうなのが出てたんですもの。
それに、新しく入った職人さんが、とっても親切で、いろいろ選んでくれて・・・」
金物屋・・・って、カヲルがいる所だ・・・と言うか・・・新しい職人って、カヲルじゃないか、元気なんだ。
「・・・さてはヒカリ、その新しい職人を婿候補にしてるわね?」
えっ?! そんな・・・この子、義妹になるんだ?!
いや、カヲルの方がその気になるかはわからないけど。
ヒカリ本人はいいとして、親戚づきあいしたら、漏れなくアスカが付いて来るんだよなぁ・・・。
あ、心臓は食べないから良いのか。
「もう、アスカ先生ったら、私がひっきりなしに男の子探してるみたいな言い方!
私、これまでちゃんとお付き合いした相手もいた事ないのに!」
「まあ・・・確かに、吟味しまくって、結局、アンタの眼鏡にかなう相手がいないんだっけね」
「だけど、理想の相手は頑張って探さないと・・・。
私、早く結婚したいし、子供は10人欲しいんです」
・・・そ、そうなんだ・・・。
*ヒカリ登場。原作じゃ弟子はお年頃の男の子だったのだよ。性別逆転なのでお年頃の女の子。
*「子供10人」は、原作じゃ別のキャラの台詞だったんだけど、彼女の方が似合うので言わせてみた。
*とりあえず調子に乗って原作最後まで行ってみるかー。
[987] 題名:クレヨンしんじちゃんvsマリえもん 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年03月24日 (土) 10時55分
「お〜いミサト〜」
「あなたその呼び方止めて!シンジちゃんが最近真似して困ってるんだから!」
「すまんすまん。でミサト、シンジ君は」「今アスカちゃんと遊びに行ってるわ。」
「…久々に二人になれたな。どうだ?久々に…」「ん〜そうねー、千点十円でどうリョウジさん?」「そっちか!まあ良いか…じゃあ早速雀卓を…」
「ほえぇぇぇ〜」
「!?あああレイちゃんレイちゃんオムツかしらぁよ〜しよ〜し、泣かない泣かない」「ほえぇ…」
「本当にうちのレイは可愛いなあ…」「そうよ。レイとシンジは私達にとって世界で一番可愛い娘と息子ですもん。」
▼△▼
「ねえシンジい、何して遊ぶう?」
「アスカちゃんは何して遊びたい?」
「あたしはぁ…ブリっ子キュートごっこお。」
「じゃあ僕エヴァンダムごっこお。」
「んーと、じゃああたしがキュートれっどでぇ、シンジ君がぁエヴァンダムでぇ…空からの怪獣を受け止めるのをっ!」
「おおう!?そ、それは無理だと思うぞお。」
「でもほらあれ」「あれ?」
「どいてどいて〜っ!」
「おおう!ほ、本当に落ちて来た」「ほらシンジい!受け止めるのよっ!」「よ、ようし」
「落ちてなーい!降りてるのをっ!ああああ危ない危ないどいてどいてアワワワ…」
「…やっぱ止め」ヒョイ
「うっきゃあああぁぁぁ!」ドスンドテンゴロゴロゴロ…
「大丈夫う?シンジい?」「僕は大丈夫だぞ。アスカちゃんは?」「あたしも大丈夫ぅ」
「痛たたた…君達あちしの心配はぁ?」
「あ、生きてた。」「止めよ!怪人ひぽぽたます!ブリびーむびびびっ!」
「うわーやられたーがくっ」
「よし!おしおきかんりょー!」「をおぉ、をねーさんノリノリだなぁ。恥ずかしくない?」
「ぐはっ!?折角お子様サービスしたげたのにきっっついお言葉ぁっ!すっげー痛いっ!」
「シンジい、それ言っちゃ駄目ぇ。」「そっか駄目かぁ。」
「痛ったあ〜…ん?シンジい?君…ひょっとして碇シンジ太君!?」
「違うぞ、おら加持シンジだ。」「あたしはぁ、赤木ぃアスカちゃんよんさいぃ、ですう。」
「おやぁ?座標は合って…なあい!?軸がずれてるう!ここ違う世界ぢゃん!やり直しやり直し…あ、君達この事は他言無用で!」
「「はぁ」」
▲▽▲
「おおいミサトを、今帰ったぞお。」「おじゃましまあす。」
「お帰りシンジちゃん。あらアスカちゃんもいらっしゃい。」
「ん?シンジ君にアスカちゃん、そのどら焼はどうしたんだ?」
「貰ったぁ。このことはたごんむよーなんだぞぉ。」「そー、お空から落ちてきたのお。」
「「は?」」
「エプロン着たおねーさんでぇ、何か眼鏡掛けて猫のお耳ついてたぁ。」「そーそー。でぇ、このことはたごんむよーなのー。」
