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Gehen wir!「小話掲示板」へようこそ。
エヴァに関するショートショートショート、つまり小話を自由に書きこんでください。
もちろんLASだけに限らず、エヴァネタだったら何でもOK。
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[1051] 題名:もし特務機関NERVの司令が「汝は人狼なりや?」のゲームマスターになったら 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年06月06日 (水) 00時33分

ゲンドウ「皆、今日はよく集まってくれた」

リツコ「司令、何のご用ですか?」

ゲンドウ「司令ではない、ゲームマスターだ!
 これから諸君には、NERV謹製、最新のゲームを試してもらう――その名も『貴様は使徒なのか?』だ!」

カヲル「え、これは『はい、そーです』と言うべきなのかい?」

ケンスケ「・・・何か・・・展開見えたよ、オレ・・・」

ゲンドウ「NERV職員の中に、使徒が紛れ込んだ!と言う設定のゲームだ」

アスカ「パイロットの中に、じゃなくて?」

ゲンドウ「ふっ、パイロットも職員に数えるのだ・・・これは後で説明しよう。
 紛れ込んだ数名の使徒は、夜の間にNERV職員を抹殺する!」

リツコ「別に夜である必要はないのでは・・・」

ケンスケ「やっぱり・・・これ人狼ゲームじゃねーか」

ゲンドウ「違う! 使徒ゲームだ!」

シンジ「どっちでもいいよ・・・」

ゲンドウ「では続けるぞ・・・つまり、職員達は紛れ込んだ使徒を見つけ出し、始末せねばならない・・・サードインパクトの阻止だ。
 そのため、毎日、昼の間に会議を行い、使徒らしき者を選んで処刑して、使徒を殲滅するのだ」

ヒカリ「あの・・・処刑って・・・職員だったらどうするんですか?」

ゲンドウ「世界を救うためには多少の犠牲はやむを得んのだ。
 最終的に、使徒を全部殲滅すれば職員の勝ち、使徒と職員が同数以下になれば使徒の勝ちだ」

レイ「このゲームにはATフィールドの概念はないのね・・・」

ゲンドウ「さらに大事な事は、第3勢力ゼーレが存在する。
 勝負がついた時にゼーレ陣営に生存者がいれば、世界はゼーレが牛耳るのだ。
 職員はゼーレ陣営の者も、きちんと始末せねばならん」

トウジ「そんな事言うたかて、カンでやったら犠牲多過ぎるやろ」

ゲンドウ「ふっ、そのために職員チームには、優秀な人材が揃っている。
 まずは諜報部員――夜の間に自分以外の誰か1人を調査し、使徒かそうでないかを確認出来る」

ミサト「何で諜報部員がそんなに有能なんですか!」

ゲンドウ「使徒以外の者は、一般職員と区別がつかないが、調査先がゼーレ勢力だった場合は暗殺出来るのだ」

加持「さすがNERVの諜報部員は優秀ですね!」

ゲンドウ「次に科学者――夜の間に、昼に処刑された者のパターンを調べて、使徒かそうでないかを区別出来る。
 やはりゼーレ勢力は使徒でないので職員と区別がつかず、状況に変化がないために判定が出来ないがな」

マヤ「パターン青かどうかって事ですね!」

ゲンドウ「次にパイロットだ」

アスカ「諜報部員がゼーレ倒せるなら、パイロットは使徒を倒せるんでしょ!」

ゲンドウ「少し違う・・・パイロットは、夜の間に自分以外の誰か1人を守れる。
 守った相手と使徒襲撃先が一緒であれば、その職員は命拾い出来るのだ。
 ただ、使徒を倒せるわけではない、使徒はあくまでも昼間の会議で処刑せねばならんのだ」

