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恋しいぜ |
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夕顔さゆり
(4357)投稿日:2013年02月12日 (火) 18時32分
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飲んで飲まれて 見る夢は 俺の生まれた 郷(さと)の夢 早いもんだぜ 都会の隅で うだつ上がらず 10年過ぎた 欠けた三日月(みかづき) 見るたびに 爺(じいじ)婆(ばあば)が 恋しいぜ
想い出します 秋祭り 少し恥らう チンチロリン 今に思えば 初恋しぐれ 濡れてまどろみ 夜露(よつゆ)と溶(と)けた 青い満月 仰ぐたび 純なあの娘(こ)が 恋しいぜ
石の都会の 空(から)っ風 独り者(もん)には 身に沁みる 色は赤銅(しゃくどう) 兄貴の笑顔 土と戯(たわ)むる 麦わら帽子 負けて来そうに なるたびに 生まれ故郷が 恋しいぜ
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