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[920] え〜と…… 投稿者:ナイ@管理人 投稿日:2004年06月27日 (日) 06時46分
で、結局PK戦でどっちが勝ったんでしたっけ?<スウェーデン×オランダ
■[921] 悪夢の終わりKeen(2004年06月27日 (日) 12時45分)
☆スウェーデン0−0オランダ
      (4PK5)

……確かに、推しの敗退は観戦意欲を萎えさせる。日曜日なので早起きしてもよかったのだが、6時近くまで眠ってしまった。ごそごそと起き出すと、TVの前に先客がいたので、延長途中からの生中継観戦となる。スコアは?えー?0−0??タオルケットを腹掛けした半眼状態の相方によると、後半途中からやっとヒートアップしたとのこと。しかし、現状は手に汗握る攻防が続いている。双方バーとポストに嫌われたり、惜しくも枠を外したりで、どっちに転んでもおかしくない内容だった。そしてタイムアップ、ついにオランダ恐怖のPK戦に突入する!前回ユーロ2000でも、ユーゴスラビアに大勝した後のPK戦で敗退したオランダは、なんでも過去3大会でPK全敗しているという。試合前、PK戦だけは絶対イヤだ!と口を揃えたらしいのだが……

コイントスでオランダサイドのゴール、スウェーデン先攻と決まり、PK開始。2番手までは順調に決めて、スウェーデンの3番手はイブラヒモビッチ。アヤックスでプレイする彼に、オレンジ軍団から容赦ないブーイングが浴びせられる。その影響があったのかどうか、ボールは大きく枠を外れ、オレンジ一色のスタンドへ飛んだ。そしてオランダ4番手のキャプテン・コクーは、またもポストに嫌われる。PKに入る前、左太股を氷で冷やす姿が映り、柄沢アナが不安を予想していたのが的中してしまった。これで成績はイーブン、スウェーデンが5本目を決め、オランダのラストキッカー・マカーイに想像を絶するプレッシャーがかかる!しかし、ダテにベンチを温めていたわけではないバイエルンのエースは、堂々と強いボールを蹴り込み、ジンクスをはね返す。そして6番手、スウェーデンのキャプテン・メルベリがファン・デル・サルに止められる!ガッツポーズもなく、にこりともせずに立ち上がったファン・デル・サルは、(おそらく)次のキッカーを指さし、無言で思いっきり圧力をかけまくる。そこまでやるか?大ベテランの挑発に、若いロッベンは昔のジンクスなんか知ったことか!と勢いよくゴールを決めて、ケリをつけた。

長い悪夢を打ち破ったオランダは歓喜の渦だったが、今回得点できなかったことは大きな反省材料だ。SFの相手・ポルトガルもPK戦を制して勢いづいており、ましてホームである。ゲーム開始から改めて観たところ、セードルフとロッベンが起点になっていい攻めの形を作るのに、最後を決められないでいた。湿度の高さを考慮してだろうが、守備的だった前半は、むしろスウェーデンの方にチャンスが多く、さすがに攻撃的になった後半は、シュート数は多いのに、スウェーデンの堅守を崩し切ることができなかった。これは、スウェーデンの方をほめるべきだろう。
イブラヒモビッチとスタムの、タワーズ・マッチアップは迫力があった。後半、スタムを振り切れないイブラヒモビッチが、シミュレーションでイエロー出されたのが笑えた。まだまだ役者が足りんよ、若造。

SFへの椅子はあとひとつ。

シェルストレーム ○  V.ニステルローイ ○
ラーション    ○  ハイティンハ    ○
イブラヒモビッチ ×  ライツィハー    ○
リュングベリ   ○  コクー       ×
ビルヘルムソン  ○  マカーイ      ○
メルベリ     ×  ロッベン      ○

■[922] 4強出揃うKeen(2004年06月28日 (月) 17時14分)
☆チェコ3−0デンマーク

いやあー、推しの勝利って、ほんっとにイイもんですねー(水野晴夫調)。(^0^*
フランスが消えても、まだチェコがいる!QFは僅差の接戦が続いていただけに、この圧勝はこたえられませんな〜♪でも、実はデンマークも好きだったので、もう少し際どいゲームでもよかったかなー、なんて、今だからこそ言えるんだけどね。
今日の中継は田中アナ&早野宏史コンビなので、ゲーム以外にも気を配らねばならない。集中して観よう。

グループリーグ最終戦のスウェーデンとの死闘で、ケガ人続出のデンマーク。特に、これまでトマソンといいコンビを組んできたサンの故障が痛い。対するチェコは、最終戦を余裕でクリアし、選手のコンディションも整っていると思われる。しかし、デンマークはグラベセンとグロンキアが復帰した第2戦から調子を上げており、その二人はスタメンだ。どうなる?

開始からお互いいくつかずつのチャンスは作るが、決定的ではない。一見静かなすべり出しだが、抑えた激しさを秘めているように感じられる。細かくパスをつなぎ、速い攻めのデンマークと、どうも動きが鈍いようなチェコ。しかし、チャンスとあらば果敢に狙って行く姿勢は相変わらずだ。

チェコのクロスボールが、コレルまで届かない。
早野「コレルはコエなかったですね」
田中「コレルをコエレば、1点でしたけどね」
……サッカー漫才デビューは、いつですか?

ボールの奪い合いは激しく、互いに意志のはっきりしたプレイで、展開はスピーディ。デンマークが押し気味に、タッチの少ない正確なパスワークで、波状攻撃を仕掛けて来る。それを受けて守備的にならざるを得ないチェコだが、隙あらば後方から上がってきてのミドルシュートもあり、一進一退のまま前半を終了した。
後半早々の49分、ポボルスキーのCKから、コレルのヘッドがついに炸裂〜!チェコ、今大会初めての先制!ここから勢いづいたチェコは、63分、ポボルスキーからのスルーパスに、オフサイドぎりぎりに抜け出したバロシュがフリーでフワリとしたループシュートを、今大会当たっているGKソーレンセンの目の前で決めて見せる。ボールはゆるやかな弧を描き、無人のゴールに納まった。
さらにたたみかけて65分、ネドベドからのパスを電光石火のドリブルでDF3人を抜き去り、そのまま豪快なシュート!通算5得点で、得点王トップに躍り出た!!

しかしこの後、お疲れさんのバロシュ→ハインズへの交代の頃から、雨で悪くなっていた画面が、ついにスクランブル状態になってしまう!Oh my God!回復を待つが、スクランブルと暗転を繰り返すばかりで、音声も入らない。しかし、選手の走り方や位置取りで戦況は推測できるので、再生を倍速にして、根性で観続ける。多分、ネドベドを倒したグラベセンにイエローが出たんだろう。デンマークにメンバー交代があったらしい……ほとんどカンなのだが。
結局、終了真際まで画面はザラザラのままだった。終盤のデンマークは、点差が開き過ぎて闘志に欠けたのか、元気がなかったようだ。チェコの3得点後はほとんど観ていないので、間のことは(ギャグも含めて)わからないのだが。

結果から見ると、前半のチェコはわざと動きを抑えていたようだ。デンマークの速い攻めに引きずられないよう主導権を握らせておき、自分たちの陣形はあえて崩さない。そして後から爆発的に攻勢をかける……智将の、見事な作戦勝ちだった。
今日、ギリシアのレーハーゲル監督は、スタンドで相手の研究に余念がなかった。SFは、レーハーゲル×ブリュックネルの戦略合戦も期待されるが、ラッキーボーイ・バロシュの勢いでファイナルへ突き進め!オーレ!

それにしても、BSは雨に弱い。今夜の再放送でキレイに録画できるといいのだが。

■[923] 業務連絡。Keen(2004年06月28日 (月) 19時51分)
☆ナイっち

今日のレポのタイトルを、「我が敵は雨也」に変更して頂けますか?
それにしても、チェコ、無敵ですねー♪(^0^*

イイ写真見つけたので、↓リンク貼っておきます。
http://sports.nifty.com/reutersPhoto/soccer_reuters_JAPAN-150024.htm
現在、私のPCの壁紙となっております♪(^0^*

あ、今日のレポの最後に、「おまけ」として↑のリンクもつけて頂けますか?
著作権上、問題なければ、ですが……(小心者ですから☆)


[917] 梅雨ぐもり 投稿者:Keen 投稿日:2004年06月26日 (土) 12時56分
……どよ〜ん。
今日は、レポ書く前にひと吠えさせて頂きます。

ゔぬおえばらぺこぎゃすわらしびいぃぃぃ〜〜〜!!!
がくっ★

まあね、わかってたのさ、こうなることは……
イングランド戦の奇跡の大逆転で、ジズーも神通力を使い果たしてしまったのさ。
むしろ、よくぞリーグ突破できましたってくらいのもんで、ジズーはゲーム前のインタビューで「8強は義務に過ぎない」なーんて大口叩いとったが、あの出来の悪さでは、とってもそんな楽観できる状態じゃなかったっしょ?
対するギリシアは、開幕戦でポルトガル撃破、スペインにドローと、確実に勝ち上がって来てて、レーハーゲル仕込みのゲルマン魂もプラスされてるんだから、心してかからねばならない相手だったんだ!
「スペインじゃなくって、ラッキー♪楽勝!」
なんて思ってたんじゃないだろうなっ、ええ?