アスカ「微妙なパイロットね・・・」

ゲンドウ「そして作戦部――特殊な能力はないが、他の作戦部員が誰なのかわかる」

ミサト「それだけ?! しかも部長と部下は一緒くたですか!?」

ゲンドウ「意外と重要だぞ・・・作戦部同士は、使徒ではないと保証し合えるわけだからな」

カヲル「リアル使徒として聞きたいんですけど、使徒はどうするんですかー?」

ゲンドウ「使徒チームは、生存している人間が自分達の人数以下になれば勝利だ・・・ただし、ゼーレ勢力は数えないぞ、使徒でも人間でもないのだ」

冬月「いや、彼らは人間だが・・・」

ゲンドウ「使徒同士は夜の間に相談して、誰か1人を襲撃出来る・・・ただし、ゼーレの者の命は取れないのだ」

マコト「ゼーレって、どれだけ人外なんですか・・・」

ゲンドウ「次に浸食者――人でありながら使徒に浸食された者のため、誰が使徒かを知らぬまま、また自らが浸食者と使徒に認識されぬまま、使徒に味方をするのだ」

トウジ「・・・嫌なポジションやな・・・」

ゲンドウ「ベースが人間のため、諜報部員や科学者の判定は職員と区別がつかず、勝敗判定時も職員と同様にカウントされるが、浸食者の勝利は使徒チームの勝利だ」

シンジ「待ってよ、父さん、わけがわからないよ!」

ゲンドウ「最後にゼーレだが・・・」

シンジ「父さん、無視しないでよ!」

ゲンドウ「ゼーレは、夜の間に仲間同士での会話が出来、勝負が着く時までに誰かが生き残っておれば勝利だ。
 使徒に襲撃されても大丈夫な代わりに、諜報部員の調査を受ければ最期だ・・・まあ、処刑はどの陣営にも等しく訪れるがな」

シゲル「つまり、職員チーム、使徒チーム、ゼーレチームに分かれて生き残りを競うわけか」

ケンスケ「人狼ゲーム・・・体を動かさないサバイバルゲームだよ・・・」

ゲンドウ「自分が生き残れなくても、チームが勝てば良いのだ・・・皆の知恵と勇気を高めてもらうぞ」


*職員=村人、諜報部員=占い師、科学者=霊能者、パイロット=狩人、使徒=人狼、浸食者=狂人、ゼーレ=妖狐。
*でも、この設定でゲーム風景書いたら、すっごいシリアス詐欺な小説書けそうw


[1050] 題名:西暦2015年!世界はサードインパクトに包まれたぁっ! 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年06月05日 (火) 06時14分

地は荒れ、海は穢れ、全ての存在が無に帰したかに見えたぁ!

だがぁっ!

人類は死滅していなかったあっ!

