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うんぬん

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sss 言葉にならないきもちの伝えかた
ぽっち [ Home ] [ Mail ]
先に玄関に足を踏み入れた沖田が、傘をたたんで振り向くと、近藤は、黒い雨傘を沖田にむけて、空を仰いでいた。

何考えてんだろ。

傘を振って水滴を飛ばしながら、沖田はほとんど黒い傘に覆われたその後姿を見つめる。
大粒の雨と軒先から落ちる雫が近藤の傘を鳴らしている。
黒雲は風にふかれて西から東へとすごい速さで流れている。
近藤はポケットに手を突っ込んで空の高いところを見上げていた。

「近藤さん?」

大粒の雨と流れる雲と近藤の背を見つめているうちに、沖田の胸にも風が吹きぬけて、沖田は我慢できずに声をかけた。ようやく我に返った近藤が、振り向く。

「おお、すまん。ぼーとしてた」

「・・・・・・」

「どうした?」

「いいえ。なんだか・・・」

「ん?」

「言葉に出来ねェ気持ちを伝えるのって、難しいもんですねェ」


吹き抜けていったものを言葉に変えようと一度うつむいた沖田だが、すぐにあきらめて顔をあげる。
そういうものを伝えられる日がいつかくればそれでいい。

「そうか」

近藤は笑った。沖田もニヤリ口角をあげる。

「いやでも、言葉にしきゃな、あるいは」

近藤はまた笑ってそれから思いついたようにぽんと手を打った。
どうしたんだろうと思っていると、沖田は腕をひっぱられる。
驚いているうちに、傘の中に誘い込まれて近藤の腕が沖田の肩にまわった。

「な」

視界の上半分をおおっていた傘が上がって、二人して空を見上げる。
大粒の雨と流れていく雲が、沖田の目に飛び込んできた。


ああ、また、生まれた。
言葉に出来ねェ気持ち。


伝えるのはやっぱり難しいやと沖田は近藤の腕の中で思う。



「近藤さん。近藤さんって・・・ほんとなんでモテねェんですかねェ」







−−−−−−−−−−−−−−−−

オチがいまいち。

梅雨ですねェ。ハメハメハ流で生きたいなァ。



私信
ダーリンありがとう!
No.404 2008年06月05日 (木) 23時07分

 

懺悔
ぽっち [ Home ] [ Mail ]
関係各位様
すみません。月曜日といいながら今日発送しました。ごめんなさい。


お礼にはなりそうにない雨の日の話UPしました。
雨の教室が好きでした。教室に通っていたのは遠い昔のことですが。



以下私信

R様

本当に感謝してます!感謝多謝!ぶちゅー


みどりさま

ココ注目!大賛成です。もうまったくそのとおりですよ。きっと近藤はファンはシャイなんですよね。だってあの男に惚れないなんてどうかしてるもん。私もあの表情に惚れ直しました。近藤さんはいい男です。もうまったくほんといい男。
仕事お疲れ様です!私のアレが役に立っているとおもうと嬉しい限りです。アンソロもほんと嬉しいですよね。それもこれもみどりさまのBARのお蔭様です。感謝ハムニダ。


紺さま


本当にいろいろありがとうございました〜!嬉しいですよね。いま沖近アツイみたいで嬉しい限りです。何回も読みたい本だと言ってくださった方もいて、本当にやってよかったなぁとおもいます。私にとっても宝物。そのうちちゃんとメールで報告にうかがいます。もうしばしお待ちを!
No.402 2008年06月04日 (水) 23時51分
私信
ぽっち [ Home ] [ Mail ]

通信欄にかかれた手書き文字にとっても癒されてます。
心からお礼を
No.403 2008年06月05日 (木) 00時01分

 

ありがとうございました
ぽっち [ Home ] [ Mail ]
沖近アンソロジー完売しました。

どうもみなさま本当にありがとうございました。

通販ぼちぼちやってますよって、お待たせしてますがご容赦ください。

そして多大な協力をいただいたR様に感謝を。僻地から愛をこめて
No.401 2008年06月02日 (月) 21時46分

 

sss 歪んだ太陽  ご注意!
ぽっち [ Home ] [ Mail ]
イチハチ禁でっせご注意をば








強い風が夜を走っている。

ガタガタと障子が音を立てて震えているのは、その強風のせいか、はたまた俺たちの行為のせいなのか。

土方は熱に犯された思考の片隅で、震える障子の音を聞いていた。





近藤さんの顔は苦痛に歪んでいる。
様々な熱で身体の深部からほとばしる汗が熱い。
抱きしめているとはとても言えない。
俺は全身でこの人に噛み付いている。
激しい律動も、えぐるような快楽も全てはこの人との間にしか生まれ得ない。
まるで曝け出すように、力一杯、この人に踏み込んでしまうのは、そうしてもこの男がけして壊れることが無い事を知っているからで、それを甘えだとは思う。
熱すぎる身体を、制御が利かなくなりだした身体を、近藤さんの中に、もっと奥に、埋めると、近藤さんの眉は寄り、喉が一度大きく動いた。

