28期の安藤です。
まず、本年度結果報告が非常に遅くなってしまい、心からお詫びを申し上げます。
12月23〜24日に早稲田大学にて開催されました、2012年度Jessup日本国内大会の結果について報告させていただきます。
出場選手は西井Cupの結果をもとに以下の通りに選出いたしました。
■原告(学年)
第1代理人:大安裕二(1)
第2代理人:安藤諒(2)
補佐人:西井由紀(1)
■被告
第1代理人:袴田敬介(2)
第2代理人:山ア安那(2)
補佐人:沼田悠佑(1)
結果は
■総合成績:第2位
準決勝: ●阪大 v. 京大○
決勝 : ○早稲田 v. 京大●
書面成績:原告第3位
個人弁論
原告:7位 (大安裕二)
9位 (安藤諒)
被告:3位 (山ア安那)
4位 (袴田敬介)
となりました。
本年度Jessupの問題文は、領土消滅した国家の存続、難民の地位・取扱い、対外国家債務の履行の是非という伝統的論点に、近年登場した特殊な事例が入り混じった、Jessupらしい高度で実践的な内容でした。本年度は、三連覇がかかっており、尚且つ本年度Japan、Asia Cupでの苦い経験があったにもかかわらず、決勝戦で早稲田大学にあと一歩のところで敗北したこと、メンバー一同悔しく、申し訳なく思っております。
本年度の敗因は論証に京大国法研らしい論理に徹底性を出すことができなかったことが最大の敗因だと個人的には感じております。また、今年はメンバーの健康管理の不徹底さも問題となりました。カウンセラー以外の全員がメモリアル作成期、弁論練習期に一度は倒れる等、体調管理、自己管理の無さは、特に弁論者が十分に反省するべき所だったと思っております。
そんな中でも、前日まで論証を書き続け、被告を支えてくれた沼田君(1回生)や原告の事例収集、まとめをしてくれた西井さん(1回生)の二人のカウンセラーには、感謝してもし切れません。
最後になりましたが、このように最初から最後まで膨大な知識と、経験から数多くのアドバイスをしてくださったり、素晴らしいお言葉でメンバーを叱咤激励してくださったりしていただいた全ての皆様に感謝と御礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
また、今年を経験した1回生の皆さんが雪辱を晴らしてくれることを期待して、報告の最後に代えさせていただきたいと思います。
28期 安藤 諒