世界は再生へ動き出し、時は動き出す…


そして時は流れ…


【アフター・ザ・メランコリック】


カランカラン♪

「いらっしゃいませー、ご予約の方ですねー?あちらの座敷になりまーす。」

「おー、センセこっちやこっち」

「やぁトウジ、久し振りだね」

「しっかし主ゃ変わらんのう、ワシなぞほれ」
ペロン

「…また見事に禿げたね…」

被り被り
「ま、ええ年やから仕方無いわ。この芸で新人毎年からこうとるさかい。」

「芸?」

「そや。新人にやな、挨拶する時は被り物取らなあかん!こない具合にのう!ってな。見いこの光り輝く頭!後光射して見えるやろ!ちゅうて。」

「トウジらしい…あ、ケンスケだ」

「はぁ、はぁ、ま、間に合った…やぁ碇、トウジも元気だったか?はぁ、はぁ…」

「珍しいね、ケンスケが遅れるなんて」

「はぁはぁ…む、息子が熱出しちゃって今病院連れて行っててさ、大した事無かったから嫁の実家に嫁と二人預けて来たんだ。」

「大変やの。家は子供できへんから今一よう判らんのやが、ま、大事ならんで良かったわ。」

「全く子供の面倒は大変だよ。碇ん所はどうだ?」

「…ここだけの話、アスカが二人居るみたいでね…母も娘も手間掛かる子供だから…否、娘の方が母親よりしっかりしてるかな。」
「「ぷっ!」」

「…母娘ってよりは姉妹って感じだよ、あの二人…はぁ。」

「碇…強く生きろよ…」

「惣流…あ、いや今は碇やな。どや嫁はんの仕事は」
「相変わらずだよ。僕の倍働いて桁一つ上稼いでる。お蔭で生活は楽かな、ははは…はぁ。」

「又それは…」「気苦労絶えんのセンセ。」

「稀に疑問に思うんだ…自分の存在価値…普段中々こんな事言えないけどさ…」
「ま、程々に頑張りや。さ、乾杯や乾杯!」
「すいませーん生中三つー!」

「はーい只今ー!生中三つオーダー入りましたー!」


[1049] 題名:元ネタは唐沢直樹先生 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年06月02日 (土) 17時48分

…嗚呼、又真面目なファン共を敵に廻す様なネタを…(でも書く)

