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SS掲示板

●説明および注意●

ここは鳥山作品関係のSSを投稿するための掲示板です。
SSというのは要するに短めのお話ですね。
鳥山ジャンルのお話であれば、
ギャグでもほのぼのでもシリアスでも、何でも構いません。
三人称形式のきっちりした小説のみならず、
管理人がよくイラストに付けてるモノローグのような
詩・散文的なものも大歓迎ですv
ただし、どなたがご覧になっても楽しめることが前提ですので、
やおいネタ・下ネタなどはお控え下さい。

気に入った作品があれば、返信機能を使って感想もどんどん書き込んで下さいませ。
リレー小説のように続きを考えるのもOKです。

ある程度ログがたまったら、改めて別ページにアップする予定です。
管理人の独壇場では寂しいので(笑)皆様のご参加をお待ちしております〜。


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[158] 家族・・・。
From:ますた〜 [/クロノトリガー]

黒い風が泣きはじめた・・・。
窓から見える,雲ひとつ無い青空を見つめながらジャキはつぶやいた。
今,この王国は変わりつつある。ラヴォスの力に魅入られた,人間たちがその力を我が物にしようとやっきになっている・・・。なぜそこまでして力を手に入れたいのか,ジャキは理解できなかった。それ以前に,ジャキはラヴォスの力をこの王国で最も嫌悪していた。王国でたった一人・・・いや姉であるサラと共に,ラヴォスの力を嫌悪していた。考えただけで,怒りと憎しみがわきあがり,涙がこぼれるほどに・・・・。
「あいつが・・・・あの力が・・・母上をバケモノとすりかえたんだ・・・。」

サラ「ジャキは何がほしい?」
ジャキ「う〜んと・・・う〜んと・・・・ペット!!」
まだ,ジール王国がラヴォスの力を発見する前,ここは平和な国だった。
しかし,魔力を持たぬ者を「地の民」とし,地上に残すという計画が実行されたため,それに賛成するもの,それに反対するものの意見が真っ二つにわかれ,対立していた。
サラ「なら,母上に相談してみましょうか?」
ジャキ「うん!」
この頃,女王ジールは計画に対して,凄まじいほどの反発をしめし何とか今一度,人類が一つとなる方法はないかと,必死になって考えていた。まだラヴォスの力に侵食される前である・・・。
サラ&ジャキ「母上!」
女王の間にサラとジャキの声が,重なってこだました。
ジール「ああ・・・二人とも。」
ジールは,かなり疲れきっていてやつれているようだった。
ジャキ「母上!あのね・・・あのね,もうすぐ僕のお誕生日でしょ!だから・・・そのプレゼントに・・・その・・ペットがほしい!!」
ジールは,きょとんとしていた。何のことか分からない・・・そんな表情だ。
ジール「誕生日・・・?ああ!そうだ。そうだった。分かった。ジャキ。私がちゃんとプレゼントを買ってやる・・。」
ジャキ「ホント!?」
ジャキは飛び跳ねながら,部屋を出て行った。
サラはその場に残り,心配そうに母ジールを見ていた。
サラ「母上・・・。」
ジール「・・・・すまない。すっかり・・・忘れていた・・・。なにせ・・・。」
サラ「お忙しいのは分かっています!でも・・・あの子の誕生日ぐらい,三人で一緒に・・・。」
ジール「分かっているよ,サラ・・・。」
サラはかすかに笑みを浮かべ部屋を出ようとした。
ジール「サラ。」
ジールが呼び止めた。
ジール「ジャキの誕生日はいつだ?」
サラは,また笑みを浮かべた。
サラ「一ヵ月後です。」


そんな・・・家族の絆が・・・ちょうど一ヵ月後に崩壊するなど,誰が予測できただろうか?
三週間後・・・・ラヴォスが発見された。その強大な力は,人々を魅了した。もう,「地の民」のことなど,すべて忘れてしまったかのように,人々はラヴォスを崇めた・・・。
そして・・・ジャキの誕生日・・・。女王のジールは,ラヴォスの力に心を食われてしまった。
ジール「ハハハ・・・すばらしい・・・。これが・・これがラヴォス神様の力!!アーッハッハッハ!!」
サラ「母上!!もうやめてください!あれは・・・破壊の元凶!!人を支配する力なんです!!」
ジール「そう!!私は女王なのだ!すべての人間を支配し,生き死にを自在に操る。それが私だ!!
ジャキ「母上!!今日は・・・僕の誕生日・・・。」
ジール「誕生日?知らんな!それよりも,私が用があるのはサラだけだ!!魔力のまの字も見当たらぬ貴様に用など無い!!」
ジールは,何のためらいも無く自分の息子に魔法を放った。
サラ「ジャキ!!」
サラは,ショックのあまり倒れこんだ。
ジャキは,部屋に戻った。
泣いてはいなかった。
今起こったことが,信じられないという表情で・・・放心状態で部屋に入った。
そこには,一匹の猫がいた。見とれてしまうような,あざやかな紫色の毛をした猫が・・・。
その猫は,ジャキに寄り添った。
ジャキ「お前・・・・僕の友達になってくれるの?」
力なく笑いながら,ジャキは猫を抱いた。
ジャキ「そうだな・・・名前は・・・そうだ!!アルファド!アルファドだ!!」
ジャキはアルファドに顔をうずめ,言った。
ジャキ「これ・・・ヒック・・僕たちの・・・ウウ・・・言葉で・・・グシュ・・・か・・・エグッ・・・「家族」って・・・ヒック・・・意味・・・ヒック・・・。」
泣き叫びたい気持ちを抑えながら,静かになくジャキの懐で・・・・

