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[710] Ken Hirai 15th Anniversary Special !! Vol.1 Ken's Bar 2010 日本武道館レポ(2010.05.13)
投稿者:taka 2010年05月22日 (土) 23時08分

※注
VOL.1は5月13日、この日だけなので、ネタばれではないと思うのですが、夏のツアーと内容が重なる点もあるかも知れません。その場合、内容を知りたくない方は、以下はご注意ください。



この日の東京は先日からの寒さが続いていて、快晴ながらも風が強くて肌寒い気候。でもさすが、堅ちゃんは晴れ男。見事な快晴&強い日差しでした。九段下がある北の丸公園は新緑の緑がキラキラしていて、周囲を囲むお堀の水の光とあいまって、まさに初夏の新緑の風景で、とても爽やかでした。

武道館の最寄り駅・九段下に到着したのは、まだ人もまばらな17時前。すでに駅構内で「チケット譲ってください」と記入されたスケッチボードを持った女性を何人か見かけ、地上に上がると、(九段下は地下鉄の駅)上にも数名いらっしゃいました。
「今日は見れるだけで幸せなんだよなあ・・・」と思いつつ、少し腹ごしらえをして、会場へ。

18:30頃に会場に着いた頃にはなんと予想外の、グッズがすべて売り切れとのこと!考えが甘かった!どうりで遠くから見てグッズ売り場に人がいないと思った・・・。グッズ売り場の方が「最後のTシャツでーす!」とガランとしたグッズ売り場のテントで残り1枚のシャツを振り上げてたのが印象的でした(笑)

今回ドリンクはお茶はペットボトル、ビールは缶、ワインのみコップで配られていました。
トイレもドリンクもすっごい!人だったので、一旦席に着きました。今回の私たちの席は「FCで取ったのに・・・」な、2階席のほぼ一番後ろ。すぐ後ろは立ち見の方がいらっしゃいました。武道館はステージを囲むように客席があり、基本的にはどこも見やすいのですが、上に行けば行くほど傾斜は凄く・・・やっぱステージとの距離は遠かったです(T T・それでも前回のさいアリよりはキャパが半分なので、近くには感じました)

19時を少し回って客席が暗くなり、スタート。聞こえてきたのはあの・・・オルゴールのメロディでした。・・・ああ・・・蘇るなあ、10thライブ・・・。初めてこれを見たのは2005年の三重県・伊賀の公演。あの時もこれをオープニングに見て、感極まったんだっけ。中央のステージスクリーンには「15ath anniversary」と共に、西暦→そのときの堅ちゃんのPVが音楽に乗せて映し出されます。初めての「precious junk」の白スーツ姿。「わかーい!」と声がどこかから。そこから懐かしき、若かりし堅ちゃんを堪能していきます。「stay with me」か「ドシャブリ」の時に少し笑いが起きた気が・・・(笑)「LOVE3」からは結構よく見る機会の多いPVたちが次々と流れて行きます。
客席も「あー!」とか言う声が流れながら堅ちゃんの軌跡を、思い出のアルバムをファンみんなでめくっている感じがしました。・・・「style」のとこで少し苦笑まじりの笑い声が聞こえたのも、ファンの愛情ですよね?(笑)そして、最新の「僕は・・・」まで全ての思い出を見た後、声援の中、ステージに出てきた堅ちゃんは、(多分)チャコールグレーのスーツに、中はテロテロ系ゼブラっぽい柄のシャツでした。(2階席+光が当たっているので定かじゃないです)細めの身体にスーツが似合っていてシックでカッコいい!そして頭がクルクル?!

スツールに座った堅ちゃんに流れたイントロは・・・まさかの「瞳をとじて」!友達と「最初の1曲目は何かねー」と予想をしていたのですが、これは全くの予想外でした。急に現れたビッグヒットソングに会場には一瞬ざわめきのようなものが起こりましたが、曲が分かると次に大きな拍手が沸き起こり、武道館に響き渡る堅ちゃんの透き通った歌声に耳を済ませていました。最初の時点で、今日の堅ちゃん、歌、調子いいのかな、ってなんか感じるものがありました。特に根拠はないんですが、すごく落ち着いた、でも気持ちの篭った歌声、というのをとても感じたのを覚えています。

ここで最初のMC「こんばんは!平井堅です〜」と堅ちゃんがステージサイドに手を振るとステージサイドの皆さんが最初からすごい盛り上がり!照明がちょうどそこを照らしていたのですが、みんな手を振る振る!堅ちゃんがさっと手を振ると、すると逆のステージサイドも「こっちもー!」て感じで手を振っていて、今度は堅ちゃんが逆サイドに手を振ると逆サイドも「きゃあ〜!!」みたいな。2階席の上からはその熱狂ぶりがよく見えて楽しかったです(笑)

「今日はKen’s Barにようこそ!みなさんご存知かと思うんですが、今日5月13日は僕が歌手として産声を上げたデビュー日です。そんな日にこの大きなたまねぎの下でみなさんに集まって貰って、お祝いして貰って歌えるなんて幸せです!どうもありがとうございます!
もうねー、昨日からドキドキして。・・・ま、でも昨日の夜はアホみたいなラジオとかやっていたんですけど(笑)それが終わったら、なんかすごくドキドキして来てね。明日のライブのことをいろいろ考えながら、眠りについたんですが。
今日はデビュー15周年ということで、(考えながら言ってる風な言い方)メモリアルで、カオスな、(堅ちゃんお決まりの毎回カタカナで表現する言い方に会場からくすくす笑いが)・・・をテーマにやっていこうと思ってます。」(この「メモリアル」という言葉が今回気に入ったようで、何度も時折交えていました。ツボだったようです)今日は、またとないこの夜を一緒に心に刻もうじゃないか、武道館boys&girls?!