【スーパーサイズエヴァ】

「「「頂きます」」」

カチャカチャパクパクモグモグずるずる

「モグモグあっ、シンジマスタード取って。こ、このソーセージの肉汁が堪んないわぁパクパク」

「ち、一寸待ってこ、この唐揚げガツガツモリモリた、食べ終わるまでムッチャクッチャクチャゴックン」

「パクパクこのジャンボ餃子美味しいわぁ、シンジくんご飯お代わりぃ特盛でぇ。ゴックンゴックンぷはーっ!」

「う、うーん…か、体が回らな…し、仕方ない席をたって…ひいふう」

ドスンドスン

「え、えっとぉ、マスタードとぉ…ミサトさんご飯後炊飯器一台しか無いですからねぇ。アスカもお代わりするぅ?」

「ん。あたしは軽めに普通盛りでぇ。」

丼盛り盛り

ドスンドスン

「ふう、ふう、は、はいミサトさん特盛、アスカ普通盛り…ああっ!ぼ、僕のモツ煮食べないで下さいミサトさん!全く油断も隙も…」

ソースだばだば

「ああっ!こ、この揚げ物にたっぷりのソースがソースが」

「ポリポリ漬物はビールに合うわねぇ。あ、シンジ君あたしのにはマヨネーズ付けてガツガツ」

「はいミサトさん。さて…こ、このコロッケとメンチカツにキャベツの千切りが千切りがあああっ!」

「馬鹿シンジ、自分だけ食べてないであたしにも寄越しなさいよモグモグ」

「あ、ご、ごめんアスカ。はいこれがカニクリームコロッケとこっちがジャンボメンチカツ。」

「ダンケ…んー!油と肉汁にソースが堪らない堪らないパクパク」

ピンポーン

「シンジお客様よ」「行ってらっしゃーい」「とほほ…よっ…こい…しょ!」

ドッタンドッタン

「ひい、ふう、はぁいどなたぁ?」

ガチャン

「ハァ、ふぅ、こ、今晩は、あ、綾な…ハァフゥ、綾波レイ…ですハァフゥ。」

「あ、い、いらっしゃい。い、今皆で夕食中なんだ。よ、良ければい、一緒にた、食べてかな…ゲフ。」

「命令ならそうするわ、フゥハァ」

「命令って…ま、まぁ上がってよ」

ドッスンドッスン

「ズルズルあぁお味噌汁美味しい。あらレイいらっしゃい。レイも食べてきなさいよ」

「モグモグ…全くあんた好き嫌い激し過ぎよ!だからそんなたった3Lしか無いのよパクパク焼売美味しーい!」

「仕方ないわ…お肉嫌いだもの…あ、エビフライ。」
「まぁ座って綾波、ご飯は大盛で良いね?」

「ええ…あ、食べるラー油…ジャガイモのチーズ焼きも…ゴクッ」

ドスンドスン

「「「では改めて頂きます」」」「…ます…」


※●※


「使徒、依然進行中…あ、又停止しました!パクリ。」

「あ、美味しそうだなその爆弾おむすび…現在の進行速度…平均時速500m、クッチャクッチャ」

「メガマックか、俺も次はそれにしよ…こりゃ防衛線に到達するまで後二・三日はかかりますね…モグモグ」


「碇…そう言えばズルズルレイはどうした?七味を…」

「ハフハフ…今パイロットを呼びにモグモグ行かせた。」

「そうか…ズズッ!…旨いな…流石信州蕎麦。」

「ゴクッゴクッ…ああ…先生お代わりは?」

「うむ…次は天つゆで…」
「私は塩で…おい、ザル二枚と天ぷら追加。」


※●※


「託言は遂に現実となった…」

「うむ…全てはシナリオ通りに…」

「我々の計画も」

「うむ。正に実現まで後少し…」

「長き悲願が遂に…」

「お待たせしました。鴨のローストオレンジソースにフォアグラのローストトリュフ添え、キャビアのゼリー寄せと舌鮃のムニエルクリームソースとこちらがサーロインステーキとラムチョップミントソースになります」

「おお…」「これは又」「素晴らしい」「うむ、完璧だ」「良い…全てはこれで良い…」
「では早速パクパクモグモグ」「モグモグ」「パクパク」「モグモグ」


[1048] 題名:シンジだけ犬再び 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年06月01日 (金) 23時39分

「すまんのう…ワシはキサンを…キサンを…」

「きゅーん?」

「キサンをブラッシングせなあかん!」

「キャイン!?い、いきなり何するんだよぉキャンキャン」

「ごめんよ、こいつの妹さんアレルギー体質でさ…動物の毛が駄目らしいんだ。」

「す、好きで犬な訳じゃ無いの…ウワン!?コ、コロコロ直に当てないで当てないでキャインキャイン!痛い痛い毛が毛が絡まる絡まるキャンキャン!」


※ごまちゃんも銀ちゃんもツボイのりお知らんかったと言う衝撃の事実発覚…何の罠だ?※遠山のタマさん※タマの御老公※大岡タマキン※嗚呼下品


[1047] 題名:大切なもの・勝手に外伝 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年06月01日 (金) 22時46分

「セカンドインパクト前の時代劇の映像が見つかったわ、見てみる?」
「へー、面白そうじゃない、日本の古き良き闘魂がわかるわね」

ミサトさんとアスカが、そんな会話をしたものだから、僕も一緒に見てみたんだ。
そして、気付いた。
この世界の問題は、僕の名前がキンサブロウって事じゃなくて、僕の苗字が玉だって事に。
僕の苗字が遠山だったら、名奉行の兄弟みたいに聞こえたはずなんだ。


*大冒険、検索したけど、何でタイトルにケンスケの名前が出て来たのかわからなかった・・・そうか、チンタか・・・
*アスカ・ボンバイエさんの男前っぷりに惚れた、是非婿に欲しいw
*光る鳥のような使徒、名前は何だったんだろう・・・


[1046] 題名:ぢぇっとストリーム 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年06月01日 (金) 03時37分

※司令の声で脳内再生してください※

♪ちゃーーっちゃちゃちゃちゃーちゃーっちゃちゃちゃーちゃーっちゃちゃちゃちゃーーっ♪

「ぢぇっと・・・ストリーム」

「ぢぇっと・・・ストリーム」

「ぢぇっと・・・ストリっ・・・」


「ぷ」

『…スネークマンショーですか司令。』

「ふ…良くぞ見破った加持査察官。」


◇ごまちゃんおかえりー◇さて次は風車の理論で量産型をバッタバッタと薙ぎ倒して◇♪あ〜る日チンタが歩いているとぉ〜♪◇


[1045] 題名:大切なもの。 11 名前:ごまめ MAIL URL 投稿日:2012年06月01日 (金) 00時27分

※くされ逆行よごれギャグ。

奇妙な世界に逆行した主人公、碇シンジ。
そこでは、さしたる変化はないように見えたが、大切なものが狂っていた。
それは『ネーミング・センス』であった。
この世界では彼は 第三の少年。
初号機パイロット:玉  金三郎
(タマ  キンサブロウ :通称タマキン)という名前であった…。

--------------------------------------------

◆親指の価値は

僕のシンクロ率が上がってきた。
アスカよりも。
前と同じだ。
僕が、シンクロ率でアスカを越えるようになってから、アスカはおかしくなった。

この世界のアスカは、アゴの長さで弐号機が初号機に負けたことを悔やしがっていたが、やっぱり、シンクロ率で負けることは、アスカにとってはつらいことじゃあないのか…?

