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SS掲示板

●説明および注意●

ここは鳥山作品関係のSSを投稿するための掲示板です。
SSというのは要するに短めのお話ですね。
鳥山ジャンルのお話であれば、
ギャグでもほのぼのでもシリアスでも、何でも構いません。
三人称形式のきっちりした小説のみならず、
管理人がよくイラストに付けてるモノローグのような
詩・散文的なものも大歓迎ですv
ただし、どなたがご覧になっても楽しめることが前提ですので、
やおいネタ・下ネタなどはお控え下さい。

気に入った作品があれば、返信機能を使って感想もどんどん書き込んで下さいませ。
リレー小説のように続きを考えるのもOKです。

ある程度ログがたまったら、改めて別ページにアップする予定です。
管理人の独壇場では寂しいので(笑)皆様のご参加をお待ちしております〜。


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[186] 忘れないから・・
From:かをる [/クロノトリガー]

「マールは?」
「あっち。ぼ〜っとしたままだ」
「無理もないわ・・あんな事があったんだもの・・」

それは、二時間前にさかのぼる・・・
クロノ達は、ボッシュから貰った赤きナイフをラヴォスに刺した。
「やった!!」
一瞬そう思ったが、ラヴォスの力はそれだけでは抑えきれず、すさまじい波動でクロノ達は飛ばされた。
異空間。まさにココをそう言うのだろう。
クロノ達の体は傷だらけだった。
「助けなきゃ・・!!!」
そう叫んで、クロノは姿を消したのだった・・・
「クロノーーッ!!!!!」
マールは思いっきり叫んだが、クロノには届かなかった。





「カエル、行きなさいよ!」
「な、何でオレが!?ふつう、ロボが行くべきだろ!?」
「エ!?ワタシ、コウユウノハチョット・・」
「魔王 行けばいい 思う」
「何故オレが行かねばならん」
「モトハトイエバ、マオウサンノセイデスカラネ」
「それいいわね。魔王に決定!」
「イッテラッシャイマセ」
「うまくやれよ!」
ルッカ達があまりにも長く話しているので、マールは話しかけた。
「ねぇ、何してるの?」
「え゛っ・・ちょっとね・・ハハ・・」
「そっか・・・」
そう言うと、外の方ほまたぼ〜っと見上げた。


クロノ・・何で言っちゃったの?
あたし・・あなただけは失いたくなかった・・だって・・
初めてあたしと一緒に来てくれたオトコノコだったから
もっと・・したいこととか・・いっぱいあったんだよ?
それなのに・・なんであたしを置いて言っちゃったの?





「マール」





えっ・・誰?





「泣かないで」





あなたは・・誰なの?





「俺の事は忘れて」





イヤ・・





「忘れて、新しい生き方をして」





イヤ・・・・・イヤーーッ!!!!!!!!!!





「大丈夫!?」
気が付くと、目の前にはルッカ達が心配そうに覗き込んでいた。
「あれ・・あたし・・?」
「倒れてたのよ?覚えてないの?」
「うん・・夢、見てたから・・」
「夢?それより、クロノを生きかえすわよv」
「え・・できるの!?」
「えぇvホラ、時の卵!!」

クロノ・・あたし、絶対クロノの事、忘れないから・・

2003年08月10日 (日) 11時22分


[187]
From:かをる [/]

中途半端ーーッ!!!!
無駄にスペースとりすぎーーッ!!!!
もう自分で何書いてるかわかりませんっ
マールがマールじゃないよ・・ルッカも・・
エイラ出番少なッ!!!
ヘボいですね、相変わらず。

2003年08月10日 (日) 11時26分

[190]
From:由空(管理人) [/]

クロノを失った直後のマールは(もちろん他のキャラも辛いに違いないんですが)、見ていてホント痛々しいですよね……。
小説でエイラ(とロボと魔王)の出番が少なくなりやすいのは自分の所も一緒だったり。

2003年09月01日 (月) 16時04分


[180] 竜王の過去
From:ランス [/ドラクエ1]

「………?どこなんだ…?ここは……。」
これが、竜王の第一声だった。
誰かが入ってきた。妖精種のひとつ、ホビットの一人だ。
「さ〜って!今日も仕事を頑張るぞ〜♪」
のんきに歌っている。数秒後、ホビットは竜王に気付いた。
少しホビットは固まり、
「え、偉いこった…!」
と言って、すぐに廊下に走って行った。
竜王にはその行為がわからなかった。
だが、ホビットの大声が聞こえる。
「大変だーッッ!!竜の女王様の卵が孵ったぞ―――ッッ!!」
喜びに満ちた声を上げた。ホビットの叫びを聞いた他の妖精たちは、すぐに、竜王の部屋に雪崩れ込むように入ってきた。
「やったー!」
「名前は何にするんだ!?」
「神竜様に報告し、良いなをもらおう!!」
「この世界をお守り下さい!!」
という声が鳴り響く。
小さな竜王はそれがよく分からない。
分からない内に光り輝く場所へつれてこられた。
「神竜様ァ!この竜の女王様の御子息に名をお与え下さい!!」
その時。光の中から何者かの声がした。
『お前たち人間に、竜神を育てる事は無理…。我のいる天上界に、竜の女王の息子を送れ…。その者が立派な王になるまで、我が育てようぞ…!!』
そういうと、何かが発光し、竜王の姿が消えた。

――――天上界。
『まずは試練を受けよ、竜の女王の子息よ』
「あ、あの!」
小さき竜王はいつの間にか声を上げていた。
「私に名を下さい!」
『ふむ…。……己の名前は……竜王!いつの日か、人間と魔物を繋ぎ合わせる名だ!!』
「………竜……王……」
『さあ!来るがいい竜王よ!我のいるこの天上界まで…!!』

竜王は歩いていた。
竜の女王の息子だからなのだろうか、魔力はここにいるモンスターを凌駕していた。
すると、命知らずのモンスターたちが、竜王に襲い掛かってきた。
ドラゴンゾンビの大群だ。
竜王はすぐさま呪文を唱える。と、いっても、ただの魔力をぶつける攻撃にすぎないが。
「メラゾーマ!」
竜王の掌から、灼熱の火の玉……ではなく、大量の魔力が生み出され、ドラゴンゾンビを吹き飛ばした。
次は軍隊ガニの軍隊が竜王を襲った。
次に竜王は唱える。
「マヒャド!!」
強烈な冷気が……と思ったら、手から槍状の魔力が飛び出した。
だが、それだけでも確かに効果はあった。
「何で私は魔力しか出ないのだろうか…」
今更の疑問である。