アルファドがニャ〜っと鳴いた・・・。


魔王「今思えば・・・あれが最後に泣いたときだったか・・・。」
時の最果てで,魔王はつぶやいた。
あの日から・・・私はもう泣かないと誓った。なのに・・・・
クロノ「お〜い!魔王!!」
クロノが元気よく向かってくる。
魔王「・・・・」
クロノ「なぁ〜んか,スペッキオがお前と勝負したいって・・・・ん?」
魔王はとっさに,マントで顔を隠しクロノに背を向けた。
クロノ「お前・・・・・。」
マール「お〜い!クロノ〜〜。」
クロノ「!?あ・・・ああ!マール。」
マール「どしたの?なんか変だよ?・・・あれ,魔王・・・。」
魔王「・・・・・」
クロノ「あ!マール!!これからちょっと出かけないか?」
マール「え!いいの?やった〜!じゃ,行こ」
マールがクロノの手を引っ張って,向こうへ走っていく・・・。
魔王「・・・・ふん。」
魔王は・・・マントから顔を出し,一点を見つめていた。



     すまないな・・・・クロノ・・・・

2003年06月21日 (土) 11時56分


[159]
From:ますた〜 [/]

みなさん,はじめまして。ますた〜と申します。私もクロトリやドラクエが大好きで,最近ここに偶然訪れたときは,本当にうれしかったです!!なので,皆さんが書かれたSSも読みましたし,イラストも全部見ました。なので,わたしも参加してみたくなってついにSS書きました。ヘボいですが・・・・。そんなものでも,読んでいただけたら,感謝感激です!それでは,これから皆さん,よろしくお願いします!!

2003年06月21日 (土) 12時03分

[163] いらっしゃいませ〜
From:由空(管理人) [/]

初めまして! レスが遅れてしまってすみません;

家族の崩壊を最悪の形で招いたラヴォスは、ジャキにとって本当に憎むべきもの以外の何者でもなかったのでしょうね……。アルファドと、サラの存在がかろうじて救いになっていたでしょうけど、ついにはそれすら奪われることになって成長しなければならなくて。でも、クロノたちと出会ったことで、閉ざされた心にも少し変化の兆しが出たのかな……と。

ご投稿ありがとうございましたv 当サイトに訪れて、楽しんで頂けたなら幸いです(^^) 良かったらどうぞまたいらして下さいませv

2003年07月09日 (水) 14時00分


[156] キーファの空白の5年間 後編
From:大島裕二 [/ドラクエ7]

 −過去世界− ユバール族のテントにて

族長「た、大変じゃ!!我が一族の者の一人から、おびただしいまでの邪気を感じる!!」
ベレッタ「なんですと!?そ、それはまことなのですか族長さま!?」
族長「うむ、しかも・・・。この邪気の種類はこれまでに感じたものとは比較にならんほど強い。誰か、守り手殿を、キーファ殿を呼んでくれ」
ベレッタ「では、私が・・・」
そういうと、ベレッタはキーファを呼びにテントを飛び出していった。
族長「やはり、神の祭壇を浮上させたあの時にもうとりついておったようじゃな・・・。魔王、オルゴ・デミーラが・・・。願わくば、ここで彼奴を葬れれば」
しかし、族長は即座にその考えを否定した。
族長「いや、恐らくはキーファ殿ですら倒すことは叶わぬじゃろう。もはや、これまでか・・・」