日韓W杯は、ジズーのケガ&ピレスの欠場という、もっともらしい「言い訳」があったけど、今回はそうはいかんもんね。
要するに、過去の栄光にしがみついた「老朽化」なのよー。
チーム全体に活気をもたらしてくれる、若きエースがいなくっちゃね。
98仏W杯の時のアンリ&トレゼゲ(20才)みたいにね。
今日のゲームで一番よく動いて、ガッツを見せたのが、(デサイー欠場で)チーム最長老のリザラズだったって、どういうことよっ!?

あー、ボヤキだしたらキリがない★
初戦からずーっと心配してたことが、とうとう現実になってしまっただけのことだ。
今大会は優勝候補、と言われた強豪(古豪?)が次々と敗退し、一般の目には地味なカードになってますな。
今日のゲームだって、民放が放映権とった時点では、「週末に『フランス×スペイン』とか、『イングランド×ポルトガル』とかのスペクタクルなゲームで、視聴率かせぐぞー」と思ってたに違いないんだよね。ちなみに、明日も「イタリア×オランダ」とか狙ってたんだろうし(苦笑)。
ホントのサッカー好きにはこたえられない、面白い大会なんだけど、ベッカム様やアズーリのイケメン見たさの視聴者はがっかりしてるんだろうな〜。

ナイっち、今夜も毎日放送の「スウェーデン×オランダ」、録画予約忘れずにねっ!

(第1部・ボヤキ篇終了)
■[918] Sleeping BeautyKeen(2004年06月26日 (土) 17時08分)
☆フランス0−1ギリシア

昨日は蚊遣ブタ形の電子蚊取器を購入し、安眠を確保。今夜はぐっすり眠ってフ×ギ戦に備えるぞー♪と、早めに床に就いた。
土曜日なのでゆっくり起床、例によってフランスの旧レプリカTを着用する。HDの録画記録をチェックすると、昨日のライブでは雨で画面ビリビリだった、ポ×イ戦の再放送がキレイに録れていたので、ライブ版を消去する。そしていよいよSF第2戦だ!

デサイーの腰痛にサニョールが骨折、ビエラもケガで欠場のフランス。特にビエラの穴は大きい。今日はダクールがスタメンに入っているが、不安……
ギリシアは出場停止明けのカラグーニスが復帰し、ブレーメンで優勝したハリステアスが好調なので、よけいに不安があおられる。
また、今日は実況・岩佐アナ&解説・早野宏史コンビ。岩佐アナは田中アナのように馴れ合ってくれない、むしろライバルに当たる存在なだけに、早野は気を許せない。いつ足元をすくわれるかもしれないのだ。

放送席の緊張とは裏腹に、ゲームは静かなスタートを見せる。もともとカウンタータイプのギリシアはともかく、ゆったりとしたフランス。そんなに余裕こいててイイのか?また先制されると苦しくなるぞ〜、と思っていた矢先、15分にカラグーニスのFKからカツラニスのシュート、あわやゴールラインを越えたかというところを、ギリギリでバルテーズが抑える。あー、心臓に悪い☆
動きの少ないフランスはパスが回らず、後方での甘いコースはカットされてピンチを招く。一人がボールを持っても、周囲のフォローがないので次に展開できない。寄せのいいギリシアの、タイトなマークを外せないのだ。
一方ギリシアはテンポの良いパスワークから、攻撃も速い。前半ハイライトでは、フランスのチャンスはわずかに1回のみで、ギリシアのチャンスシーンばかりであった。
早野「前半を見て、私は思わず上着を着てしまいました」
岩佐「お寒い内容、ということですね」
腹の探り合い?放送席は、相変わらずの緊迫感のようだ。

後半はジリジリと前進し、ゴールへにじり寄るフランスだが、なかなか決定機を作れない。そして65分、ザゴラキスのクロスを、フリーのハリステアスにヘッドで叩き込まれてしまう。DFが誰も詰めてかないし、やっぱり、という失点だった。
フランスはダクール、トレゼゲに替えてサア、ビルトールを投入し、攻撃に勢いを持たせようとする。続いて、ピレスに替えて初登場のロタン投入のシーン、
早野「時間ないですからね、ろたん場でひっくりかえそうとしてるのかもしれませんね」
これは岩佐アナの微笑を誘い、どうやら「合格」したようだ。

交代選手を起点に、いくつか攻撃の形を作れるようにはなったが、Pエリア内で全くスキを見せないギリシア。87分頃に、やっとフリーでクロスを受けたアンリが、絶対モノのヘッドを外す!こりゃダメだ……
結局、いい位置でのFKひとつなく、セットプレーでのチャンスすら得られなかった。ジダンはまるで目立たず、覇気を見せたのはリザラズくらいだった。また、フィニッシュを慎重に、と持ち込むばかりで、捨て身のアタックもミドルシュートもなく、気迫が感じられない。最後は焦りで、中盤からの組み立ては全く見られなかった。
対するギリシアのDFは終始落ち着いており、ジズーからすらボールを奪って見せた。大金星とはいうものの、ゲーム内容からすれば、しごく当然の結果だ。グループリーグ最終戦で、ようやく目覚めたかに見えたアンリが、再び眠りについてしまったからには。
エースが爆発しないチームは落ちる。王者・フランスだとて、この鉄則の例外ではないのだ。

岩佐「今日は早野さんの解説にも、元気がなかったですね」
気合の入らないゲームは、ギャグのノリも悪くする。岩佐アナの突っ込みに、返す言葉もない早野であった。
■[919] 業務連絡。Keen(2004年06月26日 (土) 17時22分)
本日のレポのタイトルは、「Sleeping Beauty」の方です。
昨日の死闘と比べて、何とも頼りないゲームでした……はあ。

その分、今夜に期待がかかる!
スウェーデンもオランダも調子いいから、ポ×イ戦のような激闘になるかも?
ここまで来たらスウェーデンに勝ってもらって、優勝候補総崩れ、なんてのもかえって面白いんじゃないかと。
チェコも、大会前はダークホース的扱いだったけど、今や大本命ですからね〜♪(^0^*
決勝は、「スウェーデン×チェコ」でどうっすか?
そんでもちろん、チェコ優勝〜♪(^0^*


[915] 悪夢、再び 投稿者:Keen 投稿日:2004年06月25日 (金) 13時54分
☆ポルトガル2−2イングランド
       (6PK5)

時は深夜・丑三つ時、私は吸血鬼に襲われた。首尾よく叩き潰したが、シーツには血痕が。その始末をした後、尋常ならぬかゆみに居ても立ってもいられず、必然的にQFを生中継観戦することとなった。

開始3分、イングランドGKからのロングフィードをぬかりなく狙っていたオーウェンが、DFがクリアミスしたこぼれ球を、反転しながら右足アウトサイドでシュート!ボールは、GKの頭上を越えてネットに吸い込まれた。意外な先取点に、ポルトガルの猛攻が始まる。イングランドももちろん追加点を狙うが、前半半ば、ルーニーが負傷退場のアクシデント。その分オーウェンが活躍するが、やはり攻撃力と、何よりも勢いがダウンしてしまった。
ボール支配率65%と攻め込みながらも、クリスチアーノ・ロナウドはアシュリー・コールに封じられ、フィーゴもデコもクロスが不正確な上、最後の決定力に欠けるポルトガル。シュート数だけは多いものの、決定的シーンがないので、ゲームはいまひとつ盛り上がらない。イングランドは後半早めにスコールズをP.ネビルに交代し、どうやら逃げきりを狙っているようだ。そこでスコラーリ監督は勝負に出る。攻撃的選手を次々と投入し、不調とはいえ、フィーゴまでも下げてしまったのだ。ルス・スタジアムをホームとするベンフィカのシモン、初登場の若きエウデル・ポスティガ、そして御大ルイ・コスタが加わり、超攻撃的布陣でゴールを目指す。
そしてついに83分、シモンのピンポイントクロスをエウデル・ポスティガがヘッドで突き刺す!DF陣は疲れが出たのか、彼を全くのフリーにしてしまったのだ。ポルトガル、実に23本目のシュートだった。

今大会、延長はシルバーゴール方式を取るため、前回・前々回のような劇的な幕切れはない。それがかえってドラマを生んだとも言えるだろう。
110分、ルイ・コスタがドリブルで持ち込み、P.エリア外から渾身のシュート!ボールはバーに当たってからネットを直撃した。さらにその5分後には、ベッカムのCKをテリーがヘッドで落とし、これをゴールを背に左足でピタリと止めたランパードが、反転しながら右足でシュート!テリー&ランパードのチェルシーラインでもぎ取った同点弾は、ランパードの通算3点目でもあった。

