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■ 2014年度 Japan Cup 結果報告

2014年09月08日 (月) 23時14分


国際法学研究会30期の加藤秀和です。

遅くなりましたが7月12日、13日に東京代々木オリンピックセンターで開催されました、
2014年度Japan Cupの結果を報告させていただきます。

出場選手は、夏合宿での校内予選の結果を元に以下の通り、選出しました。
■原告(学年)
 第1代理人:大南 英里(1)
 第2代理人:岡本 員禎(1)
 補佐人:若尾 和海(2)
■被告
 第1代理人:伊藤 竜治(1)
 第2代理人:杉浦 遥(1)
 補佐人:加藤 秀和(2)

結果は、
■総合成績:優勝
 予選:3位通過
 準決勝:京大原告○ v. 上智被告●
決勝:阪大原告● v. 京大被告○
■書面成績
 被告:1位
■個人弁論成績
 原告:9位(大南 英里)
 被告:5位(伊藤 竜治)
被告:8位(杉浦 遥)
となりました。

本年度は、国際投資法がテーマとなり、投資協定上の投資保護義務と人権および環境の保護が抵触し、いかにしてそのバランスを保つかが問われる、だけでなく、そこに国際法と国内法の関係性、契約不履行、国民の反対運動、因果関係の論点がかかわってくる、複雑で専門性の高い問題文でした。今回口頭弁論において裁判官方に評価を頂けた点としては、国際投資法という分野のため、非常にたくさんの仲裁判例が存在する中で、証拠の物量に頼らず、一つ一つの判例を詳細に検討し、その中身を限られた時間の中で少しでも伝えようという姿勢が挙げられます。しかしながら他方で、その事例が本件の問題とどのように関連しているのか、なぜ他の判例ではなくその判例を参照するのかという実際上の部分で十分な説明ができたとはいえず、説得力を欠いた主張になってしまいました。また、問題発表当初からの問題であった、「ICJでICSID等のアドホックな仲裁判例を参照できる理由」がチーム内で明確に結論づかなかったことも反省すべき点であると捉えています。

結果としては優勝することができたものの上述のような反省点も多々あります。相対的な評価では勝ちをいただけたものの、裁判官方が完全に納得されていたかといえばそうではありません。これらのような問題を解決せずしては、後期の大会、そして来年のJapan Cupの優勝はあやういものとなるでしょう。今回の大会を通して、模擬裁判で勝つために普遍的に求められる姿勢の片鱗を目の当たりにしたように思います。それと関連して、今回の大きな勝因としてメンバーの努力、先輩方の厚いご助力はさることながら、プレーヤー学年である2回生全員が陰に日向に主体的にサポートをしてくれていた点が特筆されます。この大会を通じ、これから1年間サークルの中心を担う2回生の間の結束がより強固なものになったと感じております。その点でも非常に意義深い大会でありました。

最後に、モギモギから大会本番まで、お忙しい中コモリや弁論練習に来てくださるだけでなく、個人的な論証の相談にも快く応じてくださった先輩方、初めての大会で不安になる同期を支え励ましてくれた1回生、全ての日程を組み、当日のマネジメントも完璧にしてくれて万全の体制を整えてくれたマネージャー、上のように主体的にサポートしてくれた2回生、そしてほぼ毎日の練習に耐え抜き、その都度成長してくれた1回生メンバーに深く御礼申し上げます。ありがとうございました。

30期 加藤 秀和

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