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最終投稿:2017年10月22日 (日) 04時26分

[837] 君と歩む物語U 第十三話 (リリカルなのは×ユーノ憑依)
三日月 - 2009年01月28日 (水) 18時50分



皆さん、図書館では静かにというルールはご存知だろうか?

場所はどこであれそのルールは暗黙の了承としてどこにでも存在する。

無論、それは次元を越え、全次元の治安を司る時空管理局・本部・無限書庫でも適応されるらしい。

だが……だがこの静けさはきっとその暗黙の了承からきていない。

クロノは冷や汗を浮かべつつそんなことを考えていた。

現在、無限書庫にはクロノ自身を含めユーノ、なのは、フェイト、ミルト。

そしてギル・グレアム提督の使い魔である猫姉妹のアリアとロッテがいる。

じんわりと滲む冷や汗が頬を伝わり床へと落ちていく、無言のプレッシャーが書庫内に充満しクロノを威圧していた。

別に自身に向けられているわけではないのだが、それでもそのプレッシャーはクロノが局員になって

数々の修羅場を越えてきた中で、今感じている威圧がダントツだとはハッキリ言って認めたくない。

なにやら凄まじい思念がグゥオグゥオと渦巻いている気がしてならないのだ。

何故、こんな状況になっているかというと、この無限書庫に足を踏み入れた瞬間からとしか言えない。

書庫内に入った時、ちょうど区切りをつけて休憩しようとしたミルトとばったり鉢合わせしたのが始まりだ。

ユーノの姿を見ると同時に抱きつこうと突進してきたミルトを容赦なくバインドで縛り上げたユーノの手腕は

見事なまでの鮮やかさだった。

ただ幼馴染の自分を慕っている妹分へやることではない。

その後、バインドを解かれユーノの周りを嬉しそうに先輩と連呼しながらじゃれついていたのだが、なのはとフェイト

と視線が合うと同時にお互いに何かを感じたのか重苦しい重圧とともに沈黙が訪れたのだ。

ちなみにアリアとロッテは楽しそうに状況を見据えている。ユーノは興味深げに書庫内を見回している。

なぜにこんな風になっているのかクロノには理解ができなかった。

……何故か母さんとエイミィに鈍感といわれた気がする?















この子がミルトちゃん。

ユーノくんの幼馴染で妹みたいな子。

ユーノくんにとても懐いていて、ユーノくんもどこか優しげに微笑んでいる。

私の知らないユーノくんを沢山知っている女の子。

何でだろう少し胸がムカムカするし、すごく羨ましい。

この感じはフェイトちゃんの時にも感じたけど……う〜〜何か負けられないの!


















ミルト・スクライア。

ユーノの幼馴染、エメラルドグリーンの長い髪が煌めく様にたなびき、ブラウンの瞳は嬉しさに輝いている。

ユーノに抱きつこうとしている姿を見ていると胸が締め付けられるように痛い。

何なんだろう?こんな気持ちは初めてなんだ。

ユーノを見ていると胸がドキドキしてキュウと締め付けられるくらいに切なくて。

だから何故か負けられない気持ちになった。

















むむ、この子達は確か先輩が言っていた……。

うに〜〜わかるんだから、この二人もきっと先輩のことを想っている。

ただまだ自覚はしてないみたいだけど。

でも譲らないもん、先輩は僕の……ぷしゅ〜〜(真っ赤)


