何とかゼニスの城までたどり着いた。
ゼニス王は竜王に話しかけてきた。
「ほう、お主が竜の女王のご子息か!」
「は!私めが竜王でございます!」
「神竜の所へ行き、竜神としての修行をつみ、地上界を護ってくれ!」
頼りにしているぞ!といわんばかりの迫力で、期待の眼差しで、竜王を見た。

次の日、神竜の所まで昇り始めた。
敵はこれまでの敵よりかなり強かった。
だが、そのおかげで、『メラミ』と『べギラマ』『イオラ』の呪文を覚えた。
鳳凰と呼ばれる守護神が、竜王に襲い掛かる。
「メラミ!」
大きな火の玉が、鳳凰を打ち落とす、
その瞬間に、
「イオラ!!」
鳳凰を消し去った。

やっと神竜のところまでついた。
天を翔る竜の姿があった。
「お主が竜王か…」
「は!私の名は竜王!!神竜様!私を一人前の竜神にして下さい!!」
竜王は興奮しながら訴えた。
神竜は、
「今日はもう疲れておろう。少し休みなさい」
と、言った。
「はい!ありがとうございます!!」

その日の夜――――。
(昔の私のようだ。このものは……)
神竜は、第一代神竜のことを思い浮かべていた。
そう、竜王の父の事を。
(あなたの息子は、こんなにも成長している。何故お前はゾーマに戦いを挑んだのか…)
竜王の父は、竜神としてゾーマと戦い、■亡した。
そして今の神竜が新たなる神竜として置かれておるのだ。
(もうあれから200年……。私ももう引退した方がいいのかもしれん……)
その時だった。

『イオナズン!!』
とっさに神竜はそこから退いた。
「何者だ!!」
「闇の者だ。竜王を頂く!」
「そんな事はさせん!!」
竜王は口から灼熱の炎を吐き出した。
「フバーハ!!」
闇の者の唱えた呪文によって、灼熱の炎は軽減された。
竜王は続けざま呪文を唱える。
「べギラゴン!」
凄まじい閃光が焼き尽くす。
だが、闇の者は生きていた。
「■え!!メラゾーマ!!」
「!!バギクロス!!」
メラゾーマを掻き消す。
「流石だな、神竜。俺も本気を出そう…」
闇のものは、聞いた事のない呪文を唱えた。
「くらえ、神竜。俺たち闇の者でしか使えない呪文を……」
「な、何を始め…」
ジゴスパーク
地獄からの電撃が、辺りを一掃し、神竜を焼き焦がせた。
「流石は天上界の神。俺のこの技まで出すとは…」
竜王をさらおうとした時、誰かに足を掴まれた、
神竜だ。未だに生きていた。
「貴様…。竜王は、渡さん…!!」
「ジゴスパークをくらって良く生きてるもんだ。だが、ジゴスパークを超える最強の呪文、いや、剣技があったらどうする…?」
「な、何…?」
闇の者は長剣を取り出す、
「異世界最強の技」
「馬鹿な…ミナデインとギガデインを越えるエネルギー…?」
ギガスラッシュ
神竜の顔が吹き飛んだ――――。

2003年08月02日 (土) 09時56分


[185]
From:由空(管理人) [/]

竜王が悪の化身となる前のサイドストーリーですね。でも、竜の女王の卵って、ゲーム中では孵る前にどこかに消えてしまっていたような気がしますが……違いましたっけ?(私の記憶違い……??)

2003年08月08日 (金) 16時57分


[178] 青年の決意
From:大島裕二 [/ドラクエ5]

サラボナの町、夜中。


眠れない・・・。
人生16年半の中で、これほどまでに眠れない夜は始めてだ。
原因は判っている。
そう、俺は明日結婚すべき相手を未だに決めかねていたのだ。候補者は幼馴染のビアンカと、この町で出会った大金持ちの女性フローラ。
どちらも絶世の美女で、それぞれ一長一短。双方を比較していたら、とてもキリがない。
うう、ますます眠れなくなってきた・・・。
ええい、こうなったら外の空気を吸って気分転換だ!!


俺は夜中のサラボナの町をうろついていた。意外なことに、こんな遅い時間になってもまだ世間話に花を咲かせている人々がいたのだ。
そして、その話題のタネは無論・・・俺だ。
あんまり噂話は広めないでくれ、尾ひれ背びれがついてややこしくなるから・・・。
ビアンカがお世話になっているルドマンさんの別荘を訪ねると、彼女はまだ起きていた。
どうやら、俺と同じで眠れないらしい。
そのまま、少し話をするのだが・・・。
「私は今までもずっとひとりで頑張ってきたから、何も心配はいらないわ。だから、あなたはフローラさんと一緒にあるべきよ」
そう言い出したビアンカの表情は、明らかに無理をしているものだと俺は即座に気づいた。
ビアンカと別れてルドマンさんの本宅に向かう。
すでにフローラさん本人は眠っていたようだ。
近くにいたルドマンさんと話をした結果、もうすでにラインハットにいるヘンリーとマリアさんに招待状を送ってしまったあとらしい。
なんて、早いんだ・・・。そのあと、ルドマンさんはこう言った。
「君が娘を選ばなくても、わしは君の挙式を執り行うよ。わしは君のことが気に入ったのだ」
それから間もなく宿屋に戻り、俺は改めてフローラさんの人間関係を思い出した。
フローラさんは、アンディという幼馴染の青年に片思いされていた。
幼馴染・・・そうだ、俺とビアンカも幼馴染なんだ。
思えば、俺はビアンカに寂しい思いをさせてばかりいた。
まだほんの4歳のころに知り合い、僅か数日でお別れ。
2年後に再会するも、1ヶ月も満たないうちに再び別れてそのまま10年も経過してしまった。
ビアンカは、心の片隅でいつも俺のことを案じてくれていたと聞く。
ならば、もうこれ以上ビアンカに寂しい思いをさせるわけにはいかない。
そう決めた途端、俺の意識は睡魔に飲み込まれていった。

ビアンカ・・・好きだ・・・

2003年07月27日 (日) 00時42分


[179] 後書きです!!
From:大島裕二 [/]

久しぶりにDQ5のSSを書いてみましたが、だいぶ簡略化してしまいました。それでも、なんとか書きたいことは書き揃えることが出来たので結果オーライ(じゃない)。

名前を作中では出していませんが、我が家の5主人公はダッツといいます。某アイスクリームメーカーからとりました。
さんざん悩み抜いた末にビアンカを選んだ青年ダッツは、幸せな家庭を築いてくれるだろうと思ってます。

