脱 三日坊主 宣言！

見ましたよ

漢字の雑学を仕入れるネタ元として良く利用させて頂いていいる「曉に死す」が毎日放送の「極楽エクスプレス 愛のネバーランド LOVE&NEEDS」で取り上げられる事を「徒書」で知り、久々にテレビの深夜番組を見ました。

ダム好きの人達のオフ会を取材して、その中の１人、あべべぇーさんという人が出演してたり、水野晴郎さんがただのアメリカンポリスマニアではなく本物のアメリカの警察官として約１０年勤務して今でも本物のバッジを持っている事を知ったり、ほんと、世の中には色々なこだわりを持つ人がいますよね。(その気持、僕も少しはわかります)

で、「曉に死す」の北村さんは漢字を愛する人として紹介されていました。「ぴんぱんちゅー」と「長訓読み選手権」がクイズ形式で紹介されていましたが、「ピンポン」以外は流石に答えられる人は居なかったですね。(笑) ちなみに僕は「ピンポン」「おとりのしか」「あしのみじかいうし」「まつりのそなえもののかざり」「きょろきょろみまわす」は覚えていましたから読めましたよ。(「わらおうとする」「かみがすくないさま」は忘れてました)

最後に北村さんへのプレゼントとして紹介されていた「特製難読漢字湯呑」ですが、僕はああいう物に弱いんです。市販されてたら絶対に買っちゃいますね。誰か作らないのかなぁ……。

という訳で、そもそも取材自体が架空の出来事だったんではないかという気持ちはスッパリと捨て去って下さい。(犬神さんはビデオに撮っているそうですよ)

雪！

昨日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」で、地中で冬眠していた虫が陽気で地上に這い出す頃とされています。なのに今日は朝から雪。しかも宝塚は吹雪いてますよ。太陽暦由来の二十四節気だけでは気候予測のあてになりませんね。(二十四節気と実際の季節感とは約2週間のずれがあります)

この日記でよく話題にする旧暦(天保暦)は明治5年まで日本で使われていた暦です。(天保暦 明治5年12月3日 を 新暦 明治6年1月1日 にしたので明治5年には大晦日がありませんでした) 天保暦は太陰太陽暦ですから、太陽と月の運行を上手く取り入れて、太陰暦と太陽暦のずれ(年間約10日)を修正しています。その修正の基準になるのが二十四節気で、冬至を基準として1年を単純に24等分したものです。(詳しくは昨年の立春の日記をお読み下さい) 天保暦は二十四節気のうち「中気」を含まない暦月に閏月を置く事になっています。(但し、中気を含まなければ絶対に閏月になると言う訳ではありません) このような修正を加える事で立春に近い新月の日を元日にして、季節の移り変わりに忠実な暦になっているのです。

皆さんも、季節暦として旧暦を暮らしに取り入れてみては如何ですか？