結局勝負がつかず、QFは第1戦からPK戦へともつれ込む。ポルトガル伝説の英雄・エウゼビオに激励されるGKリカルド。イングランドサポーターも多いため、どちらが有利とも言えない。
コイントスの結果、イングランド先攻でファースト・キッカーはベッカム。しかしキックの瞬間、軸足がブレて体が傾き、ボールは枠を大きく外れた!Pスポット左、ちょうど踏み込みの部分の芝がハゲて、足場が悪くなっていたのだ。以後のキッカーは、皆念入りに土を踏み固めてから蹴るようになる。互いに順調に決めて、ポルトガル3番手はルイ・コスタ。狙い過ぎたのか、ボールは枠の上に消えた。双方ともにFKの名手が外すという事態にも、激しいブーイングにも動揺することなく、若手が着実に沈めて行く。そしてイングランド7人目・バッセルのコースが甘かったのを逃さず、グローブを脱ぎ捨てたリカルドが素手で止めた!手首から先だけが白く、日焼けしていない。この手で、この手で止めた!と気合充分のリカルドは、そのまま自らキックに赴き、PKの手本のごとく左コーナーギリギリに強く速いボールを蹴り込んで見せた。気迫が勝った。

早めに守備的な交代をしたエリクソン監督に対し、交代した3人が全て得点に絡んだスコラーリ采配が上回った。今回のベッカムは、不運だったと言えるだろう。願わくば、その異常なまでの人気ゆえに、再び叩かれることのないように。
■[916] PK結果Keen(2004年06月25日 (金) 14時33分)
一応、詳細もお知らせしておきますね。

ベッカム    ×   デコ      ○
オーウェン   ○   シモン     ○
ランパード   ○   ルイ・コスタ  ×
テリー     ○   C.ロナウド  ○
ハーグリーブス ○   マニシェ    ○
A.コール   ○   H.ポスティガ ○
バッセル    ×   リカルド    ○

あらら……文字間処理されて、ぐにゃぐにゃ〜☆
ナイっち、今日深夜の毎日放送、要チェックよっ!!!


[914] リベンジ、それも屈辱的な 投稿者:Keen 投稿日:2004年06月24日 (木) 14時37分
☆ドイツ1−2チェコ
☆オランダ3−0ラトビア

早起きして、どちらを観ようか迷ったが、やはり推しをとることにする。今大会のために用意した武器・HD内蔵DVDレコーダーは、録画しながら再生もできるのだ。ボタンひとつで、録画中のゲームにも切り換えられるので、二元中継も可能である。フフフ♪

1位通過がすでに決定しているチェコは、控え選手をスタメン起用。ブリュックナー監督は「実験」という言葉が好きだそうで、大会前のテストマッチでアイルランドと日本に負けたのも、「実験」のゲームだったから、とインタビューに答えたという。
先制したのは、ここまでわずか1得点のドイツだった。21分、シュナイダーのインターセプトから、バラック左足の中距離砲!シュナイダーは、初戦からいい動きでチャンスメークしていたのだが、フィニッシュを決めてくれるストライカーがいなかったのだ。元レバークーゼンコンビによる連携の結実。
ところが30分、ハインズが見事なFKを直接叩き込んで同点!メンパーを入れ替えても、さすがはテクニシャン揃いのチェコである。
前半終了時点では、オランダがファン・ニステルローイの2ゴールでリードしているため、ドイツはどうしても勝ち点3が必要になった。

後半、ドイツの猛攻が始まるも、バラックはポストに嫌われ、シュナイダーはGKにつかまり、クーラニーは依然として不発。ストライカー不足に悩むドイツと、あり余って使い切れないオランダは、見事な好対照である。
チェコは、コレルに次ぐ長身FWロクベンツ(192p)が痛んで、バロシュと交代。主力温存作戦からははずれるが、若いから大丈夫なんだろう。しかしその後、多分チーム最年長のポボルスキーも投入し、明らかに勝ちに来る。そしてこの交代が当たり、77分、右からのスルーパスに抜け出したバロシュが一度カーンに止められるが、左に流れたボールを自らもう一度シュート!通算3点目となる決勝点をあげた。チェコ、3戦連続の逆転劇!!!

ユーロ96決勝戦の再現は、チェコが2軍でのリベンジを果たした。なお、ドイツは前回ユーロ2000でも、グループリーグ最終戦で2軍のポルトガルに敗れ、8強に残れなかった過去がある。日韓W杯は、組み合わせに恵まれて準優勝を果たしたのだが、やはりユーロを勝つ方が難しいと言えるだろう。
チェコは「死のグループ」と呼ばれたD組を、なんと唯一の3連勝で突破した!QFの相手は、トマソンが絶好調の堅守・デンマーク。地味なカードだが、攻守ともに見応えのあるゲームになること必定だ。

続いて、オ×ラ戦を観る。
オランダは、今日はスタメンにフランク・デブールとライツィハーのベテランを入れてきた。まずは勝利が絶対条件ゆえ、精神的理由もあるだろう。キックオフからいきなり攻めに攻めまくるが、ラトビアの守備は堅い。しかし、2試合続けてものすごい集中を見せた疲れか、今日のラトビアはいまひとつキレが悪いようだ。一方、オランダは着実に調子を上げてきている。

27分、ダビッツが倒されてPKを得る。喜ぶチームメイトに、ドツキまわされるダビッツ。これをファン・ニステルローイが冷静に決めて、まずは先制。その直後、チェコ同点のニュースが実況より早く入ったらしいスタンドがどよめき、選手に力を与える。観客の8〜9割を占めるオレンジ軍団のパワーは絶大だ。
35分には、セードルフのFKをコクーがヘッドで落とし、最後はファン・ニステルローイがヘッドで叩きつけて2点目!通算4得点でルーニーに並んだ!
ロッベンのサイドアタックも効いており、パスがキレイにつながる、好調時のオランダの形だ。リズムに乗ったオランダは強い。ラトビアGKコリンコの八面六臂の活躍がなければ、10点くらい入ってもおかしくない内容だった。

後半開始直後はラトビアも立て直し、2本続けてチャンスを作るが、ベテランを揃えた守備陣に阻まれる。ベルパコフスキスのスピードも、名手・スタムが完璧に抑えきった。
70分頃、活躍のファン・ニステルローイに代わってマカーイが初登場。FKで早速技を見せつける。この頃、チェコリードの知らせに再びスタンドが沸き上がる。オールスタンディングのオレンジ軍団。そしてロッベンのクロスをマカーイが決めて、ダメ押しの3点目。「出れば取る」のマカーイがベンチとは、贅沢なオランダよ☆
ラトビアは、こういう状況にありがちなヤケクソのファウルもなく、最後までフェアプレーを通した。タイムアップ後も和やかで、サポーターと喜びを分かち合うオランダを祝福しているようだった。清々しい光景だ。

終わってみれば、結局得点力のあるチームが勝ち上がったという、極めて当然な結果だった。スペイン、イタリア、ドイツ……優勝候補が次々と消えた決勝トーナメントだが、ラッキーな偶然の産物ではない。いずれも楽しみな好カード、休む間もなく、明朝は「ポルトガル×イングランド」だ!


[912] ワンダーボーイも世代交代。そしてもう一つの闘い 投稿者:Keen 投稿日:2004年06月23日 (水) 00時45分
今日はフランスのレプリカTを着ている。これももちろん、2年前の日韓W杯モデルだ。昨日着ていたスペインTともども、売れ残り処分の激安バーゲンで入手したのである(泣)。

☆クロアチア2−4イングランド
☆スイス1−3フランス

少し早起きして、ス×フ戦をWOWOWのリアルタイムで観た(※内容は録画放送)。しかし、筆者は今日はテニスの日だったので、ク×イ戦はまだダイジェストしか見ていないのだが、ひとまず報告するとしよう。
なお、ユーロ効果で、テニスはいつもよりも好調であった。(^0^*
台風一過で、テニスコートで腕と足の3カ所を、自宅では足の2カ所を蚊に刺されてしまったのだが☆

キックオフから、あまり面白くない試合運び。一方、ク×イの方はいきなりクロアチアが先制したようだ。B組も波乱となるのだろうか。
ダラダラと見てるうち、20分、ピレスのCKからジダンのヘッドが炸裂!98年仏W杯決勝とよく似た形で、ジズーは今大会通算3点目。これは得点王も狙えるか?と喜んだのも束の間、26分にはスイス期待の新鋭・フォンランテンが初出場でいきなりゴールを決める!スイスにとっては、今大会初めての得点だ。正FWのフライがトッティ同様のツバ吐きペナルティで出場停止になったため、急遽起用された18才4カ月は、ルーニーのユーロ最年少得点記録をさらに更新して見せた。

その後ゲームは動かず、フランスはパスミスだらけでアンリも不発。イングランドが前半終了前に立て続けの得点で逆転したとの情報が入り、後半にはルーニーが今日2点目となる追加点をあげ、通算4得点で一躍得点王首位に躍り出る!これでアチラは決まりか、と思っていた76分、トレゼゲに代わって入ったサア(サハ、ともいう)のファーストタッチは、後方からのロングボールに合わせたヘッドでアンリに送り、アンリは右足つま先での絶妙なトラップで落としたボールを左足でシュート!待望の追加点と、ようやくアンリらしさが出た。
スイスは前半から飛ばし過ぎて疲れてしまい、もうアンリを追って上がれない。そこでできたスペースにアンリがドリブルで持ち込み、そのまま一人でフィニッシュして3点目。この時84分、事実上、ゲームは終結した。

ク×イはその後クロアチアが得点して1点差まで詰め寄ったが、ランパードの技ありゴールでまたも突き放され、そのままゲームセット。
イングランドの得点は、4点とも素晴らしかった。特にルーニーの2点は、年齢に似合わぬ落ち着きと大胆さを見せ、単に若さのスピードだけではないことを実証した。元祖ワンダーボーイ・オーウェンでも、18才当時からこれほどまでの技を身につけてはいなかった。新・ワンダーボーイは、とてつもないストライカーに大化けする可能性、大!