ダーツ「おいっ、どうしたアイン!!しっかりしろ、アイン!!」
アイン「ウググググ・・・」
アインと呼ばれたユバール族の青年は、全身から邪気を放ちダーツを突き飛ばした。その吹っ飛び方はまともじゃなく、たちまちあたりの樹木を巻き込んでいった。
ライラ「アイン、どうしたのアイン!!しっかりして!!」
キーファ「待てライラ、様子が変だ!!離れろ!!」
アイン「フシュルルル・・・。今ここに、我目覚めたり!!我が名はオルゴ・デミーラ、誇り高き魔族の王なり・・・。人間どもよ、我にひれ伏すがよい」
キーファ「なにぃっ!!一体、何をするつもりだ!!」
デミーラ「知れたこと、再びこの世を闇で覆いつくし、魔族にとって住み易い環境に変えるのだ。よもや、我の邪魔立てをしようというのではあるまいな?」
キーファ「へへっ、そのまさかだぜ!!てめぇのような悪党は、ぶっとばしてやらなきゃ気が済まないんだよっ!!」
キーファは背中の鞘からユバールの剣を抜き、構える。
デミーラ「くくく、なんと身の程知らずな木偶人形めが。まあよい、一瞬で屍に変えてくれよう」
ライラ「ふざけないでっ!!人を人形扱いするなんて、間違ってるっ!!それに、それならばなんであなたは人間にとりついているのよ!!」
デミーラ「ふん、神の踊り手か。簡単な結論だ、復活のための器としてこの者の生命力を頂いただけだ。すでにこの身体の持ち主はとうに地獄の底、というわけだ」
ライラ「・・・っ!!絶対に、許せない!!」
キーファ「てめぇも地獄に送ってやるぜ!!真空斬りっ!!」
キーファの剣技、真空斬りがデミーラを襲った。しかし。
デミーラ「ふん、こんなものか?真空とは、こう使うのだ!!真空波!!」
キーファの剣から撃ち出された真空を吸収し、自らの技として返すデミーラ。
たちまち、キーファとライラは吹き飛ばされる。
キーファ「ち、まじで強いぜあいつ・・・。ライラ、あれを使うぞ」
ライラ「そうね、それしか方法はないみたいね。やりましょう」
それからすぐ、ライラは短刀を握り締めた。
二人は呼吸を合わせて、リズムに合わせて踊り始めたのだ。
デミーラ「ははは、苦し紛れの踊りか?無駄な足掻きはよせ、より一層死が醜くなるぞ」
しかし、キーファとライラはまるでデミーラの言葉を聞いていなかった。
それどころか、踊りながらどんどんデミーラに接近。
加えて、持っている武器でデミーラを斬りつけ始めたのだ。
あまりに訳のわからない行動に、さすがの魔王も黙って斬られる以外なし。
デミーラ「な、なんなんだこいつらは!?いったい何をやりたいのだ!?」
踊りが終わるころには、デミーラの全身に深いキズがいくつも出来上がっていた。
ライラ「これぞ、ユバールに伝わる秘奥義・剣の舞!!」
デミーラ「ざけんなちくしょう!!もう我慢ならん、メラゾーマで灰にしてやる!!死ねーっ!!」
激昂したデミーラはメラゾーマを放とうとした。だが、使っている肉体が悪すぎた。
メラゾーマほどの最上級呪文に身体がついていかなかったのだ。
相手に向けて呪文を撃つ前に、全身に炎がまわって焼かれてしまう。
デミーラ「うぎょおぁあっ!!おのれ、もはや計画どころではない!!新たなる肉体を練成したその時こそは・・・」
デミーラはアインの身体から速やかに離れ、どことも判らぬ世界へと逃げ延びた。
やがて、アインの身体は炎に包まれて灰となった。


数日の後、キーファは一族の掟に従いユバールを離れることになった。
知らなかったこととはいえ、ユバールの一族が最も恐れていたこと「魔王の復活」に関わってしまったからだ。
キーファは守り手の証であるユバールの剣を族長に返し、ライラに最後の別れを告げる。
キーファ「ライラ、すまねぇ・・・。もう、二度と会うことは・・・」
ライラ「キーファ、それ以上言わないで・・・。たったの5年の間だったけれど、一緒にいることが出来て嬉しかったわ。私はキーファからたくさんのことを学んだもの・・・」
キーファ「そうか・・・。腹の中にいる、子供たちのことは頼む。子の成長を見れない親父なんて、親父じゃねぇけどな・・・」
ライラ「一生、忘れないわ・・・。さようなら、キーファ・・・」

一族を去ったキーファがしばらく歩いていると、あの光る台座を発見した。
この光に飛び込めば、かつての時代に戻れる・・・。
居場所を失ったキーファは迷わず飛び込んだ。


キーファ「・・・ってな訳だ。まあ、こっちの時代であいつらが冷遇されてなくてよかったぜ」
アイラ「そんなことがあったんですか・・・。大変な思いをされてきたのですね」
キーファ「ん、まあな・・・。ともあれ、なんとかこれで万事一件落着ってことで・・・」
「お兄様!!ああっ、やっぱりお兄様だ!!」
キーファが声のした方向へ振り向くと、そこにはリーサの姿があった。
キーファ「リーサッ!!・・・そうだよな、お前にも随分と心配かけちまったもんな・・・。大丈夫だ、もう俺はお前を置き去りにしていなくなったりしないよ」
リーサ「うん・・・。お兄様、戻ってきてくれてよかった・・・。これで、アイラ姉様とキーファお兄様とみんな一緒にいられるんだよね!!」
アイラ「ええ、そうよリーサ。私たちは、今日から本当の3人兄妹になったのよ・・・。これでいいですよね、キーファ兄さん?」
キーファ「おうっ!!よーし、みんなで夜明けを見ようぜ!!新しい一日を迎えるために!!」


おわり

2003年06月17日 (火) 23時24分


[157]
From:由空(管理人) [/]

連作の続き、ありがとうございますv

剣の舞で致命傷負わされたらそれは禍根も残るでしょうね……(あ、でも7での剣の舞はバラはくわえないんでしたっけ? ←自分の所では覚えてなかったのでわからず^^;) 犠牲になったとり憑かれた人が気の毒です。色んな意味で。

