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三戸ゼミが選ぶ「2009年今年の顔・今年の人」 年末企画として各班から意見を募った、
No:2874
投稿者:20期生 中村貴治
投稿日:2009/12/31 Thu 19:45:36
三戸ゼミが選ぶ
○「世界の5大ニュース」、
○「芸能・スポーツの5大ニュース」
に続きまして、「今年の顔」・「今年の人」になります。
========================================
「2009年 今年の顔・今年の人」
1.各チームによる選定
○ 毅無双「今年の顔」 「今年の人」
1位 加藤清史郎 1位 鳩山由紀夫
2位 酒井法子 2位 イチロー
3位 オードリー 3位 石川遼
4位 市橋達也 4位 長妻厚
5位 勝間和代 5位 野村克也
○ 濱屋「今年の顔」 「今年の人」
1位 鳩山由紀夫 1位 鳩山由紀夫
2位 酒井法子 2位 松井秀喜
3位 石川遼 3位 石川遼
4位 加藤清史郎 4位 原辰徳
5位 野村克也 5位 菅谷利和
○ さわやか興業「今年の顔」 「今年の人」
1位 石川遼 1位 鳩山由紀夫
2位 加藤清史郎 2位 中川昭一
3位 酒井法子 3位 草なぎ剛
4位 市橋達也 4位 松井秀喜
5位 野村克也 5位 村上春樹
○ タケダプロダクション「今年の顔」 「今年の人」
1位 酒井法子 1位 鳩山由紀夫
2位 加藤清史郎 2位 松井秀喜
3位 オードリー 3位 酒井法子
4位 鳩山由紀夫 4位 蓮舫
5位 市橋達也 5位 石川遼
2.集計結果
*************************************
○ 三戸ゼミが選ぶ「2009年今年の顔」 ○ 三戸ゼミが選ぶ「2009年今年の人」
≪評価基準:TV露出度、一般的認知度≫ ≪評価基準:意味・価値、重要性≫ 1位 酒井法子・・・・・・・16ポイント 1位 鳩山由紀夫・・・・・・20ポイント
2位 加藤清史郎・・・・・15ポイント 2位 松井秀喜・・・・・・・・10ポイント
3位 石川遼・・・・・・・・・・8ポイント 3位 石川遼・・・・・・・・・・・7ポイント
4位 鳩山由紀夫・・・・・・7ポイント 4位 イチロー・・・・・・・・・4ポイント
5位 オードリー・・・・・・6ポイント 4位 中川昭一・・・・・・・・・4ポイント
《参考》 《参考》
6位 市橋達也・・・・・・・・5ポイント 6位 酒井法子・・・・・・3ポイント
7位 野村克也・・・・・・・・2ポイント 6位 草なぎ剛・・・・・・・・3ポイント
8位 勝間和代・・・・・・・・1ポイント 8位 長妻厚・・・・・・・・2ポイント
8位 原辰徳・・・・・・・・・・・2ポイント
8位 蓮舫・・・・・・・・・・・・2ポイント
11位 菅谷利和・・・・・・・・1ポイント
11位 野村克也・・・・・・・・1ポイント
11位 村上春樹・・・・・・・・1ポイント
*************************************
※集計方法※
(@)各チームが選定した項目を、順位ごとにポイント付け
・1位 → 5ポイント
・2位 → 4ポイント
・3位 → 3ポイント
・4位 → 2ポイント
・5位 → 1ポイント
(A)項目ごとの合計ポイントを集計し、改めてランキングを作成
========================================
≪総評(感想)≫
○ 今年の顔 〜「心ここにあらざれば」〜
結果は覚せい剤事件で世間の注目を集めた酒井法子が1位!今年大河ドラマ幼年期主演、
CM多数出演など大活躍をみせた、“こども店長”こと加藤清史郎君は僅差で2位におさまりました。
今回の「今年の顔」の評価基準は≪TV露出度・一般認知度≫でした。しかし、実は、2位
の加藤清史郎君が大河ドラマに主演して以降もCMなどを通して一年中メディア引っ張り
だこであったのに対して、1位の酒井法子がメディアで話題になったのは、8月〜9月の間
の二ヶ月ほど。その後の大学進学などが11月にあったことを併せても一年の3分の1弱に
過ぎなかったのです。
私は今回の「今年の人」の評価基準が≪意味・価値、重要性≫という、各々が「どこに意味
づけするのか」という点で幅のある、主観性の強いものであるのに対し、「今年の顔」の
評価基準、≪TV露出度・一般認知度≫は客観性の強いものであると捉えていました。(質的
基準に対しての量的基準ともいえるのでしょうか)
しかし、酒井法子の露出期間が一年の3分の1弱であるのにもかかわらず1位をとった
ことを考えると、実は今回の「今年の顔」も単に客観的な露出度というよりは、かなりの
程度主観的な、印象面も含めて評価されていることがわかります。よくよく考えれば、
「一般認知度」という評価項目には多分に主観的な印象が含まれており、それも納得の
いくことです。これも「心ここにあらずんば、見れども見えず、聞けども聞こえず」と
いえるでしょうか。
「認知する」という点で人が関わってくる以上、主観的な観点は免れないのだという
ことが、今回のことで改めてよくわかりました。
そのように考えれば今回の結果は、今回の事件は酒井法子の以前の姿からの“ギャップ”
が大きく、報道される彼女の姿から受ける印象は強烈なもので、主観に強く訴えかける
ものがあったことからきているといえるでしょう。
それともこのランキングは酒井法子の以前の姿を深くは知らない世代である三戸ゼミの
現役生が選んだものですから、実は酒井法子の事件が「覚せい剤の蔓延」というある程度
社会性の強い事件であったためにどうしても注目してしまう・・・・・・という三戸ゼミ
生の意識性の高さが表れたものであるとも見れるでしょうか。
○ 今年の人 〜政治・経済の少なさの意味〜
一位は今年政権交代に至った民主党の党首、鳩山由紀夫!これは各班とも一位にすえて
いる通り、文句無しといったところでしょう。民主党の政権交代は「10大ニュース」でも、
12点をつけられていますね。
1位から5位までを見てみると、鳩山由紀夫に始まり、順に松井秀喜、石川遼、イチロー、
中川昭一。そして全体でも政治の世界から4人(鳩山由紀夫、中川昭一、長妻厚、蓮舫)
に対し、芸能・スポーツから7人(松井秀喜、石川遼、イチロー、酒井法子、草なぎ剛、
原辰徳、野村克也)となっており、全体にわたって芸能・スポーツ勢が多勢を締める形に
なっています。
やはり「人」を見る段階になると、芸能・スポーツが強くなってくるという傾向はあるようです。
芸能・スポーツを見る際には、個人自身の価値が強く評価され、政治・経済を見る際に
は、個人が成した結果、社会に与える影響の価値が強く評価されるということなのかも
しれません。
今後この企画が重なっていくにつれ、この傾向がどうなっていくのかという点も関心を
もっていきたいと思います。