かくしてとらいあんぐるハートがここに形成された。

それぞれ少女達の背に在り得ないモノが浮かんでいるのをクロノは見た。

ミルトの背には透き通った水の少女が大きめの杖を持って威嚇している。

フェイトの背には雷光を纏った漆黒の戦乙女が金色の大鎌を上段に構えている。

なのはの背には真っ白な外套を身に着けた女銃士がものゴッツイ巨銃で狙い定めている。

それぞれが並みの存在ではない、それを認識したとき、クロノは覚悟した。

……今日で本局は壊滅するかもしれないと。

ここに第一回目の乙女の最初の衝突が……始まるかと思われたのだが。

事の中心であるユーノが書庫内の光景に満足したのかこちらに意識を戻したのが終結だった。


「ん?なにやってんだお前ら?」

「「「はぁ〜〜」」」


先ほどまでの重苦しい重圧は完全に吹き飛んでいる。

なんだかお互いに苦労するね的な絆が生まれた瞬間だった。

威圧に気づかないそのマイペースぶりにその場にいた全員が呆れかえってしまう。

クロノも内心ホッしたのは言うまでもない。












ふ〜ん、この子がユーノね。

ミルトが言うにはスクライアでも類の無い天才。

11歳でSランククラスの魔導師としての実力を持ち、考古学者としても幾つものロスト・ロギアを発見。

指名手配犯も何人か捕まえている。

まあ、多少のトラウマを植え付けられていたが。

管理局側として何度も勧誘したが、その悉くを断り尽くしている。

未だに勧誘は続いているらしいが、おそらく実を結ぶことは無いわね。

魔力はそれほど高くは無いけど、その技量と錬度はクロノとの模擬戦を見る限り目を見張るものがあった。

それに、あの子は危険ね。

きっと油断したら隠し事や隠蔽された真実を根こそぎ見抜くタイプ。

うん、要注意人物決定。

















ほうほう、彼がユーノくんだね。

うちの愛弟子を相手に引き分けに持ち込んだ上、守護騎士達を一対三の状況で退けたトンデモくんは。

それにミルっちの王子様ね〜〜。

ふふ〜、あら近くで見ると意外においし……おっとっと可愛いじゃん。

ん?何よ〜〜!え?油断するなって?

ふむふむ、まあアリアが言うなら気をつけるけどね〜。

ちぇ、新しいオモチャ…もとい遊び相手にしようと思ったのに。

いやいや油断しなきゃいいんだよね?

ふふふ、なら問題無しと。

さてさてどうしようかな〜〜〜♪














……なんだろう、背筋に寒気が走ったぞ?

気にしないでおこう、しないったらしないんだ!

だって気にしたら危険な気がするし。

っと調度良くミルトに会ったんだから調査の経過を聞いとくか。

なのはとフェイトと楽しげに会話しているミルトに話しかける。


「で、どれくらい調査できたんだ?」

「ふぇ?あ、うんとね、さっきレポートに纏めたけど、これといったモノは……う〜〜」


要するにあんまし進展は無いようだ。

出来の悪い所を見られた生徒のような顔をしているミルトに俺はデコピンを決める。


「あにゅ!?」

「別に気にすんな、こんだけ馬鹿広いんだ、すぐに見つかるとは思ってない」


無限って付く位だからな、手伝いがいたって時間は相当かかる。

十年かけても整理し切れない様な場所だ、探し切れないのも仕方ない。

ここに無い物は全次元探しても無いって謳い文句は流石だけど、もうちょい親切設計でもよい気がするんだけどね。

だから苦労する……主にミルトが。

だって俺は読むのは好きだが、頼まれて探すのは面倒だ。

さて顔見せもしたし、とっとと帰るか。


「それじゃあ用も済んだし、帰るわ」

「ふぇ〜!?もう帰っちゃうの!」


何やら不満気な、寂しげな顔するミルト。


「だってな〜、色々忙しいし、この後は本局の医療施設に顔を出さなきゃいかんし…ってどうかしたのか?」


ふと視線を感じ、そちらへと顔を向けると其処には輝かんばかりの笑顔を浮かべたなのはとフェイトがいる。

だが俺はその笑顔に何故か恐怖を感じた。


「ダメだよユーノくん、そんな風に言ったら」

「そうだよ動けないユーノの代わりに頑張ってくれてるんだよ」


穏やかな口調なのに有無を言わせない迫力がそこにあった。


「あ、ああ、そうだな」

「それにね、すぐに行く必要はないよね?」

「うん、医療施設の方はまだ時間あるよ」


がっしりと俺は両腕をなのはとフェイトに拘束<ホールド>される。

抵抗は……おそらく無駄であろう。

ふと視線をクロノに向けると、そこには合掌するクロノが同情気な顔で俺を見送っていた。


「「さ、行こうミルト(ちゃん)」」


その言葉にミルトは当初は唖然としていたが、すぐに嬉しそうに微笑んだ。


「あ、今なら局内のカフェで割引期間で安くなってるよ〜」


とリーゼロッテ氏が援護射撃を撃ち込んできやがった。

うぐぅ、せっかく用が済んだら局の施設を借りてユグドラシルのフルメンテしようと思ったのに。

こうして俺は何故かなのはとフェイトに引き摺られて行くのであった。

トホホ……。






















その後は女の子たちの華やかな会話についていけず、カフェでだれることになった。

ああ、カフェオレがうめえ。



















あとがき


どうも三日月っす。

ああ、何か見事なカオスっぷりだww

と更新が遅くなって申し訳ない。

最近…というかほぼ毎日が忙しいっす(涙)

ほとんど家には寝に帰ってるだけ、起きたらすぐに仕事。

深夜に終わりかえって寝るの毎日。

どうにか時間を削って書き上げました!やった!!