眩暈のような快楽が押し寄せて、俺は目を瞑った。



幾度も繰り返された行為が逃避する近藤さんに、すべてを享受させた。

しかしそれこそが修羅へのはじまりだったのだ。

享受する近藤さんこそが、手強く、恐ろしい存在だった。
いつの間にか主導権は俺の手から零れ落ちて、快楽を与えられているのは気がついたら俺の方だなんて。

苦痛に顔を歪めるこの人の中は、太陽のように熱くて、激しい熱と、ぶつかり合う力に脳髄がスパークする。

ああ、おかしくなりそうだ。


この人の全てが、俺を、快楽の虜にする。









No.399 2008年05月30日 (金) 00時34分
私信
ぽっち [ Home ] [ Mail ]
みどりさま喜んでもらえて良かったです。驚かしてごめんなさい。あいしてます
No.400 2008年05月30日 (金) 00時40分

 

春雨つよそうですね
ぽっち [ Home ] [ Mail ]
お兄ちゃんでてきた。ほえー



通販ありがとうございます。
発送2日前にはメールさせてもろてます。
今作業中です。もうしばしお待ちください

私信
八木さま了解です。
No.398 2008年05月27日 (火) 00時18分

 

sssなんかのドラマの真っ最中
ぽっち [ Home ] [ Mail ]

「ひでェ。ひでェひでェひでェでさァ近藤さん」


こんなにも感情を剥き出しにした総悟を見るのは、久しぶりだった。酔っているのかと思えばそうでもない(酔っているのは俺だ)。勢いよく押し倒されて打ち付けた腰が痛いなどと思った。
電気が眩しくて、覆いかぶさってくる総悟の表情がうまく読み取れなかった。
俯いた総悟の顔を前髪が覆って、影が濃い。
泣いているのかと思えばそうでもない。

あまりに突飛な事だったので、唖然としてしまって、腕を伸ばせないでいる間に、俺の胸倉を掴む総悟の手はゆっくりと力を無くし、やがて少年の体は俺から離れていった。

「そうご」

彼が、入り口に手をかけた時になって、ようやく、のどから出た声は乾いていて自分でも嫌になる。

3秒俺を見据えて、そして総悟は黙礼すると部屋を去っていった。


「総悟!」

叫び声が空しく夜に消えていく。



「なんだってんだ」



溜息をついて、息を吸ったら、ようやく、総悟の感情が胸に沁みて泣きたくなった。


「なんだってんだ」





−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

好きな歌にぐらぐらしたので書いてみたら予期せぬものになりました。あらら。
こういう話が読みたいという願望だということで。



通販申し込みありがとうございます。通信欄に書いてくださっている嬉しいお言葉ありがたくいただいてます。ご要望などちゃんと配慮いたしますよって安心してください。

多謝!



以下私信


96さま

通販宣伝ありがとうごぜーます。ちなみに私も沖田に清き1票を捧げました。恥ずかしかったからコメントは無しです。アイシテマス。また遊んでくださいね。追伸:でかいおにぎりうまそーでした。こんなところから。



みどりさま


わーん!ついに完売までカウントダウンですよ〜みどりさま〜!これもどれもお蔭さんです。ほんと多謝!楽しかったですね〜。追伸:最初で最後とか言わずにまた誘いにいきますよって紙媒体ぜひに!


なにもこんなところでいうななお返事アイムソーリー


No.397 2008年05月24日 (土) 20時28分

 

sssのつもりだったけどpoemになった  男惚
ぽっち [ Home ] [ Mail ]
明るく澄み渡った青空の下で

立ち尽くす。


不意に

突然

眩暈となって


湧きいで、襲い掛かる

切なさに

足元をすくわれて、身動きが取れない。


妖刀の柄を握りしめ、煙草の煙を肺いっぱい入れて

吐き出した執心。


愛してるという言葉さえ軽く響く。

魂を引きちぎってアンタに差し出したい。
額づいて一生の忠誠を誓いたい。


どんなに言葉を尽くしても、どんな態度をとっても

この湧き上がる情感のほんの一分さえ伝え切れなくて

もどかしい恋慕。


近藤さん


近藤さん
No.395 2008年05月18日 (日) 17時43分

 

