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[842]リバー・ランズ・スルー・イット(1992)ロバート・レッドフォード 投稿者:管理人

投稿日:2013年06月07日 (金) 14時43分

風景は美しく、ブラッド・ピットも神が与え給うた美貌を遺憾なく輝かせてはいるのだが、退屈だった。「映画に派手な山場を求めている人には退屈でしょうが」とか言われそうだが、そう簡単なものではない。人間だれしも、いつも映画に派手な山場を求めているわけでもなければ、いつも静かで穏やかな内面描写や風景美を求めているわけでもない。ただこの映画は退屈だったというだけのことだ。「モンタナの風に抱かれて」にしても同様で、小津映画が好きそうなレッドフォード だなあ。エンディングクレジットには御馴染みの「魚を殺したり傷つけたりはしてません宣言」がある。特に撮影のためには傷つけていませんということをわざわざ言わないと苦情がくるからかい。、そもそも魚釣りってなんなんだい、こうした宣言は白けるよ。1★
ブラッド・ピット クレイグ・シェイファー トム・スケリット ブレンダ・ブレッシン エミリー・ロイド

[841]ドクトル・ジバゴ(1965)デビッド・リーン 投稿者:管理人

投稿日:2013年06月04日 (火) 16時54分

演出も映像センスも古く、古色蒼然たる大河ドラマだ。にもかかわらず、心に迫るものがある。それは20世紀という流血の世紀に生きざるをえなかった者たちの悲劇が今もなお続く今に、暗澹たる未来を投げかけるテーマそのものが古びていないからか。長いけれどしかし、政治に翻弄された一家の行く末を描くにはむしろ語りえない部分が多すぎて物足りないぐらいなのだが、一見の価値ある作品。およそ50年前の映画だが名作。4★
オマー・シャリフ、ジュリー・クリスティ、トム・コートネイ、アレック・ギネス、ジェラルディン・チャップリン

[840]ドライヴ(2011)ニコラス・ウィンディング・レフン 投稿者:管理人

投稿日:2013年06月01日 (土) 18時35分

クールでスタイリッシュな映画。ハードボイルド作品であり、切ないラブストーリーな面もある。昼は、映画のカースタントマンと自動車整備工、夜は強盗の逃走を請け負う運転手という二つの顔を持ち、友達も家族もなく孤独な生活を送っていたドライバー(ライアン・ゴズリグ)。ある日、同じアパートに暮らす人妻アイリーン(キャリー・マリガン)に思いを寄せた事から、歯車が狂い出す。自分を拾ってくれた恩人への復讐と、アイリーンと彼女の息子を守るために闘いに挑み、逃れられない運命に巻き込まれる彼。彼女への秘めた想いが切なくて、そんな寡黙な主人公がよく描かれている。見返りを求めるのでもなく、己の信念に基づいて闘う男。そしてバイオレンスシーンでは、血はそんなに飛び散らないけど、かなり凄い。エレベーターのシーンなど、突如として起こる暴力に思わず身がすくんでしまう。今はやりのバイオレンス作品とは違う作り方で気に入った。4★
ライアン・ゴズリング キャリー・マリガン ブライアン・クランストン アルバート・ブルックス

[839]ダイヤルMを廻せ!(1954)アルフレッド・ヒッチコック 投稿者:管理人

投稿日:2013年05月30日 (木) 13時15分

F・ノットが自身の舞台劇を脚色した、ヒッチコック・ミステリー。若く美しい妻マーゴ(ケリー)の不倫を知ったトニー(ミランド)は、彼女の殺害を企む。自分はマーゴの不倫相手マーク(カミングス)とパーティへ出かけ、その間に旧友の悪党レズゲートに妻を殺させようというのだ。だが計画は失敗、マーゴが逆にレズゲートをハサミで刺し殺してしまった。思わぬ展開に焦りを隠せないトニーは、実はマーゴが不倫をネタに脅迫されており、そのためにレズゲートを殺したというシナリオに変更する事にするのだが…。元が舞台劇なので無駄の無い練られた台詞がいい。綿密に計算された殺人計画。周到な準備。紳士然としたハバード警視もいい。『刑事コロンボ』を思い出してしまうようなところもあるが、こっちの方が先なんだ。4★
グレース・ケリー、レイ・ミランド、ロバート・カミングス、アンソニー・ドーソン、ジョン・ウィリアムズ