1曲目は2005年、私の歌手年齢10歳、の時の歌で「瞳をとじて」でした。まあ、この曲をご存知ない方もいらっしゃるかと思いますが〜(わざとらしく・笑)あ、今日はね、ワタクシ、デビューした時が23歳でして、今は38歳になったワタクシがお送りするわけですが(この時近くに居た小学生の女の子(お母様と来ていた)が小さな声でお母様に「平井堅、38歳だって!!」と驚いていた声が聞こえて、微笑ましくて笑いそうになりました)その日を0歳として、紹介する楽曲をそこから数えて何歳、て形で表現して行きたいと思います。今の曲は歌手年齢10歳、まあ、ご存じない方もいらっしゃるかと思いますが(笑・繰り返す→完全にウケ狙い)「瞳をとじて」でした。」この曲をライブで最初にやったのは初めてだと思います
(この辺りでギター・石成さんを紹介)次の曲はえー、僕が歌手年齢7歳、2002年の時の曲です。
スタッフに聞いたんですけど、この曲をライブで歌うのは5年ぶりなんだそうで、もっと最近歌ってるような気がしてたんですけど・・・。では・・・。と言って、久々の「大きな古時計」。

客席からは(「ああ!これか!」)と言った感嘆の声と、「懐かしい〜」みたいな声が上がっていました。「大きな古時計」はTVでやることが多かったので、昔のビデオで何回も見聴きしているのですが・・・やっぱ生はいいです。堅ちゃんのカバーの原点。名曲です。この「古時計」のあと、メロディが切れずに、しばらく石成さんが続けてギターソロを奏でます。その間、堅ちゃんが立ち上がり、早くもステージ袖に動き出したので、「??もうステージから退くの?!」と思っていたら暗闇の中堅ちゃんは横のピアノへ座る・・・。まさか??こんな早くに??の「even if」でした。

この曲大好きだし、この歌詞の表現大好きだし、堅ちゃんのリリックの才能を感じる大好きな曲なのですが、前半で聴くと不思議な気分だなあ(笑)と思いました。あらためて聴いて、何度聴いても名曲は、名曲。いつもと違い前半で聴けたので、少し落ち着いてじっくり聴けた感がありました。聴く側に余裕があったからかも知れませんが、堅ちゃんのピアノも何だかいつもより危なげがなく(笑)、歌は歌で素晴らしく、曲の世界に思いっきり!浸れました。

そして今度は楽器が石成さんから→かんちゃん(ベース)へと代わり・・・これもまさかのここでの「POPSTAR」!うーん、今日の選曲は読めないなあー(笑)。でもすごくワクワクするし、なんか最初からフルアクセル、濃縮されているようで楽しい!「POPSTAR」はベース一本なので、かなりアレンジが入っていて、普通の明るい、いつもの感じじゃなくて、ちょっとジャズバージョンみたいな感じで、歌い方も変えていて、かなりフェイクを入れていたり、いつもと一味も二味も違う「POPSTAR」でした。堅ちゃんが嬉しそうに左右にスイングして(かなりいつもより大きめに揺れていた。そしてとても気持ちが良さそうなのが、遠くからでも伝わってきました!)歌う姿が見てて何だか、楽しかったなー。

ここでMC。
「続けて2000年発表の、歌手年齢5歳の「even if」。この曲がこのKen’s Barのテーマソングでもありましたね。そして、2005年、歌手年齢10歳の「POPSTAR」と。ワタクシ、いつもライブの選曲をなぜか任されているんですが、この選曲をするときに何故か、かなりテンションが上がっていまして、アドレナリンが出ていたのか(この時、なんかヤワラちゃんを例にしてたような・・・堅ちゃんてヤワラちゃんネタ好きな気が・・・(笑))今回はチャレンジしよう!てちょっと冒険した選曲にしてみたんですけど・・・。最初が「瞳をとじて」に始まって、なんかアンコール、オーラスからどんどん遡ってるみたいな選曲で(笑)今の4曲で僕のヒットソングは全て終わってしまったんですけど、みたいな(笑)。だから、「もう、この4曲聴いたから帰るわ」て人も居るかも知れませんけど〜(笑)

あ、でもね、今日はこの選曲を作るに当たって、自分に宿題を出したんです。今までアルバムを・・・えーと「un-balanced、Stare At、the CHANGING SAME、LIFE is、gaining through losing、SENTIMENTALovers、FAKI'N POP・・・(指折り数えながら必死で言う堅ちゃん)・・・1,2,3,4,5,6,7枚・・・合ってるよね?全部言えてるよね?(前のお客様に確認、賛同を得たようで)この7枚のアルバムからね、必ず1曲はやる、という課題をつけて選曲したんです。ですので今日は昔の曲から今の曲まで、楽しんでください!