「「…?」」
[986] 題名:ゲンゲン大いに語る(@rinker様) 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年03月24日 (土) 07時08分
「聞いてくれ、今だから言えるんだがこれを聞けば君は私を嫌うだろうがこの際正直に言おう。私は子供が嫌いだ。嫌いなんだ。子供とは我儘で泣き虫で喧しく暴虐で不潔だ。その上限度を弁えず行動し一寸考える事が出来ずに騒動を巻き起こす。馬鹿な事をやらかす癖に妙に計算高く嘘と涙と笑顔を武器に媚を売り何事より自分の欲望を優先させる、それが子供だ。残酷な天使、可愛い悪魔、小憎らしい餓鬼共を形容するならそんな所だろう。だから子供は嫌いなんだ。繰り返すが私は子供が嫌いだ。大嫌いだ!本当に大嫌いなんだ!」
「パパ〜ママ〜おしっこ〜」
「!?おうおういかんいかん、ほうらシンジちっちはあっちだあっち、さあ行くぞう」
「は〜い〜」
「ほうら急げ〜」「いそぐ〜」
「クスクス…自分の子供は可愛いのよね…」
「ほうらシンジ、手を洗え〜」「は〜い〜」
*題名の元ネタはリンカ様*
[985] 題名:裏切りと誠意 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年03月24日 (土) 00時44分
「おーい!大変だよ、犬くん!」
「犬くんって…。今回はなんなの。真希波さん」
ネルフで、呼び止められた。相変わらず訳わからないよ。
「もしかしたら、君、ワクチン打つの忘れてない?あちし、心配になったんだよ!」
「ワクチン?」
「エヴァのパイロット達は、みんな打たなきゃいけないのさ!もし、これを忘れてたら、アスカちんやレイちんやミサトさんに君の病気が伝染るかもしれないよ!」
「ええっ?!そんなのはじめて聞いたよ」
「特に君は絶対やっといたほうがいいんさ!」
「わ、わかった。すぐにリツコさんのとこに行ってくるよ。僕」
*
「ワクチン?」
「そうです。僕はまだ打って貰ってないです」
「…そんなのあったかしら??」
「とぼけないで下さい。僕なんてどうなってもいいけど、もし、アスカや綾波やミサトさんに病気を伝染させたら大変じゃないですか。お願いします。早くフィラリアのワクチンを僕に打って下さい!」
***
「…シンジは、何を怒りまくってるわけ?そして、リツコとミサトがお腹抱えて痙攣してるのはなんで?」
「わからないわ…」
「あ、あのさ、フィラリアって、犬の病気よぉ、シンジ君!ヒィー!ひっひっひ!」
「裏切ったなあ!僕の気持ちを裏切ったんだあ!!うわああ!」
******
まりーん!
まきゅまきゅ☆!
=======
※シンジ・ハッター面白そうなんで続いてほしいなり。※映画のハウルは、最初の空中散歩のシーンで早速感動して泣いた…。原作読んでないので、また読もう。
[984] 題名:魔法使いアスカと火の悪魔 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年03月23日 (金) 22時41分
僕の名前はシンジ・ハッター、ファンタジーな魔法の国にある帽子屋の3兄弟の長男だ。
ファンタジーの世界だから、長男って絶対、何をやっても上手くいかないって相場が決まってるんだよね。
おかげで僕は、非常に後ろ向きな性格に・・・
「・・・長男かどうかに関係なく、シンジ兄さんはガラスのように繊細かつ後ろ向きだと思うよ」
やけに涼やかな顔で言うのが、次男のカヲル――何故か兄弟で1番かっこいいと評判だ。
どうして「何故か」かと言うと、ファンタジーの世界では末っ子が1番なのが普通なんだけど、カヲルは次男なのに目立つんだ。
「あのなシンジ兄貴・・・そら、迷信や迷信」
カヲルの方が目立ってても全く気にしてないのが、三男のトウジ。
彼が訛っているのは、親が違う・・・つまり、出身地が違うからなんだけど。
そうそう、常識的なファンタジーなら、僕とカヲルがトウジを苛めなきゃならないんだけど・・・残念ながら、僕らは仲が良い。
やっぱりここは、定番通りに意地悪すべきだろうか?
