ハルハ |
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こんにちは。今朝の京都(市の北の方)では雪が積もりました。雪掻きや雪合戦をする姿も見ました。路面が凍り、何度か転びそうになりながら登校しました。こんなのは初体験です(^^)寒いけど嬉しい ところで、ふとしたことから母(有田市辰ヶ浜出身)が使う、他所では聞いたことが無い言葉を思い出したので報告いたします。和歌山弁なのかは謎ですが
「イカキ」…ザルのことらしい。台所で手伝いをしていて「イカキとってよー」と言われたときは、何やそれ?と思いました。
「じょうる」…魚をさばく といった意味らしい。「魚をじょうてもらう」和歌山市に嫁いできて魚屋で使ったが、通じなかったらしい。
エクスプローラーにも見当たらなかったので、書いてみました。どなたか耳にしたことがある方、情報をください。 |
(1885)投稿日:2005年12月06日 (火) 16時31分
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管理人 |
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和歌山は雪は降っても滅多には積もりませんから・・・積もった時のパニックぶりといったら大変なもんですw和歌山市内ではウインタースポーツやってる人以外はほとんどチェーンすら持ってないですもん。 さて、ちょいと検索してみましたらば・・・いずれも古語由来のようです。 ■「いかき」は「飯掻き」を語源とし、米を洗うための、こんにちで言うところの「ザル」に相当するものを指す ■「じょうる」は「りょうる(料る)=食糧を食べられる状態にすること」を語源とする変化形 ってところみたいですね。いずれも和歌山というよりは全国にボツボツ使われている地域があるそうです。 |
(1891)投稿日 : 2005年12月06日 (火) 21時16分
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ころもし-X |
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いかきは少なくとも大阪では使うはずですよ。 金属製のいかきを直してまわる商売があったそうで それを「いかき屋」といったそうです。 上方落語にもでてきます。 ザルは今では100均でも売ってますが 昔は直してつかってたんですね。 |
(1892)投稿日 : 2005年12月07日 (水) 08時26分
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C/tb |
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横から失礼します。 イカキ屋ではなく鋳掛屋ではないでしょうか? 鍋釜の穴を修繕して廻る商売です。 |
(1893)投稿日 : 2005年12月07日 (水) 16時27分
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ころもし-X |
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おそらくC/tb様の説が正解ですね。 うろんなことを申して失礼しました。 近所に古い屋号で「いかきや」というのがありますが 「いかけや」が訛ったものかも知れませんね。 落語でもたしか「いかきや」と言ってたと思いますが 二鶴さんが。 |
(1896)投稿日 : 2005年12月08日 (木) 10時52分
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ハルハ |
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ありがとうございます。(そうか、そうやって調べられるんでしたね!) 意味・由来の方も…なるほど〜(‘o‘)
そういえば高校時代、古典の授業中「方言って古語だ!」と気づいたことを忘れていました。…私が言葉の勉強をしようと思った原点なのに…前学期もそれでレポートを書いたはずなのに(==; 今度帰省したら言語調査と古語辞典とのにらめっこをしなければ!
ちなみに、先日の雪がまだ少し残っています。寒いんですね京都って
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(1897)投稿日 : 2005年12月08日 (木) 13時55分
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管理人 |
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C/tbさんはじめまして。もしかして「森の番人」乗りの方でしょうか^^ 「いかきや」「いかけや」ってややこしいですね、ひょっとするとルーツは同じものかもしれませんし、「飯掻」「鋳掛」の違いはきちんと区別されていたのかもしれません。要するに、よくわかりませんwいずれにしても、和歌山弁には古語由来のものが多く残っていますので、言語学的にも価値があるんじゃないかと思っています。 それにしても「雪が残ってる」なんてのは和歌山市内では考えられない・・・wちょっとうらやましかったりして^^ |
(1904)投稿日 : 2005年12月08日 (木) 22時48分
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