フランスは、ようやくアンリが目覚めたのは喜ばしいが、ゲーム内容が悪過ぎる。これで果たして決勝トーナメントを勝ち抜けるのだろうか。いつまでたっても不安は消えない。


熱い両ゲームと平行して、実はもう一つの激しい闘いが秘かに繰りひろげられていた……!
実況・田中アナ×解説・早野宏史の壮絶ギャグ合戦である!

アンリの背番号12は、ユーロ88のファンバステンにあやかってつけているのだそうだ。それではアーセナルでの14番はクライフか、と聞かれて、いやそれはたまたま空いていたのだ、と答えたという。

早野「あんいに決めたんですね」
田中「『あ(ん)り?』と思ったでしょうか」

第2ラウンド。

田中「スイスの方が、ボールがスイスイ通りますね」

これには反応できず、悔しい早野は、逆襲の機会をうかがう。

田中「アンリ、初ゴールへの道は遠いようです」
早野「(フランス語で)アンは1ですから、アン里なら、4qくらいですかね」

勝負はさらにもつれる。トレゼゲに代わってサア投入のシーン、

田中「サアをどうしますかね?」
早野「さあ……」

ここで思わずウケてしまった田中アナ、無念の敗北?
しかし、恐怖の早野ギャグにここまで善戦した例を、私は他に知らない。

■[913] Keen(2004年06月23日 (水) 16時40分)
☆イタリア2−1ブルガリア
☆デンマーク2−2スウェーデン

ポルトガルにはめずらしく、激しい雨と風の中でのゲーム。今日も早起きして、デ×ス戦をWOWOWリアルタイム観戦する。イタリアの行方も気になったが、ゲームとして面白くなりそうな方を選んだ。
今日の実況&解説も、昨日に引き続き田中アナ&早野宏史コンビだが、視聴者からの抗議でもあったか、ネタがつきたのか、ギャグは控え目であった。
しかし当地では稀有な天候に、田中アナは早速「さすがは『嵐を呼ぶ男』早野宏史さんですねー」ときた。まんざらでもなさそうに笑う早野、日本から台風を連れてきたのか云々といったやりとりをしているうち、選手入場。

開始早々から激しいプレスのかけ合いで、唯一まだ無失点の堅守も光るデンマークが、まずは押し気味に進める。互いに攻め合いながらも、手の内は知り尽くした隣国同士は、まったく隙を見せない。
田中アナ「相撲で言うとがっぷり四つ、しかも水入り」
今度は早野がウケて笑い声をたて、二人の息が合ってきたのを感じさせる。

均衡を破って28分、グラベセンからのボール受けたサンがポストに入り、トマソンが胸でトラップしてミドルシュート!高く上がって弧を描き、そのまま吸い込まれたビューティフル・ゴールだった。
反撃に出るスウェーデンの猛攻、しかしGKソーレンセンがイタリア戦同様、2本立て続けにファインセービング。そして前半終了間際、ブルガリアがPKで先制したとの情報が入る。ブルガリアは、今大会初ゴールだ。

後半早々の47分、ラーションがソーレンセンと交錯してPKを得、自らこれを決めて同点とする。自身の通算3点目でもあり、4得点のルーニーを追う。ちょうど同じ頃、イタリアも同点に追いついたとのこと。奇妙なシンクロを見せる両ゲーム、すでにリーグ敗退が決定しているブルガリアを除き、8強の行方はまだ全くわからない。
66分、デンマークのCKから2回はじかれたこぼれ球を、絶好の位置にいたトマソンがゴール!これも通算3点目でラーション、ジズーに並んだ。守りの堅い両チームのこと、攻め合いながらもゲームは動かず、じりじりと時間が経つ。

83分頃、シュートをはずしたサンに、
早野「1、2(のタイミング)で打ちましたね。1、2、サン、ではなかったですね」
田中「(早野の話の途中から声を合わせて)1、2、サン!(笑)」
もはや二人のコンビネーションは完璧の域に入ったようだ。無敵?

このままゲーム終了かと思われた89分、左からビルヘルムソンがねばって上げたクロスをソーレンセンがはじき、これをヨンソンが執念のボレーで押し込んで同点!積み重なる選手たちのお団子!イタリアがもっとも恐れていたことが現実になってしまった……!
その後、短いロスタイム終了まで後方で軽くボールをまわすスウェーデン。デンマークもボールを追わず、両サポーターからは拍手の嵐。何もプレイしていないのに、沸きに沸くスタジアムが祝賀ムード一色の中、ホイッスルが吹かれて北欧勢が仲良く8強を決めた。

イタリアもロスタイムに決死の勝ち越し点をあげて勝利したのだが、勝ち点5で並んだ3チームの対戦はいずれも引き分けだったため、総得点の差でイタリアが沈んだ。トッティの出場停止に加えてイエロー累積でカンナバッロ、ガットゥーゾが欠場、その上ケガの悪化でビエリがベンチ、デルピエロは不発と踏んだり蹴ったりのアズーリだったが、ザンブロッタとカッサーノは輝いていた。そしてもちろん、ブッフォンも。
エースが爆発しないチームは落ちる。スペインに続き、この鉄則を実証したアズーリだった。

その後改めて観たイ×ブ戦は、実は94年米W杯のSFと同カード。リベンジは果たせなかったブルガリアだが、イタリアの猛攻をよくしのぎ、カウンターでチャンスも多く作っていた。しかし、エース・ベルバトフは抱え込まれるほどの密着マークを受け、ゴール前には守護神・ブッフォンがいる。マルティン・ペトロフのPKはブッフォンの逆をついた見事なキックだったが。

イタリアの得点は、全てカッサーノが絡んだものだった。同点弾は、ザンブロッタのクロスをカッサーノがバーにあてて下に落ちた(ここですでにゴールを割っていたようなのだが)ボールをペッロッタが押し込み、決勝点はカッサーノ自身が決めたのだ。同点のまま迎えたロスタイムは5分、一勝を上げたいブルガリアも必死の攻めで双方ともに激しい攻防の末、まさに終了直前の90+4分の出来事だった。しかし得点直後、ベンチに駆け寄ってデ×スの結果を知ってしまったカッサーノは、ゲームがまだ続いているというのに、もう立ち上がれなかった……


[907] 無敵艦隊、沈む。 投稿者:Keen 投稿日:2004年06月21日 (月) 18時33分
グループリーグ最終戦は、台風を伴ってやって来た。今日は、スペインのレプリカTを着用する。と言っても、2年前の日韓W杯モデルである。実は大会前に某スポーツショップへ行ったのだが、欲しかったチェコモデルは置いていなかった(泣)。

☆スペイン0−1ポルトガル
☆ロシア2−1ギリシア

最終戦は2試合同時刻に行われるため、一方を観戦していると他方の途中経過&結果の情報が入る。ゆえに、自分がより気になる方のゲームを選択して観ることが大切だ。今日はもちろん、ス×ポ戦に決まっている!

もっと激しい打ち合いになるかと思ったのだが、意外におとなしい展開。なお、ロ×ギは開始早々ロシアが先制、立て続けに追加点も奪い、ギリシアも反撃して1点を返す。それが逐一実況で伝えられて緊迫感がいや増す中、こちらは無得点のまま前半を終了する。
ポルトガルは後半からヌーノ・ゴメスを投入したのが当たり、待望の先取点!甦ったユーロ2000のヒーロー!!DFもよく集中しており、スペインの攻撃を封じる。これ初戦からやってりゃ、A組はこんなにもつれなかったのにねえ☆
スペインは今日はフェルナンド・トーレスを先発に起用。大一番を前に意を決したのか、金髪に染めてた髪を落としてツルツルになっていた。それが原因ではなかろうが、絶対モノの決定機にポストに当ててしまい、エース・ラウールも普段なら得意な形のヘッドをはずし、どうにも得点できない。勝敗に淡白な、いつもの悪い癖が出たのか?
対するポルトガルはホスト国の意地とプライドで、気迫において明らかに勝っていた。結局そのままゲームは動かず、ポルトガルの1位通過とスペインのリーグ敗退が決まった。
なお、ポルトガルがスペインに勝ったのは、実に23年ぶりのことだと言う。

後から観たロ×ギ戦は、なかなか面白いゲームだった。もはや失うものは何も内ロシアは、若手中心にのびのびとしたプレイ。逆に初の8強がかかったギリシアは堅くぎこちない。もともと堅守からのカウンター主体のチームなだけに、ロシアはやりにくい相手なのだ。それでも後半からは本来の動きを取り戻し、互いに良い攻防を見せていた。終了間際にロシアの惜しいチャンスがあり、3人が詰めていたのだが、すんでのところでボールが逃げた。もしこれが決まっていたら、スペイン大逆転の2位通過だったのだが……