僕は、不安にかられているのに、ミサトさんは、親指を立てて、僕を褒めたたえた。
これも前と同じだ。

「やったわね!キンちゃん!タマキンは、男の仕事!You are No.1!」

……………。

「…すいません。ミサトさん…。よく意味がわかりませんでした…。し、仕事…?」


◆二人目の少女。
アスカ・ボンバイエという少女。〜対話篇〜

僕は卑怯で、臆病で、ずるくて、弱虫で。

「アスカ…思い切って、僕、君に聞きたいことあるんだ」

ネルフの廊下を歩く、僕の前の赤い背中に話しかけた。赤いプラグスーツにかかった、長い髪が揺れる。

「何よ?タマキン」

振り向かずアスカは答えた。

「………。
僕のシンクロ率が上がってるだろ?その、アスカは、下がってる。あの…僕、いけないことをしてしまってない?」

「あんたバカぁ?!」

「えっ?」

彼女は、くるりと振り向いた!

「落ちたらまた這い上がってくればいいだけのことよ。いい事だけを念じた方が、人生うまくいくに決まっているわ!」



「僕は僕が嫌いだ…」

「自らに満足している人間は、それで終わりよ」

「えっ…?嫌いなのに…?嫌いでも、いいの?」

「海の中で満足している魚には、陸に上がることを決めた魚の気持ちはわからないわ!」



「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ…」

「タマキン…。逃げたければ逃げればいいし、逃げたくなければ進めばいいのよ…」



あの光る鳥のような使徒が来た。
アスカの心を犯したやつ。
アスカは必死に耐えている。
だけど、僕はやっぱり見ているだけだ。ここでも、見ていることしか出来なかった!
だけど、ここのアスカは、攻撃を跳ね返した。

『使徒は人間の心を知ろうとしているの!?』

『下がりなさい、アスカ!』

ミサトさんとリツコさんが叫ぶ。
だけど、アスカはひるまない。

「人間の心の位置なんか、その人間にしかわからないわ!」

「アスカ!」

「どん底に耐えられれば、裸になることができるのよ…っ!見せたくない部分を逆に外に出しちゃったら楽になるわ!」


◇どうしてなんだろうな

「裏切ったなあー!僕の気持ちを裏切ったな!」

「『裏切られた』という台詞を口にしてはならないわ」

「なぜだよ!僕は裏切られたんだ!カヲル君は、僕を裏切ったんだよぉー!」

「それでも、『裏切られた』という台詞を口にしてはならないわ…」



さあ、やるのよ。
やり抜くのよ!

道はどんなに険しくとも、笑いながら歩きましょう!
Gehen wir!
 (↑サービス)

◆サードの決意

「あ、アスカ!」

僕は、思い切って、彼女に話しかけた。

「何よ?馬鹿タマキン」

「…………。
じ、実は、僕、君に協力して欲しいことがある。」

「はあ?」

「信じてもらえないかもしれないけど…。実は、僕、このままだと、この世界がどうなってしまうのか知ってるんだ。皆、酷い目にあっちゃうんだよ。それを、止めたいんだ!アスカに、どうしても手伝って欲しい…!」

