[602] 第8章<深淵の流す血>「天使たちの抗い」 |
- 4/21 PM - 2005年04月24日 (日) 11時32分
進行内容 王宮の最上階へと続く門「神の扉」が開いた。 我先にと、最上階を目指していった仲間たち。 失われた「輝き」を手に入れるため には、5つの塔のどれかひとつを 巡らねばならぬようだが……。
(フ・ゾイの王宮正面玄関ホールの大扉「神の扉」の前)
Prishe:あっ、[Your name]! みんなを知らネェか!? Prishe:なんだよ、まったく! 先に行っちまったみてぇだ! ウルミアまで、ひでぇと思わねぇか? Prishe:……ん? なんか声が聞こえるって言ってた? この先から呼び声が……? Prishe:ヤベェぞ! みんな、あれが聞こえてたのか!? すぐに追いかけネェと!!! Prishe:じゃあ、これ、 おまえに渡しておくから、自分で 塔をまわっておいてくれ! じゃあな! だいじなもの:不思議なアミュレットを手にいれた!
神の扉からル・メトの園に侵入したPCが 5つの塔最上階のEbon Plateで失った「輝き」を取り戻す際、 虚ろの器の前で悲嘆に暮れるナグモラーダのビジョンが見える。
Nag'molada:イブノイル様…… 私はあなたに、伝えたかった……。 Nag'molada:あなたこそが 闇に囚われた私たちの光。 あなたにどれほど感謝しているか…… Nag'molada:心の言葉を手に入れ…… 私はあなたに、伝えたかった……。 完全なる想いを……、完全に……、完全に…… Nag'molada:……完全、か……。 Nag'molada:私こそが完全になるべきもの。 不完全なるものを導くもののはずだった……。 Nag'molada:それなのになぜ、 裏切り者が完全なるものになり、 この私は、不完全なままなのだ……? Nag'molada:教えてくれ。 私は、どこで過ちを犯した……? それは、取り返しのつかないことなのか……? Nag'molada:……いや、 私は過ちなど犯してはいない……。 不完全なる世界が過ちを犯しているのだな……。 Nag'molada:そうだ……、 この世界が、この世界を作り出した神々どもが、 許されざる過ちを犯したのだ……。 Nag'molada:男神プロマシアよ! いったいおまえは、なにを「人」に望んでいる!? なにを「世界」に望んでいるのだ!?
Nag'molada:そうだな、そうだよ…… 不完全なる世界は、不完全なる存在のためにある……。 Nag'molada:それが…… 私たちの存在理由……。 しかし、それでも……私は……
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