しかし振り返ってみれば、攻撃力が自慢のはずのスペインの得点はわずかに2点。失点も少なかったことを考えると、結果としてスペインらしからぬ消極的な展開であったと言えるだろう。短期決戦のグループリーグと、長丁場を予測した優勝候補のペース配分との狭間に沈んだか。万年優勝候補は、またも2年後のドイツに汚名返上をかける。
■[908] 西班牙……またやってしまいましたか。ナイ@管理人(2004年06月21日 (月) 22時18分)
何でこう肝心要の所で転ぶのか?
ある意味スペインのお家芸でもあるわけですが、
今回のスペインには、大いに期待していただけに、
その失望感もひとしお……

■[909] 希望はある。Keen(2004年06月21日 (月) 23時28分)
負けたとはいえ、今回はカニサレス以外は全員20代の若いチームだったので、2年後に期待できる……かも?(T-T)
でも、ビセンテ&ホアキンによる左右のサイドアタックはすごかったので、あとはフェルナンド・トーレスが押し込んでくれりゃあイイわけで……
で、今大会どうしてそれができなかったかというと……
ま、若さゆえ、ということで☆

そうそう、後半途中、マッチアップしてたビセンテとクリスチアーノ・ロナウドがヒートアップして、あわやケンカ?というシーンがあったのですが、こんなところでイエローもらっちゃ大変とばかり、スコラーリ監督がさっさと交代させてしまいましたとさ(笑)。
なんせ、22才と19才ですからね〜。あ、ビセンテって、なっちと同い年だ!(^0^*

今大会は、できるだけ「全試合レポ」を目指そうと思ってます。考え込まずに、素早く反応する練習です(笑)。感じたことを、直に文章に移すこと。それも毎日、という形で。書きまくる分、文章の質は落ちるかもしれませんが、今回は「書き続けること」を課題としているのです。
達成できたら、ユーロ2004特集のような形でくくって、他のレポとは区別して頂けたら嬉しいな。

ところで、レポ楽しんで頂いてます?新聞読めばわかるようなことはそこそこにしておいて、私の感性に「キタ」ことを書くように心がけてるつもりです。

■[910] 今朝の読売新聞Keen(2004年06月22日 (火) 09時02分)
スペインは、「永遠の優勝候補」に格下げされてました(号泣)。
■[911] 若さ故…か。ナイ@管理人(2004年06月22日 (火) 20時55分)
>ま、若さゆえ、ということで☆

それもあるでしょうが、やはりラウールの不振が痛かったです。
好調時であったなら……ま。いくら云っても負け犬の遠吠えですがね(w

>今大会は、できるだけ「全試合レポ」を目指そうと思ってます。考え込まずに、素早く反応する練習です(笑)。感じたことを、直に文章に移すこと。それも毎日、という形で。書きまくる分、文章の質は落ちるかもしれませんが、今回は>「書き続けること」を課題としているのです。
>達成できたら、ユーロ2004特集のような形でくくって、他のレポとは区別して頂けたら嬉しいな。

はい。その主旨は某花園でもロムっておりましたので、
重々承知の上でございます。
EURO2004の特集は、管理人も考えていたことなので、
優勝国が決定したら作成いたします。はい。

>ところで、レポ楽しんで頂いてます?新聞読めばわかるようなことはそこそこにしておいて、私の感性に「キタ」ことを書くように心がけてるつもりです。

当然(w
一回のレポを最低3回は読んでますよ♪
だって、Keenさまのサッカーレポの一番のファンは、
管理人である、この俺ですからね(^^ゞ。
レスをつけてないのは、敢えてつけないようにしてるのです。
その方が、変に意識しなくて良いと思っていますのでね(^o^)丿。
では、今後もEURO2004のレポを楽しみに待っています。


[905] 世界に拡散するバルカン・タレント 投稿者:Keen 投稿日:2004年06月20日 (日) 00時36分
☆ブルガリア0−2デンマーク

予選でのカード累積で、初戦は出場停止だったグラベセンが帰って来たデンマーク。キックオフからずっと押してるのに最後を決めきれないところで、やっとチームに合流したばかりのグロンキアを投入!合宿に参加していないため連携が危ぶまれていたらしいのだが、体のキレもよく、ゲームの流れに変化がついた。
44分、グラベセン→ヨーゲンセンとショートパスがキレイにつながってきたのを、最後はトマソンが押し込んで先制!実に美しいパス回しだった。

早く追いつきたいブルガリアだが、セルビア出身のヤンコビッチは再三の決定機をはずし、期待の若きベルバトフはまだブレイクできない。次第にイライラがつのり、イエロー乱舞でついに退場者まで出してしまう。
その後も荒れ模様のままゲームが続いたが、ロスタイムにゴール前でくさびに入ったトマソンが、倒されながらもナイスパスでグロンキアの2点目!
しかし、実況アナうるさ過ぎ☆「天国の母に捧げるゴ〜〜〜ル!」なんて、グロンキアが天を指さしたわけでもないのに、勝手に感動のドラマ作るんじゃないっっっ!!!

これでブルガリアは、グループリーグ敗退が決定。デンマークのサイドアタックからのシュートをよく抑えていたのだが、途中でキレてしまったようだ。順調に勝ち点を伸ばしたデンマークは、8強に大きく前進した。

☆イタリア1−1スウェーデン

名前からあやしいと思っていたイブラヒモビッチは、やはりボスニア・ヘルツェゴビナ人とクロアチア人の両親の間に生まれたバルカン人だそうだ。おそらく、戦火を逃れて家族でスウェーデンに移住したのだろう。かつてユーゴスラビアに集まっていたタレントは、今や世界各国に散らばっている。

ゲームは開始から互いに激しい攻防。トッティの穴は、若いカッサーノとデルピエロがうまく埋めており、ザンブロッタも左からよい攻めを見せていた。DFは、特にパヌッチがスウェーデンの攻撃をよく防いでいた。
37分、そのパヌッチの切り返しからのクロスに合わせたカッサーノのヘッドが炸裂!1点取りさえすれば、あとは伝統のカテナチオがある。もちろん追加点も狙いに行くが、ビエリもデルピエロもいまひとつ精彩を欠いている。アズーリがスロースターターなのはわかっているのだが……

しかしさすがはアズーリ、イブラヒモビッチをきっちり抑え、チャンスになっても、最後の一本だけは決して通さない。初戦に続き、名手・ブッフォンのファインセーブも出た。トラパットーニ監督は早めの交代で守備的な布陣を敷き、ウノ・ゼロ逃げきりを計るも、85分、ゴール前の混戦からイブラヒモビッチの超絶技巧!空中で回転しながら右足アウトサイドの後ろ蹴りで、ボールは絶妙の弧を描き、最後はビエリの頭上を越えて枠左上隅ギリギリに吸い込まれた。ピッチに仰向けに倒れ込んだイブラヒモビッチの上に、次々と折り重なるチームメイトたち。あまりのお団子状態に、イブラヒモビッチが圧死するんじゃないかと心配してしまった☆

そのままドローに終わったが、ブルガリア戦と違ってなかなか前へ抜けられなかったラーションがあえて引き気味に位置し、チャンスメークに徹したのが大きかった。初戦のPKをイブラヒモビッチに譲ったことも含めて、無欲な彼らしいプレイである。
これでイタリアはかなり苦しくなった。早過ぎた交代など、監督の采配ミスが糾弾されることだろう。最終節、ブルガリアに大差で勝利するしか道はない。


さて、明日(あ、もう今日だ)は日曜日。まもなくD組「ラトビア×ドイツ」の生中継が始まる……うう。


■[906] 第2戦終了。チェコD組1位通過!Keen(2004年06月20日 (日) 23時23分)
昨夜、とうとうやってしまった。WOWOW生中継観戦!
そのせいで今日の午前中を失ったが、やはり歴史が刻まれる瞬間にリアルタイムで立ち会うのは、言葉に尽くせぬ感動がある。たとえウツラウツラ、半分寝こけながらの観戦であっても、だ。

☆ラトビア0−0ドイツ

ドイツのゲルマン魂に負けず劣らず、ラトビアの入魂のDFは素晴らしかった。初戦で見せたとおり、ドイツの攻撃もさほど悪かったわけではないのだ。期待のクーラニーが不発だったとはいえ、得点のチャンスはいくつもあった。それを90分間防ぎきったラトビアの精神的・体力的強靱さは、とてもユーロ初出場とは思えない。
そして、ベルパコフスキスの驚異的なスピードによるカウンターアタックは、ゴールを守るのがカーンでなければ、きっとネットを揺らしたことだろう。現在はウクライナのディナモ・キエフ所属だそうだが、各国強豪クラブがこぞって獲得に名乗りをあげるに違いない。