「そう。よくわからないけど、あんたが、本気でやるというのなら本気で受けてやるわ!」

「ありがとう!」


◆さあ、やるのだ。

「やっぱり、まずは父さんの身辺を調べることが大切だと思うんだ。何をして、何をしようとしているのか」

「たま司令なら、ご自分の日常は、いつもブログにアップしてるわよ?」

「そ、それもそうだけど、ブログには載せられないような秘密のことだよ」

◆父さんの後をつけよう。

「と、父さん!あの…話があるんだけど」

「悪いが、仕事がある」

♪ちりんちりんちりんしゃんしゃんしゃん

首につけた鈴音だけを残して、猫のたま司令の父さんは去って言った。

「行っちゃった…」

「諦めるこたないわ。後をつけるわよ!」

「そうか。鈴がついてるから、わかりやすいよな。よーし」

♪ちりんちりんちりんしゃんしゃんしゃん

鈴の音を追いかける。

「…父さん。父さんの仕事ってなんだろ?猫なのに」

「司令室に入ったわ」

『お待ちしてましたわ。司令』

「リツコさんだ」

僕とアスカはヒソヒソと話す。

『多いにゃ』

『年々増える一方ですわ』

「何をしてるのかしら?」

僕達は、そっと隙間から覗いた。

………。

猫の父さんは、片方の前足を、朱肉につけると、そのまま、ぺたりと自分の前に置かれたカードに梅の花の跡をつけていた。

『つぎにゃ』

『はっ』

……黒服の諜報部のおじさんが、父さんの前に正座して、カードを次から次へとめくっていく。

『たま司令の、お誕生のお祝いは年々倍に増えてますわね』

『ああ。お返しのお手紙書くのも大変にゃのだ』

『嬉しい悲鳴と、いうやつですな!』

…………。

「これも、父の仕事、なのか…」


にゃんにゃん。


※驚愕の事実※
貴志川駅のたま駅長のお誕生日と、碇ゲンドウ司令のお誕生日は、なんと同じ4月29日です。
運命でしょうか。(通用するのはこの板読んでる物好き限定)


◆今度こそ、父さんの跡をつける

♪ちりんちりんちりんしゃんしゃんしゃん

「父さん、何処に行く気なんだろう?」

僕とアスカは、ネルフの中をこっそりと後をつける。

「あらっ?見失っちゃったわ!」

「この側溝の隙間に入ったんだ!ど、どうしよう。さすが猫。これじゃわからないよ…!父さんは猫で、僕達、人間だから追いかけられない…!」

「よっ。どうしたキンサブロウくん」

「加持さん!?」

「お父さんの仕事を知りたいのかい」

「そ、そうです。僕は、父が何をしようとしているのか知りたいんです!」

「そうか。真実を知りたいんだな。なら俺についてくるんだ」

「?」

わからないまま、加持さんの後について歩く。

角を曲がったところで、急に加持さんが振り向いて何かに飛びかかった!

