| [1] 空襲等被災都市の皆さまへ |
- 西 - 2015年01月14日 (水) 11時07分
太平洋戦争末期の米軍の空襲により被害を受けた各都市の皆さま、空襲を伝える会、あるいは記録する会などに携わる皆さま、ＨＰ等を運営する方々、今もなお、その使命の継続に努力中であることと存じます。
皆さまの関わる各都市空襲など戦争被害の実際について、国による公的調査、統計的調査は、戦後７０年を経ても、未だになされていません。またその傷害者、孤児を含む遺族の方々の救済・援護はなされていません。
毎年日本武道館で全国戦没者追悼式が行われます。先の世界大戦で戦死した旧日本軍軍人・軍属約230万人、空襲や原子爆弾投下等で死亡した一般市民約50万人、海外での戦争死者は約30万人、計約310万人とされています。内訳は公表されていないけれども、軍人と兵士、民間人の死没者を各市町村、県ごとから集計された数字なのでしょうか。
戦後70年にあたり、各都市の被災に関わる皆さまの協同・協力によって、不透明な戦争被害の、せめて一般民間人死没者の数は公的に確認することは、いままで戦争被害の伝承・記録に関わってきた皆さまの大事な作業の一つではないでしょうか。
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