以上、後書きでした。

2003年07月29日 (火) 18時45分

[184]
From:由空(管理人) [/]

花嫁選び前夜のお話ですね! 私、このイベント大好きなんですよv BGMはもちろん『愛の旋律』ですよね♪ うちの所の主人公くんはもう迷うとか迷わないとかの選択以前にビアンカに決定済みでしたが(笑)こういう風な葛藤もまた良いですね、人間味があって。

某アイスクリームメーカー……ハ●ゲンダッツですか……?(笑)

2003年08月08日 (金) 16時56分


[176] 流星の夜、黎明の朝
From:るーるー [/クロノトリガー]

『星堕つる日』
 ――誰からともなく、ジール宮殿崩壊を、そう呼び始めた。

 空を覆っていた雲が晴れ、永い夜が明けても、未だ地平は凍てつくように寒い。特に夜明け前のこの時間帯は、海からの季節風にさらされて、指や手足はほとんど感覚がない。
 暗い海。荒ぶる波。大陸の欠片。残された大陸の北端の岬から、やるせない景色をひとり、眺めていた。
「長老さま」
 柔らかな女性の声に振り返る。
「身体が冷えます」
 砂糖をまぶしたような金髪の女性が、毛布とたいまつを持って立っていた。
 光の民、地の民という区分がなくなった今、誰もが地の民の長老だった老人を敬い、尊敬している。
 礼を言うと、長老は毛布を受け取り羽織った。
「そういえば、命の賢者殿にいただいた苗木は?」
 女性は、紫がかった青い瞳を細め、このうえもなく幸せそうに微笑んだ。
「少しずつですが、確かに育っていますわ」
 ――紫がかった青い瞳。
 嫌が応にも思い出す。魔法王国と謳われたかの国の、美しき王女と若き王子のことを。

 光の民、地の民という人種区分が始まったのは、ごくごく最近のことだ。美しき女王・ジールがラヴォスの力に魅入られ、狂気への道を歩み始めてからのことである。
 それ以前、ジールやその子供たちと長老は、実に近い立場にいた。ジールを本流とするなら、彼は傍流の血を引く者であり、ほんの十年ほど前までは、それなりの身分を持っていた。
 しかし、彼はラヴォスの力を手に入れることはなかった。それゆえ大地に足をつけ生きる者たちの指導者となった。
『おじさま』
 まだ幼いサラが、頼りなげな口調で言いながら見上げてくる姿が、今でも忘れられない。
彼女はずっと変わらなかった。時に地の民の住んでいた洞窟を訪ね、彼に敬意を持って応対していた。

「サラさまと、ジャキさまには、可哀想なことをしてしまった。本当に……」
 女性は、無言で長老の話に耳を傾けていた。彼が王家の傍流だということは、全ての者が知るところである。
「いや、おふたりだけではない。多くの者が命を失った。私たちの背負ったものは、あまりに重すぎる。――その重さにつぶされてしまいそうになるよ」
 ジール、サラ、ジャキは行方不明。少なくとも、王家本流の血は、この時代で途絶えた。生き延びた人間も、あまりに少ない。そのことを思うと、彼はため息をついた。
「でも、生命は強いものですわ。あんな小さな苗木でさえも、凍てつく大地で根を張っています。人間だって、どんなに苦しくても、きっと生きていけますわ」
 そう言って女性は微笑んだ。
 彼女の言葉に励まされながらも、長老の心中は暗い。人間は、凍てつく大地に根を張って、これから存在していくことができるのだろうか。それとも、王家本流の血が絶えたように、いずれ人間という種は滅びてしまうのだろうか。古の恐竜人のように。
 耐えかねて天を仰ぐと、満天の星空が広がっていた。視界の端で、青くきらめく星がひとつ、堕ちて消えた。
 何となく不吉なものを感じ、長老はまた視線を海に投げかける。
「星がまた堕ちた。何事も起こらねばいいが」
「星が堕ちたと言えば……長老、こんな話をご存知ですか?」
 彼は女性の顔を見た。彼女は柔らかく笑った。
「カジャールかエンハーサか、始まりはわからないのですが、子供たちは、『星が堕ちる』ではなく、『星が流れる』と言っていたんですよ」
「星が、流れる?」
 彼女はうなずき、満天の空を仰いだ。
「ええ。星が流れる。子供は本当に詩人ですわよね。流れ星なんて言っている子もいたようですよ。そう考えれば、何だかいいことが起こりそうな気がしません?」
「そう……かも知れんな」
 そんな小さな希望が、今の自分には必要なのかも知れない、と彼は思った。たとえそれが、空想好きな子供の言い出したことであっても。
 ふと気づくと、遥か遠く東の水平線が明るくなりつつある。もうすぐ黎明の時だ。
 ――人類の夜明け。ラヴォスの力に頼ることなく、人間自身の力で新たな文明を築く時の訪れ。
「それじゃあ、こんなのはどうですか?」
 女性はたいまつを足元の根雪で消すと、思いついたように手をぽんと叩いた。
「流れ星を見つけたら、願いをかけるんです。ひとつだけ、星が願いを叶えてくれる。なんて、素敵じゃないですか?」
 老人は小さく笑った。
「君なら、どんな願いをかけるんだね?」
 彼女は一瞬悩んだ様子を見せたが、すぐに微笑んだ。
「甘い夢から覚めて、これから多くの苦難が待ち受けているだろうわたしたちに。どんなに永い夜が続いても、わずかでも構わない、希望が道を照らしてくれますように。――例えば、あの不思議な少年たちのような」
 星がまたひとつ、流れた。

2003年07月22日 (火) 13時15分


[177] あとがき。
From:るーるー [/]

由空さんにファンなんて言ってもらえて、興奮して書いてしまったおだてに弱いるーるーです(笑)。
でも、絵描きの私の文章を褒めていただけて、お世辞でも嬉しかったです。
ありがとうございました(照)。

思いつきと前からずっと考えていた(個人的な)設定を混ぜ合わせたら、
こんな地味な登場人物の話に……! ジャンル『クロノ』で許されるのか……。
でも、個人的には(珍しく)綺麗にまとまったような気がします。文章は難しい……。
この話を生み出す力をくれた、由空さんに捧げさせてください。
褒めていただけなかったら、この話はありませんでした(笑)。

2003年07月22日 (火) 13時25分

[183]
From:由空(管理人) [/]

このお話、未来世界の『種』のことともリンクしてるような印象があるのは、やはり意図的なものがあってなのでしょうか? 終焉と同時に始まりである過酷な状況下で、それでも足を踏み出していく人たちの力強さを感じます。

私の言葉がきっかけになって書いて頂けたなんて嬉しいですv(お世辞じゃないですよ〜。私、誉めるのって苦手ですから、社交辞令と本心で言ってることの差がわかりやすいタイプですし) それにしても、絵描きさんだったとは! 文章がしっかりしているので、文章書きさんなのだとずっと思ってました。

2003年08月08日 (金) 16時55分


[174] テリーの考え2
From:ランス [/ドラクエ6]

テリーの考えに引き続いて、2が出たぜ!というわけで再び出したもらったテリーだ!夜露死苦な!
今回の愚痴は(考えだろ byハッサン)『どーして魔王が生まれたか』と、いうわけで、何でモンスターが生まれたかってわけだ。
まあオレは一回操られてるけどね♪(ぇ)
オレが考え出したのは、これだ……!!

