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[852]黒猫 白猫(1998)エミール・クストリッツァ 投稿者:管理人

投稿日:2013年07月05日 (金) 12時41分

この監督の作品ははじめてなのだが、付いて行けなかった。体調もあったが何度が眠くなった。ノンストップのドタバタコメディ。ジプシーの人達の歯がすごい。長老二人は歯が抜けてて、すんごい乱杭歯。そのほか、不思議な容貌の人々。
バイラム・セヴェルジャン  スルジャン・トロヴイッチ  ブランカ・カティク  フロリアン・アジニ

[851]リオ・ブラボー(1969)ハワード・ホークス 投稿者:管理人

投稿日:2013年06月30日 (日) 12時53分

封切り当時観た筈です。酒場で、いさかいから相手を射殺した男を逮捕した保安官ジョン・ウェインが逮捕された男の兄の一味と対決するというストーリーです。お話としては単純だが、いろいろ見せ場があってうれしい。保安官は年老いた助手と二人で留置場を守ってる。この爺様をウォルター・ブレナンが飄々と演じていていい味を出している。一方、町を訪れてた、保安官の旧来の友人である牧場主が命を落とし、その仇を討つために牧童のリッキー・ネルソンが戦列に加わる。この映画の有名なシーンで、銃を持たない保安官にライフルを投げ渡して、その手で腰の拳銃を抜いて撃つ速さを演じで喝采を受けた。また、監督のハワード・ホークスは女性の色気を撮るのが巧いと定評があるが、アンジー・ディキンソンもこの作品で有名になったという。それからは鳴かず飛ばずだったが、「オーシャンズ11」に出ていたとは驚き。4★
ジョン・ウェイン、ディーン・マーチン (マーティン)、リッキー ネルソン、アンジー・ディキンソン、ウォルター・ブレナン、ワード・ボンド

[850]世にも奇妙な物語20周年スペシャル・秋(2010)金子茂樹、坂元裕二、橋本裕志 投稿者:管理人

投稿日:2013年06月24日 (月) 19時47分

タモリのストーリーテーラーで、京極夏彦「厭な扉」、万城目学「はじめの一歩」、朱川湊人「栞の恋」、東野圭吾「殺意取扱説明書」、宮部みゆき「燔祭」のオムニバス。暇つぶし用。2★
タモリ、オムニバス邦画、江口洋介、笹野高史、神尾佑、大野智、田中麗奈 、伊東四郎、遠藤憲一、堀北真希、岸部一徳、澤田育子、玉木宏、塚本高夫、香川照之、末広涼子、中村倫也

[849]陽気なギャングが地球を回す(2006)前田哲 投稿者:管理人

投稿日:2013年06月23日 (日) 11時18分

原作と比べるとその面白さが出ていないとか、そういうことを言う人がよくいる。この作品(原作・伊坂幸太郎)もそう言う評があったが、いつも思うのだが映画は別物なのだ。そうなんだけれど、この監督は下手くそ。導入部として最初の銀行強盗だけは良かったが、その後は御座なりな人間関係の説明と、敵対するギャング(?)との浅い感じのやり取り。そして、何と言っても4人の特技が全く生きていない。それぞれの特技のエピソードは説明的に入れているが、銀行強盗自体には全く特技が出てこず。また、頭脳戦と言っても何か取って付けたような、あとだしジャンケン的な展開で、伏線の張り方や観客を唸らせるような楽しませ方としては全く評価に値せず。ストーリーは面白いのだから誰か作り直せ。1★
大沢たかお、鈴木京香、佐藤浩市、松田翔太、大倉孝二、加藤ローサ、古田新太、大杉漣、篠井英介

[848]エマ(1996)ダグラス・マクグラス 投稿者:管理人

投稿日:2013年06月21日 (金) 10時55分

「プライドと偏見」や「いつか晴れた日に」と同じ、ジェーン・オースティン原作の映画化。他愛のないヒロインの失敗談があれこれ続く。滑稽なくらい思い込みが激しく、失敗ばかりの憎めないヒロインが、後半ある出来事を通し自分の愚かさを心から恥じ、女性としても人間としても成長し、ハッピーエンド。他愛の無い貴族社会の上っ面を見せただけの作品だが、動く絵画として観るもよし。2★
グウィネス・パルトロー  トニ・コレット アラン・カミング ユアン・マクレガー  ジェレミー・ノーサム