今日はいろんな思い出を噛み締めながら、このステージに立っているんですが、皆さんにとってこの15年はどんなものでしたか?(客席・・・(と急に言われても・・・な苦笑ぎみな空気、静まる会場))・・・えー、1万人の方にざっくりこんなこと聞いてもしょうがないんですが、なんかね、今日は聞いてみたくなるんですよー。
僕はですね、デビューした時の23歳の僕は、間違いなく今の僕なんですが、今とは全然違っていて、ステージのあっちから「・・・いつもこのまーまじゃ♪」(かなり張り上げ気味にオーバーに歌う)と昔の僕が歩いてきたら、僕は「あ、どうも・・・(苦笑)」みたいで間違いなく、彼とは友達にはなれないと思うんですけど(笑)
昔とすっかり変わった、いう意味ではなくて、15年を経て、その中で僕が出会った数々の人から、才能だったり、優しさだったり、**だったり、(3個くらい例えていたけど思い出せない)を吸収して、昔とは違う、今の僕が居るんですね。今日いらっしゃってくれた皆さんの中には、「僕は君に恋をする」をダウンロードして、ファンになってくれた人も居れば、デビューの頃からファンだって方もいらっしゃる・・・と思うんですど、今日はそれぞれの方にとって、良い思い出になればいいなと思います・・・っていうか、・・・なんか今日のMC、すでにアンコールの時みたいなMCになっていますけども〜(笑)

続きましてお送りするのは2000年、歌手年齢5歳。の時の曲です。倦怠期の男女を歌った曲なんですが、当時カップルや夫婦に絶大的な人気がありまして、反響やら、苦情やらありまして、世の中結構こういう風に思ってる人がいるんだなー、って思いました(書いた本人が、ひとごとだったno
?!(笑))この時、世間でチキチキR&Bって言うのが流行っていまして、みんな音がチキチキしてたんですよー。今日はそのチキチキをピアノで表現して貰います・・・あっ、ピアノ、鈴木大さん、です」

「why」
(「why」すごく良かったです〜〜〜!多分私はこの曲を生で聴いたのは初めてでしたが、メロディラインがすごく好きなんです。今日ちょうど来る前に「why」を聴いて来ていたのですが、CDより、当時より、今の生の歌声はとてもリアルで、なんか堅ちゃんの年齢を重ねた今の歌声の方が、歌詞に、この歌の世界に、妙な説得力を感じました(笑)「うわ、なんかリアルだなあ」と。最後の英語の所も生で聴けて嬉しい!ライブでは堅ちゃんの英語の部分が少し変わっていたり、歌い方、フレーズが違っていたり・・・その日の気分での英語が聴けたりするのも、ライブの醍醐味なり!ですよね。
曲は「why」に続けて「君の好きなとこ」を。この曲もなんか前半に聴くと不思議な感じがします。そして、比較的新しい曲ですが、この曲は聴いてると歌ってる堅ちゃんからの「この歌が大切、大好き!」て想いをすごく感じます。そして、堅ちゃんの純粋さ?が直球に現れた曲だといつ聴いても思うのでした。

「お送りしたのは、「why」、そして2007年、歌手年齢12歳の時の「君の好きなとこ」でした。
今更なんですけど(笑)今日Kens barに初めて来たという方〜!(私の周囲の2階席は結構挙げてる人率高かったです)あ〜そうなんだ〜〜ああ〜〜〜。(どういう意味のああ、だったのか?)。1万人から、そこを引けば分かることなんですけども、Kens barに来るのが2回以上!という方〜(半分以上手が上がる)・・・ありがとうございますー。このKens barは2部構成で、この後休憩を挟んで2部があるわけなんですが・・・(客席の動きを見て)あっ!まだこの後1曲歌いますからね!(笑)まだ休憩じゃないんでー。こういう風に休憩前にトイレに行かれると軽く凹むんですよ(笑)

この曲は、今は初夏で、これから夏に向けて暑くなる季節なんですけど、全く季節外れな・・・でもなんかこの曲を歌いたくて、この曲にしたんですが、今と全く間逆の季節の曲なんですけども。・・・ていうかね、僕ね、夏の曲!ていうのがないんですよねー(客席「ああ〜」(ああ、て言うファンもどうかと(笑))なんか、逆TUBEみたいな(笑)平井堅は、seasonless(シーズンレス)なんですよね。・・・あ、これいいですね〜、「平井堅は、seasonlless!!」(ちょっとカッコよさげにキャッチコピーみたいに言ってみる)みたいな(笑)この曲は歌手年齢9歳。アルバム「sentimentalovers」に収められた曲です。
(歌うかと思いきや)・・・あ、今日ね!あんまりしゃべってる時間ないんですよ!ていうかもう充分、喋ってますけどー。今日はいつもより、曲の数が多いんで!(「わあ!」と喜びに沸く客席)・・・・・・って、多いって言っても、1曲だけですけどねー!(間髪いれず)あっはっはっは〜〜〜!!(この時の堅ちゃんの一人ノリ突っ込み早かった(笑)しかし笑いすぎ・・・かなりのマジ笑いでした(笑))

この最後の1stの締めの挨拶の時、堅ちゃん思わず「えー、今日は・・・本当に・・・・・・(ありがとう)・・・って、今日は?!・・・て、間違えた〜〜〜!!(笑)(多分、今日はでなく、1stステージは、と言いたかったのでしょう、間違えて、がっくり崩れ落ちてました)その後「・・・もうこれで今日は終わりです、7曲で!とか言ってね(笑)」と照れ隠しか、一人突っ込んでました。

