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ハロウィン終了記 |
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ビバさと
(1666)投稿日:2009年11月02日 (月) 18時29分
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10月31日(土)ネガポジへ来て下さった皆様。ありがとうございました! ハロウィンLIVEが終了した。今年は会場の仮装率すごく上がっててビックリ! ・・・はまじ→看護婦、さら&上司→ハウス食品系のアニマル、ファル→パンダ、 リコ&マユ→プリンセス姉妹、琴乃&綾乃→悪魔姉妹、ザック→骸骨、千冬→ネコ、 ネオン山田氏→妻夫木聡、アルカリ氏→柄に柄、シンジ→オダギリジョー、 エリさん→ゴーストバスターズ、ナナちゃん→ライフアクアティック(チーム・ズイスー)、 PROTOTYPE吉田→南瓜グラス、ワッキー→ドラキュラ…その他にも皆ワンポイント工夫・・・ おもろい事になってました。ユニークなお客さんが集って〜いけている。
ライブの内容後ほど。とてもいい時間になった。 それもこれも関係者の皆のお陰。ほんまにお疲れ様。ありがとう心から。さいこーだった。 あと、ネガポジには前日からお世話になりました。 こんなに付き合ってくれるライブハウスはココしかないぞ。 私にとって生涯ココだけでしょう。 感謝の気持ちを形にしていきたい。いつかたっぷり恩返せるように。
そうだ。私には、出会いの才能がある。と皆に言われました。やっぱりそやなと確信した。 ヒメコはじめ、とにかく唯一無二の人物が現れる。神様〜ありがとう!
さあ。記録を。
「前日30日」 @お昼からネガポジ。 ビバ、倉田あみ、野田なつみ、山さきあさ彦、けいこ、リッキーで仕込み開始。 美術陣は本当に頼りになる。みな各自コツコツと持ち場を装飾。 特に、影絵、山ぐるみの仕掛けは、本当に頑張った。 A夜はネガポジ山崎さんにも来ていただき全体の流れを確認。 手の込んだ影絵、神様の動き、DVD再生のタイミング、カボチャ君なんかをチェック。 B終電までがんばり、なつみ、あさ彦&けいこ帰宅。 Cホーリーとの合作の練習始まる。日を越える。 Dあみ&ホーリー帰宅。ビバとリッキー個々作業。朝帰宅。
「当日31日リハーサル」 @2時ネガポジの鍵を開ける。仕込みいっぱいの会場が静かに待っていてくれた。 A昨日からの美術陣、リッキー、ちかこ、ホーリー集まる。 入口ゴースト担当の妖己+釈我夢、そして砂P、アコビオに皆「はじめまして」と挨拶。 B3時よりリハーサル。ここで砂P、アコビオの演奏にみな感動。いよいよ全体像見える。 C6時ギリギリに終了。開場準備。 Dお客さん来場。妖己+釈我夢のお出迎えに相当皆驚いている様子。 確かにあんな本格的なお出迎えは仰天だ。 ネガポジのドアとドアの間の1畳くらいのスペースが悪魔の部屋になった。 まるであそこに住んでいる家族みたいで、ユニークで素晴らしい演出。
「いよいよ本番」 @開演時間7時30分。会場は真っ暗になる。 「ここはネガポジ刑務所・・・」とアナウンス。緊張する会場(笑いもあったが)。 Aブラッカリシャスのラップに合わせて下手の影絵がスタート。 ライト:リッキー、操作は製作者の野田なつみ本人と、ビバ。 こんなに手の込んだ影絵が出来上がるなんて想像を絶していた。 キャラの細かい切り込み、マジカルな展開、センス抜群の動きあるシーン。 制作者野田なつみに抱きついてからビバステージ登場。 Bギャングと扮し、練習に練習を重ねたTOYサウンドMC曲を。 これは小林大吾というミュージシャンの「三角バミューダの大脱走」のビバ的カバーでした。 Cスクリーンを引き下げると銀行強盗の計画説明シーンに。 映像作家:倉田あみ、彼女のゲームお宅度がひしひしと分かった。 エレベーターを乗り継いで次々と敵を倒してお宝に辿り着く、という映像。 D警備レーザーを解除するギャングブレインとして、ホーリーの演奏が始まる。 示し合わせたかのようにTOYサウンド。ホーリーはただものじゃない。 ビバも加わりクールでキュートなホーリーワールドで遊ぶ。 Eビバコーナー。ディスコ曲とレ・ショコラ。ギャングは欲深過ぎて殺し合う事に。 F下手に現れたREN。死神と扮し刹那なメロディーを奏でるヴァイオリン奏者。 彼女は本物。プロっす。ステージの進行を肌で感じて音楽で抱擁してくれた。感謝(涙)。 G手術を重ねる女として中央に登場する、砂P。 かと思いきや、ステージを転げ回り役になりきっている。 「お注射しなきゃーあ…ダメ先端が怖い〜」とか言って客席を虜にしていた。なんて女だ。 しかも知らぬ間に自分のライヴ告知専用のフリップを用意していた。なんて女だ。 とはいえ、すべて彼女の音楽力、演奏力、歌唱力、表現力の凄味あってこその笑い。 リハでスタッフの心をガッツリ掴んでいた砂P、本番では客席を鷲掴み。 そしてやはりスタッフは全員恋をした。なんて女だ。 H懐中電灯で顔を照らしながら退場する砂Pに歓声。 やっとのことでカボチャ君コーナー。今年はテクノに合わせて機敏な動き。 中身はヒメコ、その動きに合わせて宅のマイクでカボチャの声:私。 こういう時間がビバというくくりで一番楽しい気がします。