正直焦りました、今月中に一本投稿するって宣言した手前、出来なかったらどうしようと

思いましたww

それでは次回の更新でお会いしましょうww








[838] 感想
俊 - 2009年01月29日 (木) 01時17分

誤字報告
>何なんだろう?こんな気持ちは始めてなんだ。
「何なんだろう?こんな気持ちは初めてなんだ。」だと思うのですが・・・

>その技量と錬度はクロノとの模擬線を見る限り目を見張るものがあった。
「その技量と錬度はクロノとの模擬戦を見る限り目を見張るものがあった。」だと思うのですが・・・

>いやいや油断しなきゃいいだよね?
「いやいや油断しなきゃいいんだよね?」だと思うのですが・・・

感想
今回は各人の心境がメインでしたね。特にリーゼアリアはユーノを危険人物と認めてリーゼロッテに注意を促してますね。まあ、ロッテの中ではからかうと面白そうな相手と言う認識の様ですが。自分達の企みが見透かされてると知った時どんな反応するんでしょうね。

なのはとフェイトは兎も角ミルトは二人の事をライバルと認めたようですね。今後はやても加わって何が起きるのか楽しみですね。

[839] お疲れ様です
ミラー - 2009年01月30日 (金) 02時37分

今回も楽しく読ませていただきました。
お仕事大変みたいですね。
作品を仕上げるのを頑張ってくださるのはこの小説のファンのとしてうれしいです。
しかし、体調を崩してしまうようなことは避けてください。
ありきたりなことしかいえませんが、頑張ってください。

[840]
鴉 - 2009年02月08日 (日) 01時56分

 ひさしぶりの更新で感動しました。
 これからも頑張ってください。

[841] おお!?イエイ
ポルポル - 2009年02月08日 (日) 04時24分

地味に更新していることにビックリ!
今回も楽しんだぜ!!
次回も待っていてやる……いえ待たせてください!!


[842]
D, - 2009年02月09日 (月) 22時54分

 続きだぁぁぁぁ!!!
 恋のトライアングル完成?長年の絆と思い出を身に纏い、妹ポジションを武器とするミルト!弟子であるなのは!微妙に武器が二人より少ないフェイトのトライアングルが!!
 そしてネコ姉妹の読みは有る意味当ってますねぇ…ただ既に真相にたどり着いてて、計画まで知っていて、介入しているとは夢にも思ってないでしょうけど…
 最後に!喫茶店に行ってパフェを頼み、長年の癖でミルトからの”あーん”を自然に受けたら更に修羅場が発生するかも!!

[843] ぶるぁあああ!!
キャンドゥ - 2009年02月14日 (土) 16時18分

久しぶりに覗いたらこっそりと更新されている現実に乾杯!!
おお本当にいつのまに更新してたんだ。
久々に最初から読み直しましたさ。
次回のUPがまちどしいぜ、無理せずがんばれ

[844] とある魔術の禁書目録 垣根帝督
chirs - 2009年02月27日 (金) 03時16分

とある魔術の禁書目録 垣根帝督 憑依 ssを書く 予定はないのでしょうか?

[845] 感想返事
三日月 - 2009年03月03日 (火) 19時55分

どうも三日月です。

返信が遅くなりました。

ではでは感想の返事っすww



俊 さま


誤字報告ありっすww

早速直しました。

うぬぬ、はやてかぁ…はやてはきっと煽るだけ煽ってその隙に

うまいとこだけ持ってくような強かさがww


ミラーさま

うう、ありがとうっす(涙)

でも先日まで凶悪な風邪に見舞われ半月ほど死に掛けてましたww

しかもPCが逝った、ぎゃーーー!!

現在、ネットカフェにて書き込み中。

でもがんばりますww


鴉 さま

あう、遅くて申し訳ない。

遅筆になりつつありますがそれでもよろしければ

また来てくださいww


ポルポルさま

おお!?待たせて申し訳ない!

是非ともまた来てくださいww


Dさま

おおう!?確かにフェイトは武器が少ない、これも不運スキルのなせる御業か?

それに「あ〜ん」か、きっと何故かその場にはクロノがいて乙女達の黒き波動に胃が

……クロノにげて〜〜!!


キャンドゥさま

それでも読みに来てくれる貴方に乾杯ww

また来てくださいなww


chirsさま

ああ〜、とある魔術は好きな作品です。

でも書くなら主役は青ピアスでww

でもあの人って名前が不明なんだよねぇ。

アニメのエンディングでも声優紹介のとこには青ピアスって(爆笑)

この作品が完結して暇が開いたら書いてみたいなww



以上が感想の返事でした。

それでは次回の更新でまたお会いしましょうww




[907]
天意無法の歌武鬼者 鬼龍院獣侍郎 - 2009年10月31日 (土) 06時50分

続きを読まないと死んでしまう病に感染してしまいました。
唯一の特効薬は・・・・・・

[916] 王題
天意無法の歌武鬼者 鬼龍院獣侍郎 - 2009年11月29日 (日) 09時15分

続きを読まないと死んでしまう病に感染してしまいました。
唯一の特効薬は・・・・・・ 完成させることです。尚、上記のメールアドレスは携帯電話のアドレスにて文長に気を付けらし



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