そして「センチメンタル」。
ああ、なんか懐かしいなあ・・・2004年の冬のバーではこの曲がアンコール前の曲、この曲に乗せて「車で来た人、電車で来た人、みなさん気をつけて帰ってください」って堅ちゃん言ってたな〜、なんて思い出に浸りながら。でもそれにしても今日の歌声は抜群!!いつにも増して、伸びやかで、バラードなんだけど、なんか楽しそう、歌うことが。生き生き歌っているというか・・・すごく気持ちが伝わって来ました。そして珍しく、オリジナルソングでまとめた1stは終了でした。

歌終わりに、堅ちゃんが「ではここで休憩です」・・・といった瞬間に一気に客席が動き出し、トイレへ!まだこの瞬間、堅ちゃんはステージ上に居たんですけど・・・(笑)ステージ上の堅ちゃんを見てたら、その光景を?笑いながら客席を見つつ、機嫌よさげにくるりくるりと回りながら(笑)、ステージ裏へと歩いて行ってました。

(休憩中)
客席ではPVが流れる中、トイレに結構ダッシュで行ったんですが、いつにも増して、のすごい列!!何度も武道館には来ているけど、堅ちゃんでも数回目だけど、いつもこんなに並ぶっけ?!てビックリしました。トイレの列は外にまで続き、外はこの時結構な寒さだったので、外に居る人は冷えただろうなあ・・・。

2nd
まだトイレに居る人も居たのでは、と思うような、20:35、ピッタリにイントロがなり、客席がバタバタと埋まって行きます。まだ暗転のステージには数人かの人の動きが・・・あ、後半ややっぱフルバンドでやるんだな〜・・・と思ってたら、バンドメンバーの後ろにも数人が並んでいく・・・あ、あれ?!コーラス隊も加わるのかな?と思ってたら、ライトがついた瞬間、それはホーンセクションのメンバー達!!初の試み、ってこれか〜〜〜!ホーンアレンジか!と思った瞬間、流れて来たメロディは、anniversaryにはこの曲は欠かせないでしょう、デビュー曲「Precious Junk」!!
堅ちゃんの衣装もシックなスーツから、ラフな衣装に変わり、中は白シャツに上がデニム地ぽいシャツの重ね着、下はジーンズだったかな?こっちの衣装の方がなんか明るくて、これはこれでいいなあ。


最初から堅ちゃんもリズムを取り、何だかすごく楽しそう!2階席から見下ろすと、アリーナ(テーブル)の人は殆ど立ち上がって、ジャンプして手を振って興奮してる人も居たりして(笑)わかる、分かります!ここは立ちたい!立ち上がりたい!2階も前方の人は立ってたんですけどねー。後ろに行けば行くほど、立ちにくい空気はあったんです・・・なぜなら自分たちが立ってしまったら何列か後ろの立ち見の人が全く見えなくなるのが、分かるから・・・。ここは気持ちだけ、座ってのノリノリで行きました。「Precious Junk」の歌声、本当に素敵でした!堅ちゃんのこういう歌声をずっと聴きたかった!もちろん、バラードの心の篭った、歌い上げも素敵です。でも、伸びやかで生き生きしてて・・・聴いてて何だか楽しくなる・・・!平井堅=高音域、ファルセット、が特徴と思われているけど、この伸びやかな歌声、聴いてて「歌が大好きなんだー!」ていうのがビシビシ伝わってくるような・・・これが堅ちゃんの歌声の魅力なんだ、っていうのを改めて感じたのと、もっと世間にこの良さが伝わればいいのに・・・と切に思うような・・・。本当に心地の良い、素晴らしい歌声でした!
途中からは堅ちゃんは立ち上がりステージを右へ、左へ(その時ステージサイドの客席はもちろんきゃーー!て感じ)2番終わりの間奏のところでは、ホーンセクションの見せ場!(このアレンジ、カッコよかった〜〜!バーのホーンアレンジ、これからもやって欲しいな)


このホーン隊のみが鳴り響いている間奏の時は、堅ちゃんステージ端(ホーン部隊の反対)に移り、音楽にあわせてノリノリでした。身振り手振りをしながら、歌ってて心地よさそう〜!会場の空気もこの曲で一気に盛り上がった!という感じでした。!最後の「Its my precious!」の言葉で決めて、たくさんの拍手が会場を包んでいました。堅ちゃん、すごく嬉しそう!

「お送りしたのは私のデビュー曲、歌手年齢0歳「Precious Junk」でした。この曲を歌うと、やっぱ23歳の自分と言うか、初心に戻る感じがして、特別な思いがあります。この、1995年、5月13日、今から15年前のことなんですが、この日のことは、今でもハッキリ覚えています。そりゃそうですよね。ずっと抱いてきた夢がかなって、歌手になったんですから。その時は札幌に居たんですが、僕はデビューの頃からずっと続けてる事がありまして、それは発売日にCDショップに行って、自ら自分のCDを買うことなんですね。でその時、札幌のCDショップに買いに行ったんですが、その時のシングルが今とは違ってて、若い方は分からないかな?こう細長くて半分に折れるやつなんですけど、12インチシングル?とか、言ったんですけど。その時のCDのジャケットの写真が、ワタクシが横を向いているような、正面を向いているような、こう斜めの角度の写真だったんですけど、レジの人に僕だと気づいて貰いたくて、ずっとその斜めの、ジャケットと同じ角度のままずーっと居たんですけど、全然気づいて貰えなくて(笑)今でもこれは続けているんですが、未だに誰にも気づかれないですね・・・。