考え一!オレがM.Mの時に作ったモンスターたち!♪♡

現実に考えてみよう。オレがタイジュに国にいた時、異世界っていわれるモンがあった。まあ、それはオレたちの世界であり、未来なんだけどな。その中には魔王、または1〜7でボスの奴等がいた。つまり、オレが言いたいのは、
『ダークドレアムやらデスタムーアやらゾーマやらはオレ等が作ったモンスターってコト♡』
現実に考えれば↑の考えに到達する。何せD.Q.M2のイルとルカなんて、普通にオルゴ・デ・ミーラを作ってんだからな。オレも結構作ったけど…(小声)。
そー考えると、オレって自分で作ったモンスターに操られてたってわけ?(アホ)
つまり、世界を闇に陥れたのはオレたちM.Mにも原因があるわけだ!!(威張り)
つーわけで、姉さん、頑張ってモンスター倒そうぜ!ン?なんか言いたい事あんの?姉さん。って、何呪文詠唱してんの…?

―――――はぐれメタルの職を極めたミレーユは、魔力を全て使った最強呪文を使った…(因みにミレーユのMP999………)。

2003年07月19日 (土) 10時01分


[175] あとがき〜〜〜〜
From:ランス [/]

つーわけでこーなりますた。
マダンテって自分のMPの3倍相手にダメージ与えるデスよね……(デスが…)。

2003年07月19日 (土) 10時02分

[182]
From:由空(管理人) [/]

とりあえず、「夜露死苦」ってアンタいつの時代の人間だよ。とお約束ツッコミかましていいですか。(笑) そうか〜、魔王を生み出したのはM・Mだったのか〜(さらにお約束ボケ) いわゆる影の大ボス、黒幕ってやつですね!(もうええ)

2003年08月08日 (金) 16時55分


[172] クロノトリガー 〜時の心〜 第一話
From:ますた〜 [/クロノトリガー]

眠い!
少年の頭のなかは,もはやそれ以外のなにものでもなかった。眠くて眠くて,このままいびきを響かせて心地よい夢の世界へ旅立ちたかった。そうすれば,苦しみからは解放され安らぎが手に入る。
寝ろ・・・眠るんだ,俺!
少年はそのまま安らぎを手に入れようとした。
だが。
眠るな!起きろ!眠ったら終わりだぞ!!
そんな声が少年の耳に届く。
そして,別の声も聞こえる。
寝ろ!!寝ろ!!
相対する,二つの意志は少年を惑わせる。どちらを取るか!?どちらを取ったほうがいいのか!?
答えはすぐに出た。
母さん・・。僕は旅立ちます!夢の世界へ・・・安らぎの世界へ〜〜〜〜・・・・・・・・・・・・・・・

少年は,後悔していた。
「まったく!!あれほど約束したのに!!!」
少年は今,ある一人の女性に怒鳴られていた。怒鳴っていても,美しい声の持ち主だということは誰が聞いても明らかなことだ。だが,それが余計に女性の迫力さを増させた。
「いったいどういうつもり!?これで5回連続じゃない!!」
「でっ・・・でも,耐えられなかったんだよ!!母さんだって経験したことあるでしょ?眠くても起きてなきゃいけない苦しさが・・・・」
「それはあなたが昨日遅くまで起きてたからでしょ!!翌日がテストだって日に・・・・!」
「そ・・それはホラ,あれだよ・・・。なんつうか・・その・・・。」
女性は,完全に呆れたようで,ふうっとため息をつくと落ち着いた口調で,少年を沈める最後の一言を言い放った。
「とにかく,約束は約束です。木刀は成績が上がるまで没収します。」
「ぅえぇ・・・・・!?」
少年は,小さい子供がお菓子をお預けにされたときのような声を漏らす。
「お願い!!母さん!!今度こそ高得点取るから!!木刀だけは・・・・。」

少年は,自分の部屋に戻った。木刀を・・・・遂に木刀を没収されてしまった。何であの時,寝ちまったんだ。ちくしょう!!なんだか落ちつかねえ・・・。
少年は,よっぽどショックだったようでぶつぶつと独り言をつぶやく。
「ようし・・・何が何でも取り戻してやる。」
翌日は日曜日。学校は休み。少年は作戦を決行した。
母は,朝は朝食の準備で忙しい。少年はその隙を突こうと考えた。階段を下りると,案の定母は朝食を作っていた。
「ようし・・・・。」
少年は,階段をきしませないようにしながら慎重に一回へと降りた。そして,裏口から外へ出て少し離れた物置にたどり着いた。少年は,母がここに木刀をしまい込むのを見ていた。そして,ここの鍵を開けることは彼にとっては朝飯前。針金ですんなりドアを開けると,埃っぽい物置に入り込んだ。朝の陽射しが差し込んで,明るかったので木刀はすぐに見つかった。
「やれやれ,まだ一日しか経ってないのにもう埃かぶってら。」
木刀に付着した埃を丁寧にはらって,少年は物置の出た。その時,彼はあるものを落としてしまったのだが,木刀のことで頭がいっぱいだったのでそれに全く気付く様子はなかった。
さて,少年は同じルート,つまり裏口から家に入り気付かれないように二階に上がろうとした。だが,その作戦を妨害しかねない存在が一つ。
ネコだ。
彼の家で飼っているネコが階段の踊り場で,ゆらゆら揺れている。
「たのむ・・・そこをどいてくれよ。後で,俺の全財産はたいて最高級のキャットフードあげるから・・・。」
しかしネコは動かない。少年はあせった。ここでじっとしていたら,いつ母さんが振り向くか分からない。
絶体絶命!
少年は必死に,ネコを説得する。
「頼む。どいて・・・。」
しかしどかない。そればかりか,とんでもないことをしでかした。
「ミャア。」
鳴いてしまった。少年は,心臓が凍りついたかと思ったほどであった。ネコは鳴きやまない。
「ミャア。ミャア。ミャアァ。」
必要以上にミャアミャアを連呼する。
こいつわざとやってんのか!!?少年は初めて,ネコに殺意がわいた。
そして・・・・・恐れていたことが遂に起こってしまった。
「か・・・母さん・・・。」
少年の母は,笑みを浮かべ,だが凄まじい怒りのオーラを発し少年を見ている。
「お・・・おはよう!母さ・・」
少年の方が,確かに裏口のドアに近かった。どんなに足の早い人でも,階段などの障害物もある。台所からなど追いつけるはずがない。
だが,母は目の前にいる。何が起こったのかは分からない。ただ,理解できるのは木刀はこれから成績が上がっても,どうぶんは返してもらえないだろうということ。
彼の母は,何も言わずに木刀を少年の手から抜きとり,そのまま外に出て行った。