・・・休憩・・・
Iアコヴィオ始まる。「死神達の森へようこそ・・・」。 今回はヴァイオリンのRENさんに、チェロ、アコーディオン、ギターの4人。 知っている曲がこんなにも違う味で楽しめるとは。そしてやはり深い音楽家だと思った。 アコヴィオの演奏はこの楽器の音がうまく編み込まれて出来ている。 そして、息継ぎの音、風が鳴る。 じっとして聴いているのに、なんだか空を飛びまわっている様な感覚になります。 そして今回初めてこの編成での音を聞いて、なんだかROCKを感じた。 ギターで始まる静かな曲、あれ最高でした。 労働者、樽のビールをふと感じるのはアコーディオンの細かなビートかもしれない。 これらを全てコンダクトしているREN。カッコ好過ぎるのでした。 J暗転からいきなりギターの歪む音。客席後方から真っ赤なライトが射す。 なになに〜???という客席の空気。徐々に笑いが起こる。 巨大な山ぐるみを着た山さきあさ彦が後ろにデーン!!!神様だと名乗っている。 ステージに子分(ビバ)と登場。神のはずが、子供は怖がっていた。 K死んでお化けになったビバが、神に生き返れるものかと尋ねる曲。 神様の「ええじゃろ!!」で仕込んだ山ぐるみ人形達が天井から降ってくる。 あほだーほんまに、あほ過ぎると思った。死ぬほど楽しい。頑張った甲斐あった仕込み。 L神が客席にこの話の終りを告げる。だんだん会場は鎮まる。 Mスクリーンが引き下ろされて、倉田あみ。エンドロールが流れている。 どこからともなく拍手が起こっている。 だってあんなに素敵なエンドロールは見たことないものな。 試作を彼女がくれた時、私泣いちゃった。 オーバーザレインボーに合わせて関わった全員の名前が下から上へ流れていく。 関係者全員が愛された瞬間だった。 N感動をいっぱい味わった後は、打ち上がろう。 とばかりにギャングに戻ったビバが神様をバンバン撃ち殺し、客席にはカンパをさせる。 エンディング曲演奏。アコビオは客席で演奏に加わってくれている。 曲の途中でまさかお客さんがステージにカンパしに出てきてくれるとは! 思いもしていなかった。感動して声がプルプルしてしまった!ありがとう。 O全部が終わって、出演者、スタッフにプレゼント。シアトルのさいこ手作りのカード。 客席のギャル達(リコ、マユ、ことの、あやの)が手渡してくれた。
終わった。山ぐるみが飛ぶように売れている。取り合いになっている。なんていい光景。 私は子供たちに捕まった。彼女たちの日常をたくさん話してくれた。 倉田あみ、妖己+釈我夢が来場したミュージシャンや美術家達に捕まっている。 野田なつみは持前の愛嬌とカボチャの着ぐるみでお客さんを送り出す。 リッキーは早くも山崎さんと反省会。酔う前に、ということで2人で乾杯。 アコヴィオは大阪へ帰る。抱きしめてもらった。 砂Pはもともと虚弱な体をストールでグルグル巻いて帰宅。全員が彼女に憧れた。 受付嬢だから、と仮装控え目にした、という井上ちかこ。 妖己+釈我夢が撮り溜めてくれたお客さんの写真を廊下に飾り付け。 ヒメコは30歳を祝われる。とうとう。 フルハウスは酒が飲める身分になって、ビールを流す。 そんなこんなでした。
翌日きれいさっぱり装飾品を片づけて退場。 あ。トイレの鏡と、楽屋入口の絵、忘れてきた。 きっと楽屋前の絵はネガポジも気に入るだろうから、言われるまで放っておこう。
遊びに来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。 また来年もよろしく。 でもね。ビバはハロウィン以外もたくさん活動しております(笑)。また来てください! 又、今回関わってくれたアーティストそれぞれの活動にもぜひ足を運んでください。
1日に自分を注入するにあたって、これだけのアーティストの共存は珍しい気がする。 みんな、互いを尊重する力、自分の発揮の仕方を知っている。 素晴らしい人たちでした。心からありがとう。おつかれさま。
Fin
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