ここでホーンセクションの説明をして、「ここで帰って貰うと、1曲だけでギャラ泥棒みたいな(オイオイ)感じがするので、もう1曲参加して貰います(表情は2階からでは見えないけど、ウケてた様に見えてたホーン隊のメンバー)
堅ちゃんスツールに座りつつ、「えーっと・・・(なんかおどおどしだす&そして誰かに向かって)これ・・・やるんですよね。ハイ」・・・と言いながら、堅ちゃんが持ったのはまさかの赤いタンバリン!(笑)堅ちゃん何度も照れくさそうにタイミングを計り、何度目かでやっと「1,2・・」とホーン隊とカウントを取って、ホーンセクションのみなさまが奏でたのは、まさかのあの、トシちゃんのナンバー!!(笑)これは「ハッとしてGOOD!」ここは、バンドメンバーはお休みでホーン隊×堅ちゃんのみの試みでした。他のメンバーはというと、ステージにあるバーカウンターでまったりしてる、という・・・。みんなが座るから私の居る2階席の客席から見下ろすとバーカウンターが満席で、何だか見てておもしろかったです。

堅ちゃんはタンバリンでリズムを取りつつ、楽しそうに歌ってました。時折、叩き方のリズムも変えたりしていて・・・なんかカラオケでこうやってタンバリン叩いているのかなあ、とつい妄想が(笑)
曲が終わり、堅ちゃんがホーン隊に「素晴らしい!」と一言。そして堅ちゃんが一人一人(6人いたのかな?)をメンバー紹介。律儀な堅ちゃん、ホーン隊が自分で見えなくなるのを心配してかしゃがんで不思議な体勢でのメンバー紹介・・・だったのですが、ここで私にとってのビックサプライズが!!・・・は余談なので後ほど(^^;)

「この曲はある意味メモリアルな曲で、選曲させて頂きました。もうすでに堅バでは過去3回やってるんですが、一番評判が悪かった曲で(笑)なのになんでこだわるんだ、って感じなんですけど、今日リベンジしたかったのでやってみました。Kens barが始まった頃、1998年かな?その時は目黒のブルーズアレイというところで月1でライブをやっていたんですが、(その時、客席から「そのライブ行ったよー!」との声が!・・・しかし残念、堅ちゃんの耳には届かなかったようで拾ってくれませんでしたが、周囲の聞こえた客席の人が「おお〜〜すごい〜」と言わんばかりにざわついてました。その時から応援してるファンの方がいらっしゃるなんて、なんか感動!)その時はお客さんが50人くらいしかいなかったのかな?(とピアノ鈴木さんに聞く、2人で話して)・・・あ、100人くらい居ましたかね?その中でこの曲をやったんですが、その瞬間、お客さん全員が心を閉ざしてしまった、という(客席・大爆笑)その時に、床にこう足を踏みつけて「一緒にストンプしてください!」て呼びかけたんですけど、誰もやってくれなくて・・・(さらに爆笑)という思い出の曲です(笑)

「The Rose」(カバー)
久しぶりに聴いたけど、カバーの中では比較的聴く率が高いように思われます。堅ちゃんの曲の一部になってる、という感じさえするほど、歌いこなしてる感じ、馴染んでいますよね。この時の大さんのピアノ、素敵です。


「15年の間でワタクシ、カバーアルバムを何枚か出させて頂いているんですが、えー「VOCALIST,ワンツースリー・・・(笑・それは徳永さん)・・・。・・・自虐的なことを言ってしまいましたけど、えー僕は「Kens Bar」ですね(笑)その中に入っている、「The Rose」をお届けしました。僕はですね、この曲がすごく好きで、何がいいかと言うと歌詞がいいんですよね。落ち込んでる時とかによくこの曲を聴くんですけど、歌詞がいいんですよ。えー、どういう事を言ってるかと言うと・・・(歌詞スタンドを見ながらしばし間が・・・)あー、すみません、なんか上手く和訳できなかった〜!(笑)・・・要はですね、簡略して言うと「明けない夜はない」って歌詞なんですけどね(笑)

次の曲は、歌手年齢3歳、ある意味メモリアルな曲です。この曲が全シングルの中で、一番売れなかった曲で。で、もうこの頃、会社からPVにかけるお金がない、PV作れない、って言われて、どうしよう、ってなって、マネージャーさんと二人で、(会社が)ソニーですから、ソニーのハンディカムをその辺からくすねてきて、ソニーのビルの中の階段とか屋上とかで撮ったんですよ。金網のとこから、助けて〜!みたいな演技をしたり。制作費、全くかかってない・・・スタッフ3名、テープ代で300円くらいかな?」

まさか「ドシャブリ」が今日聴けるなんて!昔の曲が聴けたら嬉しいね!とは話していたんですが、「ドシャブリ」で来るとは!懐かしい歌が生で聴けてとても嬉しかったです。歌詞はあらためて聴くと若いですけど、全然違和感なかったです。昔の眠ってる曲をいろいろ掘り起こして今の堅ちゃんの歌声で歌ってください。また違った魅力で、感動しそうです。


2ndに入って、ちょっと?かなり?MCがグタグタ気味になってました。空回り、という風ではなく、調子が悪そうには決して感じるものではなく・・・あまりMCのネタを考えて無くて、素で話しているから、話があちこちに飛ぶ、みたいな感じに思えました。
堅ちゃん自身も「今日は歌はいいんですけど、MCがね〜。いつもはもっと小粋なこととかバンバン言えたりするんですけど。なんかさっきから感慨深くて、言葉がうまく出てこないんです。・・・あ〜何か降りてこないかな〜(話術の神が)・・・島田紳助とか〜」なんて言ってたりしていました。でも本人が言うくらい、歌は抜群でした!!本人も言葉に出すくらい、実感していたのだと思います。