木刀を所持しないで外出したのは初めてかもしれない。とにかくとうぶんの間は,木刀を握ることはできない。となれば,素手で身を守るしかない。しかし少年は,剣術は達者であったが武術のほうはからっきしであった。
「武器がないとなると,やっぱり逃げるしか・・・。」

ガサガサッ!

少年のわきにある木から,何か物音がした・・・。そして・・・
「コウッカ!!ドゥーーーーードゥーーーーーーードゥーーーーーーーー!!!!!」
木から,青い色をした小柄な,そしてその小柄な体には不釣合いのベルを足につかんだ,鳥形のモンスターが五体襲い掛かってきた。
「うわっち!!」
モンスターは少年の頭をかすめる。そして間もなく,残りの仲間が一斉に襲い掛かってきた。
「う・・・うわああああ!!」
たとえ,相手がどんなに・・・どんなに弱いモンスターであろうと,武器を所持せずに挑むというのは無謀であることは,小さい子供でも知っている。
「やばい・・・だれか・・・助けて・・。」
少年は必死の思いで,逃げる。そして助けを願った。モンスターは攻撃の手を休める気配はない。
「助けて・・・助けっ・・・!」
少年は,石につまづいて転んでしまった。モンスターがこのチャンスを逃すはずもない。すかさず,リーダーらしきモンスターが少年めがけてものすごいスピードで襲い掛かってくる。少年は死を覚悟し,目を閉じた。そして次の瞬間・・・・。

ドヒュウ!!

何かが,モンスターの頭を貫いた。空中に,勢いよく赤い液体が飛び散り,青い羽が散布する。モンスターはそのままボトリと地面に鈍い音をたてて落ち,動かなくなった。少年は恐る恐る死骸を見た。
モンスターの頭に刺さっていたのは一本の弓だった。
少年は後ろを振り返る。そこには,ボーガンを構えた美しい金髪と容姿を持ち合わせた一人の女性・・・そして少年の母であるマールがいた。
「母さん・・・。」
「クワァァァァァァァァァァ!!!」
モンスターは,標的を少年からマールへと変えたらしく一直線に並んで飛び掛ってきた。
だがこれが間違いだった。
ドシュ!!
矢が勢いよく発射され,それはモンスター4体を綺麗に串刺しにした。
「グエエエエ・・・」
モンスターは絶命し,なんとか5体すべてのモンスターを倒すことができた。
マールはほっと,安心した様子で少年に近づく。
「ふう・・・ダイジョブだった?全く世話がやけ・・・・」
「グルワァァァァァァァァ!!!」
突然,巨大な叫びが響いた。先ほどのモンスターと同種の奴が,突然飛び出したのだ。しかし,先ほどの奴らよりも大きくその上スピードもあった。
「く!こいつが親玉ね!」
マールは落ちついて弓を放つ。しかしそれは空中で難なくかわされてしまった。ボーガンは連発式ではない。
「ま・・・まずい!」

その時,遠くから声が聞こえた。
「横に飛べ!!マール!」
マールは反射的に横に飛んだ。そして次の瞬間,少し強めの風が吹いた。
「・・・・・??え!?」
少年は,ただ驚くことしかできなかった。
先ほどまで,ものすごいスピードで飛んでいたモンスターの体が,綺麗に縦に切断・・・・いや,分解されていた。血を撒き散らしながら,それぞれのモンスターの体は別々の場所に落下した。
奥から一人の人間が近づいてきた。マールは立ち上がって,その男に囁く。
「ありがと。クロノ」
赤毛の男,クロノはマールの頭にポンと手を乗せ,自慢げに自分の息子に近づいていった。
「無事でよかった。立てるか。オーヴ?」
少年・・・いや,オーヴは父親の手をとり立ち上がった。


この時・・・・クロノ家の物置にある『ある物』が,やがてオーヴを父と同じ運命に導くことなど・・・・・今は,誰も知る由もなかった・・・。

続く

2003年07月19日 (土) 02時04分


[173] 第一話!!
From:ますた〜 [/]

どもっ!ますた〜です。いや〜長い。長いですね。結構大変でした。もうこの話で明かしてしまいましたね・・・・。由空様大当たりぃ〜!そうです。クロノの息子のお話であります!その名はオーヴ!なんとなく勢いでつけた名前です。特に意味はありません(ダメじゃん!!)てか,マールとクロノがすごい!!マールは串刺しにしちゃいましたし,クロノは『かまいたち』(←分かった人いるかなぁ・・)で切り裂きました。ちなみに登場モンスターは序章は「ジャリー」,第一話は「コッカ・ドゥドゥドゥ」です。
漢字間違いとかも頻繁に見かけると思います。このお話は結構長期の連載になると思います。飽きてしまうかもしれませんが,読んでいただけたら幸いです。では・・・

2003年07月19日 (土) 02時20分

[181]
From:由空(管理人) [/]

あ、やっぱりクロノの子供の話でしたか。(いや、どっちかなーと思ったんですが) 冒頭のオーヴくんの気持ちがよくわかります……(笑) 寝ちゃ駄目だとわかってても、あまりに眠いと誘惑に負けるんですよね……(好きなことをやるために起きてる分には気力でカバーできますけど) それにしても、ノリがまるでの●太くんかカ●オくんのようですね〜、彼(笑) クロノ&マールも登場して、はてさてどのような冒険が待ち受けているのでしょうか?