[838]ニューヨーク1997(1981)ジョン・カーペンター 投稿者:管理人

投稿日:2013年05月27日 (月) 17時36分

近未来1997年(制作は81年)、犯罪の都市となってしまったマンハッタン島を堅牢な塀で囲い込み、島全部を刑務所に仕立ててしまい、犯罪者だけが食糧など最低の援助で暮らしているという。そんな中、大統領専用機が乗っ取られて、大統領は脱出ポッドで一人飛び降りたのだがそれがこのマンハッタン刑務所の中。これを救いに行くのがお定まりの命を賭けた死刑囚という。まるでゾンビまがいの囚人やら悪やらとごちゃごちゃあってめでたし、めでたし。すごく面白くて眠たくなった。1★
カート・ラッセル リー・ヴァン・クリーフ アーネスト・ボーグナイン ドナルド・プレザンス アイザック・ヘイズ

[837]チルドレン(2006)源孝志 投稿者:管理人

投稿日:2013年05月23日 (木) 16時27分

ちょっと無理筋のところもあるが、ストーリーの運びが好みのものなので、これは目をつぶって楽しめる。、大森南朋演じる陣内のキャラが実に魅力的。彼のいうことが矛盾しているようで言い当てていて、実に共感させられる。ああいう弾けた調査官だったら、逆に子供たちの方も素直に成れるのかもしれない。時には拳銃をぶっ放し続ける牧師がいても良い(台詞にある)。実直で神経質だけど、ストレスのはけ口が良く判らず戸惑いながら生きる武藤もまた、愛すべきキャラだ。小品といえど、なんとも心地良い作品。4★

[836]タイムクルセイド ドルフと聖地騎士団(2006)ベン・ソムボハールト 投稿者:管理人

投稿日:2013年05月17日 (金) 21時38分

ベルギー/オランダ/ルクセンブルク/ドイツの共同作品。タイムトラベル物で、冒険というより歴史物の要素とロマンス。観ている者を引き込む材料が少なく、B級映画に属する作品。ラストだけは少しおしゃれ。一見アンハッピーで・・・実は???? 1★
ジョー・フリン、ウド・キアー、エミリー・ワトソン、マイケル・カルキン、ベンノ・フュルマン

[835]赤い指(2010)牧野圭祐、櫻井武晴 投稿者:管理人

投稿日:2013年05月10日 (金) 19時25分

幼女殺害事件を隠蔽しようとする家族のストーリー。現代のキーワード「引きこもり」「痴呆症」「家庭内介護」を用いている。けれど、事件の真相はかなり無理矢理だ。アクロバットと言っていい。最後は「お涙頂戴」でまとめてヒューマニズムを気取っているが、説得力が皆無である。ドンデン返しをしたいがために辻褄を合わせたようにしか見えなかった。事件は、郊外の一軒家で起きる。留守中に見つかった幼女の絞殺遺体を巡り、一家の主は犯罪の隠蔽を画策する。犯人は明らかなので、本作品の主軸は、誰に罪を着せるかにある。夫婦が下した結論は、幼稚としか思えないものだった。この幼稚さは、社会病質者と同等だ。この夫婦の倫理観は、ひどい。原作は東野圭吾でテレビ局が作ったもの。2★
阿部寛、黒木メイサ、溝端淳平、杉本哲太、西田尚美、富田靖子、宮下順子、児嶋一哉、山崎努、田中麗奈

[834]二十日鼠と人間(1992)ゲイリー・シニーズ 投稿者:管理人

投稿日:2013年05月08日 (水) 23時11分

スタインベックの原作を忠実に、かつ、ゲイリー・シニーズとジョン・マルコヴィッチのすばらしい演技で映画として完成している。そして、主役のゲイリー・シニーズが監督と製作をしていることに、ホウという感じ。でもこの映画、最近の映画とは思えないほど地味すぎるところもある。確かに主人公二人の演技のすばらしさには目を見張るものがあるし、ラストの感動もあるが、物足りなさも感じる。物語の展開がストレートすぎるとでもいうか、主人公二人以外の部分での膨らましがないので、非常に単調な感じを受ける。もう少し脇役の人間描写やサイドストリーで、広がりを持っても良かったんじゃないかという印象だ。地味な雰囲気が監督の狙いなのかもしれないが、最近の映画という目で見れば、映画の味わいという部分で今ひとつな感じを受けた。3★
ジョン・マルコビッチ、レイ・ウォルストン、ケーシー・シーマズコ、シェリリン・フェン、ジョー・モートン

[833]椿三十郎(1963)黒澤明 投稿者:管理人

投稿日:2013年05月07日 (火) 12時07分

圧巻なのはだまし討ちのようにして、一瞬で敵を皆殺しにしてしまうシーン。庶民がチャンバラ映画によせるファンタジーを鮮やかに表現して秀逸。この場面とラストの血がドバーッに、インスパイアーされてタランティーノが「キル・ビル」の決闘シーンを撮ったに違いない。はじめて観た時の高揚は無かったが、やはりおもしろい。4★
三船敏郎、仲代達矢、加山雄三、入江たか子、伊藤雄之助、志村喬、団令子、小林桂樹




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