キーファが自分の見つけた道と決別することになったのは残念ですが、元の世界に彼を再び受け入れてくれる場所があるというのは喜ばしいことなんだと思います。これもある種のハッピーエンド、ですよね。

2003年06月20日 (金) 16時19分


[148] 決して負けない強いちから
From:るーるー [/クロノトリガー]

 別に、強かったわけじゃない。
 ただ、弱さを知らなかっただけだ。

「どうかしましたカ?」
 視線を感じ、ロボは後ろに立っている女性に声をかける。
 柔らかい金の髪の女性は、小さく首を振った。
「ごめんなさい。なんでもないの。ただ、信じられないだけ。ずっと働けて疲れもしない人がいるなんて、やっぱり信じられなくて」
 フィオナは恥ずかしそうに微笑んだ。大して手伝うようなこともないのだが、フィオナはできる限り砂漠に立っている。
人ではない、と訂正しようとしたが、「ありがとうございマス」と言うにとどめる。中世という時代に機械が存在するのがおかしいのだ。
「すごいわね。――本当はね、私、男に生まれたかったの。もっと腕力も体力も欲しかったし、強くなりたかった。そうすれば、もっともっと働けるでしょう? 緑を守るために」
 夕暮れに照らされながら、フィオナは微笑む。
「恐ろしい魔物を追い払ってくれただけでありがたいのに……本当にありがとう。貴方は、本当に強いのね」
 ロボは一礼し――それは人間の礼と比べると幾分か不器用だった――また作業に戻る。

 別に強いわけじゃない。
 壊れても半永久的に『よみがえる』機械だから、恐れるものがなかっただけだ。メインプログラムが完全破壊されない限り、いくらでも存在し続けることができる。痛覚も、生物と比べたら極端に小さい。そして、『恐怖』という感情は、もともとプログラミングされてはいないはずだ。
それでも、そんな自分でも、クロノが死んだと聞かされたときに、初めて恐怖した。
 ――そう、強かったわけじゃない。弱さと恐怖を知らなかっただけ。
 それでも今は、仲間の死という恐怖を知っているが。

 ロボはフィオナを振り返った。彼女は微笑んだが、憂いを含んだ笑顔だった。再び生まれてくるはずの緑を慈しむ微笑みであり、失われた緑を嘆くような憂いなのかも知れない。
 おそらく武器を手にしたこともない、人間と動物と植物と、太陽の光が好きな心優しい女性のはずだ。少し気が弱くて、涙もろくて、人見知りしてしまうような、どこにでもいる若い女性。声をかけたとき、笑顔で振り向くのが簡単に予想されるような、暖かい女性。
 戦うために生まれたロボット。再生と平和を願う女性。
 どちらが強いのか? ――そんなものは、明確だ。

 別に、強かったわけじゃない。
 ただ、弱さを知らなかっただけだ。

 その証拠に、この憂い顔の女性ひとりの決意にさえも、敵わない。

2003年06月16日 (月) 14時11分


[150] 後書き。
From:るーるー [/]

一度投稿したものを、削除・改稿して再投稿。番号飛ばしちゃってごめんなさい。
怒涛のごとく忙しかった日々が過ぎ、早くも投稿しているるーるーでした。早っ!
あんまり誰も書こうとしないようなツーショットで何か書いてやろうと意気込んで、こんな微妙なふたりになりました。

タイトルをどこかからもらうのは、まだまだ未熟な作品ですので申し訳ないのですが、大好きなあのバンド、あの曲の一節から。

それでは、登場が早くて申し訳ないるーるーでした。
番号飛ばしちゃったお詫びに、由空さんに(迷惑じゃなければ)捧げさせてください。
あ、デュアン・サークは、昔途中まで読んでいましたー。

2003年06月16日 (月) 14時25分

[155]
From:由空(管理人) [/]

フィオナの強さが垣間見える話ですね……。一人、夫を信じて待ち続け、森をよみがえらそうとした女性。それは確かな信念を示していると思います。でも、弱さを知ることは強くなる第一歩だから、ロボもけして弱くないですよね。

実は改稿前のログがこちらの手元には残ってたりします(笑) 前と後で比較して楽しむのもまた一興かなと……(←コラ;) 番号は飛んでも構いませんよ〜。ただ、「削除」じゃなく「編集」ボタンを使えばいくらでも投稿内容に手を加えられますので、そちらの方が便利かと思いますけど……良かったらご参考に。登場が早いのはむしろ歓迎ですv 素敵なプレゼントをありがとうございます!