2003年08月08日 (金) 16時54分


[168] いのちいとしむ
From:るーるー [/クロノトリガー]

「ねえ、『愛』の反対って、何かわかる?」
 あまりに唐突にマールがたずねたので、クロノは一瞬その言葉の意味が取れなかった。
 左斜め下にあるマールの頭をちらりと覗き込むと、マールは無邪気に微笑んだ。
 クロノは困り果てて、首筋を軽く撫でる。もともとクロノは、女の子が好むような言葉遊びの類は、得意ではない。
 時の卵の力でクロノが死から逃れて数日。今は空に浮かんだ黒の夢を眺めながら、ルッカとタバンが太陽石を加工して何やら作っているのを待っている。
 ルッカの家からリーネ広場の方へと、ふたり並んでのんびりと歩いている。ルッカが(気を利かせて?)ほらクロノ何やってるのよ、ここで待っててもしょうがないんだから、ふたりで散歩にでも行ってきなさいよ。と半ば強引に追いやった形だった。
 初めてリーネ広場で出逢ったとき。あの頃はどうしてもマールが早足になってしまっていた。男の歩幅と女の歩幅の違いをふたりが理解したのは、つい最近だ。今ではちゃんと、並んで歩いている。
「やだ、そんな真剣な顔しないでよ。ちょっと聞いてみただけなんだから」
 マールはもう一度笑う。
 そう言えば、マールの苦笑は見たことがない。そんなふうにぼんやり思いながら、クロノは答えた。
「……憎しみ、とか?」
「クロノもそう思った?」
 ほんの少し含ませるようなマールの言い方に、クロノは聞き返す。
「違うのか?」
「違わないと思うよ。そういうのって、多分答え、ないと思うし。私も憎しみだと思ったんだよ」
 踊るような足取りで、整備された道のりをマールは歩く。どこかで聴いたメロディは、彼女の鼻歌。
 ワルツターンのようにくるりと華麗に回り、マールがクロノに向き合う。鼻歌を止め、クロノの顔を覗き込んだ。
「また難しい顔してる! 気にしないでいいんだってば。ちょっと聞いてみただけなんだから」
 クロノの答えを待たず、微笑みをひとつ残してマールはまた、歩き出す。かすかにまた、あのメロディが聴こえる。
「……あのさ、私もそう思ったんだ。愛の反対は憎しみって。でも、こう答えたひとがいたんだって」
 そこまで言って、マールがもう一度くるりと向き直った。微笑みを連れて。
「『愛の反対は、憎しみではなく無関心です』って」
 一瞬疑問に思い、じわじわとその真の意味が染み渡ってくる。
「これ、考えたひとすごいよね。ほんと、納得したもん私。うんと嫌いなものって、昔はうんと好きだったのに、変わっちゃったことに納得できなくて、そのせいで嫌いになったり、するよね?」
 マールが誰のことを言っているのかはすぐにわかったが、クロノは何も言わなかった。
「でも、どうでもいいって、一番哀しいと思う。嫌いになれるほど関心がないって、すごく哀しい。それ聞いたとき、そう思ったよ」
「……そうだな」
「だからね、私たち、どうなのかなって。ラヴォスのこと倒したいって今まで来て、あ! 魔王さんは別としてね。私たち、ラヴォスを憎んでるのか、何でそんなすごい力を持ってるのに、この星を壊しちゃうなんて哀しいことするのって言いたいのか、わかんなくなったの」
 一息で言って、彼女はため息をついた。クロノの視線に気づいたのか、顔を上げて、いたずらっぽく舌を出す。空高く群れで飛ぶ何かの鳥が、彼女の笑顔に影を落とす。
 マールはいつでもそうだ、とクロノは思う。自分なんかよりもずっと賢い。おてんばと言われても王女なのだ。広い視野を持つような教育を、幼いころから受けているはずだ。いつでも、無邪気な顔で本質を突いてくる。
 もう一度自分の首筋に触れ、クロノは口を開いた。
「でも、この星が傷ついているなら、俺は手を貸したい」
 抜けるように澄んだ青い空。どこまでも深く優しい青い海。雲が流れ、鳥が飛び交う。そんなこの星を。
 うん、とマールがうなずく。

 未来を救おうと、最初に言ったのはマールだ。こんな未来はひどすぎると、彼女は確かに叫んだ。
 未来を救おうと、その後すぐに思った。目の前の傷ついた人に、手を差し伸べずにはいられないから。いつも魔王には甘いと言われるが、それがクロノの行動原理だ。

 ラヴォスを憎む者がいて、立ち向かう者がいて、なおその生命を慈しむ者がいる。
 誰が正しいというわけではなくて、愛情のベクトルが違うだけ。
 母なる星が生み出した生命は、ひとくくりにできるほど単純じゃ、ない。


「愛の反対は、憎しみではなく無関心です」(マザー・テレサ)

2003年07月14日 (月) 14時11分


[169] あとがき。
From:るーるー [/]

お久しぶりですー。るーるーです。
好きなものほど、思い入れが強すぎて書くに書けず、カメの速度でようやく一作。
原作が好きすぎるので、アレンジをどこまで加えていいのかまだ模索中です。
理想は、『もしかしたらこんな場面、こんな会話があったかもしれない』ssなんですが、道のりは長いです(笑)。

もしかしたら、またお邪魔するかも知れません。
それではー。好き勝手書かせてくださってありがとうございます。
実在の人物、微妙かなと思いつつ、出してしまいました。
好きな言葉なんです。

2003年07月14日 (月) 14時20分

[171]
From:由空(管理人) [/]

お久し振りですv 新作ありがとうございます!(るーるーさんの書かれるSSのファンなのです^^) しかもクロノ&マールだったのでさらにときめきましたv 実在の人物の言葉を盛り込んでいても、違和感がないので大丈夫だと思いますよ。

マールの質問、私も思わず考え込んでしまいました……奥深いですね〜。憎み合う心と愛し合う心って、対鏡に映し込まれた像みたいなもので、誰かのことを強く思ってることには変わりないんですよね(って正にそんな意味合いの歌詞が自分の好きな歌にあるんですが) だから、図式でもしも表すとするなら(愛情⇔憎悪)⇔無関心、ってことになるのかな〜、なんて……。狭義での対比は愛情と憎悪だけれど、巨視的に見たら、愛情と無関心が対になるのかもしれない。そんな風に思いますね。

2003年07月18日 (金) 19時06分


[166] クロノトリガー 〜時の心〜 序章
From:ますた〜 [/クロノトリガー]

