投稿日：2013年02月02日 (土) 22時46分

コーマック・マッカーシーのピュリッツァー賞受賞の原作、各国映画賞ノミネート。の評判につられて観てしまった。まったくひどい映画だ。どうしてこんなつまらない作品を褒めるのだろう。残り少ない俺の時間を返せ。１★ ヴィゴ・モーテンセン　コディ・スミット＝マクフィー　シャーリーズ・セロン　ロバート・デュヴァル

投稿日：2013年01月29日 (火) 18時15分

風景とハワイアンな音楽が醸し出す「ハワイな雰囲気」だけのポンコツ映画。心に響くものはあまり無い、かなり残念な作品。観る前は尊厳死とか家族の絆の再生みたいなのを描いているのかと思ったら、主人公マットのやることは「妻の浮気相手に会いに行くこと」・・・なんで？。もう一つのテーマの「娘との関係の修復」も「共通の敵を見つけたら、いつの間にか修復してました」みたいな感じで薄っぺら。コメディ映画のキャラみたいなバカ発言をする上の娘の友達シドもどうかと思うが、あまりアラなど詮索せず、軽く観ていればそこそこかな。これってアカデミー賞ノミネート作品なんだと。ほかにもたくさんの賞を獲っている。３★ ジョージ・クルーニー　シェイリーン・ウッドリー　アマラ・ミラー　ニック・クロース　ボー・ブリッジス

投稿日：2013年01月27日 (日) 14時01分

パイロットとCAのノリの軽いラブコメと思いきや、管制塔、整備を含めた裏方等、空港全体を描いたコメディ調の群像ドラマだった。１機の飛行機が、飛び立ち、着陸するまでにどれだけの人たちが関わっているか？航空関係者に取材した事を基に、作品が作られたそうなので、専門用語、アイテムが飛び交う場面ありと、ＡＮＡのバックアップもあり、専門的にはかなり中身の濃いドラマに仕上がっている。細かい所ではフライト中に操縦士と副操縦士は同じ食事をしてはならない。などなど、へーそうなの、万が一の食中毒kを避けるためなんだと。航空機の安全なフライトのために、その裏で働く空のプロフェッショナルな人たち、若手整備士たちの部品交換中の苦戦。搭乗拒否にダブルブッキング、トラブル解決に奔走するグランドスタッフ。結構面白かった。３★ 時任三郎、田辺誠一、綾瀬はるか、吹石一恵、田畑智子、寺島しのぶ

投稿日：2013年01月24日 (木) 11時52分

ある程度、子供も大人も楽しめるっていうのがディズニーって言うのじゃなかったかい。おいらは子供でも大人でもないらしい。何から何まで、まったく面白くなかった。１★ ロビン・ウィリアムズ　マーシャ・ゲイ・ハーデン　ジョディ・ベンソン　クリストファー・マクドナルド

投稿日：2013年01月21日 (月) 12時09分

コメディ？　サスペンス？　政治物？　ラブストーリー？　どっち付かずの中途半端な内容。強いて言えば政治色の強いものだが、けっこうシビアなことを言っている。そこをぼかしてあやふや作品にしたのかな。作品はともかくとして、ウォーレン・ビーティには拍手を送りたい。この作品が１９９８年作であるとするなら、彼は当時６１歳だったことになる。おじさん上院議員が壊れていく根拠が薄弱すぎるが、よく演ったと思う。光っていたのはハル・べりー、奇妙な魅力があるクリスティーン・バランスキーもチョイ役で出ていた。３★ ウォーレン・ベイティ　ハル・ベリー　オリヴァー・プラット　ドン・チードル　ポール・ソルヴィノ　ジャック・ウォーデン　クリスティーン・バランスキー ラリー・キング（カメオ出演）

