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Flight“seven”Days
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投稿者:JEEN(詩)
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(2004年04月05日 (月) 15時45分) |
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嫌な雲も 足跡のない季節も 消え去ってくれればありがたい 重力なんてなかったら お前を縛る首輪も意味をなくす 「空想は柔だ」誰かが言ったから いくら引っ掻いてもかすらないし 俺は幸せなんだ 明日がふっ飛んじまっても 俺は真昼の線の上をひたすら歩く 俺の仲間はいつもそう 「朝が来たら 夜も来る」 変わらない時間に骨を埋めて ジキルが狂気を歌い出して 風変わりな集団が視点を変えずに過ぎて行く 今日は最終日 最後の宴はスーパーマーケットを焼き払った 俺は“大きな音”の出る花火で 彼女の居る空まで吹き飛んでしまいたい 燃え上がるリキュールコアントローの樽 「今日でお別れだな」 七日間の宛のない白昼強盗 車輪の音は大きくなる ただそれだけ 傷の多い手は 行き先など無い片道キップを握りしめている 帰るか、帰ろう 再び動き出す時 手は振りたくないから 溢れた酒で少し酔った 七日間の幻想 七日間の宛のない旅路
[1359] バニラの華 > 一週間後の返信ですな。 「七日間」を宛もなく彷徨う…のでしょうか。 太陽の暮れで一日が終わらない、七日間は時間が止まっていた… そんな感覚が伝わるような気がします。 (2004年04月12日 (月) 20時41分)
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