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投稿詩掲示板


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2008年04月20日 (日) 02時30分


待っている
昨日の夜を

願っている
朝が来ないことを


電車に揺られたドアのそばで
願ってもいない朝日から顔を背け
始発の人の少ない車内の
その閉鎖された空間を埋め尽くす
その不思議な空気に
どうしようもない寂しさを覚える

私が手に入れた
あの温かさ

 昨日の夜の話

ベットの上で
確かに感じた
温もり


    ゴトンッ ゴトンッ


容赦なく風を切り続ける電車
その冷徹さ

彼は消してそれを望んでいるわけではないのだろうに
それ以外許されない悲しい存在の中で
携帯音楽機器に繋がれたイヤホンから
包まれるような温かさを感じたくて
忙しい日々の中
必死に探してすがり付いた曲を聴く

挙動不審な目を隠したくて
目いっぱい帽子を深くかぶる

膝下まで伸びた茶色のコート
白と黒のマフラー

それでも

      寒い

「夜がいつまでも続けばいい」

『いや違うの』

「あなたのそばにいたい」


朝起きて
貴方の迷惑そうな目を見たくなくて
手をかけたドアノブの冷たさが
私の欲望を駆り立てて
後ろ髪を引く

あなたに触れたい
触れられたい
声を聞きたい
声をかけられたい

その欲を醜く思う

歯を食いしばって
ドアを開けて
白い息をゼエゼエと吐きながら
願ってもいない朝日を浴びながら
駅え向かう

静寂さを湛えたホーム
失った温もりを欲するからだ

汚い

汚い

汚れてる


締め付けるような胸の痛みに蹲る
膝を抱える

電車の到着を告げるスピーカー
こちらに向かってくる音

息を思いっきり吸って立ち上がる


望んでもいない朝日に背を向け 顔を背け
不思議な空気を湛える閉鎖空間の中
どうしようもない絶望を胸に秘める



 私はいつまで生きねばならぬ?







その問いに答えるものなし…

368番 涼 ▼


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