「えい!やあ!たあ!!」
まさに快晴というべき青空のはるか下から,元気な子供の声が聞こえてくる。そよ風にふかれてさわさわと,昨夜の雨のしずくを輝かせながらゆれる草原。大木にとまり,美しい声で鳴いている小鳥。ゆっくりとゆっくりと,まるで時の流れさえをも忘れさせてしまうように流れる,白く輝く雲・・・。そのどれもが人間の心をなんともいえない安らぎへと誘ってしまう。そして,その少年の声もまたそれに似た効果があった。小動物たちが集まり,小鳥が歌うのをやめ,その目を少年の方へと向けていた。
「とう!やあ!!」
その草原では,ひときわ目立つ赤い髪。動きやすそうな服装をしていて,悪い奴でもないが,優秀ではなさそうな・・・・そんな印象を少年からは受ける。木刀を構え,一人剣術の練習をしている。
「やあ!!・・・・ふう。今日はこんくらいでいいかな?」
汗を拭い,ゆっくりと草原に少年は寝転んだ。そよ風が心地よい。雲を眺めながら少年は,そのあまりの心地よさにほんのしばらくの間眠りにつこうと思った。このまま・・・・
だが,それを邪魔する影が複数現れた。少年は,ガバッと飛び起き自分を取り囲む影お見回した。
人間の子供ぐらいの大きさの,人間ではないバケモノたちが,少年を囲んでよだれを垂らして,にやにやと下品な笑みを浮かべている。少年は,先ほどと同じように木刀を構えふぅーっと息をはいた・・・。
沈黙・・・・・
ジリッと・・・・・少年が微かに動いた。それが合図だったかのように,一匹のバケモノが少年に牙をむき出して飛び掛った。しかし,少年は冷静だった。微動だにせず,バケモノを睨みつけていた。そして地を蹴り,バケモノのほうへと飛び込む。
ドゴッ!!
木刀で殴られたような,鈍い音が響いた。そして,気絶したバケモノがボトッと地に落ちた。泡をふいて,痙攣している。少年は静かに構えなおした。
「グ・・ギギャ・・・・。」
それを見て,他のバケモノは後ずさりをする。だが,一歩下がると少年は一歩進む。
ザッ・・・ザッ・・・
「ギィギャアアアアアアア!!!」
バケモノたちは,突然狂ったように雄たけびをあげた。すると茂みの中から,さらに複数のバケモノが現れた。そして,その直後バケモノの集団は少年を中心として円を描くように並び,飛び掛った。
それでも少年はまったく落ち着いた様子で,構えを変えた。両手でしっかりと持った木刀を,わずかに左手のほうに突き出し左足に体重をかけた。そして,次の瞬間左足を勢いよく蹴り,右足を軸にし,回転した!
バケモノたちは,木刀を懐にくらい叫ぶまもなく絶命した。少年は何事もなかったかのように,その場から少し離れた木陰に腰掛けた。
「『回転斬り』かぁ・・・。やっぱ,父さんみたいに上手くいかないか・・・。」
木刀を見据えて,少年は呟く。と,その時・・・
「おーい!そろそろ夕飯だぞ!!」
少年と同じ,赤髪の男性が少年に呼びかけた。
「分かった!今行くよ。」
少年は,立ち上がり父親のところへ向かった・・。

2003年07月12日 (土) 01時53分


[167] ちょっとした試み
From:ますた〜 [/クロノトリガー]

ますた〜です。いや〜,またよく分からんものを・・・(笑)なんか,SSで連続ものやりてーって急に思って,考えに考え,書きました。これはまだ序章なのでまだまで続きますです。もう皆さん,どんな登場人物がでてくるかはお分かりになると思います。(クロトリファンなら・・・・!!)
結構凝った内容にしようと頑張ろうと思います。読んでいただけたら幸いです!では・・・・

2003年07月12日 (土) 02時01分

[170]
From:由空(管理人) [/]

クロノと、そのお父さんのお話でしょうか??(あるいはクロノとその子供?とも一瞬思ってしまいましたが……) これからどう展開していくのかが楽しみです。
もちろん続き物も歓迎ですよ♪ 長くなりそうであれば、記事を新しくたてて頂いても構いませんし。(後書きやコメントなどはレス機能で本文につなげて頂いた方がわかりやすいですが、話そのものが「前編」「後編」などのように分かれる場合はこの限りではありませんので)

2003年07月18日 (金) 19時04分


[162] テリーの考え
From:ランス [/ドラクエ6]

オレの名はテリー。とりあえず剣士だ。
世界的に有名だ。別に有名ってわけじゃあない。
ただ思う事は、最近姉さんが怖いという事だ。
オレがデュランに操られてて、敵の時、姉さんは容赦なくオレに爆裂拳を放ったという(ハッサン談)。
あのバトルレックス…ドランゴっつー名前だっけ?宿屋に泊まると必ずオレの部屋の前に待ってやがる…。ったく、アイツで♂だろ?何!?♀なのか!?(近くにスラリンがいる)それにしてもオレに惚れるとは…。オレもつくづく罪作りな奴だ(阿呆)。
プ○ア○ショ○リプ○イを使って、最初から全ての職を極めてる時には、全員ビックバン使ったってゆーじゃねえか!!どーゆーこった!!?
そんなにオレの事嫌いかてめえ等!!!
だいたいよー。『最初はバトルレックス1人で倒したから強いと思ったのに、仲間になると弱いぜ。まったくよ』とゆー言葉がオレの耳に入った。
オレはそんなに弱いのだろうか…。頑張って…頑張ってあいつ等がムドー倒すの待って、短期間の内に戦士マスターしてバトルマスターになったのに…。ン?なんで武道家極めてないのにバトルマスターになったって?それはオレにはファンがいるからさッ(意味不)。
まあ、ドランゴが仲間になったってー事はオレにもまだM.Mの能力があるって事だよな?じゃあオレが魔物使いになったら…!!M.Mの道、また目指すぞォー!!
ン?確かタイジュの国の事件でバトルレックス倒して、そいつの名前もドランゴだったよーな?あ、そうだ!タイジュの国で思い出した!!
過去のオレって現在(今と読む)のオレに攻撃したんだよな?あのモンスターで。ったく、昔のオレも無茶苦茶だぜ。未来の自分に向かってメラゾーマやらギガデインやらギガスラッシュやら普通に放つんだから。生きてて不思議だぜ。ン?オレの生命力がモンスター?じゃあ、仮にも魔王のムドーの攻撃や呪文受け続けてたあいつ等はどーなんだよ?

ンにしても何で伝説の剣はアイツなんかを選んだんだ?オレの方が人気あるしカッコイイのに…。あ、オレはナルシーじゃねえぞ!!