「・・・カヲル兄貴、シンジ兄貴の頭の常識っちゅう奴は、どう考えてもズレとるやんな」
「そうだね、頑張って意地悪しようなんて考える人、初めて見たよ・・・」
「とにかく! 上の2人は上手く行かないって相場が決まってるんだよ!
だから、トウジは虐げられた状態から幸せを掴むし、僕ら2人は上手く行かなくなった後に、それなりに生きて行けるように準備すべきなんだ!」
力説する僕を見る2人の目は、血の繋がりがないから外見は似ていないのに、何故かそっくりだった。
「・・・アホや・・・とことんアホや・・・」
「好意に値しない考え方だね・・・」
2人は現実ってものを知らないだけなんだ。
「そうだ、末っ子は不思議な力を持って羽ばたくのがいいな・・・。
郊外に魔法使いが住んでるだろ、習いに行ったらどうだろう、トウジ?」
「はあ? あの心臓がないっちゅう噂のアスカとか言う魔法使いか?
そんな恐ろしい奴に魔法なんか習いに行けるかい」
「違うよ、父さんの知り合いの魔法使いだよ・・・話を付けておくから」
「いや、別にワイはそんな気ィないで?」
「じゃあ、僕が代わりに習いに行くよ」
「駄目だよ、カヲルは次男なんだから、僕ほどではないにしても、何かやって上手く行くはずないんだ」
こうして僕は、父さんの知り合いの魔法使いのコウゾウさんにトウジの事を頼んだ。
カヲルは・・・町の金物屋にでも修業に出そう。
父さんの残した借金があるから、何とかして1人立ちさせないとね。
こうして僕は、弟達を独立させて、自分は帽子屋として何とかやっていた。
ところがある日、怪しげお客さんがやって来て、僕に難癖を付けた後・・・何やら呪いの言葉を吐いて帰って行ったんだ。
あれは多分・・・荒れ地の魔法使い・キールだ。
僕は鏡を見ると・・・父さんそっくりの髭面になっていたんだ。
この呪いを解いてもらうには、強い魔法使いに相談するしかない。
でも、国中の強い魔法使いって・・・最近、何故か行方不明になってるんだよね。
仕方ない、評判は悪いけど、空中の城に住む魔法使いアスカを頼るか。
若い男の心臓を食べるって噂だけど、僕、今、若い男じゃないし。
「失礼しまーす」
そんなこんなで、僕はアスカの城に、こっそりと侵入した。
「あーもう! ロクに食べる物もないし、掃除も行き届かないわ!」
すっごく綺麗な女の子が・・・癇癪を起こしていた。
「何の用?」
「そ・・・その・・・ちょっと、呪いについて聞きたい事があるんだ」
「あたし、弟子は1人で間に合ってるわ」
女の子――これがきっとアスカだ――は、踏ん反り返って言った。
「でも、僕、料理と掃除は得意だよ?」
「そうなんだ・・・丁度、弟子がしばらく留守だから、困ってたし・・・いいわ、料理や掃除してくれるなら、置いてあげる」
僕は、相談内容を言えないまま、美しい魔法使いアスカと、奇妙な共同生活を始めた。
*ハウルは原作派、絶対に。あの改変は許さん。
*最初、3姉妹で「長女レイ、次女アスカ、三女ヒカリ」にしようかと思ったけど、レイも後ろ向きじゃないしなーってことで。
*んでもって、男女の配役逆にすりゃ上手く行くんじゃないか?とやってみた。
[983] 題名:こんなこといいな出来ればいいな 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年03月21日 (水) 22時37分
「楽しみにしてる連続ドラマがはじまるわ。この2人どうなるのかしらねぇ…。さ、お茶どうぞ。加持えもん」
「やあ、ありがとうユイさん。彼女とは、向こう岸の女と書く…男にとって、女とはいつだって理解しがたい存在なんですよ」
「そうかもしれませんわね」
「だが、だからこそ面白いんだな。たった一度きりの人生、後悔しないように生きるのが大切だと思いませんか?奥さん。いや、ユイさん」
「なあに?真剣な目をして…」
「ユイさん。俺は…」
「今帰ったぞ!!」
どかどかどか
「主人だわ」
「これはこれは。おかえりなさいパパさん。また早退してきたんですか」
「誰のせいだと思っているのだ。なぜこんな居候が私のスイートホームに必要だ!」
「シンちゃんの情操教育のためよ。あなた」
「却って悪影響だ!」
=======
