１９９４年アメリカ映画
妻とその浮気相手を射殺　終身刑を言い渡されて刑務所に入った元銀行員アンディ
その刑務所内での苦悩　そして銀行員としての知識により　刑務所内での注目を浴びるようになり
所長の裏金作りの実務までするようになる
しかし　トミーという若い囚人が入ってきたことにより状況が変わる。
実際に殺したのは窃盗に入ったエルモが射殺した話を前の刑務所で聞いた事により再審で身の潔白をはらせる希望が見えた時　所長の命によりトムは射殺　アンディは証拠書類を持って脱獄
２０年という時間を要して壁に穴を開け排泄口から外の世界へ
裏金の名義人架空人物「スティーブンズ」に成りすまし３７万ドルを手に　証拠書類を新聞社に送る
それにより看守主任は逮捕　所長は自殺

アンディは脱獄前に刑務所での友人レッドに、出所したらメキシコのジワタネホという街に行きホテルを経営して余生を過ごしたい、という希望を語っていた。「そんな夢のような考えは捨てろ」と忠告するレッドに、アンディは、もしレッドが仮釈放になったら、メイン州バクストンにある牧草地の樫の木の根元を探してくれと頼む。そこには黒曜石の石があり、その下にあるものを隠して置くから、と。
　仮釈放になったレッドは孤独と不安に苛まれる苦悩するが約束の場所に行きアンディからの手紙を見つける・・・
重い映画である　引き込まれたように一気に観てしまった。
古くは　「パピヨン」があり「ミッドナイト・エクスプレス」・・・などなど脱獄を題材にした映画を観たが　あえて脱獄の後　仮釈放になったレッドの行動　そこにも先に仮釈放になって自殺したブルックスを描いた事でその心境を知り　希望という事に望みを繋げるレッドの行動を追うことでさらに重みを描き出している。
無駄のない演出とでもいうのだろうか

観た人はどんな感想を持つだろうか？
映画だから「良かった」で済まされるかもしれないが　実際に・・と思ったら怖い映画でした。
２０年という年月は　戻らないし何にも代えられない
ちょっと高ぶって思いが書ききれていない

またもう一度観て　感想をまとめてみたいと思う。