☆オランダ2−3チェコ

90分間の激しい打ち合い!両キーパーのファインセーブがなければ、5〜6点ずつ入ってもおかしくない内容だった。初戦を反省したオランダは、ケガから復帰したセードルフと20才の新鋭・ロッベンをスタメン起用し、中盤からの組み立てを回復する。そしてこのロッベンがキーマンとなり前半早々に2点を先制、ゲームを支配したかに見えた。
しかしそれでも押し返すのが今大会のチェコ。まずは早めに1点を返すと、互いに激しい攻防となった。オランダが突き放す可能性も、チェコが追いつくチャンスも数多くあったのだが、GKは名手揃い踏み。ユーロ3度目のベテラン、ファン・デル・サルとU−21欧州制覇の実績を持つツェフは、簡単にはゴールを割らせなかった。なお、ツェフは今大会後、チェルシーへの移籍が内定しているという。
そして71分に同点、このままドローかと思われた終了間際の88分には逆転に成功し、チェコが決勝トーナメントへ1位通過で一番乗りした。
ゲーム終了後、喜びに沸くチェコに対し、呆然とするオランダ。とりわけ、ファン・ニステルローイの魂を抜かれたような表情が印象的だった。今日は自分たちらしいサッカーができたはずだ、俺もゴールを決めた。それなのに、なぜ……?
チェコ底力の秘密は、やはりネドベドの存在だろう。バロン・ドールはダテではない。いつもの豊富な運動量はもちろんのこと、冷静で正確なフィードや、今日はバーを直撃したが破壊力抜群のロングシュート、チームメイトの信頼篤いキャプテンシー。そうだ、この存在感は、ジダンに匹敵する。いずれも精鋭揃いのユーロ出場選手の中にあって、この二人は特別抜きん出た逸材だ。
フランスとチェコの決勝戦が見たくなった。

しかしああ、そんなことになったら、私はどちらを応援すればいいのか?どちらも活躍してほしいし、勝ってほしい。いやむしろ、かえってニュートラルにゲームを楽しめて、イイかもしれないな。
決勝トーナメントでこそ、ロシツキのブレイクを期待しよう。


[901] ちょっと中休み☆ 投稿者:Keen 投稿日:2004年06月17日 (木) 15時16分
グループリーグも一巡したので、シリアスレポもしばし休憩。
東海地方では、今夜(深夜)TBS系チャンネルで「イングランド×スイス」あるようです。
毎日放送も可能性高いですよ〜、ナイっち、新聞要チェック!

柱谷兄ちゃん、京都をうまくたてなおしてくれるといいですね。
名古屋は、昨日は角田ががんばってくれたらしくて、ジワジワと順位を上げてます。3位以降が失速してるので、チャンスかも?

☆ギリシア1−1スペイン

う〜ん、甦ったレアルの黄金コンビ、翼くん&岬くん!……じゃなくって、ラウール&モリエンテス!!
28分、DFのサイドパスを狙ってカットしたラウールが絶妙のヒールパス!走り込んできてこれを受けたモリエンテス、うまくずらしてゴ〜〜〜ル!!!やはり動き出しのいいラウール、モリちゃんとも、昔ながらのあうんの呼吸でした♪(^0^*

しかし、ゲームは双方にイエローが乱れ飛び、2枚目を受けて次節出場停止の選手も。ギリシアはポルトガル戦ほどのキレはなく、スペインが主導権を握っている。バラハ&アルベルダのバレンシアコンビがゲームをうまくコントロールし、プジョルは積極的に前へ出て行く。ただ、大会直前にサルガドがケガで戦線離脱したため、CBの層が薄いのがやや気がかりだ。

後半、ホアキンを投入し、右サイドの突破が目立つようになる。ホアキンはチャンスメークも、ラウールとの絡みも良い。続いて、初戦同様、モリエンテスとバレロンが交代するが、今日は気持ち良くピッチを去るモリちゃんでした。(^0^*

しかし66分、ツァルタスからのロングパス一本に抜け出したハリステアスが、カシージャスの股抜きゴールで同点!ゲームは、一気にヒートアップ!!
そしてラウールに替えてフェルナンド・トーレス投入。ギリシアのニコライディスとはアトレティコ・マドリッドでコンビを組む仲だが、どちらが決勝点をあげるか?
と、期待はふくらんだが、そのままゲームセット。ギリシアとしては上々の結果だろう。スペインは、最終節を前に8強を確実にしておきたかったところだが……

☆ロシア0−2ポルトガル

監督の荒療治で、なんとルイ・コスタ&フェルナンド・コウトがスタメン落ち!
しかし代わって出場したデコの右サイドからの鋭いパスをマニシェが決めて、開始早々7分に先制ゴール!ポルトでの実績に裏付けられた、ナイスコンビネーションだった。
後がないロシア、主将で守備の要でもあるスメルチンが通算2枚目のイエローを受けてしまい、次節出場停止。さらに前半終了間際、なんとGKがPエリア外でのハンドで一発レッド!内紛でモストボイも追放されたというのに、どうするロシア?

試合を決定づける2点目が欲しいポルトガルは後半、ルイ・コスタを投入。どよめくスタジアム、ボール持っただけで沸き起こる「ルイ・コスタ」コールに、彼がいかに国民に愛されているかを実感した。しかし、ポジション的にはデコとやや重なるようで、うまく連携できない場面も見られた。
そして、フィーゴからクリスチアーノ・ロナウドへの交代。スタンドのサポーターは、スタンディングオベーションでベンチに下がるフィーゴを迎える。ゴールデン・エイジの世代交代の穏やかな波か。
一方ロシアは、失点覚悟でカウンターを狙う捨て身のゲーム運びがかえって功を奏し、冷静にチャンスをうかがいつつも、ポルトガルの追加点を許さない。この
緊迫した状況を破り、89分、クリスチアーノ・ロナウドのクロスをルイ・コスタがボレーシュート、ついに待望の2点目をあげた。

これでロシアはリーグ敗退が決定。次節、ギリシアは楽なゲームになるかもしれない。
しかし、ポルトガルには勝利しかない。いずれにせよ、スペイン、ポルトガルのどちらかがリーグ敗退する確率は、非常に高いといわざるを得ないだろう。
次節は、イベリア半島に血の雨が降るか……?


書き始めたら、結局力が入ってしまいましたあー。(^0^*
ナイっち、録画予約お忘れなく!
■[902] 業務連絡。Keen(2004年06月18日 (金) 14時24分)
☆ナイっち

昨日のレポのタイトル「ちょっと中休み☆」は、書き込みのタイトルであって、レポの内容とあってません。
それで、「Keen's football repo」に収録されてる方のタイトルを、「イベリア半島に黒い雲」に変更して頂けないでしょうか?
お手数ですが、ヨロシクお願いします。m(._.)m

今日の分のレポ、ナイっちがビデオ見る前だと興をそがれるよね〜。
どうしようかな?ちょっと考えておきます。

■[903] タイトル変更しますた。ナイ@管理人(2004年06月18日 (金) 20時14分)
>お手数ですが、ヨロシクお願いします。m(._.)m

ご遠慮なさらずに、希望がありましたら、何時でも云って下さいね。

>今日の分のレポ、ナイっちがビデオ見る前だと興をそがれるよね〜。
どうしようかな?ちょっと考えておきます。

管理人のことは、気にせずに書きたい時に、書きたいだけ書いてくれれば、
管理人は喜びます♪
■[904] どうした、フランス?Keen(2004年06月18日 (金) 23時42分)
では、ナイっちのお言葉に甘えまして、本日分のレポ書きまーす。
イングランド戦は、抑え気味にしておきますね。

☆イングランド3−0スイス

初戦、負けはしたものの、ゲームは完全に支配していたイングランド。ボールのまわりもよく、チームの仕上がりは上々だ。はっきり言って、ジダン一人にやられただけなのだ。その好調さを、今日のゲームで証明した。

1点目は、ベッカムのピンポイントクロス→オーウェンの冷静なパス出し→ルーニーのフィニッシュで、ユーロ最年少得点記録更新(泣)。
うう、ピクシーの記録だったのに……(T-T)
いや、ピクシーならきっと、「若い才能がどんどん出てくるのは喜ばしいことだ」と言うだろう。私もまだまだ修行が足らん☆
2点目がバッセルのクロスにまたルーニーで、3点目は再びベッカム→G.ネビル→ジェラードと、全て流れの中から息の合った連携による得点だった。特にジェラードにとっては、初戦のミスを払拭する意味でも価値あるゴールだったろう。

これで息を吹き返したイングランド、好調を持続できれば問題ないだろうが……

☆クロアチア2−2フランス

入場してきた選手たちを見てビックリ!フランスの今日のスタメン、全員がツルツルスキンヘッドだった!ジズーもなけなしの髪を剃りあげて、もはや誰が誰だかわからない。頭髪を残しているのは、今日はベンチのリザラズ、ピレスくらいのものじゃないのか?あまりの暑さゆえ、だろうか……

デサイーが帰って来たが、イングランド戦で肩を痛めたマケレレが欠場。大したことはないそうで、大事をとって、とのこと。代わりに今日はダクールが入る。
今大会、フランスはチュラムをCBに入れて、右にはチェルシーのギャラスを置いている。どのポジションもそうそうたるメンパーで死角なし(のはずだった)。
特にジダンは、ちょっとくらい引っかかっても、そう簡単には倒されない。バランスを崩してもギリギリまで踏ん張ることができるのが、彼の強みのひとつだ。先のW杯では、この踏ん張りが全然きかなかった(対デンマーク戦)のが、涙を誘ったものだった。(T-T)