※↓加持えもん…ぴったりですね。※口先八丁手八丁のくせに、実際にはなんにもしてないところが。
[982] 題名:シンジ太君とアス香ちゃん 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年03月21日 (水) 08時56分
「なんであたしがのび太役なのよおっ!」
「ん〜?やっぱそら内面的にアスカってのび太だしー、何のかんの言いながらシンジ君に頼りっきりな所とかー、うじうじ大好きなシンジ君に中々迫れなかったりとかー(^_^)」
「な!ななななな!?」
「ま、いーぢゃなーい。それともぉ、やあっぱジャイアスカになってシンジ君を」
「嫌ーっ!あたしあんなじゃないーっ!」
「だーいじょうび!レイだってあーんなにノリノリであんたなら、も、かーん璧にハマるわよ〜( ̄ー ̄)…」
「嫌〜っ!」
「ミサトさん…僕は女装嫌です…お願いします!役変更して下さいっっ!」
「え〜?け〜っ構評判良かったのに〜…リツコなんか腹抱えて笑ってたしマヤちゃんなんか興奮し過ぎて鼻血出してたしー…プッ!アッハハハハッ!」
「ミサトさん!」
「ちぇ〜っ、仕っ方無いわねー、じゃあ…」
♪ぱららぱららぱららぱららぱららぱららぱららら♪
【加持えもん】
「え〜ん加持えもんさーん!」
じゃばじゃば
「どうしたんだいシンジ太君?」
「ぢゃマリあんとマナ恵ちゃんが僕の事いぢめるんだあっ!」
「シンジ太君…俺はここで庭木に水をやる事しか出来ない…だか君にはやれる事がある。」
「え〜っ!?た、助けてくれないのおっ!?」
「居候の身だからな、頼まれた仕事はこなさないと…と言う訳で暫く手が離せないんだ。話は聞けるがな。」
「う…そ、その…あ、アス香ちゃんと一緒に話してたら、ジャマリあんとマナ恵ちゃんが…ア、アス香ちゃんに…『あんたも大変ね〜シンジ太みたいな役に立たないペット飼うのは〜』『飼い犬にちゃんと予防接種させてる〜?』って…」
「ほほう。」
「そ、そしたらアス香ちゃん、『じゃあシンジ太君は番犬?愛玩犬?』って僕に聞くんだ!」
「成る程」
「僕は犬じゃない、犬じゃないんだあ(T△T)ああっ、酷いよアス香ちゃん〜」
「シンジ君…これを使えばいい。」
「!?これ…スイカですね?でも…何処から出したんです?」
「それは秘密だ。だがな、その西瓜…相手の本音が聞ける西瓜だ。これを持っていけ。」
「本音が…聞ける?」
「だがな…これは相手に効果を説明して食べて貰わないと只の西瓜になる。」
「う…うん…」
「それにだ、本音を聞いて…君の望む答えが出るとは限らない。それでも聞きたいか?」
「…聞きます。僕は聞きます。」
「そうか…じゃあこれを持って直ぐに行け。」「す、直ぐにぃ?」「生物だからな。冷たい内に喰わないと効果が」「い、行ってきまーす!」
じゃばじゃば
「…大人はさ…狡い位が丁度良いのさ。大丈夫、好きな人からのプレゼントなら効果抜群だ。…只の西瓜でもな。」
「加持えもんさーん、お庭の水撒き終わりました〜?お茶にしましょ〜、今TVにミサトちゃん出てるわよ〜」
「はーいユイさん只今ーっとぉ。」
『あ、あたしの出番はあっ!?』『ほら、だからやっぱアスカ太君の方がいいって。』『嫌ーっ!』
[981] 題名:わたしはジャイアンガキ大将 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年03月21日 (水) 00時18分
「わたしはジャイアン。ガキ大将…」
「ど、どうしたの綾波?!」
「わたしとひとつにならない?わたしのものはわたしのもの。あなたのものもわたしのもの。…アスカ太くん」
「嫌よっ!」
「今度、リサイタルを開きます。全員、空き地にイチマルマル時に集合すること」
「さらっと恐ろしい誘いを!」
「ああ…待ち遠しいわ。♪わたしに還しなさい〜♪ボエーーーー!」
=======
オモチロイね!↓
[980] 題名:♪未来の世界の〜人型ロボぉ〜ッ〜トぉ〜♪ 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年03月20日 (火) 23時23分
【マリえもん】
「えーんマリえもーん!…て又居ない…」
誰も居ない部屋で途方に暮れていると、不意に襖が開いた。
しゅたん!
