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とかくこの世は儘ならぬ |
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大洗ハッチー
(4294)投稿日:2012年07月08日 (日) 16時34分
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川の流れと 人の世は いつの時代も 儘ならぬ 天下ご免の 風来坊も 酒が頼りの 夜もある 夜もある
女心と 虫の声 寂し寂しと 泣いている 三味(しゃみ)の聴こえる 花街なれど 落す涙の 恋もある 恋もある
男心と ガガンボは 明かり求めて 戸を叩く 破れ翼(つばさ)で 日暮れに鳴くは 悔いて身を焼く 不如帰 不如帰
好いた惚れたは 人の花 とかくこの世は 儘ならぬ 地獄巡りの 涙の渡し 闇夜しぐれに 舟を漕ぐ 舟を漕ぐ
とかくこの世は 儘ならぬ 儘ならぬ
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□いい詞ですたい./末期高齢者
(4296)投稿日 : 2012年07月26日 (木) 00時26分
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簡潔で短いながら浮世の情景が良く表現されていて会心の作。 [酒が頼りの夜もある]これはしびれるフレーズ. ところで[ガガンボ]って何の事でっしゃろ? |
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□コメントありがとうございます/大洗ハッチー
(4297)投稿日 : 2012年07月26日 (木) 07時58分
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ガガンボは検索すれば解ると思われますが 蚊とはまったく違いますが一般の皆さんは特大の蚊と勘違いして殺してしまいます。
しかし、血は吸わない大変おとなしい虫です。日本中何処にもおります、寂びしがりやか網戸や透き通った窓ガラスの明かりを求めてパタパタと戸を開けてくれと言うように戸を叩くしぐさをします。
まぁ私の独り善がりのフレーズですから この詩には何の意味もないのかも。^ ^
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