「つかまえたあ!」

「な、何故わかった!?にゃんご!」

「父さん?!」

「たま司令は、何故かいつも俺の後をついてくるんだな、これが。よしよし」

「違う!これは尾行にゃのだ!猫の首に鈴をつけるのだー!」

「自分こそ鈴をつけられてることに気がついてよ父さん!」

♪しゃんしゃん。


◆たま司令@尋問され中

「父さん。父さんは一体何をしようとしているの?」

「悪いが答えられん」

ぷいっとそっぽを向くたま父さん。

「司令、あたしからもお願いします!」

「!!!〜!」

みょんみょんみょん。
と、こねずみスペシャルを振り回すアスカ・ボンバイエ。

「ね、ねずみ。やめろ!おしりがむずむずしてしまう…!」

「お願いだよ!父さん!」

またたびミックスを僕は懐から取り出した。

「ふわああああぁぁぁああ!」

興奮する父さん。
瞳孔が開いている。

「ほーら、ほーら、父さん、ほーら」

僕は左右に振る。

「にゃにゃにゃにゃにゃ…にゃんご!」

ばっ
飛びつく父さん。

「さあ、父さん、答えてもらうよ!」

「ご、ごろごろ!」


◆あくまで闘魂

「死海文書?」

「そんなものに、全てが記されているというの」

「二人とも驚くのは早いぜ。さらに裏があるのさ。裏死海文書だ…」

「そう。人生はまさに闘魂ビジョン。表があれば裏があるのね…」

「…にゃんご…」


◆真実と向き合う三人と一匹

「にゃんご。ごろごろ」

「つまり、ゼーレという組織が全ての黒幕で、裏で糸を引いてるのさ」

「ゼーレ…」

またたびにとろけた父さんを膝の上に載せたまま、僕たちはネルフの廊下に座りこんで話し合っていた。

「ごろごろ。ちゃんと撫でろ」

「あっ…うん。ごめん」

「ゼーレってなんなの?」

「人類の進化を見届けて、全てを終わらせたい連中さ。この世界の実質上の支配者と言ってもいい」

「そんな…そんな人達のせいで、僕達はエヴァに乗ってるのか?」

「嘆くこたないわ。悪が存在することを前提にして、悪を抑えるためのルールを作らなきゃいけないのよ!こうなりゃ、乗り込むわよ!そいつらのところに!」

「えぇっ?!」

「タマキン!あんた、この世界を変えたいんでしょう?なら、本当に革命を始める人間は口だけじゃダメよ。やるのよ。やり抜くのよ!」


◆リングにかけろ

僕達は、ネルフの地下に乗り込んだ。

そこは真っ暗な空間で、不気味な墓石のような黒い板が、ネオンのような光に照らされて浮かび上がった。

「わっ…」

「いよいよお出ましね!」


『なんだお前達は?』

『なぜここに?』

『想定外だ』

『たまは一体どうしたのだ』

重々しい、男の老人達の声が、何も無い空間に響き渡った。

「ぼ、僕達…あなた方と話をしに来たんです!」

『なんだと?』

『貴様は、たまの息子か』

『息子だ』

『たまの子だ』

『子たまか』

『ちがう。こたまキンだ』

『さよう』

『左様』

『さよう』

「違いますっ!!」

「あたし達、補完計画ってものがなんなのか、あんた達に確かめに来たのよ!」


◆おじいちゃん

『補完計画だと?』

『知ってどうする』

『しょせん駒のくせに』

『知りたいなら、教えてやる。出来損ないの群体である人間を、完璧な生命体に還すこと。それが補完計画だ。真の人類が誕生し、我々の原罪は贖われ、全てが救われる』

「それが、補完計画?じゃあエヴァも使徒も、僕達も…ただの道具だっていうのか?」

『全てがひとつに還るのだ』

「でも、そうなったら、僕がいない。みんなひとつになれるかもしれないけど、僕がいない。アスカもいない!そんなのはちがうよ…」

「あたし、そんなことの為にエヴァに乗ってるの?」

アスカも、ショックを受けている。
しかし、前をキッと見据えると、石板達に向かって叫んだ。

「あんた馬鹿ぁ?!」

「アスカ?!」

「いくら『補完計画』と叫んだところで、一番大事なのはやっぱり『健康』よ!」

「まあ、確かにそのとおりで、間違いではない気がするけど!?」

『さよう』

『左様』

『さよう』

モノグラム達が唱和して答えた。

「そうなのかよ!?」

『「健康」は大切なのだ。たまの息子よ』

「だったら、健康について計画して下さい!」


◆本当にねぇ。

『補完計画とは、約束の時。約束の地。はじめて罪深き人類が救われるのだ。わかるか。こども達よ。補完が為されることは、お前達にとっても、祝福に他ならぬのだよ』

『人類の悲願。来し方行く末の夢だ』

「そんなのおかしいわ!子供に夢を持たせたければ、大人こそ夢を持て!」

『さよう』

『左様』

『さよう』

「同意するなぁ!それなら、もっといい夢見させて下さい!こんなのおかしいよ!あなた達は、長生きした老人じゃないか!なんでも持ってるじゃないか!どうしてあなた達が決めるんだよ!どうして、僕達に任せてくれないんだ。もっと僕達に、子どもに、未来のこと決めさせてよ!!」

========
※ご無沙汰してます…。ここんとこ忙しくってねぇヽ(;▽;)ノ
※チンタの大冒険の唄をググって鬼受けた。※マリ休さん…。こ、これぞアニメ。※資料館も盛況ですねー。※江口さん、いつかまた出したい。