2003年06月16日 (月) 18時05分


[145] 三度目の情け(上)
From:kuro [/クロノトリガー]

クソ。
危ないところだった。
あのカエルの剣は確実に俺を追い詰めていた。
あいつらの邪魔さえなければラヴォスの呼び出しに失敗などしなかったはずだ。
あれは俺が昔落ちたものと同じ。
忌々しい次元に開いた穴。
クソ。
体が動かん。
ここで終わりなのか。
ラヴォスを倒すこと。
それだけを考えて一人生きてきたのにここで終わりなのか。
ちくしょう。
「大丈夫ですか?」
誰だ?
「あ、ひどい怪我です。早く手当てをしないと」
サ、サラ!?
どういうことだ?
ここは俺の時代なのか?
クッ。
体が動かない。
「動かないで下さい!」
サラ……
「もう大丈夫ですよ。安心してください」
意識が薄れてきた。
「―――――」
何も聞こえない。
意識が消える前。
最後に見たものは、見ているものを安心させる懐かしい姉上の笑顔だった。


あれから、サラに助けられてからいろいろなことが起こった。
あまりにも多くのことが起こりすぎた。
その中であのカエルと一緒にいたクロノとか言う男がこの時代に来た。
あいつは邪魔だ。
他の時代に送り返してやった。
それからしばらくして、とうとうラヴォスと再会した。
だが、俺は勝てなかった。
いつぞの弟のように。
だが、俺は奴と違い生き残った。
姉上を犠牲にして。
俺は何のためにラヴォスに挑んだんだ。
これでは前より悪いではないか。

海底から脱出してから、俺は打ち上げられているところをヌウに助けられた。
ヌウは中世にもいた気がする。
そういえば奴は俺のことを知っていたような……
フン。
どうでもいいことだ。
魔力を失った光の民を地の民は受け入れた。
二つの民は一つになった。
これはいい。
姉上の望んだことだ。
だが俺はこの一つになった民の輪の中には入りたくなかった。
気に入らなかったわけではない。
ただ……
フッ
くだらんな。
こんな感傷に浸っている意味などない。
もっとも、何かすることがあるわけではないのだがな。
全てが沈んだ。
姉上も、母上も、ラヴォスも。
いまさら何をするというのだ。
「ここか? 人影が見えたって場所は?」
この声は……

2003年06月15日 (日) 01時28分


[146] 待っていてくれた人いましたか?
From:kuro [/]

 どうも、久しぶりです。学業が忙しかったために投稿ができませんでした。何とか暇を見つけて投稿しました。
 もし、私の作品を楽しんでいただけたら幸いです。(下)もすぐ出ます。
 (下)でこのシリーズは終わりになります。また、作品を書いたらここに投稿します。
 それではまた会いましょう。

2003年06月15日 (日) 01時33分

[147] 三度目の情け(下)
From:kuro [/クロノトリガー]

「クロノを侮辱するか!」
このカエルはなぜこんなにも普通なのだ?
奴は死んだ。
「今ここでやるか?」
それなのに何故こうも普通にしていられる?
「……いや。いまさら貴様を倒したところでクロノは生き返らない。サイラスもな」
こいつは奴が死んで悔しいはずだ。
何故?
「俺たちはクロノを生き返らせなきゃならないんだ。もう、お前の相手をしている暇なんかない」
生き返らす?
「あばよ」
フッ
そうか。
貴様はあきらめていないのだな。
たいした奴だ。
俺はもうあきらめてしまったのに。
貴様はあきらめていない。
「待て」
我ながらくだらない。
「私も連れて行け」
「冗談じゃない!」
「やつを、クロノを、生き返らせる方法がないわけではない」
これが俺の三度目の情け。
いや、少し違うな。
俺とは違う、あきらめなかった貴様らへのはなむけだ。

2003年06月15日 (日) 01時35分

[154]
From:由空(管理人) [/]

お久し振りです〜。続編、ありがとうございます♪

古代ラヴォス戦で力を失い、北の岬で佇んでいた魔王もまた、カエルたちと再び出会うことで、何かを見つけ出したのかもしれませんね……。どちらも互いに複雑な思いにとらわれただろうことは想像に難くありませんが……。

2003年06月16日 (月) 18時05分


[140] キーファの空白の5年間 前編
From:大島裕二 [/ドラクエ7]

キーファ王子が帰ってきた。

この知らせに、エスタード島全体が張り裂けんばかりの歓声をあげ、王子の帰還を祝福した。
本人は、相当照れくさそうであったが、そんなことはお構いなしだ。

バーンズ王「キーファ、よくぞ・・・。よくぞ戻ってきてくれた・・・。お前がいなくなってからというもの、わしは食事もロクに喉を通らずに・・・」
キーファ「そのわりには、ふくよかな顔つきしてるじゃねえか・・・。さては、諸外国からいろいろな名物を取り寄せて食べてたな?」
バーンズ王「(ギクッ)そ、そんなことはないぞ・・・。それより、お前の血を引く娘に会いたくはないのか?」
キーファ「会いたい。今すぐ会わせてくれ」
やがて、王の間にアイラがやってきて会釈を交わす。
アイラ「始めましてご先祖様。アイラです・・・」
キーファ「・・・アイラか、なるほど・・・。確かにその美しさは、オレとライラの血が受け継がれただけのことはある」
バーンズ王「何をいうか、お前には美しさなどかけらもなかろうが。親の承諾も得ずに異郷の地へと行きおってからに・・・」
キーファ「それはいいっこなしだぜ、親父ィ・・・」
アイラ「くすくす・・・。仲がいいんですね、二人は」