立ち上がりから積極的に攻めるフランスは、22分、ジダンのFKがチュドールをかすめてゴールイン!記録はオウンゴールだが、実質上、ジズーのゴールだ。
その後も得点にはならなかったものの、CKから後ろ足でふわりとヒールパス出すなど好調さをアピール。トラップひとつとっても、ああ、ウットリ……♪

ところが後半早々、シルベストルがロッソを倒して、またもPKを与えてしまう。48分、これをラパイッチが速くて強いボールで決めて同点。バルテーズはきっちり反応して、方向もあってたのだが、ラパイッチの技勝ちだった。衰えたとはいえ、やはりバルカン勢は侮り難し。
これで流れがよくなった52分、プルショの個人技でクロアチア逆転成功。右足での見事なトラップから、デサイーが空振りでクリアミスしたところを逃さずシュート!そこですかさず早野宏史、「プルショがヨイショ!」
……。

アンリ&トレゼゲの2トップが、どうも調子よくないフランス。もしやこのまま敗戦か?と不安になってきた64分、チュドールの不用意なバックパスを狙ったトレゼゲが、疑惑のゴールで同点に追いつく。リプレイで見ても明らかにハンドなのだが、ゴールが取り消されることはなかった。
ロスタイムにはオリッチ→モルナルのあわやというシーンもあったが、これは幸運にも「はずしてくれた」のだ。ユーロ2000決勝での、ピレス→トレゼゲのGGと同じ形だったが、決めきれないところが両国の差か。しかし、CL準優勝のモナコでモリエンテスと2トップを組むプルショの好調さに比べ、フランス自慢の攻撃陣の不調さはどうだ?パスは通らず、トラップも止まらず、シュートは枠に入らない。今日も疲れるゲームだったが、もう少し楽させて欲しいものだ☆

終了のホイッスルで、クロアチアは選手もサポーターもまるで勝ったかのような喜びようだった。初戦よりも調子を上げているので、最終節、イングランドは気を引き締めてかからないと、足をすくわれるかもしれない。
スイスはまた退場者を出してほぼ沈んだかのようだが、フランスがこのままでは、最終節も不安でならない。

さて、今夜は注目のC組。トッティが前節の「ツバ吐き」により、3試合出場停止のペナルティを受けてしまった。さあ出番だ、今度こそ真価を見せろ、デルピエロ!スウェーデンは大勝した後だけに、精神的コントロールが難しいかもしれない。このゲーム、楽しみだ♪(^0^*


[899] Welcome back,ラーション ! 投稿者:Keen 投稿日:2004年06月15日 (火) 18時04分
自明のことであるが、ポルトガルは暑い。
ゲームが行われる夕方でも、気温は34℃を越えている。湿度が低いのだけが救いだろう。少なくとも、日韓W杯よりはいいはずだ。
A組でスペイン、ギリシア、ポルトガルの南方三国と当たったロシアの監督は、「2月のモスクワでこの大会が開催された時の、彼らの気持ちを想像してほしい」とコメントしたという。
しかし今日のゲームを見て、ロシアチームもそんな本音(弱音?)を吐いている場合じゃないことがわかっただろう。

☆デンマーク0−0イタリア

結果こそスコアレスドローだが、昨日の「スイス×クロアチア」とは打って変わって凄絶な攻防!
アズーリの名手・ブッフォンはもちろんのこと、デンマークの守護神・セーレンセンもナイスセービングを連発!やはりシュマイケルの伝統は生きているのか。
最近のアズーリはしごく攻撃的になっているのだが、デンマークも負けじと激しく責めたてる。実際、互いに何点も入ってもおかしくない内容であった。
デンマークは、中心選手のグロンキア(チェルシー)が、大会直前に母親を亡くしてチームを離脱するというアクシデントがあったのだが、戦力ダウンを微塵も感じさせない迫力。このタフさで、12年前の優勝をなし遂げたのだと納得。

このゲームのスタジオ解説は、早野宏史。
昨日の「フランス×イングランド」を振り返って、
「ジェラード、痛恨のバックパス!ジェラートだったら、溶けちゃいますね」
岩佐アナにお株をとられてたまるか、とすかさずギャグ返しで反撃するも、私は岩佐ギャグの方に軍配を上げたいと思う。

なお、このゲームで、ネスタがやや足を痛めた模様。気温のみならず、ポルトガルの芝は根強くて足に来るらしい。そういえば今までのゲームでも、何もないところで選手が足をとられるようなシーンが見られた。条件的には、ホームのポルトガルが有利なのだろうが……

☆スウェーデン5−0ブルガリア

1−0で折り返した前半は、ブルガリアの方が優勢な時間もあったのだ。追いつくチャンスも、もちろんあった。しかし、決定力の差に泣かされたか。ブルガリアにはレバークーゼンで活躍するエース・ベルバトフがいるのだが、スウェーデンの堅牢なDFの前に色を失っていた。
また、攻守の切り替えが実に速いスウェーデン。帰って来たラーションと超新星イブラヒモビッチの強力2トップにリュングベリが絡み、攻撃の形は自由自在。左右のサイドを大きく使う正確なロングパスに、ブルガリアの浅いDFラインを利用してオフサイドぎりぎりに飛び出すイブラヒモビッチの、爪先にハエ取りリボンのごときトラップ、そしてゴールゲッター・ラーションの芸術的ダイビングヘッド&角度のないところからでも確実に沈める美技!
若きイブラヒモビッチは、チャンスメークやアシストもこなせるが、自力突破も可能なスピードと技術を併せ持つ。今大会中にも急成長の予感。
今回のスウェーデンは、本当に強いぞっ!!!

混戦が予想されるC組なので、得失点差が重要になるだろう。アズーリといえど、リーグ敗退の危機も……

余談だが、このゲームを観ていて、私は無性にヨーグルトが食べたくなった。しかしハーフタイムに冷蔵庫を開け、おいしく頂いたのは「ダノン」、かつてトルシエがCMしていたフランスのメーカーである。

さて、今夜はいよいよお待ちかねのD組!
チェコが本領を発揮できるか?注目の好カード「ドイツ×オランダ」の行方は?
明日のレポを待て!

PS.……毎日2ゲームずつ観戦するのは、さすがにキツい☆
   体力温存、ペース配分を考慮せねば。そう、選手たちと同じように。
■[900] 初戦、一巡Keen(2004年06月16日 (水) 18時22分)
☆チェコ2−1ラトビア

……疲れた。
先日の「フランス×イングランド」といい、推しの辛勝には、全くもって体力消耗させられる☆やれやれ。

ラトビアの冷静でしぶといDFは、チェコ自慢の奔放な攻撃陣を決して自由にさせなかった。2mを越すコレルの高さも、体を入れることによって、最後まで抑えきってしまったのだ。開始早々から猛攻を仕掛けるもことごとくはね返され、攻めあぐねたチェコのサイドが上がってDFが浅く、薄くなっているところを、カウンターで一気に駆け上がるラトビア2トップの速さとうまさ!息の合った連携でワンチャンスをものにし、前半終了間際、なんとラトビアが先取点奪取!

だが、後半途中からはさすがに疲れが出たのか、DFの詰め、寄せ、マークも甘くなった結果、同点&逆転を許してしまった。
しかし、これはチェコのさすがの底力であって、ラトビアは決して簡単に勝ち点3を狙える相手ではない。敵が攻撃的であればあるほど、しぶとく強いチームだ。予選でも、それでトルコを撃破してきているのだから、ドイツ、オランダともに覚悟してかからねばならない。

ネドベドもさすがの技&相変わらずの運動量だが、私は今日のMVPはポボルスキーに捧げたい。右サイドからの再三のチャンスメークと、同点弾をアシストしたドリブルでのねばりと見事な切り返しは、加齢による衰えを全く感じさせず、むしろ歳月が育んだ技巧を見せつけた。若手も順調に育っており、タレント揃いのチェコだが、もうひとつ正確さと決定力に欠ける。期待のファンタジスタがブレイクしてくれることを願うのだが……

そのロシツキは、この暑さの中でなんと長袖!そしておそらく接触を避けているのだろう、あまり前線へ攻め込んで行かない。これらが示すのは、腕の骨折が完治していない可能性だ。ドルトムントでいつも見せるドリブル突破も、ファンタスティックなスルーパスもない。下がり気味の位置にいて、ボールタッチ自体が少なかった。それでも交代させられないのは、今日たまたま調子が悪かったのではなく、監督もわかっていて使い続けていたことを意味する。
ああ、ロシツキよ!もちろん無理は禁物だが、君の真価を少しでも世界に知らしめてくれ!(T-T)

☆ドイツ1−1オランダ

大方の戦前予想を裏切り、開始早々からドイツの力強い攻め。絶好調のバラックを始め全員が組織的に機能し、攻守ともに全くのドイツペースでオランダはつけ入る隙がない。屈指のタレント揃いを誇るオランダだが、それがアダになって個人技に走り、組織的な攻撃ができないのだ。しかも、こういう時に頼りになるセードルフはケガで欠場。
前半30分にフリングスのFKが直接決まって先制されると、後半はゼンデン&ダビッツに替えてオーフェルマルス&スナイデルを投入。老若二人の突破力に期待がかかる。
(なお、ダビッツはバラックと激しくマッチアップしており、その姿は往年のライカールト&フェラーを思わせた)
得意の左サイドを駆け上がるオーフェルマルスだが、ドイツの鉄壁を崩せない。なんとかフィニッシュまで持って行っても、最後の砦・カーンに阻まれる。自分たちの形を全く作れないオランダは、高さを頼んだファン・ホーイドンクを投入。なりふり構わぬロングボールの放り込みを重ね、残り9分、ようやくファン・ニステルローイが爆発する。DFを背負いながらの難しいシュートで、彼ならではの技を見せた。

結果はドローだが、オランダは今後に大きな不安を残した。スタメンを考え直すべきかもしれない。誰と誰を組み合わせるのか?なんとも贅沢な悩みではあるが。

「死のD組」と言われるが、今日の結果で、4チーム全て含めての言葉であることが明らかになった。ラトビアが初戦の敗北に気落ちすることさえなければ、このグループ、どういう結果になるかわからない。


[896] ユーロ2004開幕! 投稿者:Keen 投稿日:2004年06月13日 (日) 22時33分
ナイっちの日記によると……昨夜は「スーパーサッカー」も見てなかったようですな。
東海地方のTBS系チャンネルでは、↑の後にユーロ開幕戦の「ポルトガル×ギリシア」やってんですけどねー。
まあ、再び「関西飛ばし」ってこともあるしねー。
せっかく「なっち最高!」で盛り上がってるところ、気落ちさせてもいけませんやね〜☆(おもいっきし毒?)