「うにゃ〜…どうしたにょアスカ太くん?」
伸びをしながら猫耳を付けて鈴付きのチョーカーを鳴らしてメイド服を着た眼鏡女が押し入れから現れた。
「…毎度毎度思うけど、その格好何とかならない?」
「ふわわ〜、毎度毎度同じ答えだけど無理にゃ。」
押し入れから降りた彼女は欠伸をしてお尻をボリボリ掻きながら私に答えた。
「アチシは未来の世界から来た猫型奉仕ロボ!つまーりメイド服こそアチシの制服にしてアイデンティティー!さあてとおやつのどら焼きをば…ぢゃん!いっただっきま〜すマグッ!ムグムグムグムグごっくん!」
エプロンの前ポケットからごそごそとどら焼きを取り出し旨そうにパクつくマリえもん。
「で?何の用かにゃアスカ太君。」
「あ!?そうそうマリえもん!お願い助けて!ジャイ綾波とスネヲるがいぢめるの!」
「又かにゃ〜、もー仕方無いにゃああの二人はぁ。で、今回は何かにゃ?」
「その…シンジ香ちゃんとで…デートの約束を」「良くやったあっ!」
いきなり大声で叫び出すマリえもん。
「くう〜っっ!未来の世界からチミ達を幸せにする為!そしてあちしの存在を護る為!時間保護法の粗を探しお役所仕事の網を裏技駆使して掻い潜り「…何か聞かない方が良い台詞が然り気無く混じってた様な…」やっとの思いでたどり着いたこの世界…努力に努力を重ねて来た今までの苦労がやっと…やっと報われるうっっっ!」
「…て言うかあんた基本的に普段何もしてないしあんまり役立って無いじゃない。ニート風にタダ飯食らって茶々入れてグダグダ居候してて…稀に何かすれば大抵余計なオマケが付いてきたりで…」
「そっかあ…アスカ太君が漸くシンジ香ちゃんと…感無量だにゃあ。」
「…聞いてねえしこいつ。」
「でででアスカ太ちん!デデデデデートするんだにょね?」
「わっ!?い、いきなり顔寄せるなっ!ま、まあその…う…うん…で、でもジャイ綾波とスネヲるが、あたしじゃシンジ香ちゃんと釣り合わないって…こんな気弱じゃ無理だって…ぐすっ。」
「ほほう。では…ごそごそごそごそ…」
「…でもマリえもん、そのエプロンのポケット一体どうなってるの?」
「絶対領域的に内緒だにゃ。因みにスカートの中からも色々だせ…る…これにゃっ!」
ぴかぴかぴーん!
「ジャーン!闘魂タヲル〜♪」
♪ぱぱらぱーん♪
「さあ、これを首に掛ければあっ!」「え?く、首に?あ!な、何これ…す、凄い力が…っっ!」
「うんうん効いた効いた。さぁ、元気があればっ!」「何でもできるっ!御唱和下さいっっ!」
「「いくぞーっ!いーち!にー!さんっ!ダーッッ!」」
ワアーッッ!
「さあ張り切って行くにゃアスカ太君!いや、アスカ太・ボンバイエ!」
「っシャアッ!」
◆◆
「ん?お帰りアスカ太君早かったね…どったの?」
「…シンジ香ちゃんに…闘魂注入しちゃった…ど、どーしよーマリえもん〜!?」
「ん〜、も、駄目ぢゃね?(笑)」
「ふっっざけんなーっっ!(ノ"`凵L)ノ~┻┻」
「ま、大丈夫だにょ。闘魂注入されたシンジ香ちゃんはも、チミの魅力にメロメロだあ(笑)」
「嘘だあっ!」
ピンポーン
「アスカ太君…居る?」
「はっ!?シ、シンジ香ちゃん!?」
「アスカ太君…あなたに闘魂注入されて判ったの…あたし…あたし…」
「シンジ香ちゃん?」
「あたしは誰の挑戦でも受けるわっ!」
「!?駄目ーっ私の挑戦以外受けちゃ駄目ーっ!」
「やれやれ、アスカ太ちゃんは我儘だにゃあ。」
「そんな話かあっ!あんたいい加減にしなさいっ!」
「シャアッ!てめえらの力で勝ち取って見ろっ!ダーッ!」