この時、客席から通る声で「堅ちゃん〜!歌で、しょうぶ(勝負)〜〜!」と(笑)
堅ちゃん、笑って「その通り、その通りですよね。芸人さんじゃないんだから」と言ってました。少し間が空いた時、客席から「頑張って〜!」とかの声に混ざって、「堅ちゃん、カッコいい〜〜!」の声が。最初は「ありがとうございます」って(ペコペコ頭を下げる堅ちゃん)言ってたんですけど、何回目の「カッコいい!」で、堅ちゃん「そんなことないです。普通より、ちょっと上なだけです(笑)」と笑いを取った後、急に、「・・・そう!カッコいい!て話なんですけど〜」って急に話を変えたので、ウケる客席でした(笑)

「ていうか・・・平井堅って・・・どうですか?(笑)よく周りから聞くのは「歌は好きだけど、顔が受け付けられない」、とかとにかく顔が苦手!とか世間ではすごく言われていて、本人も気になっていて、ある日ね、友達に聞いたんですよ、「平井堅って、どう思う?」って。そしたら友達は「うーん、TVではギリだね。ギリ」と(笑)TVで、子供が見たら、泣いてしまう、というような。なんか平井堅というキャラクターとしてはOKだと。なんかピカチュウみたいな。って(僕は)ピカチュウ?!(笑)じゃないですけど(笑)まあ・・・中の上です(笑)・・・あーあ、(自分が)福山雅治みたいな、顔だったら、よかったのになー。(このスネてぼそぼそつぶやく言い方、狙ってるのか?!かわいすぎました!(笑))

ここで毎度のごとくのグッズ紹介が。
「あ、あんなところに、・・・・グッズが〜」(相変わらずわざとらしい言い方満載)
今回この時間は僅かだったと思います。あまり詳細覚えてないんですが(- -;)
・サーモマグの紹介(今はエコで、マイ水筒とか持ってる人も多いですよね。僕もサーモマグを使っています)
・Tシャツの紹介(今回は袖が長いんです。ロングTシャツ。ロンティーです(笑)ここにワンポイントも着いてたりして・・・と言ったあと「続きまして〜」と言いながら、その白のロンティーを無造作に床にポイと落とす堅ちゃん(笑)床にはぐちゃっとなった白ロンティーが・・・。その仕草に、客席から「「えーー!」の非難?の失笑が。
堅ちゃん「イヤイヤイヤ、置く場所がなかったんでね、床に「置いた」んですよ!」(置いたというよりはどう見ても、ただポトリと落としたという感じでしたが・・・)で、黒もあります!と黒の紹介をした後、その黒のロンティーも懲りずに床にそのまま落とす堅ちゃん、無造作に重なった白と黒のロンティー達・・・。客席からはくすくす笑いが。
・エコバッグの紹介のところで、客席から「全部うりきれー!」の声が。堅ちゃん「え、全部売り切れなの?・・・それは・・・すみませんでしたっ」と言い切って、このコーナーはあっさり終了。


そしてバンドメンバー達が戻って来て・・・「後半盛り上がっていくので、ついてこいよ〜?!」みたいな一言があり、ここからはアップテンポなナンバーが続きます!
「strawberry sex」
いつもの替え歌?のとこを「(15)じゅうごじゅうごじゅうご周年〜♪」に変えていました。
キミの部分のところでは、アリーナのところをあちこち直球で指差ししてました。あれされた人、羨ましいなー(笑)

「KISS OF LIFE」
少し意外だったのですが、私の2階席の後ろの一帯では、最初手を振る人が少なかったんです。そういう地域に入っていたんだと思うんですが(堅バ初めて?の時にかなり手が上がっていたエリアだったので)手を振るのに戸惑ってる感じもしましたが、最後の方にはみんな振ってました。これの揃う瞬間が好きなんですよねー。ライブにはやっぱ欠かせない!

「今日は15周年という記念の日にみなさんとこうやって居ることが出来て、とても幸せです。ありがとうございました。飽き性なこの僕が、歌うことを15年続けてこれたことを本当に誇りに思います。今、世の中では「繋がり」と言われていて、繋がりと言っても、僕はここに来て下さったみなさんの連絡先やメールアドレスなどは分からないので(笑)一人一人と繋がることは出来ないんですけれども、僕が歌うことで、歌で、みなさんと繋がっていけると信じていますし、そのような歌を歌い続けようと思います。今日はどうもありがとうございました。
(もっと言ってた気がしますが、もうここら辺は感動して覚えていません)

「僕は君に恋をする」
この曲の時、最初の出だしの音が低いのですが、低音部分がなんかハウリングしてる感じで、響いてない?とちょっと思いました。堅ちゃんを見ると、歌いながらもさりげなくスタッフさんに指で何度も「下げて下げて」の指示を送っていました。どんな状況でもプロだなー、と感じたヒトコマでした。
そして歌は今まで聞いたこの曲の中でこの時が一番良かったです!こういう歌い方できる人、ってなかなかいない。優しくてはかなげで、でもなにか意思を感じさせる・・・すごく気持ちの篭った「僕君」でした。