sss DONTENの語感が好きですかっこいい
ぽっち [ Home ] [ Mail ]
雨が降る―


ビルの谷間から吹き抜けてくる風は、強い雨の匂いを含んでいる。

土方は目を細めると、あいている手をポケットにしまった。

前を歩く近藤の髪が風で揺れて、そのすぐ側を、ひゅるりひゅるり、低くツバメがかすめ飛ぶ。

土方の長い前髪は、湿った重たい風に巻き上げられて、銜えタバコの煙とともに鉛色の空に流れていった。



「近藤さん」

「ああ」


曇天。
鉛色の空。

振り向いた近藤がニヤリと笑った。

もうじきに夕立が降る―


傘などという気の利いたものは、とうの昔に投げ出してしまった。
彼らの両手にあるものは、ただ、道を切り開くために使えるだけ。


土方は歩く速度を速めた。

近藤の横に並んだとき、最初の一粒が土方の鼻を打つ。


雨が降る―





−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
うたにはほんとすぐ影響されます。うん。エンディングも好きです。ぼくらげんじつとりそうきょうで。なんかの題名にでけますね〜
インテで得た宝物読むとなんか妄想がとめどなく。


以下私信

みどりさま

なんか手元からなくなると寂しい気もしますが嬉しいですね。それここれもはじまりはみどりさまのBARですよ!多謝!!また遊びにいきますね〜
ところで沖近。動乱編ではまったかたいっぱいいるみたいです。ひろがってますねぇ沖近。嬉しいですよね!OKIKON!



通販ほんとうにありがとうございます。おいおいに準備します。
しばしお待ちください
No.394 2008年05月14日 (水) 22時09分

 

感謝とお知らせ
ぽっち [ Home ] [ Mail ]
インテで声をおかけくださったみなさま本当に嬉しかったです。ありがとうございました。
あとR様とY様優しくしてくださってありがとうございました。お隣だったA様にもこんなところから感謝をポンジュースチロルうまかったです。
そして素敵本をだしてくださったサークルさまに感謝多謝!うっしっし。元気出るナァ。昼すぎからダウンしてましたが、今日本みてだいぶ元気になりました。

しかしペラいコピー本しかもっていけなかったので反省ひとしおです。なんかもっと気の利いたもんつくれるようになりたいべ。

以下重要なお知らせ


沖近アンソロジーがおかげさまで残部25冊になりました。
どうやって数を確認して通販したらいいかわかりませんが(えー)凄く地味で原始的な方法(毎日チェックする)でのぞみたいと思います。素敵なお話がいっぱいつまってるので欲しい方はお早めに。

えーとそんな感じで通販再開します。

待っていてくださった方長い間すみませんでした。
なぞのコピー本も一応。
それから手数料が心苦しすぎたので郵便振替利用していただけるようにしました。あれATMから出来るんやね。知らなかった。クロ/ネコ/メール便とあわせたらだいぶ安くなる気がしてます。

わからないこと等あればご連絡ください


以下私信

紺野さま


本とお言葉ありがとうございました。もうほんまにほんまに嬉しかったです。お蔭様でがんばってまた本作ろうという気になります。ご期待を裏切ってないかドキドキしてますが、またよかったらサイトともどもよろしゅうお願いします。
しかし近藤さん素敵ですよね〜多謝!


前回よりもちょびっと余裕(ほとんどテンパってましたが。お金の計算できなくてすみません。小学生以下ぽっち)が生まれたので、いい刺激を沢山いただけました。
もっといっぱい時間かけて、自分でもワクワクするような本つくりたいです。やっぱ紙はええ。
でも人様の書いた素敵な近藤さんをみてるのが一番幸せですね、うん。
No.393 2008年05月13日 (火) 00時35分

 

明日
ぽっち [ Home ] [ Mail ]
インテ行ってきます。

6号館Bゾーン ニ33bです。

もっていくもの

新刊
コピー本ばかりですが

『夜が明けるまでは』;自戒する近藤さんと優しい沖田と土方。A5 20ページ
『okikon Romance』;沖近。ロマンス。短編2編。B6ぺら本


既刊

・沖近アンソロジー
・猫
・log本1・2

沖近アンソロジーがもしかしたら無くなるかもしれませんので、考えてくださってる方がいらっさたらお早めに。

あと、動乱編がジャンプで掲載していた時に書いたsssをまとめたフリーペーパーもっていきます。

ドキドキすんべな〜テンパってますが、優しく見守ってやってください。



以下私信

クモトリさま


嬉しいメールありがとうございます。わかります。はじめてだとドキドキしますよね。アンソロ用意しておきますので安心してくださいね。
多謝!


No.392 2008年05月10日 (土) 22時03分

 




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