[847]ドリームズ・カム・トゥルー(2006)ダグ・アッチソン 投稿者:管理人

投稿日:2013年06月18日 (火) 23時06分

いい人ばっかり出てくる。目標に向かって頑張れば、周りの人はみーんな応援してくれて、ライバルたちまで協力してくれる。「あきらめなければ夢はかなう!!」を実証した映画。まあ、そういう意味のつまらない邦題(原題はAKEELAH AND THE BEE) 。父親がいなくても、貧しくても、学校がつまらなくても、一生懸命努力すれば、だんだん事態は好転してくる。逆風が追い風に変わってくるのだ。こんな映画って世の中好きなんだね。Spelling Beeってホントにあるんだ。今年の大会ではインド人少年が優勝した。出題される単語は多岐にわたっていて大変らしい。今年の出題単語の中にtokonomaがあったらしい。もちろん床の間のこと。さて映画はめでたしめでたしで、2★
キキ・パーマー、ローレンス・フィッシュバーン、アンジェラ・バセット、カーティス・アームストロング

[846]声をかくす人(2011)ロバート・レッドフォード 投稿者:管理人

投稿日:2013年06月16日 (日) 17時59分

リンカーンの暗殺にかかわった人物(南部の人間)の弁護。それだけで周囲からの風当たりは強く、始めは消極的な態度だった北軍の将校ながらのエイキンだが、民間人が軍事法廷で裁かれることの理不尽さや、被告の扱いの酷さを目の当たりにし、次第に正義感にかられてゆく。「誰かが責任を取らないと、国民は納得しない。」というトップの言葉。法の遵守よりも、混乱を収束させることを重視し、スケープゴートを差し出すかのような処刑で、事を収めようとする。とても誠実に作られた作品ののが、ちょっと固すぎるか。ロバート・レッドフォードの監督作品って、いつもこんな感じなのだ。結局被告人メアリー・サラットがどの程度関与していたのか、単に息子をかばっただけなのか、よくわかららずじまい。史実ではどうだったのか。山あり谷ありは無いが佳作。4★
ジェームズ・マカヴォイ  ロビン・ライト  ケヴィン・クライン  トム・ウィルキンソン  エヴァン・レイチェル・ウッド

[845]アウトロー(1976)クリント・イーストウッド 投稿者:管理人

投稿日:2013年06月13日 (木) 18時31分

ザ・イーストウッド!。どこをどう切り取ってもイーストウッド!。まぁイーストウッドのファンとしてはそこそこの点数はつけるんだが、正直なところ、ちょっとまとめ切れてないような・・・。復讐もののストーリーを軸にして、様々なアメリカの抱える問題も盛り込もうとした脚本の意図はわかるけど、130分前後で描き切るにはちょっと無理があるようで。3★
クリント・イーストウッド サム・ボトムズ チーフ・ダン・ジョージ ソンドラ・ロック ビル・マッキーニー

[844]ブラック・ブレッド(2010)アウグスティ・ビリャロンガ 投稿者:管理人

投稿日:2013年06月12日 (水) 18時02分

女の子みたいな容貌で、性が未分化な感じの主人公の少年、その父親の不審な動き。預けられた母の実家で出会う、謎の少女。森の中を素っ裸で鳥の真似をしている謎の青年(伝染性で隔離されている?)。女資産家と、同性愛差別。共産主義とフランコ派の対立。スペインのアカデミー賞と言われる映画賞を獲ったものらしいが、盛り沢山過ぎてピントがぼけた作品。原作を読んでから観ろと言わんばかり。要は誰もが秘密を持っていて、不誠実で、自分のためか家族のためか分からないけど、理想なんて追えないという「真実」に、純な少年が気づくというお話。ミステリーと言われているが、謎解きに主眼はない。2★
フランセスク・クルメ、マリナ・コマス、ノラ・ナバス、セルジ・ロペス、ロジェ・カサマジョール

[843]トゥルー・ロマンス(1993)トニー・スコット 投稿者:管理人

投稿日:2013年06月10日 (月) 12時59分

主人公がコミック・ショップに勤め、千葉真一主演の映画を観ているシーンや、主人公の部屋に千葉の主演映画のポスターがそれぞれ貼ってある様は、脚本のクエンティン・タランティーノの趣味か。ラストシーン、本来脚本では主人公2人とも死ぬ設定だったが、監督のトニー・スコットがどうしてもハッピーエンドにしたいという希望から急遽脚本を変更、このためタランティーノがヘソを曲げた。などがあったと聞く。今様「俺たちに明日は無い」。出演者は豪華。3★
クリスチャン・スレーター パトリシア・アークエット デニス・ホッパー ブラッド・ピット クリストファー・ウォーケン ゲイリー・オールドマン




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