投稿日：2013年01月17日 (木) 12時53分

ペドロ・アルモドバル監督の作品と言うのは登場人物がどこか普通の人で無いので、その世界観に不快感を持つ人は退いてしまうところがあると言われている。だからどの作品を見ても賛否両論が多いそうだ。この話の登場人物も両刀使いの夫から逃れて息子を育ててきたシングルマザーが主人公で、その脇を全身シリコン整形のオカマちゃん、オカマと関係を持って妊娠してしまった尼さん、レズビアンの大女優というわけで、コメディしか成立しないようなメンバー。でもペドロ・アルモドバル監督はこうしたハチャメチャな人物の相関を手際よくまとめて味わい深い人間模様を描写している。とは言うものの凄く面白いという訳ではない。アメリカでは作れなかったからアカデミー外国映画賞を獲ったのかな。スペイン映画。３★ セシリア・ロス　マリサ・パレデス　ペネロペ・クルス　アントニア・サン・フアン　カンデラ・ペニャ　ロサ・マリア・サルダ

投稿日：2013年01月14日 (月) 11時10分

映像技術は一世代前だから、到底今のものには劣るが、全体的な完成度としてはよく出来ている。ロビン・ウィリアムズもボニー・ハントも、いかにも、って感じの安定感のある演技。今やビッグになったキルスティン・ダンストもその片鱗をうかがわせている。物語の最初と最後を結び、その間に多くのスペクタクルを盛り込み、自然と主人公４人の団結力が深まっていく過程が巧く、そしてラストの演出がにくいなと思った。ファミリーファンタジー物の王道。このあと同じ原作絵本の「ザスーラ」を撮ったが二匹目のドジョウにはならなかったらしい。３★ ロビン・ウィリアムズ　アダム・ハン＝バード　ジョナサン・ハイド　ボニー・ハント　ローラ・ベル・バンディ　キルスティン・ダンスト　ブラッドリー・ピアース　ビビ・ニューワース

投稿日：2013年01月11日 (金) 18時17分

「神父は告解の秘密を漏らせない」というキリスト教のルールの矛盾をサスペンスに仕立てるというアイデアは面白いが、そのために幾つかの「無理」をしている。あの程度の証拠で起訴は出来ないだろうし、犯人の男は「神父が真実をバラしたら殺してやる」と拳銃を持ち歩き、最後は自分の妻を射殺してしまうくだりもどうも変。神父の元恋人の人妻は、神父が戦争に行っている間に心変わりして他の男と結婚してしまったのに、復員してきた神父を一人で迎えに行き、デートに誘って、偶然の嵐のために二人で一夜を過ごしたけれど、その間彼に自分が結婚していることを「言えなかった」、神父も「知らなかった」、しかも二人の間には「何も起こらなかった」という、信じられない話。陪審員が無罪としたのに、裁判長が「残念だ」などと法廷で言うなど。まあ、そこそこ観られるがどうもねえ。２★ モンゴメリー・クリフト、アン・バクスター、カール・マルデン、O.E.ハッセ、ドリー・ハス、ブライアン・エイハーン

投稿日：2013年01月09日 (水) 23時48分

とりあえず『ダークナイト』を楽しんだ人は観て損はないと思うが、うーん、という感じ。とって付けたようなお話の続きを観た、というだけか、いろいろとっ散らかって重々しくして、で、細部はいい加減。『インセプション』もイマイチだったし、監督クリストファー・ノーランって、思うに映画はヘタなんじゃないか。大変な金がかかっているのは解るが、力んで作っている割にスケール感が出てこない。ハリウッドのオコチャマ化映画の代表で、世間には受けて、儲かってしまうから仕方ないか。２★ クリスチャン・ベール、トム・ハーディ、アン・ハサウェイ、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、マリオン・コティヤール

投稿日：2013年01月08日 (火) 22時36分

ウォーターゲート事件の真相を突き止め、ニクソン大統領を失脚にまで到らしめた二人の新聞記者カール・バーンスタインとボブ・ウッドワードの活躍を描いた実話の映画化。根気良く調査を続ける二人の姿と少しずつ事件の概要が判明して行く様はドキュメンタリー・タッチを越えて、政治を題材とした「探偵映画」と言ってよい。デスクに扮するＪ・ロバーズが頼もしい演技を見せる。予備知識が無かったので登場してくる人物がすんなりと頭に入ってこないのが悲しい。ラストのあっけなさはどうなの、もっと盛り上げて欲しかった。３★ ダスティン・ホフマン　ロバート・レッドフォード　ジャック・ウォーデン　マーティン・バルサム　ジェイソン・ロバーズ　ハル・ホルブルック