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穴から山へ(東京、名古屋の旅)。 |
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ビバさと
(1595)投稿日:2009年03月19日 (木) 06時46分
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15日(日)東京にて、「穴心」。 アナホールクラブバンドのばんせ君が企画してくれたライヴに参加させて貰いました。
彼ら(アナホール、片想い、ホライズン山下宅配便、など「とんちレコード」音楽集団)と出会ったのは去年の3月。 それから急激に仲良くして貰えて心から幸せです。 私は毎度、彼らに会って驚くし、泣くし、笑います。今回は彼らに加えて、スッパバンドという、とにかく硬派で繊細でクレイジーな音楽家集団にも出逢う事になりました。 こんなにも体が音楽になってしまっている人達に囲まれると…やっぱり、とっても感極まります。 本当に素晴らしい夜でした。 定めている事は当然に確実に。また、彼らは定めていない事をめちゃくちゃ大切にしていて、危険な所へ行けるまで、必ず存分に楽しむ人達でした。 凄かった。本当にありがとう。感極まりました。 私のステージは、何か定めなければいけない事を逃したまま進めてしまった様な、そんな気がしてしまう、やはり反省する気持ちの勝ってしまうライヴでした。いつでも身の丈にちゃんと合う心を準備して望まなければアカン、と思いました。 しかしね、そこで聴いて頂けた方が居てくれた事、本当に嬉しかったです。 心から、ありがとうございました。
ライヴ後は、毎度の事ながらMCシラフ君&だいちゃんのお家に泊めて頂く。 翌日には、彼らの「片想い」レコーディングに参加させてもらった。そして、シラフ君とは何か実験的な試みで新たな音源を作ってみた。 このMCシラフ君という人物の脳、どんななっているのだろう。彼の特殊な能力は人に無いモノの様な、或は極端に発達しているのか、何か彼は自分でもそれに責任を感じて音に反応し、向かって行く人なのだと思った。だから、この実験的で始めた事のスケルトンが見えた時点で、答えが分かるような、そんなレコーディング作業だった。とっても楽しかったけれど、彼の無駄の無い音探しにひたすら感動した夜でした。
明くる朝、だいちゃんが作ってくれる食パンを、マリアジャムで頂き、東京を去りました。 彼らは、使命感を持って人生を歩んでいると思うし、その分厳しいし、その分温かい。 本当にありがとう。
そして、名古屋へ向かう。 夕方に到着し、森さんのお宅へ。 去年の夏に初めて出逢った名古屋の環境、そして人。 今回は、平日だというのに、私の無理をきいて貰い、覚王山の山山堂にてライヴを企画して頂いた。
森さんには、本当にお世話になっています。 彼は、自分の欲しい物がわかれば、まず隣に居る人にそれをあげられる様な、人としての凄味も感じる素晴らしい音楽家です。 今回、初めて一緒に演奏して貰いました。「神様の鼻歌」「夕日の住む町」。 リードギターをして下さったのだけれど、とにかく曲や私を大切にしてくれている事が良く分かった。素敵だった。空気を掴む音楽になったと感じました。素晴らしい音楽家だなぁ・・・、と本当に実感しました。 感極まる、ここでも・・・。
私のソロでは、新曲を頭から続けて唄わさせて貰いました。 1、コウモリの口笛 2、手紙 3、ガラスのくつ 4、いちご 5、バイバイ流れ星 6、銀河の橋を越えて 7、オレンジの絵の具 8、神様の鼻歌 9、夕日の住む町
マイスペに、「いちご」をアップしてみました。 良かったら聴いてみて下さい。http://www.myspace.com/satokookuda
山山堂に集って下さる皆さんは、一度会ったら忘れられない方ばかりです。 私は唄わさせて貰い、さとちゃん!等と呼び掛けて貰ったりして、明くる日には京都へ帰る。こんな不思議な立場に立たせて貰える私は、もっともっと中身を磨いていかないとな…と思いました。 また行きます。よろしくお願いします。そして、本当にありがとうございました。それにしても森さんには、色々見習いたい部分があります。 最近よく人生を感じているので(自分なりに)、良い旅をさせて貰いました。とっても内容の濃い時間ばかりが、思い出されます。ありがとう。 みんな、ありがとう! 今度は私がお返し出来たらいいなぁ。 でも、先を行く人達にはいつまでも学ばされるだろうなぁ。 だから、色々学ぶぞぃ。
ばんちゃん、シラフ君、とんちの皆さん、ありがとう。 名古屋、山山堂、隅さん、お客さん、勇作くん、森さん、ありがとうございました。
さあ、京都に帰った。 今回はお土産を少し買ったり出来て、良かった。 いつも側に居てくれる人達に。 明日からは、またライヴが続きます。 よろしくお願いします。
ひとまず、おわりです。
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