[1044] 題名:シンジ以外全員少食 名前:銀世界 MAIL URL 投稿日:2012年05月29日 (火) 23時20分

「ミサトさん、晩御飯出来ましたよー」
「あらやだ、シンちゃん、こんなたくさん食べられないわよ」
「これ・・・ただの一人前ですよ?」



「こらー、バカシンジー!! こんなにたくさん食べられないわよ!」
「ええ?! アスカも?!」
「わかった・・・アンタ、あたしを太らせて、恥かかせようって魂胆ね?」
「だからこれ、普通に一人前だよ!」



「使徒を受け止める?!」
「そうよ、上手く行ったら、肉団子1個ずつあげるわ」
「それだけ?!」
「私、要らない・・・肉、嫌いだもの」
「もう、ファーストったらしょうがないわね・・・プチシューならどう?」
「・・・分量、増えないんだ・・・」



「あのね、私・・・料理得意だから、つい、作り過ぎちゃうの」
「う・・・う、うん、ええで・・・残飯処理やろ?」
「・・・すごく・・・迷惑そうね」
「だ、大丈夫やて・・・多分」



*駄目だ、ネタがさっぱり浮かばない。
*混ぜると面白いなぁ・・・いい化学反応ありがとうございます>何処さん


[1043] 題名:アポストロフィチック(裏)言動録 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年05月26日 (土) 08時29分

「これが…」

「ええ、そう。ペーパーに落とした使徒リストと個別能力情報よ。」

「…では拝見します。」

「どうぞご自由に。」

「…」



ぺらり



「…」



「…」



「…」



バサッ

「?どうかした?」


「…あの…これ…使徒情報…な…ん…です…よ……ね?」

「?ええ、そうだけど…それが何か?」


「…この…ポ…ポニョって一体…」

「青い海からやって来たのよ。」
「いやまそらそうですけど!しっかし…こりは色々不味くないですか?」

「そう?ジブ●なら世代を越えた共通認識を」「ジ●リ言わないで下さい!」

「…駄目?」

「あそこも某ネズミ園並みに色々ありまして…せ、せめてもうちょっち変えた方が…」

「…じゃあチルドレン世代的にやっぱりワンピースとかプリキュアから」「止めて下さいお願いします。」



※混ぜるな危険※

※仮定方程式・雪原×小魚甘露煮=N2地雷※


[1042] 題名:「ほう、でかくなったな坊主」「うわわっ!?ななな何覗きこんでるんですか加持さんっ!」 名前:何処 MAIL URL 投稿日:2012年05月22日 (火) 20時19分

※タイトルは意味無し※坊主と言えばこれでせう。

【マリ休さん。】

「ん〜ふわわわ〜…眠いにゃー。」

「あー、又掃除さぼってる〜」「あの…サボタージュって言葉は今の時代未だ伝わって無いからサボりって台詞はその考証上…」

「ん?誰かと思ったらマナ念にマユ念か。チミ達もまぁ一息入れたまへ。」

「いやいや、あたしらあんた呼びに来たのよ。」「貴女にお客様よ…シン衛門さん。」

「…又掃除の手を休めているわね。三人共おやつは抜き…あ、皆様こんにちは…綾波院です。」

「あ、いたいたマリきゅーさぁん!聞いて下さいよアスカガ将軍様が又とんでも無い事をっ!」

「シン」「衛門」「さん…」「?」
「「「あははははははははははっっ!!」」」

「わ…ワンコ嵌まり役だあっ!」「ア、ア、アス、アスカがア、アスカガ将軍って…クククッ!」「クックッ…プククククッ!」

「ううっ、や、やっぱり笑われた…」

「皆…笑っては駄目…クスッ」

「こらぁ馬鹿シン衛門っっ!限定予約の激ウマスイーツは未だ届かないのおっ!」

「うわっ来たあっ!だ、だから将軍様届くのは明日ですってえ!」

「嫌だ嫌だ嫌だ食べたい食べたい今食べたい直ぐ食べたい早く食べたーい!」

「な、何とかして下さいよマリ休さーん(汗)」

「ん〜面倒だにゃあ。では…《ポクポクポクポクチーン♪》ん!閃いた!聞かなかった事にしよう。では又フリーズスイッチをばゴソゴソ」

「「「番組違う」」」




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