ここで本編終了。ここからアンコールな訳ですが、ここでステージ上のビジョンに・・・!
「15th aniverarry VOL2 開催決定!」の文字が!「きゃーー!」となる客席!ビジョンにはゆっくりと全国ツアーの箇所の文字がせり上がって来ます・・・。私たちの席からは肉眼では文字が遠くて見えにくく、オペラグラス越しに文字を確認するという・・・。おお!七夕は北海道!今日は武道館なので、基本的に関東圏の方が多いかと思うのですが、もちろん遠征でいらしてる方もたくさんいらっしゃる訳で、広島とか、他の地域が映った瞬間に聞こえる「あー、うち来てくれるって!」「やったー!」の声も聞こえたりして・・・。たくさんのファンが集まってるんだなあ、と実感。そして最後の長野のファイナルが出た瞬間、客席から起こった「えーーーーー!!(東京ないの〜!)」の大合唱。主要都市開催が、ない!当然今日はこの場所ゆえに、首都圏の人が今日はたくさん来ているであろう、のに、関東6県すべてないなんて!!(私がファンになってからのツアーでは初めてです)これにはちょっと高揚した気持ちも一転「どうしよー・・・」とショックを受けましたが、今日は武道館でやってくれた訳だから、贅沢言えません。


アンコール、堅ちゃんは白のTシャツにジーンズ、そしてピンクのスニーカーという、ラフな格好で登場しました。メンバーが登場、そして後ろにはクワイヤー(コーラス隊)7名くらいも参加です。
「今日はデビュー曲から最新の曲まで歌って、15年の思い出が走馬灯のように思い出していました。15年。決してずっと順調だった訳ではありません。山もあり、谷もありました。でも15年間歌い続けて来て、後悔したことはありません。
アンコール、何を歌おうか、と考えていたんですが、僕の曲はみなさんに渡り、そこからみなさんに育てて頂いているんですけど、中でもこの曲が一番みなさんに育てて頂いた曲じゃないかな、と思ってこの曲にしました。


堅ちゃんが選んでくれたのは「LOVE LOVE LOVE」でした。
ライブでは定番となった、この曲。私は、本当に大好きです。堅ちゃんの曲の中で一番好きです。
なんか元気というかパワーをくれる曲であり、そして堅ちゃんの歌への想いがストレートに伝わってくる感じがして・・・ライブで聞くごとに微妙に歌い方が変わってたり・・・何度聴いてもその都度感動する、大好きな曲を選んでくれて、ありがとう。
最初のアカペラ部分は本当に・・・特別な人が授かった歌声なんだなあ、って思えるほど綺麗な歌声でした。堅ちゃんの声だけが会場を包む、スポットライトに照らされながら、届く歌声は、なんか特別で・・・いつも聴き入り、見入ってしまうのです。


ここまで座って来た私ですが、もう最後!そして大好きな曲!ここは立たせて欲しい!後ろの方に断りを入れると快諾して下さったので、友人と2人、立ち上がりました!前半は下のアリーナは総立ち、すごく盛り上がっていたのですが、2階は立ち上がる人はまばら・・・という感じだったんです。でもステージ上の堅ちゃんの熱唱、すごく楽しそうに歌う姿に惹かれるように、徐々に立ち上がる人が増え初め・・・気がつくと2階も見渡すと、皆が立ってる!!バーでこれはあまり見られない光景なので、これだけでも大感動でした。堅ちゃんからももちろんこのスタンディングはよく見えていたでしょう。


歌詞の2番のとこに入ると、堅ちゃんはステージを右へ左へと動き、客席のあちこちに手を振ったりしていたのですが、端で立ち上がってない人を見つけたのかな?そこに堅ちゃんが行って「ほら、立とうよ!」みたいに、手を下から上に挙げて、立つのを煽る仕草をしていたんです!するとその方々が立ち上がったようで、嬉しそう・・・。・・・堅ちゃんがお客さんを煽っている・・・・!初めて見た!!堅ちゃんもこの一体感がすごく嬉しかったのだと思います。そんな気持ちが乗り移るように客席の歓声も上がって行き・・・というところで(多分「微笑が涙に変わるように♪の部分?」武道館の客電が一気に上がったのです!!(ライブが始まる前の、明るい状態)

一気に視界が開けて、明るくなって、ステージには、同じ会場の明るさの中に堅ちゃんが居て、周囲を見るとオールスタンディングのお客さんがくっきりはっきり見える・・・!これは圧巻というか、本当に感動でした。あの瞬間の光景、目にしっかり焼きついています。この日は最後尾の2階席の奥でしたけど、この全照明の時の光景の素晴らしさといったら・・・!!会場の一体感をこの席だからこそ?尚更感じることが出来たのだと思います。上から見渡せた私たちが感じた感動を、下から全体を見渡すことの出来た堅ちゃんも同じように、感動してたのではないでしょうか。そして最後の・・・「I Wanna take My voice〜ハミング〜アドリブ→間があって→歓声→歌に戻る、締め、ってのがいつもの流れなんですけど、今回はこのアドリブ部分を2度繰り返し!(ボキャブラリが貧困で伝わるかな・・・)1回目の時の静まった時に起こった歓声もすごかったけど、いつもだったら、そこからドラムスの音がなって「LOVE〜♪」に戻るのに、堅ちゃんがそのままハミングにまた戻って、2回目の静まりの時にはもっと「堅ちゃん!」とか「かっこいい!」「ありがとう!」みたいな歓声が飛んでいて・・・。もう本当に感動としか言いようのない、空気というか。。。


歌い終わったあと、拍手をした後に、堅ちゃんの表情がどうしても見てみたくて、急いで双眼鏡の視界越しで見た堅ちゃんの顔は・・・はにかんで笑いながら、すごく充実した、やりきった!て感じの嬉しそうな、楽しそうな、とても素敵な笑顔でした!!