私は、昨日は信州のいつもの温泉で一泊してたので、映りの悪いTVで(山奥の一軒宿なので)、初めて「仔犬のワルツ」後半見ました。
なんかわけわかんないことやってましたが……???
大体、犬って意味もなく人を襲ったりしないものでは???
ま、いっか。笑えれば(違爆☆)

閑話休題。
で、帰宅してから、WOWOWでバッチシ録画しておいた2ゲームを観戦しましたあ〜!

☆ポルトガル1−2ギリシア

だあーーー!!!
やっぱりやってしまったあぁ〜〜〜!!!
ホームが裏目に出てしまったようで、キックオフ直後から、どうも動きのカタいポルトガル。
前半早々に先制されるわ、後半、ルイ・コスタを下げてまで交代した采配が裏目に出て、若いクリスチアーノ・ロナウドが相手をおもいっきし引き倒してPK。
もちろん、あっさりと決められて2点のビハインド。
フィーゴもデコも何とか個人技での突破をはかるも、ギリシアの鉄壁のDFに阻まれる。
シンと静まりかえったスタジアム。終了のホイッスルを待たずして帰路につく観客。
そして後半ロスタイム、CKから遅過ぎたクリスチアーノ・ロナウドのヘッドが炸裂。当然、得点しても喜びは少ない。
しかし、せめて追いついて勝ち点1を、と願うサポーターの声援も虚しく……
ベテラン勢で固めたギリシアの、しぶとい作戦勝ち。
A組は今後、どうなるかわからないぞー。
ポルトガル、まさかのリーグ敗退の危機も!

しかしクリスチアーノ・ロナウドのゴールは、19才4カ月でユーロ史上2番目の年少記録だとか。
ちなみに、最年少記録は19才3カ月。1984年大会の対フランス戦で記録した、ユーゴスラビアのドラガン・ストイコビッチだそうですよ〜♪(^0^*

☆スペイン1−0ロシア

ポルトガルとは対照的な好スタートを切ったのが、スペイン。
代表を大幅に若返らせて、ほとんどが20代の選手たち。
CLで活躍したモリエンテスがスタメンで、ラウールと久々の2トップ♪(^0^*
ロシアにはポルトのアレニチェフがいるので、CL決勝のリベンジに燃えたことでしょう。
ポジション争いでは大激戦だった左サイドは、見事ビセンテが獲得!得点にはからまなかったものの、再三の鋭いドリブル突破で、大活躍でしたっっっ!!!
ロシアがね、ファウルでしかビセンテを止められないんですよ!
それでジワジワとイエロー重ねた結果、終了間際には退場者まで出してしまい、2戦目以降がとても心配されます。

日韓W杯では、腰痛のため不発だったスメルチン。主将らしく気を吐いてましたが、やっぱり一人で守りきれるものじゃありません。
スペインはずっと押してるのに得点できず、膠着状態になってたのを打開するべく、モリエンテス&バラハ→バレロン&シャビ・アロンソに交代した直後、シャビ・アロンソから受けたボールを、プジョルが左へ超スピードの鋭いパス!それを受けたバレロン、少し左に出してタイミングをずらしてから、倒れ込みながらの見事なシュートが決まってゴ〜〜〜ル!!!
監督、してやったり!ああ、一人だけ悔しいモリエンテス……(T-T)
実は、交代直前に惜しいチャンスをはずしていたのでした☆

ゲームは結局そのままでしたが、後半残り時間わずかのところで、ラウールに変わってフェルナンド・トーレス投入!
やや緊張した面持ちでしたが、まあいいデビューになったでしょう。
ただ、ロスタイム終了間際のバレロンの絶対モノのクロスをはずしてしまったのは……☆
バレロン頭抱えてたらしいけど、試合には勝ったからご愛嬌、ということで。

とにかく、今回のスペインはイイですっ!
沈みっぱなしの「無敵艦隊」よ、今度こそ、今度こそは「万年優勝候補」から抜け出せるか?

温泉疲れが出て、ちと気合抜けのレポですが、今夜はいよいよB組注目の好カード「フランス×イングランド」ですっっっ!!!
明日のレポも、お楽しみに〜♪

では、おなつみなさ〜い。
■[897] サッカーは90分では終わらない……ジズーとベッカムの明暗Keen(2004年06月14日 (月) 16時52分)
TBS系、がんばってるみたいですね。
昨夜(今朝)も「フランス×イングランド」を生中継してたみたいし、今夜(明日早暁)も「デンマーク×イタリア」があるようです。
関西でも……やってるよね?

☆スイス0−0クロアチア

地味でカタい試合でした。
クロアチアも旧ユーゴ時代の遺産が底をつき、世代交代した結果、コバチ兄弟ら個々の能力は依然として高いものの、かつてのような光るモノがない。
スイスはヤキン兄弟を軸として、DFからカウンター狙いがスタイルのようなので、モロにクロアチアとかぶってしまう。
その結果、双方とも決定機を逃してしまってスコアレスドロー。

地味、とはいうものの、バルカンの血が騒ぐクロアチアのこと。ファウルでないと止められなかったり、やられてカッときてやり返したりで、スイスは退場者を出してしまい、次節が苦しくなった。

ハカン・ヤキンのシュートは、実にキレがいい。スイスは、相手との相性次第では、大穴の可能性もあるかも?しかし、あとはフランスとイングランドだからなあ……むむむ。

スイスのフライがしつこくボールを追って行った時、実況の岩佐アナがすかさず
「こういう時早野宏史さんだったら、『ボールにふらいついて行く』なんておっしゃるでしょうね〜」
と。しかし、今日の解説は井原正巳。かつての監督なだけに、何とも反応できずに苦悩してました(笑)。

☆フランス2−1イングランド

ジズー、ジズー、ジズ〜〜〜!!!
何はともあれ、やっぱりジズー!

前半、ベッカムのFKからランバードのヘッドで先制、主導権を握って易々とゲームを進めていたイングランドだったのに……
予兆はあった。ルーニーのドリブル突破を止められなかったシルベストルのファウルで得たPK、キッカーはもちろんベッカムだが、バルテーズに完璧に呼吸を合わされて失敗した。これを沈めていれば2−0で、フランスに引導を渡すこともできたのだが。

選手交代も功を奏さず、ちぐはぐなままのフランスは、イライラがつのるばかり。勝ち点3が目の前にぶら下がってたイングランドは余裕しゃくしゃくで迎えた89分、マケレレがPエリア近くで倒される。そしてロスタイム突入、ジズーの蹴ったFKは鮮やかなカーブを描いて壁をかわし、GKの逆をついてゴールネット左を揺らした。
俄然盛り上がるサポーターたち。ここはオールド・トラフォードか?というほどのベッカムコールを発してきたのは、会場の8割方を占めるイングランド・サポーターだったが、その声援が絶叫に変わった。
失点直後のバックパスを追って行ったアンリがGKに倒されて、今度はフランスにPKのチャンス。キッカーはジダン。これを余裕で決めて、ロスタイム2得点のまさかの大逆転劇!画面ではPKのリプレイしてるうちに、ゲームは終了してしまっていた。

チームメイト同士、笑顔で挨拶を交わすジズーとベッカム。レアルでも、普段から仲がいいので知られている。開始前の入場時には、キスもしていたほどだ。まあ、まだ初戦なのだから……と、かつて地獄を見た男・ベッカムは気持ちを切り替えたのだろう。

それにしても、こんな結末が待っていたとは……それまで、全くいいとこナシのフランスだったのに。
最後はやっぱり、ジズーであった。
■[898] 観てねぇ〜んで、レス不能(泣)。ナイ@管理人(2004年06月14日 (月) 23時13分)
早速、Keen's football repoに入れておきました♪
レポサンクスです(^^ゞ。

何か状況が目に浮かぶようで、素敵なレポありがとうです(^o^)丿。
では、また楽しみにしてまっす♪







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