その日の夜・・・
アイラ「どうしたのです、もう夜中ですよ。そろそろお休みになったほうが・・・」
キーファ「いや、俺はまだいい。アイラこそ、眠ったほうがいいんじゃないのか?」
アイラ「私は城の警備隊長ですから、休むことはまだできませんよ」
キーファ「ほう、警備ねえ。こうやって俺と会話しているのは、警備のうちに入るのかな」
アイラ「全部あなたの血筋ですから。でも、先祖であるあなたがここにいたら、普通は私は消えてしまうのではないでしょうか?」
キーファ「俺がここにいて、アイラも存在している。それは、ちゃんと俺の子が生きていてくれた証なんだよ。ライラにゃ悪いことしたが、どっちみちもうあそこにゃ永遠に戻れないからな」
アイラ「いったい、何をやらかしたのですか?同じ血を持つ私ですから、ある程度の想像はつきますけれど」
キーファ「・・・途方もない、最悪の事態を引き起こしてしまったんだよ。魔王の復活をな」
アイラ「!!」
キーファ「・・・俺ひとりだけでは、そこまで事態は大きくはならなかった。あの3人、アルスとマリベル、ガボも関わったことだ」
アイラ「・・・まさか、最初に神の祭壇を浮上させたとき?」
キーファ「その通りだ。すでにそのとき、オルゴ・デミーラはユバールの民の一人にとりついていた。そして、5年の歳月をかけて奴は復活した・・・」

2003年06月07日 (土) 12時40分


[141] 前編のあとがき
From:大島裕二 [/]

キーファの物語の前編を投稿いたします。

物語の背景としては、以前のガボフォズものの後編終了直後と考えてください。

ユバール族長が祭壇を湖に沈めたときには、すでに魔王がユバールの民にとりついてしまったあとという設定で。

次回は、キーファと踊り子ライラがオルゴ・デミーラを倒す話です。

2003年06月07日 (土) 12時44分

[153]
From:由空(管理人) [/]

以前に予告されていたキーファ話ですねv バーンズ王、「夜も眠らず昼寝して」ってノリですね……(笑)(いや、実際のところは途方もない心労があったんだろうと思いますが) アイラもさらりと「あなたの血筋ですから」って何気に皮肉を……。
キーファとライラがどのようにオルゴ・デミーラに立ち向かったのかがこれから見所ですね。

2003年06月16日 (月) 18時04分


[138] 故郷へ
From:かをる [/ドラクエ6]

山奥の小さな村、ライフコッド。
思えばここから、勇者達の旅は始まった。
あれから3年。世界に平和がおとずれた今、
彼らは故郷に帰ってきたのである。
「ここはライフコッドの村・・!!セシル兄ちゃん!」
驚いたように、子供達はそれぞれの家に知らせに行った。
「「「何!?セシルが帰ってきた!!?」」」
村中が大騒ぎになり、みんながセシルに寄ってきた。
「久しぶりだなぁ!元気にしてたか!?」
「ずいぶんとたくましくなって・・」
「聞いてるぜ!大魔王を倒したんだってな!!」
皆がわいわい騒いでいると、村長が現れた。
「セシル!帰ってきたんじゃな。ずっと心配しておったんじゃよ!今夜はゆっくりして行きなさい」
「はい!村長!」
セシルは、村長におじぎをして、自分の家に向かった。
「はい、どなた?」
「オレだよ、ターニア!」
「えっ!?まさか・・」
ターニアは、急いでドアを開けた。
「お兄ちゃん!!無事だったのね!!」
「心配かけて、ごめんな」
「ううん!お兄ちゃん・・会えて嬉しい・・!!」
ターニアは、セシルに抱きついた。
「あの〜・・オレ達もいるんだけど・・」
後ろからニヤニヤしながらハッサンが声をかけた。
「お兄ちゃん!そちらの方達は?」
セシルは、丁寧に皆を紹介した。
「右から、ハッサン、チャモロ、アモス、テリー、ミレーユ、バーバラ!あと、スラリン!オレの仲間さ!」
「お兄ちゃんが、お世話になりましたv」
「じゃ、オレはちょっと村長のとこに行くから!」
「あたしは残ってるわね。バーバラは?」
「残ってるvハッサンとか、着いて行けば?」
「あぁ!セシル〜!待てよ!!」
「あ!わたしも行きます〜!」
「テリーは?」
「ふん」
テリーは、家を出て行った。
「大丈夫でしょうか・・」
「だぁいじょうぶv一応、テリーは剣士だしv」
「ターニアさん?ちょっと聞きたい事があるんだけど・・」
「何でも、聞いてくださいv」
その頃セシル達は・・・
「セシルの兄貴!!久しぶりだな〜!てっきり、くたばっちまったと思ったぜ!」
「ムカッ!」
「ぷっ・・」
「いける口だなぁ!コイツ!」
ランドは、ハッサン達をじろりと見た。
「この人達は?」
「オレの仲間だよ!!ハツサンとチャモロ!!」
セシルは、さっきのランドの発言で機嫌が悪い。
「へ〜!ハッサンかぁ・・」
ランドは目を輝かせ、ハッサンに近づいた。
「ハッサンの兄貴!!オレを弟子にして下さい!!」
「「「は!!?」」」
「ちょっと待て!!お前はオレの弟子じゃないのかよ!?」
「ふんっ!勇者なんて飽きたんだよ!今はやっぱ、バトルマスターだろ?」
ぷちっ。ついにセシルが切れた。
「いい度胸だ・・ギガスラッシュ〜!!!」
「セシルさん!!一般人にそんな大技使わないで下さい!!」
「うるさぁいっ!!」
そのころミレーユ達は・・・
「そう・・」
「ごめんなさい・・お役に立てなくて・・」
「いいのよ。別に、ね?」
「そうそうv知らなくて当然だよ!」

