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初めて投稿します。この春から脳外に配属になった新人ナースです。早速ですが…生欠伸は低酸素症状ですよね。脳血管障害により脳の血流が減少して起こるのでしょうが、そのメカニズムと観察上の助言をいただきたいのです。よろしくお願いします。
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| No.483 |
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わかぞうさん、はじめまして。 私の知っている範囲で、お答えします。
生欠伸が起こる原因は様々です。しかし、何らかの要因で脳の活動レベルが低下しているというサインです。 低酸素・低血糖・休息がとれていないなど様々な要因が考えられます。 しかし、患者さんを看る中で、呼吸状態の観察はとても大事なことですよね。 脳外科看護において呼吸状態を観察することで、脳代謝・脳実質の異常・正常がわかります。観察するときには、目と耳を総動員して観察することです。 小脳・脳幹周囲の病気・術後の患者さん。 意識障害のある患者さん。 高齢者の患者さん。 肥満・いびきのある患者さん。 には、特に注意です。 睡眠時、ベッド臥床時には舌根沈下予防のために、枕は使用しないようにします。 また、側臥位にする時には、真横より少し深めの側臥位にします。これも、気道確保のための体位です。教科書には、シムス位とあります。こうすることで、気道の狭窄やいびきを予防することができます。 低酸素状態の時、脳内の血液量が増加します。この時、脳腫脹状態となって、頭蓋内圧亢進の引き金になってしまいます。 ですから、呼吸の観察は大事なのですよね。 ちょっとした、生欠伸からいろいろな事が考えられますよね。
私も、まだまだ、わからない事だらけなので、よろしくお願いします。
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