
「もしも、こんな世界になったら」と電話で話すと本当にその通りの世界になる。
[コミックでは…]のび太が「お金のいらない世界になったら」と言う。その世界ではお金が「かからない」ではなく、文字どおり「不要」なものなのであった。プラモデルを買えばその代金分を「受け取」らなくてはならず、パパが会社に行くのは月末には給料を会社に「持っていく」ためであり、豪邸に住んでいる人は常に現実世界でいうところの「無一文」の状態であり、スリは人のポケットにお金を入れ、乞食は箱に札をいっぱい入れていて「1円でもいいから持ってって」という状態である。この世界でのび太は高価な壷を壊し、お金を捨てたと警官に誤解を受けて罰金の刑に処せられ、抱えきれぬほどのお金を背負って家に帰ることになるのである。辟易したのび太は「もとの世界へ戻して」ともしもボックスで言うに至るのである…
おれが「おかしいな?」と思ったのは、のび太が行った世界ではべつにお金がありすぎても食うに困らないのに…という事やった。現実の世界ではお金がないとたちまち食うに困ってしまう。別にその世界のままでええのになぁ〜と子供の頃つくづく思ったものやったww
さあ、あなたはこの道具をどんな風につかいますか?