2003年06月07日 (土) 12時04分


[139]
From:かをる [/]

続きはまた書きます!

2003年06月07日 (土) 12時05分

[142]
From:かをる [/ドラクエ6]

「ただいま〜v」
「あ!お帰・・チャモロ、どうしたの!?」
なぜかセシルは機嫌良く、チャモロは傷だらけだった。
「何でもありません・・」
「そ・・そう?」
心配そうにバーバラは聞いた。
「さぁて!そろそろ行きましょうかv」
「ダーマ神殿の祭壇の事は聞けたのか?ミレーユ!」
「ううん。手掛かりなし。でも、次聞けるわv」
ミレーユがにっこりハッサンに微笑んだ。
「それじゃあ、行くか!」
「ハッサンの故郷、サンマリーノへ!」
「「「「「「「出〜発ッ!!」」」」」」」

2003年06月08日 (日) 17時29分

[143] 説明?みたいな
From:かをる [/]

うっわ〜・・中途半端ですね・・・
この主人公の名前が「セシル」です!(変な名前
まだ続きます!

2003年06月08日 (日) 17時32分

[152]
From:由空(管理人) [/]

ダーマ神殿の祭壇というと、彼らは隠しダンジョンに向かおうとしてるんでしょうか? 次の目的地はサンマリーノ……果たしてそこではどんなすったもんだ(死語)が待ち受けているのか……。

「セシル」が変な名前とか言ったらFFファンが怒りそうな気がするんですが(確かそういう名前のキャラがいたような……) あんまり何でも卑下したりするのは良くないと思いますよ。

2003年06月16日 (月) 18時02分


[135] その頃の時の最果て
From:ランス [/クロノトリガー]

いつものように、時の最果てで暇そうにしている奴等(クロノ、マール、ルッカ以外)。
カエ「ったっく〜。あいつ等、レベル上げも程々にしとよなあ〜…。」
エイ「それ しょうがない このSSの作者 レベル低い だから いつもラヴォスに負ける」
言わなくてもいいコトいうエイラ。作者は激怒。
魔王「………だったら、ボス戦では強かったのに仲間になるとレベルの低い俺の立場は…(泣)」
ハッ「まあまあ、そう泣きなさんな。今日は飲もう。」
どこからか出したのか、ポケットから酒を出すハッシュ。
いきなり2人は酒を飲み始めた。
エイ「あいつ等 酒癖エイラより悪い」
カエ「俺も飲んでいいか?」
エイ「三弾キック!!」
カエ「ぐはあ!!(血)」
エイ「お前 うるさい」
カエ(じゃあ三弾キックかましてるお前はなんだよ…。)
内心ツッコミながら、カエルは意識を失った。
ロボ「まアまア。こンなせマいトこロで、そンなオおワざシたラ…。」
エイ「お前 片仮名と平仮名混ざってる 読者やゲームしてる奴 読みにくい」
ロボ「いヤ、こレは…ワたクしハろボっトでスのデ…」
エイ「恐竜!!」
ロボ「あ゛あ゛…!!」
エイ「お前 弱すぎ!!」
魔王「サ―――――ラ――――ッッ!!!どこに行ったんだああああああッッ!!!!」
ハッ「その気持ち、わかる…わかるんじゃ…。」
これってただのファザコンこのような…。
魔王「部下はアホだし、ツンツン頭は1回死んでるし、ポニーテールの女は王女だし、メガネ娘は逆らうと銃撃つし、カエルはカエルに変えられてるし(それはお前がやった)、原始女は怖いし、ロボットは言ってるコト読めないし!!姉上はどっか行っちゃうし!!!!ハッシュは良い奴だし!!」
謎過ぎるコト連発の魔王。
魔王「ああ、もうダークマターやっちまうよォ!!ダークマター!!!」
クロ「ただいまー。今戻ってきたってぐはあ!!!」
ダークマターを直撃したクロノ。
倒れる。
マー「クロノォ!クロノォ!!」
ルッ「どうしたの!!?」
魔王(どーしよどーしよどーしよどーしよどーしよ…。どーーーーーーーーしよーーーーーーーー!!!!!」
どーしよーポーズをとる魔王。
マー「あなた…クロノをォ…!!」
怒りを爆発させるマール。
マー「覚悟はいい…?」
魔王「…………(汗)。」