「ありがとうございます。15周年、15歳はまだまだこれからです。この次は20周年、30周年と迎えられるようにがんばります。この曲に、想いを込めて歌いたいと思います。これからもずっと歌い続けて行きたいと思っていますので、皆さんも長生きしてください!」
(要約するとこんなような事だった気がするのですが)

最後はピアノもなし、堅ちゃんの声だけの「Life is・・・」でした。この記念すべき日に最後にこの曲を選んでくれたこと、今の自分と客席との「繋がり」や「想い」を一番伝えることが出来るのはこの曲だと思って選んでくれたのでしょうか。
堅ちゃんの歌声は、ピアノのメロディを通さず、独自の間合いで、まるで歌う、というよりは、言葉を伝えているような・・・言葉を選んで、紡いでいるような・・・そんな感じのする歌い方でした。ひとつひとつの言葉が想いを込めて伝わってくるようで・・・そして1番の途中に差し掛かったくらい、なんか息遣いが「??」と思うようになり・・・ひとつのセンテンスを言うたびに、息を思いっきり吸うような・・・(子供がよく泣くときみたいな「ひくっ」て感じの)・・・もしかして泣いてる・・・のかな。
実際に泣いていたのかどうかは分かりません。ただこの時すごく何かが、伝わって来たのは言うまでもありません。2番の歌詞に入ると大さんのピアノが入り、歌は安定を取り戻したかのように感じました。でもサビのところで、感情が高ぶっているというか、ちょっと乱れたような感じがして、でも最後まで歌声は響き渡り、最後は「ありがとうございました」と客席に声をかけ、そのままステージを後にした堅ちゃん。

終わって、この後まだ何かあるかな、と少し期待を打ち消すかのように「もう今日は終わりです!」と言わんばかりに(笑)客電が上がり、終了を告げる、アナウンスが流れました。終わった瞬間顔を見合わせた友人が開口一番「・・・堅ちゃん・・・泣いてた?」「・・・な感じがしたよね」。
ただ1番と2番の僅かな間奏の時に、堅ちゃんが片手て目をごしってやる仕草のようなのは見たんだけどな・・・。

終わった後は、しばし感動&興奮状態は消えず、友人と「あれが良かった、あそこは最高だった」と話して・・・しばらく数日、このライブの余韻に浸ったままです。
堅ちゃんの歌声のもつ、あらゆる魅力を再度実感することが出来、本当に堅ちゃんのファンで居てよかった!曲を通して堅ちゃんの軌跡を辿れば、その時の自分を思い出し、かつてライブに行ったことを思い出し・・・様々な思い出が交差する素敵な夜となりました。

今回のライブに行って思ったのは、堅ちゃんの歌声が素晴らしかったのは、もう、上手いのは当然!なのですが、テクニックはもちろん、平井堅というアーティストは本当に、心で、気持ちで、歌うアーティストなんだな、と思いました。


それがゆえ、その時の心理状態によって、それがすごく歌に出るなあ、と思ったこともかつて何度か。一時期の堅ちゃんは、圧倒されるほどの歌唱力、だけど、何かガラスで出来た立派な塔のような・・・繊細で、はかなげで、壊れそうに美しくて・・・でも何かあったら崩れてしまいそうな、そんな気高さを感じていました。去年久しぶりにライブに行ったとき、堅ちゃん何か変わった?と思いました。歌声や歌い方に変化を感じたのです。危うさが和らぎ、力強さ、安心さ・・・といった要素が加わったように感じました・・・・まーったくの独断ですけど!(笑)

でも、聴いてる人に等身大の自分を感じさせる、上からではなく、ファンと同じように悩み、楽しみ・・・そこが堅ちゃんの歌声の、他の人にはない最大限の魅力だと思うのです。これから20周年、30周年と歌い続けていく中で、堅ちゃんの歌声は、少しづつの変化を経つつ、でもその時の等身大の自分の想いを歌に載せて、歌声を届けてくれるんだろうな、そんな堅ちゃんの歌声をずっと聴いて楽しみたい!応援していこう!と思った夜でした。

堅ちゃん15周年、本当におめでとうございました。そして、歌い続けてくれてありがとうございました。あなたの歌にたくさんの思い出と数え切れないものを与えて頂きました。
これからも、自分のペースで、唯一無二の、素晴らしい歌声を届けてください!

以上、ファン年齢7歳のレポ+感想でした。


※追記
初の試み、ホーンセクションのメンバーを堅ちゃんが読み上げた時、ビックリ!
「SAX・本田雅人!(ほんだまさと)」本田さん?!うそーーーーっ?!
本田雅人さんは、ブルーノートに個人出演はもちろん、ジャズセッションもこなす、私の大好きなSAXプレイヤーです。堅ちゃんを好きになってから「いつか、堅ちゃんのライブに本田さんが出演したらなー!」・・・こんな夢がこの日現実に!!この日の私にとってはこれもビッグサプライズでした!

◇読んでくださった方、こんな長い文章を本当にありがとうございました!
毎度ダラダラの感想でレポではなく、失礼します。

管理人&副管理人様 場所をお借りさせていただき、ありがとうございます。
不適切な箇所がありましたら訂正させていただきますので、よろしくお願い致します。




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