王様ケーキのプフ
[207]にゅーとろん
[ Mail ] [ HOME ]
2004年01月15日 (木) 02時57分
ボナネ! みなさん、今年もよろしく。こんにちは、オーリャさん。露西亜風のお名前をお持ちですね。 おうさまケーキの話は面白いですよ。プフが、歯の具合が悪くなって歯医者さんに連れて行かれるのですが、待合室で恐怖のあまり(?)、変な顔の踊りをおどるんです。気の毒なような、笑ってあげたほうがいいような…。 で、このときのプフの顔に似た絵柄を、昨年発見しました。ルドウィッヒ・ベーメルマンスのMADELINE AND THE BAD HAT(邦訳題名は「マドレーヌといたずらっこ」ですが、いまアマゾンで検索してみると、絶版のようです。ああ)です。カロリーヌ絵本をご存じの皆さんなら、ベーメルマンスのマドレーヌちゃんシリーズを読んだ方も多いかな。僕は、昨年、図書館の洋書絵本コーナーをずーっと読んでいって、初めてこの本に出会いました。 ここはパリ。マドレーヌの寄宿舎の隣りに、スペイン大使一家が引っ越してくる。その一人息子が手のつけられないいたずらっ子で、出窓越しに、マドレーヌにベロベロバー、をします。それが、まあ、プフそっくり。なぜか胸がじんと熱くなってしまいました。涙が出てきそうになりました。この感動は、いったいどういう質のものなんだろう。 マドレーヌ絵本はすばらしい作品で、これまで、アニメをちらと見ただけで、バカにしていたのを反省しました。昨年読んだ本のなかでも、ベストの一冊。全6話を一巻にまとめた英語版も、買ってしまいました。 昨年はカロリーヌの仏語版も初めて4冊購入したし、もっともっと揃えたいなあ。 にゅーとろん
|
|