―――その後、魔王を見た者はいない…。

2003年06月07日 (土) 09時01分


[136] あとがきと書いていいわけと読む。
From:ランス [/]

魔王が謎過ぎる…。
クロノ殺られちゃった…(アホ)。
魔王ファンの人…ゴメンなさい!!本当にゴメンなさい!!
次のオレの犠牲者は、あなたかもしれません☆(何)

2003年06月07日 (土) 09時03分

[151]
From:由空(管理人) [/]

魔王様、泣き上戸で絡み上戸ですか?(笑)
ところでロボの口調、全部がカタカナだったりひらがなと交互になってたりするわけじゃなくて、ゲーム中ではちゃんと一定の法則があるんですが……(WEBドラマとかでもちょっと気になってたり……)

2003年06月16日 (月) 18時01分


[132]
From:鳥山オール万歳!! [/その他]

すいません、就寝時間になってしまったのでまた明日にします。
しかも更にすいません、手違いで送ってしまいました。
お手数かけますが削除して下さい。
前みたいに中途半端で終わらせないようにしたいです。
なお、この小説の内容は、クロノのキャラでテリワン
(ドラゴンクエストモンスターズテリーのワンダーランド)
のストーリーを進めようという設定ですので。

2003年06月05日 (木) 03時55分


[134]
From:由空(管理人) [/]

こういう風に補足やコメントを入れる場合はできれば返信機能を使ってつなげて下さいね〜;
あと、ここの掲示板は削除や記事の編集をご自分でもできるようになってます。このページの一番下にあるフォームに修正したい記事の番号とパスワード(書き込みした時に自分でPassに設定したもの)を入力すれば、編集もしくは削除ができます。

2003年06月06日 (金) 16時33分


[130] クロノクエストモンスターズ・魔王のワンダーランド・プロローグ
From:鳥山オール万歳!! [/その他]

このお話は、今から20年ほど前、・・・
クロノ「そんなに昔じゃないじゃん」
黙れ
クロノ「ナレーションのくせに会話すんな」
五月蝿い、文句言うなら出さんぞ
・・・今、世界の各地で猛威を振るっている魔王の子供の頃のお話。
クロノ「でさぁ、俺の出番は?」
うっせぇ、まだ誰も出てねぇよ
クロノ「ナレーションの癖に調子乗ってんじゃねぇよ」
鳳凰縦一文字斬り!!
どしゅっ(斬
クロノ「ぐはっ」
では始まり始まり〜♪

2003年06月05日 (木) 03時47分


[128]
From:かをる [/クロノトリガー]

「きゃっ」
それは、1000年祭りが行われたずっと前。
当時、ルッカは七歳だった。
殺風景な広場を歩いていると、誰かにぶつかった。
「大丈夫か!?」
「う・・うん・・?」
上を見上げると、緑色の綺麗な長い髪が見えた。
まるで天使。ルッカはずっと彼を見つめていた。
「じゃあなっ」
彼は急いで走って行こうとした。が・・
ルッカに服をつままれ、転んでしまった。
「な・・何だよ?」
彼は痛そうに鼻をなでる。
「家まで送って」
「は!?」
「わかんないの。母さんとはぐれた」
頭をかき、困ったような顔を見せた。
「オレ、急いでるんだよ・・悪いな」
逃げようとしても、ルッカは服をはなさない。
しょうがなく、彼はルッカの母を探す事にした。
少したって、ようやくルッカの母は見つかった。
「ルッカ!?探してたのよ?!」
母は、ルッカをずっと探してたと言っていたが、
右手に、キャンディの袋がどっさりある。
「ありがとうございましたv」
「いえっ じゃあオレ、急いでるんで・・」
「せめてお名前だけでも・・」
「グレン!グレンです!」
そう言うと、彼は走り去っていった。
ルッカはずっと彼の背中にいたので、疲れてはいなかった。

そして今・・・

「グ・・レン・・?」


「ルッカ・・?ルッカなのか!?」


「うそ・・まさか・・」


「え!?ルッカ、巨大カエルと知り合い!?」
とか思っているバカが1人・・

2003年06月02日 (月) 17時38分


[129]
From:かをる [/]

またヘボいのを書いてしまった・・・
ゴメンナサイ!!ルッカはもっとカワイイってのに!
クロノ・・バカって言ってゴメンよぉ

2003年06月02日 (月) 17時39分

[133]
From:由空(管理人) [/]

ルッカの初恋物語、そして再会といった感じですねv
でも、グレン、何故ルッカと同時代に……??
既にこの時ゲートが発生していて、飛ばされてきたんでしょうか?

クロノはバカで構わないと思いますが。(オイ)

2003年06月06日 (金) 16時32分

[137]
From:かをる [/]

えっとそれは・・・謎ですネ!(オイ
いやぁ・・全然考えてませんでした〜v(ダメじゃん
本ッ当にすみません!!
次はもっと良いものを・・(また作んのかよ

2003年06月07日 (土) 11時19分







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