そんなこんなだ。そーいやデュランの奴、生まれ変わってまた戦いたいとか言ってたな?
ダークドレアム姿かたち似てるから、生まれ変わりなのか?な〜んてもーそーしちまうぜ。
じゃあな!!

2003年07月03日 (木) 21時03分


[165]
From:由空(管理人) [/]

テリーの愚痴(?)笑えます……そうか、恐妻家ならぬ恐姉家か……(オイ) シスコンだとばかり思ってたら姉を恐れてたんですね(だから待て) でも、テリー仲間になったら弱いと言いますけど、私は良く使ってましたよ〜。うちのパーティでは準スタメンでした。DQM絡みの話は実は未プレイなので少ししかわからず……(^^;) 伝説の剣が主人公を選んだのはですね、主人公だからですよ(答えになってないし)

2003年07月09日 (水) 14時01分

[405]
From:12345 [/]

私、友達に『愚痴大魔王』っていわれてるんです…。それにテリーはけっこうファン?なのかな?だから、このお話はと〜っても気に入りました!!!DQMは、私もよく知りません。けど、公式サイトとか見て、大体わかりました♪私も姉なんですが、弟に怖いと思われてるのでしょうか…。それから、テリーにもこんな一面があったんですね〜。よくかんがえれば、たしかにミレーユ姉さん、爆裂拳はないよね…。3行目〜10行目が超うけました!でも、テリーの言うことも一理あるような…。
でも、テリーって爆裂拳やまわし蹴り、おぼえてましたけど…。  …最後に。言いたいこと思いついた順にいれたので、順序が変ですがすみません…。

2010年03月22日 (月) 21時35分


[160] 待ってるよ
From:まり [/クロノトリガー]

 ものすごい衝撃波をくらって、地面にたたきつけられる。…いや、もはやゆがめられた空間の中で、どこが地面なのかも分からなくなってしまった。必死に顔を上げると、傷ついた仲間達が倒れていた。慌ててかけよると、まだ息があった。
「みんな!…大丈夫かっ!!」
「動ける? クロノ…… サ、サラさんをお願い……!」
「た、立てるか?クロ…エイラ、負ける、イヤ!」
「ま、魔王ッ…! きさまだけは、他のヤツにやらせるわけにはいかん……!」
「サラは…サラは、無事か…」

まだみんな、やらなくちゃいけないことがあるのに。誰にだって夢があるのに。守りたい物があるはずなのに。ここで俺が倒れたら、世界が滅びてしまったら、その想いは…
「クロノ!?」
ラヴォスが周りのエネルギーをどんどん吸収して、そのスピードは増していく。これ以上の猶予はない。クロノは気力だけで立ち上がると、ラヴォスの前に立ちはだかった。ジールがそんな彼を嘲笑う。
「ほう、やるというのか? お前に何が出来る?」
さらに増すラヴォスの輝きをクロノは一身に受けて、それでも立っていた。
「何が出来るとも…思っては…いない…けど…」
ただ、みんなを守りたい。ずっと一緒に過ごしてきた、友達だから。
あまりに落ち着いたクロノの表情にジールは一瞬たじろいだが、顔を冷たくゆがめると、自分も魔法を唱え始めた。
 また吹き飛ばされそうになる。クロノは必死でその場にとどまると、意識を一点に集中させた。
(残りの全ての魔力を使えば…この空間からみんなを救える…)
「シャイニング!」
クロノの体が、崩れてゆく。
「クロノ…クロノーーッ!」
解き放たれた銀色の魔力は、少しずつ、空間を元に戻していく。
良かった…みんな…助かるんだ…。
目を閉じたクロノに、仲間の叫びはもう届かなかった。




「クロノーッ!!」
行かないで。
行かないで。
だめだよ、だめだってば!
クロノがいるから、友達だって出来た。冒険だって出来た。こんなに幸せになれたのに。
いっぱいいっぱいお礼が言いたいのに。
ありがとうって、言いたいうちの少しも言えてない!
言ってないよ……!クロノ…!

「マール、平気か!?」
目が覚めると、仲間達が心配そうに自分をのぞきこんでいる。
「ありがとう。大丈夫だよ、みんな…」
そこまで言って、マールははっとした。みんな、といった先には、ルッカとエイラが。クロノが見えない。クロノが、居ない。
「クロノっ…!」
だめだって言ったのに。なんで行っちゃったの?
「マール…」
失った物を探すように、遠くを見つめるマールに、ルッカは白く輝くペンダントを渡した。
「マールの側に、落ちてたんだって。マールを守るようにね。」
「私の…ペンダント…。クロノにあずけた…。」
ペンダントの放つ懐かしい光が、少しだけマールを慰めた。
「あのね、マール。長老から聞いたんだけど、シルバードは無事だったんだって。傷一つ、無かったの。だから、クロノだって、大丈夫よ。探しに行こう。クロノを…」
そういうルッカの目にも少し涙がうかんでいる。マールに、というより自分に言い聞かせているようだった。でもそれだけに、その瞳には強い決意がうつっていた。
「マール…。マール、泣く…クロ、悲しむ。エイラ、泣かない!」
エイラがきっぱりそう言って、立ち上がった。
そうだ。そうだよね。クロノは強いもの。きっと、生きてる。だったら、私が泣いててどうするの。
マールも顔を上げた。
「うん、そうだね!」
見上げると、広い広い空がある。この空の下の、どこかに、クロノはいる。
(見て、クロノ!私、笑ってるから!)
だから、クロノも笑ってるよね。
笑って、私の前にまた来てくれるよね。
それまで私…笑って待ってるね…

2003年06月28日 (土) 15時37分


[161]
From:まり [/]

 お久しぶりです。初カキコ早々、華果様のお名前を逆にしてしまったまりでございます。
 華果様のCT小説を拝見して、自分もついつい書きたくなってしまいました。読んで頂けたら、幸いです。
 なんか最後の方がどこかで見かけたような文章になっていますが、私はこれが限界のようです。ふう…

2003年06月28日 (土) 15時44分

[164]
From:由空(管理人) [/]

こちらでは初めましてですね。ご投稿ありがとうございますv
クロノの決意とマールの決意が、呼応するように描かれてますね。この古代のイベント、すごく好きなんですよv 見てて辛い場面なんですけど、それでも屈指の名シーンですよね。(小説で書いてみたい場面のひとつでもあります) なので、嬉しかったです♪ それから、私が書いた物を見て書きたくなったと言って頂けて光栄です〜(照)

2003年07月09日 (水) 14時01分







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